人生鎧なし。その上をいく、人生○○。 | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。

文字つづりすとの伏見美帆子です。


アラフィフオンナが、
感じるままに綴るブログです。

 


 

なんだかね、ワタシ、

カッコつけてたなぁって思うのよ。

 

周りの人に対して

も、そうだけれども、

 

特に、

自分自身に対して。

 

 

理屈を後付けして、

ただ感じたことに、後から解説をつける。

 

 

アタシって、こういう人じゃないですか〜。

って、

よく言う人いるけど、

そんなの知らん笑い泣き

 

そういうことを自分に対してやってきた。

 

 

手っ取り早く言えば、

自分に対する言い訳を

要所要所でこねくり回して

にしていたというか。

 

そんな鎧が

かっこいいと思っていた。

 

難しい言葉使ったら

カッコよく見えるしね。

 

 

そんな鎧に、塩酸をぶっかけられるような

本を読んだ。

 

鉄の鎧は溶けて

水素が発生して

身体中に拡散したよ。

 

 

その本はこちら。

 

ペイントアーティストの

チョーヒカルさんが書いたエッセイ。

 

彼女は、

自分自身が他の人たちと違う「エイリアン」

に思えて

コンプレックスを抱えたまま

ずっとその自分を隠して生きてきた。

 

でも、

実はみんなそれぞれ異なっていて

みんながエイリアンなのではないかと

それは決して

悪いことではなかったのだと、

 

赤裸々に叫んだり

 

静かに思いを馳せたりしているつぶやきが

したためられている。

 

 

 

 

その内容が

いや、書き方も、

 

かつて流行った言葉で言えば

 

「ありのままに」

もう8年も前になるなんて〜!年取るハズだわ(-。-;

 

 

綺麗な言葉で言えば

 

「率直に」

 

 

ぶっちゃけて言うと

 

「あけっぴろげに」

 

書かれているのだ。

 

そこには何の遠慮も

カッコつけも

言い訳もない。

 

そんな彼女の本の帯のコメントに、

ハライチの岩井勇気氏は

 

すっぴんすぎるだろ。

 

と書いた。


言い得て妙ちゅー

 


そんな彼女に

ワタシが塩酸をかけられた箇所は

いくつもあるのだけれど笑い泣き

 

1番鎧が溶けた箇所はここ。

 

いつの頃からか、自分の糧にならないものは無駄だと思っていた。ただの現実逃避だと。〜中略〜

でも、気付いたのである。人生って私たちが思うよりもずっと無意味なのだ。全てを「有意義に」使うなんて無理なのだ。何だか絶望的な気付きだが、そんな絶望を経て私はようやく自分に楽しみを許すことができるようになった。

 

 

読んでいて

彼女が言うところの「絶望感」は

全く感じなかった。

 

それよりも、

まだ30歳になったばかりの若い女子が

 

人生って私たちが思うよりもずっと無意味なのだ

 

と、のたまう潔さ。

 

 

岩井勇気の言葉を借りれば

「どすっぴんさ」が

 

私にはないなぁと

とても羨ましかった。

 

ついつい、

自分の存在意義とか、使命とか

探しがちだもの。

それはそれでいいのだ。

それで士気が高まる人もいるし

そこに希望を見出す人もいる。

 

でも、ワタシにはもともと

そういったことがないのに

色々と自己擁護してたなぁと。

 

言い訳したり、

カッコつけてるつもりもなかったのに

 

エイリアンに塩酸かけられて

炙り出されてきたわ。

 

自分のエイリアンが。

 

 

 

そんなどすっぴんさが全編に溢れて、

 

 

人生鎧なし。

 

 

を感じたのだけれど、それどころか、

この上をいく、

 

 

人生ノーブラ。

 

 

実際に、ニューヨーク在住中の

ノーブラの話も出てきますわ笑い泣き

 

ま、

エイリアンはブラつけないものねぇニヒヒ

そう言う話ではない

 

 

そう言えば、

このチョーヒカルさん、ご自分の容姿に

相当のコンプレックスがあったようで

そんなこともあけっぴろげに

書いてらっしゃるから

 

どんな人なんだろうとググってみたら

 

とってもキレイな女性でポーン

 

アーティストの美的感覚は

とても厳しいのだとわかったことも

付け加えておく笑い泣き

 

 

ちなみに、

この本を紹介してくださったのは、

この方。

うえさまこと上田光俊さんのメルマガで。

 

実は今、このうえさまのコンサルを受けていて

ワタシのぐちゃぐちゃの頭の中を

丁寧に整理してくださっている。

 

勝手にワタシは、

敬意を込めて、

「人間アクセスバーズ」と呼んでおりますデレデレ

 

 

そのうえさまが、

お江戸で読演会を開催。

今回は、「古事記」ですわよ。

 

ワタシも参加するので

よろしかったらぜひ。

 

本を読んだつもりになる読書会『読演会』@東京
 

【日時】
2月27日(月曜)14:00~16:00(開場13:45)

【場所】
銀座ユニーク貸会議室7丁目 N304号室(アクセス
東京都中央区銀座7丁目13-15

【参加費】

¥3,000(税込み)当日会場にて申し受けます
【定員】
20名様

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【お申込み】⇒お申込みフォーム

 

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 詳細はこちら。

 

過去にワタクシが参加した

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