森二朗|クリエイティブ入門 -10ページ目

森二朗|クリエイティブ入門

ウェブ、グラフィック、建築設計を含めたクリエイティブ全般について正しい知識・情報の見聞録ブログです。虚弱なブログですが書いていることは的を得ています。「おぼえておいてください!」

チームで企画を考えるときにブレインストーミングを使う人たちは多いけど、発想力が乏しい人がこの手法を使ってもあまり効果はあがりません。当方も昔はチームで何かをする場合はこの方法を活用していましたが、でてくる話は想定できる話やどこかの本で読んだことがあるようなことばかりです。


最近は20人くらい集まった打ち合わせの場で「さすがに、この人数がいれば・・・」と言う思いで実践してみましたが、やはり結果は上記で書いたことと同じでした。俗に言う「ベタな企画」と言うやつしかでてこないのです。


これを全て悪いとは言いませんが、もっと企画力をつけるために思うことを書きます。

最近では企画の天才やプロたちと話をする機会が増えました。こんな人たちから感じるのは発想のスタート地点がまず違うこと。でも、着地点はぶれていない。これが企画力のある人だと思っています。


企画の達人が共通してる点

企画は本で書かれている内容よりも、もっと根底から奥深いものだと感じています。育った環境、幼少期から成人になり、社会人生活に至るまで、どれだけ人と違った人生を歩んでいるかに左右される気がします。 さらにこういった人たちは日頃から「考える癖」があること。

ボクシングではハングリーな環境で育った人たちのほうが世界チャンピオンになりやすい。だから、裕福な人たちが仮想したハングリーなメンタルトレーニングをする時代です。まぁ、自分の育つ環境までは自分では選べませんので実践は難しい話です。ですが、後記した「考える癖」を習慣にすることならすぐに実践ができます。


当方がよくやることは専門家との対話です。企画のプロや、臨床心理士など人の心理的な部分を常に考えている人と1つのお題にたいしてよく話すこと。これを繰り返すことで、五分五分に話をもっていき共感できる部分が増えてくればそれなりの基礎的な企画力はあがっていることになります。


もう1つは独自の方法ですが、瞬間的に目にはいったものをお題にして「アイウエオ作文」で相互に必ず面白い話にまでつなげていくことをします。面白い話だけではなく政治、経済の話など応用はいろいろ聞きます。真面目な人にこのお題をふると、たいてい「照れるか、答えられない」のどちらかです。これでは考えることを拒否しているので思考の習慣にはなりません。


最後の1つは企画に優れている人とできるだけ会話をする。

企画力は、前記したとおり育った環境から才能を発揮する天才が必ずいます。その人とできるだけ話す。ですが、相手の話がためになるからと言って、いつでも「くれくれ君」では本を読んでいるのと同じこと。


五分五分とは言わずとも、三割程度はこちらの話へ相手を引き込む。企画の天才を頷かせたり、笑わせられるようになれば必然的に自分の企画力もあがっていることがわかります。つまり、企画力は発想力の延長上にあるものだから、日頃の思考が大事だと思うのです。


こういう人たちとのブレーンストーミングならきっと掛け算になるはずです。




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顧客にこっそりと追加料金を上乗せする手法は反則だ!

携帯、ブロバイダの料金を始めIT、通信関連では主流となりつつある、商品を購入したら広告の記載料金では終わらず、実質料金は料金追加がされていく。こんな「消費者が気がつきにくい手法」は流行しているが、これはどうなのだろうか。


契約や購入する立場から、購入を決めてからこれをギリギリで知ることで気持ちの良い買物をしたと言う感覚はなくなる。この方式によって、だまされたと思う人も少なくはないのでしょうか。


当社へ寄せられるお問い合わせでも、印刷物(パンフレット、リーフレットなどの作成、印刷)で「これ以外の料金はかかりませんね?」と念を押される方は案外、多くいらっしゃいます。当社、印刷物の価格は「印刷物のデザイン、印刷を含んだ基本的な完成からお届けまでの価格」を表示していますので追加料金がかかることはありません。


ですので、できるだけ多くの場所に「全て込み」や「表示価格以外にご料金はかかりません」と記載しているにも関わらずお客様は「確認」されます。つまり、マクロな観点から消費者の料金に対する信頼がなくなっていることが言えます。


こんな決済方法は、購入する立場なら誰だって面白くはありません。

例えば、飲食店(カフェ)でコーヒー1杯を注文しただけでテーブルチャージ料やサービス料の名目で会計時は料金が上乗せされてしまう。メニューの下には、目をこすらなければ見えないような字でこのことが記載されている。考えると何かゾッとしませんか。


こういった手法が「売上をあげるため」と言うことは理解できますが・・・

「1人の顧客を得るたびに1人の信頼をなくしている」

気がします。

いずれにしても、この下品な手法をメインでやる企業が別のところでクリーンなPRをしているには疑問を持ちます。せめて上場企業であれば他社がやっても自社はやらないくらいのポリシーがほしいものです。




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コピーしたサイトやブログを複数にだせばアクセスが集中するんじゃないか?と思う人がいるようですが、現在の検索エンジンのアルゴリズムは非常に精度の高いことがわかっています。検索エンジンはコピーした文章、コピーしたコンテンツのサイト、ブログを見抜きます。たとえ、バレないようにと漢字くらいを変更しても文章構成から同じ文章までも判断ができます。


こういったことをしているサイト、ブログにたいして

Googleは公式サイトで、これをスパム(迷惑行為)行為と公表をしています。


もし、発見されるとペナルティになり検索エンジンから拾ってもらえなくなります。こうなると1年単位であなたのブログ、サイトは検索エンジンから消えてしまいます。(または下位表示しかされなくなります)こうなれば、時すでに遅し、今さらもとにもどしても残念ながら検索エンジンからは一定期間この状態が続くのです。


一般的に検索エンジンは、Webサイトへのアクセスの50%~70%を占める重要なツールですので、本末転倒にならないように気をつけてください。


SEOのことはコチラまで


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「永遠なのか本当か、時の流れは続くのか・・・」
渡辺 謙さんの熱唱がはじまる「情熱の真っ赤なバラを・・・」(ブルーハーツ)。これだけで記憶に残る良いCMに決まりです。
出演:渡辺 謙、新井 浩文、大橋 るみ子|CMプランナー:TUGBOAT




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風呂場にいきなりスーツ姿で乱入する浅野忠信さん「カラープリンターって何?」、「やられた~とかいいなよ」と言うセリフが絶妙です。多田琢(TUGBOAT・CMプランナー)

このテーマ「お客さんのはいる店、はいらない店」では、成功するための店舗について、いくつかの項目にわけて書いています。今回は1回目ですので総合的な内容を記載いたしました。


皆さまは、あるお店に行ったさい「このお店、良い店なのにお客が少ないな?」や「このお店、雰囲気よくないのにお客は多いな」と言った具合に自分の感覚とは相反することはありませんか。私はよくあります。ですが、これは当たり前の話で来店率にはさまざまな原因が因果関係にあるため、原因は1つに絞れないからです。


●店舗に重要とされる項目


立地

店舗の導線計画

店舗の内装、外装

オペレーション

接客術

商品力

料金

ターゲティング

ブランド力

プロモーション

CS


もし、上記の項目全てがしっかりしていればお店は潰れるわけはなく、逆に人気店になると断言すらできます。ですが、どんなに優秀なお店でも上記のすべての項目が完璧な店などほぼありません。例えば、スターバックスコーヒーの中でも、店舗は建物の構造上の問題から、どうしてもスマートな導線やオペレーションを構築できない店だってあるからです。


ですが、チェーン店のフラッグシップになるような店舗はかなりの確率で上記の項目をクリアできているはずです。だからこそ、フラッグシップになるわけです。


次回より各項目の詳しい記事を書いていきます。「お店をはじめられる方」、「来客率に苦戦をしている方」などがお読みいただければ幸いです。



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怒髪天 ニッポン ラブ ファイターズ
食べて行こうと思って音楽をやっていない。好きだから25年間続けてきただけ・・・これが45歳だからこそカッコイイのです!


Googleページランクのメジャー更新が2011年6月27日と7月21日に行われました。

こういった短い期間でメジャー更新がおこなわれるのは、過去2年位はなかったため、何らかの改良をしているのだと思います。ですので、このメジャー更新は8月も継続的に行われるかも知れません。


今回の感想はページランク4のサイトが3に、ページランク3のサイトが2に、と言うものが多く見られましたので厳しくなったのかと思います。検索エンジンに及ぼす影響は現在、調査中です。



※ページランクとはWebサイトをグーグルが0~10段階で評価する指標です。



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会社や組織においては中間管理職が腐っていると、その下の人間は、どんなにポテンシャルが高かろうが、いずれ腐ってきます。これは、お仕事で面識があり、カネボウを再生した(現:経営共創基盤 CEOの富山氏 )の本にも書かれていましたが、当方も仕事を通じ、いろいろな会社を見てきた中、非常に共感できるので今回はブログに書くことにしました。


駄目な管理職の下にいる限り、若手は、本来、ポテンシャルが高く優秀な人材だったとしても、その能力を開花することはできず、一生、管理職を超せない裏操作をされることになります。具体的には、若手が、成功してしまう手柄は横取りされ、失敗すれば酷評されるシステムですので、この環境の中では、若手が優秀であればあるほどやる気とモチベーションはどんどん低下していきます。


こういった企業にいる限り、自分の力を発揮することはできませんので、いつの間にやら、自分も腐った環境に順応していくわけです。こうやって育てられた若手は、企業と言う横軸で、自分の会社の異変に気付き会社を離脱するか、自分が生きていくために、社風に逆らわずに適応(Yes Manになる)するかになります。


もう1つ、社内改革と言う方法がありますが、これは、若手には非常に困難なことで、1つ間違えば経営者含めた全社員を瞬間的に敵にまわすことになります。


これは年功序列体質の企業によくあるパターンです。なぜ、中間管理者が、部下にこんな教育をするのかと言うと、管理者と言っても、所詮はサラリーマンですので、部下に自由な発言権や判断の権限を与えてしまい、1つのプロジェクトが成功してしまったら、途端に自分の立場があやしくなると考えるからです。


しかし、これって企業貢献の本質からは大きくズレています。


本当の良い中間管理者なら、若手がどんなに頑張ったとしても、やすやすと自分の能力は超えないと言う矜持もありますので、部下に発言や判断の自由を与えていきます。そして、部下が失敗したときこそが、自分の役割だと考えるはずです。



●腐った管理者の考え方

「部下の手柄は横取り、部下が失敗すると、管理者の上司には部下の能力のなさを酷評する」

●良い管理者の考え方

「極力、口をださずに部下に自分で判断、実行をさせる。失敗した時は自分が責任をとる」



皆さんの身の回りの環境にも見覚えのある人はいないでしょうか?

駄目な管理職の共通点は「会社に貢献します!」と言う態度は、経営者や役員に対してコビを売るときだけで、本質の裏の顔は自分の出世と権力の維持が目的です。


だから「この行動って会社の利益のためになるの?」と言う不可解な行動とる奴っているでしょ。


私は外の立場として、いろいろな会社に携わる中、経営者や自分よりも立場の上の人間の前ではYes Manでありながら、自分の後輩や外注に対しては偉そうにする腐った管理者を何人も見てきました。つまり、会社が腐るのは、底辺(現場)からではなく、必ず、上から腐ると言うことです。



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