顧客にこっそりと追加料金を上乗せする手法は反則だ!
携帯、ブロバイダの料金を始めIT、通信関連では主流となりつつある、商品を購入したら広告の記載料金では終わらず、実質料金は料金追加がされていく。こんな「消費者が気がつきにくい手法」は流行しているが、これはどうなのだろうか。
契約や購入する立場から、購入を決めてからこれをギリギリで知ることで気持ちの良い買物をしたと言う感覚はなくなる。この方式によって、だまされたと思う人も少なくはないのでしょうか。
当社へ寄せられるお問い合わせでも、印刷物(パンフレット、リーフレットなどの作成、印刷)で「これ以外の料金はかかりませんね?」と念を押される方は案外、多くいらっしゃいます。当社、印刷物の価格は「印刷物のデザイン、印刷を含んだ基本的な完成からお届けまでの価格」を表示していますので追加料金がかかることはありません。
ですので、できるだけ多くの場所に「全て込み」や「表示価格以外にご料金はかかりません」と記載しているにも関わらずお客様は「確認」されます。つまり、マクロな観点から消費者の料金に対する信頼がなくなっていることが言えます。
こんな決済方法は、購入する立場なら誰だって面白くはありません。
例えば、飲食店(カフェ)でコーヒー1杯を注文しただけでテーブルチャージ料やサービス料の名目で会計時は料金が上乗せされてしまう。メニューの下には、目をこすらなければ見えないような字でこのことが記載されている。考えると何かゾッとしませんか。
こういった手法が「売上をあげるため」と言うことは理解できますが・・・
「1人の顧客を得るたびに1人の信頼をなくしている」
気がします。
いずれにしても、この下品な手法をメインでやる企業が別のところでクリーンなPRをしているには疑問を持ちます。せめて上場企業であれば他社がやっても自社はやらないくらいのポリシーがほしいものです。