こんばんはロッタの金谷です。 明日から雨ですね☂梅雨ですね。

 

さてさて、また引き続き東京都知事選。

 

神戸に住んでいながらどうして東京都知事選について言及するの?って思われるかもしれません。

日本の中心はやはり東京で、国に対しての影響力が大きくて 東京が変われば、国が変わる!

そして私たちの住む街も変わり未来が変わる。

自分にとっても、自分の子供にとっても 明るい未来につながるのではと思うから少しでも声を上げたいと考えています。

 

れいわ新撰組の山本太郎がよく言う「ロストジェネレーション」。

まさしく私の世代。 年配の方、若い方はこの「ロスジェネ」と聞いてピンとこないかもしれないですが。

 

1990年代後半から2000年代前半の「就職氷河期」に社会に出た世代のことで バブル崩壊後の景気低迷期、「失われた10年」に新卒が重なり、 希望の職業に就けないまま、非正規、無職となった。

そんな若者たちは「氷河期世代」や「不遇の世代」とも呼ばれました。

 

その後も不安定雇用を強いられているのが現状で、いまだに派遣やアルバイトなど非正規雇用の方が多い。

そこには日本の昔ながらの雇用システムが大きくかかわっています。

新卒一括採用と終身雇用、年功序列というもの。 いい大学を出て、いい会社に入り、出世していく。

しかしロスジェネ世代は新卒で就職ができなかった。 スタートの時点で波に乗れなかった。

その後の世代は新卒で就職し、その世代だけ落とし穴に落ちたような。

 

私もその中の一人でした。

19歳で阪神大震災にあい、氷河期と震災がかぶり就職なんてできなかった。

神戸では仕事がなかったので大阪に友人と2Kの部屋を借り共同生活。

アルバイトを必死になって探す日々が続きました。 アルバイト情報誌を片手に足が棒になるまで梅田を歩きバイト先を探す日々。

 

最初にしたのは兎我野町にある喫茶店のアルバイト。 時給750円。

注文を聞いたり出前に行ったり。 もともと飲食業は自分にとって苦手で。

若いころは極度の緊張しいで、オーダーを聞きに行くのさえも声が震え(笑) コーヒーを運ぶ時も「カタ、カタ、、、」震わせ(笑)(;^_^A

でも生活しなきゃということで続けてたけど、いろいろ人間関係にも悩まされ 胃が痛くなって辞めてしまいました。。。

 

そして次はジーンズカジュアルのお店の店員。 もちろんアルバイト。時給は少し上がって800円スタート。

フランチャイズのお店でワンマンオーナーの下でコキを使われ 休みもあまりもらえず、成人式の日ですら休みをもらえず成人式に出れませんでした。

 

それから別のアパレルメーカーに。 もちろんこちらもアルバイト。

私が働かせてもらってた当初はジーンズカジュアルの会社でしたが 会社は急成長し今も人気のセレクトショップに。

2年ほどのアルバイト期間を経て正社員に。 その時に転勤になり神戸に無事に戻ってこれました。

 

奥さんに出会ったのもその頃で、たしか24歳の時でした。

なれそめは置いといて、 それからまた2度ほど転職し それは全く違う仕事 そこでは契約社員 (;^_^A

 

またアパレルの会社に戻ることになったのです。 27歳だったかな?あやふやですが。

そしてまた戻りました!アルバイトからのスタート。

 

そりゃそうですよね、ブランクあってからのアパレル業界。

また2年ほどのアルバイト期間を経て社員に。 それから、いろいろなタイミングが重なり、店長→エリアマネージャーになったのですが。

 

どんだけアルバイト。。。

 

けど、アルバイトという立場を望んでいたわけではなく ずっと正社員として安定して働きたかった。

でも望んでいた仕事、やりたかった仕事ではそれは現実的に無理だった。それはなかなか叶わなかった。

 

スタートダッシュも遅れてしまったし 人生ゲームにおいて振り出しに戻るばかりを選んでしまっていた。

常にずっとずっと将来が不安だった。

そのころは数年後のヴィジョンが見えなかった。

 

親にも、もちろん奥さんにも心配をかけてきたし、迷惑もたくさんかけた。

そのときはずっと自分の責任だと感じ、不甲斐ない自分を責めたりもした。

 

恥ずかしながら30代後半まで 政治のことなんて詳しく知らなかったし、興味もなかった。

選挙にはいっていたけど、正直だれでもよかった。

というより、誰に入れたらいいかもわからないし 誰に入れても一緒だと思っていた。ダメな大人。。。

 

誰が総理大臣になっても一緒だと思っていたし 世の中が変わるなんて思わなかった。

 

でも いまは違う。

 

民主主義の特権は選挙権をもつこと。

ひとりひとりがしっかり意思を持ち 未来を考えることができたなら、この世界は変わる。

 

変えることができる。

 

ようやく気付いたのです。

 

今になってようやく過去の自分を振り返り 間違った政治によって生み出された「ロストジェネレーション」のことも理解することができ 自分と照らし合わせることも出来る。

 

この今のコロナショック。 これ以上、涙を流す人を出さないためにも 東京都知事選、それぞれがしっかり考え

その一票の重さを感じて選挙に行き投票してほしいと願います。

 

この人は本気です↓