先程、Yahooニュースでこんな記事を見ました。怒りがおさまりません。


財務省は8日、国債と借入金、政府短期証券を合計した国の借金が2019年度末時点で1114兆5400億円となり、過去最大を更新したと発表した。20年4月1日時点の総人口1億2596万人(総務省推計)で割ると、国民1人当たり約885万円の借金を抱えている計算になる。

 18年度末と比べて11兆1856億円増えた。社会保障費などの財源を赤字国債で賄っていることが要因で、超低金利を背景に償還までの期間が10年以上の長期国債の発行が特に増えた。

 内訳は、国債が10兆7852億円増の987兆5886億円だった。借入金は、6693億円減の52兆5325億円。

以上、共同通信


はい!でました、
お決まりの一人当たりの借金説。

財務省がもうお金を出したくない!
政府が国民を騙して増税するタイミングで言うやつです。

メディアも本当にバカですね。
恥ずかしくなります。
皆さん騙されてはいけませんよ。


そういうわけで
政府の借金は国民の借金ではないという
知らない人はまだいるのかな?
有名なお話です。


ネットの記事からですが
以下の通りです。





国の借金は国民の借金なのか

 国の借金が1000兆円! 国民1人あたり871万円! という表現が、しばしば国の借金問題でなされます。しかし言葉は正確に使用するべきです。
 国とは「日本政府、日本企業、日本人全てを含む」ので、国の借金=政府の借金だけを取り上げるのは間違いです。正確には「”政府の借金”が1000兆円!」であり、国の借金ではありません。
 ではその政府の国債残高はいくらか? リアルタイム財政赤字カウンター 15というくだらないサイトがあります。日本全体の行政の債務残高は1500兆円、政府のみであれば現在1200~1300兆円だそうです。
参照 日本の政府債務残高の推移 – 世界経済のネタ帳
 では国の借金といわれる政府の借金は、国民の借金なのでしょうか? 答えは否です。

国の借金・国民の借金問題の嘘

 まず第一に「誰かの債務=誰かの債権」は原則です。借りる人がいないのにお金は貸せませんし、貸す人がいないのにお金は借りられません。
 では日本政府は、誰から借りているのでしょう。
 もし国外から借りているのであれば、日本政府の債務はドルで表されるはずです。為替によっても返済額(日本円での表示)が、大きく変動するはずです。
 ところが「為替が円安になったので、いくらドルで返済しなければならない」などという報道は聞きません。
 そりゃそうです。日本の国債は全て、円建てで発行されています。
 では日本円は、誰が発行するのでしょうか。通貨発行権は政府にある、というのは基本中の基本です。政府は日本円を発行でき、その日本円で借金をしている……というわけ。
 「今すぐ国債を返済しなければならない」となれば、円を発行するだけで事足りるのです。理論的に日本政府は、財政破綻のしようがありません。従って国の借金・国民の借金問題は嘘というわけ。

マスメディアや財務省の虚飾に満ちた表現

 国の借金――正確には政府の借金――が約1000兆円というのは事実です。国民1人あたり871万円! というのも「1000兆円を1億2千万人で割ればその数字になる」という意味では事実です。
 ただしその計算に意味があるかどうか? は別問題ですが。
 国の借金が1000兆円! 国民1人あたり……の表現には、いくつもの問題点があります。
1. 政府の借金を国民の頭数で割る意味がない
2. 一般論としても債務残高は、資産とのバランスで考えられるべき
3. 1000兆円を誰に返したらいいのか明言していない
 1000兆円の借金! というなら当然「貸主は誰だ」となりますが、報道で言及されたことはありません。なにより「国民1人あたり……」という計算は、全く意味がありません。

国債とインフレ制約

 日本政府は日本円を発行できます。実際に500円玉などの硬貨は、日本政府が発行しています。紙幣は日本銀行が発行していますが、本質的な発行権限は日本政府に存在します。
 したがって円建ての国債は、いくらでも理論上は発行可能です。インフレを無視するならば、ですが。
 国債を発行して日本政府がガンガンお金を使うと、インフレになります。現在はデフレですので、インフレにしなければなりません。しかしインフレになってなおガンガンお金を使うと、過剰がインフレが発生します。
 過剰なインフレは、経済に混乱をもたらします。

国の借金・国民の借金問題の嘘を学ぶための現代貨幣理論

 アメリカでオカシオ・コステルが採用したことで有名になった、現代貨幣理論(Modern Monetary Theory-MMT)という経済学があります。日本でも2018年頃から、盛んに議論されるようになりました。
 驚かれるかもしれませんが、これまでの主流派経済学は「貨幣とは何か? お金とは?」という理論が皆無でした。経済学なのに、お金について知らなかったのです!
 だからこそ現代貨幣理論は、インパクトを持って受け止められ、議論されているのです。


以上。

少しややこしいかもしれませんが
国民に投資されると
政府の赤字が増す。

国民の黒字は政府の赤字。
国民は借金を背負わされるというのではなく
逆で黒字なんですね。

政府の赤字を解消するためには円を発行する。お金を擦りすぎるとインフレになり過ぎるとハイパーインフレが起きる。
でも、日本はずっとデフレ。
そうそうハイパーインフレなんてならないらしいです。

こんな新型コロナウィルスで弱っている国民に対して、借金だのっていう嘘を言う財務省、政府。悪徳商法みたいなものです。

こういう時こそ
大丈夫!国民を守りますから安心してください!と言ってほしいもの。

じきに財務省、政府はコロナ増税と消費税増税と言ってくるでしょう。
国民一人当たりの借金がどうとか言って。

しっかり国民が政府を監視し動かしていかないと、本当に国家の奴隷となってしまいます。