制度信用銘柄、貸借銘柄は
次の選定基準すべてに適合している場合に選ばれるビックリマーク


星銘柄選定基準

上場株式数
主要株主数
売買高及び値付率
企業業績
⑤上場廃止見込み銘柄でないこと
⑥上場廃止の猶予期間銘柄でないこと
⑦管理ポスト、整理ポスト割当て銘柄でないこと
⑧規制銘柄でないこと
⑨その他適切でないと認められる銘柄

※貸借銘柄は貸株調達可能量も考慮されるビックリマーク


星選定時期
定期選定
 すでに上場されている銘柄を対象に
 発行者の事業年度の末日6ヶ月目の月の初日に行われる。
早期選定
 新規上場銘柄を対象に
・他の市場の制度信用銘柄…上場日
・他の市場の非制度信用銘柄…上場日の翌日
・直接市場第一部に上場した銘柄…上場日の1ヶ月後
・直接市場第二部やマザーズに上場した銘柄で、
 株式数が第一部指定基準に適合している銘柄…上場日の1ヵ月後
 に行われる。
 

星信用取引の開始

説明書の交付
=証券会社は
初めて信用取引を行う顧客に対し、
 信用取引制度の概要を記載した説明書を交付して、
 その内容について十分説明しなければならない。
顧客から信用取引の注文を受ける際その都度
 制度信用取引、一般信用取引の別などについて
 顧客の意向を確認しなければならない。

取引開始基準の設定
=証券会社は、預かり資産の規模、投資経験など必要な事項による
 取引開始基準を定めなければならない。
・信用取引は投機色の強い利用となる可能性があるため
 投資経験や資力が十分な顧客の中から厳選される。
証券会社の役員従業員の信用取引の利用は禁止爆弾

口座設定約諾書
=顧客が信用取引を行う場合
 証券会社に信用取引口座を設定する必要があり、
 開設するには信用取引口座設定約諾書に所定の事項を
 本人が記載し署名または押印し差し入れなければならない。
※受け取った営業員は顧客にその写しを交付する。
 
星信用取引の注文
注文の指示
・顧客が信用取引により売買注文の委託をするには
 その都度
その旨を証券会社に指示しなければならない。
・制度信用取引か一般信用取引の別も併せて指示する。

弁済期限
=借りていた資金や有価証券を返す期限
制度信用取引…最長で売買成立日の6ヶ月目の応当日から起算して4営業日目の日まで
※応当日がないときは、その月の末日
 休日の場合は順次繰上げ

貸付日(約定日から起算して4営業日目の受渡日)の翌日で
その3営業日前の日(約定日の翌日)までに
顧客から証券会社に対して弁済の申出がない場合には逐日繰延べる

一般信用取引…証券会社と顧客との合意で決定

対象銘柄
・上場内国株券
・上場投資信託の受益証券
・上場不動産投資信託証券
・外国株券(H19.4.2よりOK)
新株予約権証券上場廃止が決定した株券などは禁止
※制度信用取引を行うことができる銘柄はさらに限られ
 証券取引所が選定した制度信用取引銘柄のみ

星信用取引とは
=証券会社が顧客に信用を供与して行う有価証券の売買その他の取引
信用の供与=顧客に対する金銭又は有価証券の貸付や立替え


つまり、有価証券の売買を行うのに必要な株式や買付代金を持っていなくても
売買を行うことが可能ビックリマーク(取引所取引、取引所外取引も可能)
ただし信用取引をできる銘柄は証券取引所が選定した銘柄の株式に限られる


信用取引は制度信用取引と一般信用取引の2種類ビックリマーク


星制度信用取引
=証券取引所に上場している株券を対象
 銘柄、品貸料及び返済期限が証券取引所の規則により定められる
貸借取引可能
 =証券金融会社から売付株券又は買付代金を証券取引所の決済機構を通じて
  借り入れること


星一般信用取引
=証券取引所に上場している株券を対象
 金利、品貸料、返済期限など顧客と証券会社間で自由に決定できる
×貸借取引不可
 =証券会社は資金又は株券を自社で調達しなければならない。


星信用取引の空売り規制
従来空売りの価格規制の対象外だったが
H14.9以降、明示・確認義務と併せて価格規制も適用
※ただし、機関投資家以外の個人投資家による50単位以下の売付
 価格規制の対象除外


星信用取引のルール
顧客は、決済に必要な資金又は株券を証券会社から借りる際、
一定の委託保証金を担保として差し入れ、
あらかじめ定められた期限までに返済しなければならない。


星信用取引の返済方法は2つ
①反対売買による差金決済
②貸付を受けた資金又は株券を引き渡して、買付株券又は売却代金を受け取る

ついに最後の17章を書くところまで、やってきましたビックリマーク

でも2007年9月金融商品取引法が施行されるにあたって

証券外務員試験も大幅に変わるみたいですねあせる

今まで以上に販売の規制が厳しくなるということで

テスト内容もまたややこしく難しくなるのは必至ですよねショック!

それまでに資格をとっておいたほうがいいような気がします。

頑張ろねこへび

オプション取引の損益計算は
権利行使の有無プレミアムがポイントビックリマーク
この2つをたしたものが損益


星権利行使の有無
コールオプション
権利行使(SQ値>権利行使価格)
SQ値-権利行使価格=利益アップ
権利放棄(SQ値<権利行使価格)
SQ値-権利行使価格=マイナスダウン

プットオプション
権利行使(SQ値<権利行使価格)
権利行使価格-SQ値=利益アップ
権利放棄(SQ値>権利行使価格)
権利行使価格-SQ値=マイナスダウン


星プレミアム
オプションの買い方はプレミアム分マイナスダウン
オプションの売り方はプレミアム分プラスアップ


売り方は買い方が
権利行使をするとその分マイナス
権利行使しないとプレミアム分プラス


債券オプションは
選択権付債券売買取引と長期国債先物オプションの2種類ビックリマーク



星選択権付債券売買取引(債券店頭オプション)
=証券取引法上では、有価証券オプション取引には該当しない。


特徴
オーダーメイドでオプションが作れる
=ヨーロピアンタイプ・アメリカンタイプのみならず、様々な方法が可能。
ex)停止条項付きのオプション、アベレージ型オプション、ルック・バック・オプション
現物の受渡しが伴う
=現物のポートフォリオを直接からませることができるので、
 現物債の取引の多様化に大きく貢献している。


①取引対象
 国債、地方債、特別の法律により法人が発行する債券、特定社債、外国債など
 ただし、新株予約権付社債券を除く
②期間
 1年3ヶ月以内(契約日~受渡日)
③売買単位
 額面1億円
※外貨建債券は1億円相当額
④売買価格
 個別取引ごとに当事者間で自由に設定
⑤権利行使
 オプションの買い方が売り方に債券の受渡日を通知する。
※行使期間内に権利行使されなかった場合はオプションは失効
⑥相殺
 ・転売が許されていないため、オプション契約を流動化するには相殺する必要がある。
 ・売り買いのみが逆方向で対象債券、額面、行使期限、行使価格などは
  既存の契約と全く同じ内容のオプションを同一の契約相手との間で新規に契約する。
 ・相殺する2つのオプション契約のプレミアムの授受は個別にされ、差金決済は禁止
⑦売買証拠金
 =プレミアム対象債券の額面×5%
 一定の金融機関以外の投資家が売り方となった場合、証拠金が必要
 売り方が買い方に
 取引契約日から起算して3営業日目の正午まで差し入れる。
※有価証券による代用も可能
⑧委託手数料
 プレミアムに含まれる。


星長期国債先物オプション
=上場されているため、価格の公示性や流動性が高い。


特徴
レディーメイド(⇔オーダーメイド)
・権利行使に関して、先物の建玉がたつ
※建玉
=反対売買されずに残っている未決済分のこと。
 相場によって増減し、株価が上昇している時は建玉の残高が増加し、
 下降している時は減少する傾向にある。
 売買高、市場規模人気などを計る重要な指標の1つ


①取引対象
 長期国債先物プット・オプション
 長期国債先物コール・オプション
②取引所
 東京証券取引所
③取引時間
 平日
 9:00~11:00
12:30~15:00
 イブニング・セッション
15:30~18:00
 半休日
9:00~11:00
④限月
 4半期限月取引(3、6、9、12限月)
 短期物限月取引(3、6、9、12月を除く限月)
⑤新限月の取引開始日
 4半期限月取引:限月の6ヶ月前の1日(休業日の場合は繰り下げ)
 短期物限月取引:限月の2ヶ月前の1日(休業日の場合は繰り下げ)
⑥取引最終日
 限月の毎月の末日(休業日又は半休日の場合は順次繰上げ)
⑦取引単位
 額面1億円
⑧呼値の単位
 額面100円につき1銭
⑨制限値幅
 上下2円(前取引日の清算値段から)
⑩権利行使価格
 4半期限月取引
 1円刻みで7種類(取引開始日)
 50銭刻みで11種類以上(取引最終日の属する月の前月の1日)
 短期物限月取引
 50銭刻みで11種類
※それぞれ先物価格の変動に応じて追加設定
⑪権利行使期間
 アメリカン・タイプ(取引開始日~最終日までいつでも可能)
 定められた期間内に行使されなかった場合、権利消滅
 イン・ザ・マネーの銘柄については自動権利行使
⑫取引代金の授受
 約定日の翌日
⑬証拠金
 SPAN
 


星日経平均オプション
①対象商品
 プット・オプション、コールオプション
②取引所
 大阪証券取引所
③立会時間
 平日
 9:00~11:00
12:30~15:10
 半休日
 9:00~11:10
④限月
 8限月取引制
⑤新限月の取引開始日
直近限月の取引最終日の翌日
⑥取引最終日
 各限月の第二金曜日
⑦取引単位
 日経平均株価×1000
⑧権利行使価格の間隔
 500円
 ただし、直近3限月取引で1万円未満の場合は250円
⑨権利行使価格
 9種類(上下4種類)
 ただし、取引期間が3ヶ月になった取引は17種類(上下8種類)
⑩呼値の単位
 1円(10円以下)
 5円(1000円以下)
 10円(1000円超)
⑪決済日
 権利行使日の翌日
⑫最終決済
 イン・ザ・マネーのものについては自動権利行使制度
⑬制限値幅
 サーキット・ブレーカー制度
⑭立会方法
 システム取引
⑮取引方法
 個別競争売買
 
星日経300オプション
①対象商品
 プット・オプション、コールオプション
②取引所
 大阪証券取引所
③立会時間
 平日
 9:00~11:00
12:30~15:15
 半休日
 9:00~11:15
④限月
 8限月取引制
⑤新限月の取引開始日
直近限月の最終取引日の翌日
⑥取引最終日
 各限月の第2金曜日
⑦取引単位
 日経300×10000
⑧権利行使価格の間隔
 25ポイント(3,6,9,12月)
 5ポイント(その他限月)
⑨権利行使価格
 7種類(上下3種類)
⑩呼値の単位
 0.1ポイント
⑪決済日
 権利行使日の翌日
⑫最終決済
 イン・ザ・マネーのものについては自動権利行使制度
⑬制限値幅
 サーキット・ブレーカー制度
⑭立会方法
 システム取引
⑮取引方法
 個別競争売買

星TOPIXオプション
①対象商品 
 プット・オプション、コール・オプション
②取引所 
 東京証券取引所
③立会時間
 平日
 9:00~11:00
 12:30~15:10
半休日
 9:00~11:00
④限月
 4限月取引制(連続する直近の4ヶ月)
⑤新限月の取引開始日
 直近限月の取引最終日の翌日
⑥取引最終日
 各限月の第2金曜日の前日
⑦取引単位
 TOPIX×10000
⑧権利行使価格の間隔
 25ポイント
⑨権利行使価格
 9種類(上下4種類)
⑩呼値の単位
 0.1ポイント(5ポイント以下)
 0.5ポイント(5ポイント超)
⑪決済日
 約定日の翌日(プレミアムの授受)
 権利行使日の翌日(差金決済)
⑫最終決済
 イン・ザ・マネーの銘柄については自動権利行使制度
⑬制限値幅
 サーキットブレーカー制度
⑭立会方法
 システム取引
⑮取引方法
 個別競争取引


星株券オプション
①対象商品
 東証・大証それぞれの船体基準に合った銘柄の
 プットオプション、コールオプション
②取引所
 東京証券取引所大阪証券取引所
③立会時間
 平日
 9:00~11:00
 12:30~15:10
半休日
 9:00~11:00
④限月
 4限月取引制
(直近の2ヶ月とそれ以外の3、6、9、12月のうち2ヶ月の各月)
⑤新限月の取引開始日
 直近限月の取引最終日の翌日
⑥取引最終日
 各限月の第2金曜日の前日
⑦取引単位
 対象株券の売買単位×数量
⑧権利行使価格の間隔
 対象株券の価格水準による
⑨権利行使価格
 5種類(上下2種類)
⑩呼値の単位
 対象株券の価格水準による
⑪決済日
 約定日の翌日(プレミアムの授受)
 権利行使日から起算して5日目(差金決済)
⑫最終決済
 取引最終日のみ権利行使可能
 イン・ザ・マネー銘柄は自動権利行使
⑬制限値幅
 対象株券の同一日の制限値幅
⑭立会方法
 システム取引
⑮取引方法
 個別競争売買

星オプション取引の種類

戦略もいろいろありますえっ


コールの買い
=市場価格が上がると予想する時の戦略
最大利益…無限大
最大損失…プレミアム分に限定

コールの売り
=市場価格がやや下がると予想する時の戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…無限大


プットの買い
=市場価格が下がると予想する時の戦略
最大利益…市場価格-プレミアム分
最大損失…プレミアム分に限定

プットの売り
=市場価格がやや上がると予想する時の戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…市場価格-プレミアム分

※市場価格は0以下になることはないため
 プットの場合は利益も損失も限定される。


ストラドルの買い
=市場価格が大きく変動すると予想する時の戦略
 同じ限月・同じ行使価格のコールとプットを同一数買う戦略
最大利益…無限大
最大損失…プレミアム分に限定

ストラドルの売り
=市場価格があまり変動しないと予想する時の戦略
 同じ限月・同じ行使価格のコールとプットを同一数売る戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…無限大


ストラングルの買い
=市場価格が大きく変動すると予想する時の戦略
 権利行使価格の異なるコールとプットを同一数買う戦略
最大利益…無限大
最大損失…プレミアム分に限定

ストラングルの売り
=市場価格があまり変動しないと予想する時の戦略
 権利行使価格の異なるコールとプットを同一数売る戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…無限大


バーティカル・ブル・スプレッド
=市場価格がやや上がると予想する時の戦略
 同じ限月のオプションのうち権利行使価格の高いコール(プット)を売り
 低いコール(プット)を買う戦略
最大利益…限定
最大損失…限定

バーティカル・ベア・スプレッド
=市場価格がやや下がると予測する時の戦略
 同じ限月のオプションのうち権利行使価格の高いコール(プット)を買い
 低いコール(プット)を売る戦略
最大利益…限定
最大損失…限定


合成先物の買い
=先行き強気な時の戦略
=同じ行使価格・同じ限月・同一数のコールを買いプットを売る戦略

合成先物の売り
=先行き弱気な時の戦略
=同じ行使価格・同じ限月・同一数のコールを売りプットを買う戦略
原証券を保有している場合のヘッジすることが可能

※合成先物では、現実の先物取引にない限月の先物を作ることができ、
 先物のポジションを持ったのと同じ効果が得られるビックリマーク


カバード・コール
=原証券を買い、コールを売る戦略
※原証券が値下がりしてもプレミアムの利益分、損失が少なくてすむ。

プロテクティブ・プット
=原証券を買い、プットを買う戦略
※原証券が値下がりしても、プットの権利行使により損失が限定される
 値上がりした場合はプレミアム分、利益は少なくなる。

星オプション取引の種類

戦略もいろいろありますえっ


コールの買い
=市場価格が上がると予想する時の戦略
最大利益…無限大
最大損失…プレミアム分に限定

コールの売り
=市場価格がやや下がると予想する時の戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…無限大


プットの買い
=市場価格が下がると予想する時の戦略
最大利益…市場価格-プレミアム分
最大損失…プレミアム分に限定

プットの売り
=市場価格がやや上がると予想する時の戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…市場価格-プレミアム分

※市場価格は0以下になることはないため
 プットの場合は利益も損失も限定される。


ストラドルの買い
=市場価格が大きく変動すると予想する時の戦略
 同じ限月・同じ行使価格のコールとプットを同一数買う戦略
最大利益…無限大
最大損失…プレミアム分に限定

ストラドルの売り
=市場価格があまり変動しないと予想する時の戦略
 同じ限月・同じ行使価格のコールとプットを同一数売る戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…無限大


ストラングルの買い
=市場価格が大きく変動すると予想する時の戦略
 権利行使価格の異なるコールとプットを同一数買う戦略
最大利益…無限大
最大損失…プレミアム分に限定

ストラングルの売り
=市場価格があまり変動しないと予想する時の戦略
 権利行使価格の異なるコールとプットを同一数売る戦略
最大利益…プレミアム分に限定
最大損失…無限大


バーティカル・ブル・スプレッド
=市場価格がやや上がると予想する時の戦略
 同じ限月のオプションのうち権利行使価格の高いコール(プット)を売り
 低いコール(プット)を買う戦略
最大利益…限定
最大損失…限定

バーティカル・ベア・スプレッド
=市場価格がやや下がると予測する時の戦略
 同じ限月のオプションのうち権利行使価格の高いコール(プット)を買い
 低いコール(プット)を売る戦略
最大利益…限定
最大損失…限定


合成先物の買い
=先行き強気な時の戦略
=同じ行使価格・同じ限月・同一数のコールを買いプットを売る戦略

合成先物の売り
=先行き弱気な時の戦略
=同じ行使価格・同じ限月・同一数のコールを売りプットを買う戦略
原証券を保有している場合のヘッジすることが可能

※合成先物では、現実の先物取引にない限月の先物を作ることができ、
 先物のポジションを持ったのと同じ効果が得られるビックリマーク


カバード・コール
=原証券を買い、コールを売る戦略
※原証券が値下がりしてもプレミアムの利益分、損失が少なくてすむ。

プロテクティブ・プット
=原証券を買い、プットを買う戦略
※原証券が値下がりしても、プットの権利行使により損失が限定される
 値上がりした場合はプレミアム分、利益は少なくなる。