森二朗|クリエイティブ入門 -11ページ目

森二朗|クリエイティブ入門

ウェブ、グラフィック、建築設計を含めたクリエイティブ全般について正しい知識・情報の見聞録ブログです。虚弱なブログですが書いていることは的を得ています。「おぼえておいてください!」

昨日はPC初心者の友人がノートPC持参で家に来ました。目的は「ウィルスソフトを更新してほしい」だったのですが、この説明が面白い「マッカフィーはね、アドビーをいれた時に一緒にはいったみたい」と社名が微妙にあっていない(-_-;)。


ちなみに文書にでてくる本当の社名はMcAfee(マカフィー)、Adobe(アドビ)です。

きっと、アトピーが記憶されているからアドビーになるのだろう。

マッカフィーについては不明です。



ホームページ制作&印刷物作成 バリューサービス


当社の制作物はWeb、印刷物共に「効果をあげるための制作」です。低迷するクライアントさんの商品、価格、販促力などを総体的に判断して制作をしています。どうしても、商品力から、競合に勝ち目がない場合には、博報堂や電通と言った広告代理店にも通用する高度なテクニックを使うこともあります。


広告代理店を称賛する理由はありませんが、日本の人気広告、CMの50%はこの2つの会社を経由しているのだから、クリエイテイブな面で学ぶべき点が多いことは確実です。しかし、残念ながら、こういったテクニックを使ったデザインを採用してもお客様から受け入れられないケースがたまにあります。


クライアントさんが否定する理由

こんなとき「大手広告代理店に1発OKがでるものが、商店のお客様(例)には何故、受け入れられないのか?」を考えたことがあります。1つは、こういったお客様の場合、デザインを主観でしか見ていないからです。自分の趣味、趣向で判断しているので、見よう見まねで他社の良いとこどりをしようとするわけです。しかし、これによってデザインの導線は確実に崩れます。これは設計ではなく貼り絵だからです。


もう1つは、過去に小成功の経験がある人は、「他人の意見に耳を傾けられない人」がいます。自分がデザイナーになったかのように自分で設計をしだすのですが、たいてい、他人の職種枠にまで踏み込んでくる人の完成品はお粗末な仕上がりになります。


当たり前ですよね。

ボクシングも本をいくら読んでも上手くならないように、デザインの設計も経験もスキルのない人が考えるものと、数多く経験を積んだプロが「どちらが良いものを作れるか?」考えればわかりそうなものです。

ですが、お客様が結果を問わずに「自分の趣味、趣向」に走りたいと言う認識でしたら問題はありませんが・・


結果からの判断では


●成功する人は「プロの意見を素直に聞ける人」

●失敗する人は「主観を押し通す人」


嘘だと思われるかも知れませんが、私が関わった仕事では1年後に大きな差としてハッキリ表面にででてきます。例えば、店舗商売でしたら上の人は、1年後は終日、満員御礼で従業員を3倍にしている。下の人は1年後も、自分の領域じゃない部分に時間をつぎ込み1人で打開策を考えている。

こんな形で良い、悪いは結果に現れます。


本当に良いデザインにして、自社の商品を向上させる意識があるのであれば「他人の領域にまで首をつっこまず、聞くべきところは聞く思考」を持つことが必要です。



前編「感覚のミスマッチで起きること?」


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皆さんはデザインを決めるさいに、デザインを「上手い、下手」ではなく「好きか、嫌いか」で選んでいませんか?ですが、デザインはアートではなく商用で使うものです。商用で使うものを自分の「好き、嫌いだけ」で選ぶことは本当に正しい選択でしょうか。


これによっておきる弊害

※担当者とはデザインを決めれる人

  • 担当者がセンスがなかった場合、企業、商品のブランド力が落ちる
  • 担当者の好みになるだけで企業や商品イメージではないものになる
  • 担当者がデザインの素人の場合、プロに発注しながら完成品はお粗末なものになる

例えば、お二人の同業種のお仕事をされている方(提供するサービス、ターゲットの年代、性別も全く同じ)がいるとします。1人の方に、シンプルなデザインを見せると「シンプルなものではなく、派手なものが好き」と言われ、別の方には最初の人が好むだろう派手なデザインを見せると「これはないです。シンプルなものが好き」と言われました。


面白いことにお二人の意見は、同じ商売をされていてターゲットも同じなのに真逆なのです。


これが各人のセンス、感覚と言うものですが、重要なのは、デザインの好き嫌いではなく、そのデザインを見たお客様がどちらを選ぶかなのです。自分のセンスと感覚がターゲットになるお客さんにマッチしているのなら問題はありませんが、もしも、ミスマッチしていると商売としての上向きはいつまでも見込めません。


つまり・・・

自分のデザインの「好き、嫌い」と「商売として繁盛する?しない?」は全く別もの

なのです。


良いものと悪いもの、この白黒がはっきりわかるものなら良いのですが、多くの場合、ほんの少しのズレを繰り返す場合が多いのです。売れるデザイン、売れないデザインの要因の1つ1つをセグメントしていくと案外、紙一重なものです。しかし、小さい積み重ねはやがて大きくなります。これをハインリッヒの法則 とも呼びます。



後編に続く「主観で判断するとこうなる+改善策」など



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ホームページを作るのに「リース契約」は必要でしょうか。私は制作側の立場として必要がないと思っています。リース契約はファイナンス契約(金融業)の契約の種類であって、これをホームページに応用することじたいに憤りを感じます。但し、すべてのリース契約が悪いと言うわけではなく、重要なのは「リース料金が適正なのか?」です。




当社にご相談されてきたお客様(被害者)は、5年契約で総額350万以上の支払いになっていました。契約内容を見る限り、約300万円分の項目は、現在のネット環境で、ほぼ同等なものが無償でつかえるものです。




Webサイトを主体としない小規模店さんに350万以上のホームページを勧めることは販売者の善意の問題となります。私なら勧めません。だいたい過去の経験からある程度のホームページの未来予測はできるはずです。つまり、年収100万円の人に1000万円のベンツを購入させるのと同じこと。



今回のような記事を配信しても、そもそもが正確な情報や知識の得る人たちは被害者にはならないのですが、少しでもこういった被害が少なくなることを考え、今後も重要な記事を掲載していきます。





●ホームページ情報局


悪質なホームページ契約(リース契約)の注意点

人の価格にたいする心理はある傾向があります。

先日、彼女と某ブランドショップに行きました。そこは10万円以上の商品がズラリと並ぶお店です。さて、これが別店で千円で売っていたら「ほしい?」と質問すると答えは「疑う」でした。


つまり、ここから心理の中で「常識との格闘」が始まります。

この結果、選球眼の良い人がホームランを打てるわけですが、選球眼ではなくて、何にでも飛びつく人は「紛い物」をつかまされるわけです。


当社では、たまに常識を度外視したサービスを提供しております。

●過去には、印刷物(パンフレット)の作成


「打ち合わせ費、デザイン、印刷代、送料、消費税」すべて込1,000部 1万円


などをしております。

しかし、普段は千円単位で割引交渉してくる方もいらっしゃるのに、市場価格の10%まで引き下げると思ったよりレスポンスがありません。完全な赤字サービスなのに不思議なものです。



結局、この
ホームランは4名
のお客様が打たれました!

当社では「非常識サービス」を、これからもやりますので、次の機会をお見逃しなく。



●ホームページ制作&印刷物の作成のことなら 

バリューサービス まで



SEO対策の1つとして有名だった「Yahooのカテゴリ登録」。しかし、残念ながら、現在は検索エンジンはGoogle主体となっているため、理論上は、ほぼ効果は期待できないはずです。


さらにカテゴリ登録は、かなり深い断層のページにリンクされるので、いくら、Yahooのトップページのページランクが高くても、リンクを貼られているページじたいのランクは極めて低いのです。

実際にリンクの貼られている、あるカテゴリを調べてみました。

案の定、ページランク0でした。





バリューサービスでは、最新のSEO情報をお届けするSEO情報局のページを公開をしております。

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11日前に巣から落下したひな鳥。ついに本日、3羽中の2羽が巣立ちました。残る1羽は1番体が小さく、他の2羽のプレッシャーに負けてエサをもらえなかった子。さて、巣立った2羽は、巣の近くの電線にとまって、今だに母鳥からエサをもらっていました・・・これは知らなかった。



追記 6/25:この翌日、めでたく最後の一羽も巣立っていきました。THE END!


このCMは素晴らしい。V6の岡田さんのセリフ「裏付けを表にだしてどうするんですか?」は、15秒CMで、ここまで完結できるキャッチコピーは気持ちがいいです。
誰が作ったのか気になり、調べてみるとTUGBOATでした。・・・納得です。





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GM●ソリューションズから、SEO(検索エンジン対策)にたいする、新たなプランの営業電話がありました。

初めに書きますがこの話はNoです。


営業電話の内容

月額1万円で、Googleの検索エンジンに自社の重要キーワードを10個まで設定ができるとのこと。

この話で錯覚しやすいのが、重要キーワードで「上位表示できる」ではなく「設定できる」と言っていること。つまり、検索エンジンに表示されようが、されまいが、毎月1万円を徴収しますという内容なのです。


ここから相手をたたみかけるクロージングは、

「当社の、この月額プランから自転車というキーワードで検索エンジンに1位表示できている会社様がいます。それを判断材料にしてください」とのこと。


Webのプロとして、こんな上手い話しが100%あり得えないことくらいはすぐ判断できます。


しかし、これが、Webの知識のない一般の方でしたらキーワードを「設定できる」と「表示できる」のニュアンスをぼかすことや、嘘の事例を紹介することで、勘違いや錯覚する人はたくさんいるはずです。


さて、肝心の「自社のサービスにより、自転車というキーワードで1位表示できている」と言うコメントについて、コメントの真偽を調べるため、この企業サイトを解析してみました。結果は、当然ですが、検索エンジンに上位表示となる効果の要因は別なところにあることが判明しました。これを自社のサービスだけで、できると言っちゃう企業には言葉を失います。


さらに、現在、この自転車の企業様には、こういった営業手法として御社を事例として紹介していることや、月額1万円のプランだけで上位になっていることかの確認をさせていただいております。これらのご回答が公的な公開がOKとなりましたらここで公表いたします。


これだけは言えること。皆様、甘い言葉には裏があります。専門知識のある人を近くにつけましょう!




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