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「私って〇〇だから」

私って頭悪いから

私って要領悪いから

私って不器用だから

私って太ってるから

私ってつまらないから

私って顔が薄いから

私って壁みたいだから

私、わたし、ワタシ……

そう言うことで

結局、

自分の何を守ろうと

してるんでしょうなぁ。

ウエダミツトシです

こんにちは

守るのは

何も悪いことではありませんし、

僕もよく

「いやぁ、オレ頭悪いっスから」

みたいに言っちゃうことが

あるんですけども、

これを言っている限り、

なんも変わらんなぁと思うんですよ。

「〇〇だから、自分はダメ」

「〇〇だから、仕方ない」

「〇〇だから、無理なんです」

事実として

そういうことも

あるとは思うんですけど、

これを言っている限り、

変わらないというか、

前進しないというか、

その場にとどまってしまうと

僕は思うんです。

だって、

自分じゃなくて、

「〇〇のせい」で

その場から動けないんでしょう？

っていうことは、

それが

なんとかならない限り、

自覚があろうとなかろうと

現状に居続けるという決断を

しているってことだと思うんです。

「私って〇〇だから……」

みたいなのを聞くと、

そうですねぇ、

大体、

30回に1回くらいかなと思うんですが、

「で？」

って聞き返したくなる時があります。

純粋に

「私ってこういう人間です」的な感じで

言っているのなら、

そうは思わないんですけど、

「私って〇〇だから（しなくていい）」

「私って〇〇だから（あなたがしてください）」

「私って〇〇だから（かわいそうなんです）」

みたいな空気感を感じると、

「はぁ！？」

ってなりそうになる自分がいます。

もっと言うと、

「知るか、ボケェ！！」

ってなります。

いやまあ、

それはさすがに

めったにないですけどね。

そうなるときは、

よっぽどのときだと思いますが、

極稀に

（それは違うんじゃない？）

ってなることがあります。

いや、いいよ、

別に

本人がそれでいいんなら、

僕に言うことは

何もないんですが、

「〇〇だから」

ということで、

自分がそうならない、

あるいは、

そうしないための

理由というか、

言い訳というか、

予防線をはってるみたいに

なってるのを見ると、

直接的には何も言わないですが、

違和感を覚えます。

理由、

言い訳、

条件が「主語」になってるんですね。

「私」とは口にしているけれど、

「私」が主語になってないんです。

端的に言うと、

「奴隷」

になってます。

「被害者」と言ってもいいでしょう。

だってそうですよね、

その理由があるから

自分はダメなんですよね？

そう言い訳できるから

しなくていいんですよね？

その条件をクリアできてないから

「私かわいそう」なんですよね？

ちょっと厳しいことを言いますね。

聞きたくない人は

ここで閉じてくだされ。

「馬鹿も休み休み言いなさい」

っての。

そうやって

自分で自分を貶めるのやめれ。

「私は〇〇だから」

それは事実だとしても、

大事なのは、

「そこからどうするか？」

じゃないでしょうか。

現状、

メンタルが落ちている人は、

まずは

しばらくの間、

休んで充電することが先決です。

そして、

充電できたら、

「そこからどうするか？」

だと僕は思います。

この自分であることは

変えられません。

どうあがいたって

変わらないんです。

だとしたら、

「この自分でどうするか？」

を考えるより

他ないと思うんです。

変えられるものを変える勇気を、

変えられないものを

受け入れる冷静さを、

そして

両者を識別する知恵を与えたまえ

とは

アメリカの神学者

ラインホールド・ニーバーの

祈りの言葉ですが、

変えられないものを「悪者」にして

自分を「被害者」にしたところで、

何が得られます？

別に

何も得なくてもいいし、

そこから

何ひとつ変わらなくてもいいんですよ。

そこにとどまりたいのなら、

それもアリです。

ただ、

正直しんどくないか？

と僕は思うんですよね。

というか、

僕はしんどいっス。

「私は〇〇だから（こうなるのも仕方ない）」

そう言って

自分が納得できたことは

一度もない。

諦めることは悪いことではないし、

妥協することも

時には必要だと思うんですけど、

そこに納得があるかどうかは、

かなり大事だと思います。

少なくとも

「私って〇〇だから（しなくていい）」

「私って〇〇だから（あなたがしてください）」

「私って〇〇だから（かわいそうなんです）」

こう思っているときは、

納得してないと思うんです。

（自分は悪くない。

　こういう事情だから

　仕方ないんだ

　〇〇が悪いんだ）

って自分以外の

何かのせいにしてると思います。

究極、

それでもいいんですけど、

僕は、

そういう人とは

できるだけ

距離を置きたいと思うなぁ。

人のことは言えんけどね。

自分のことは棚に上げとるけどもさ。

でもやっぱり、

僕は

「〇〇だからこうしよう！」

と常に

顔を上げて前を向きたいと思います。

「〇〇」を主語にするんじゃなくて、

「私」を主語に

自分の人生を歩んでいきたいと思う

うえさまなのでした♡

《終わり》

●本を読んだつもりになる読書会『読演会』＠大阪

【日時】

2月25日（土曜）14：00～16：00（開場13：45）

【場所】

大阪産業創造館6F会議室D（アクセス）

大阪府大阪市中央区本町１丁目４−５

【参加費】

￥3,000（税込み）当日会場にて申し受けます

【定員】

20名様

【お申込み】⇒お申込みフォーム

●本を読んだつもりになる読書会『読演会』＠東京

【日時】
2月27日（月曜）14：00～16：00（開場13：45）

【場所】
銀座ユニーク貸会議室7丁目 N304号室（アクセス）
東京都中央区銀座7丁目13-15

【参加費】

￥3,000（税込み）当日会場にて申し受けます
【定員】
20名様

【お申込み】⇒お申込みフォーム

上田光俊｜note【著者が来たがる読書会「読演会」】を主宰する意識ゆるい系ブロガーでブックプレゼンター。心屋仁之助さんに師事した思考グセ改善心理カウンセラーで講座受講生は1000人超。40歳を迎えると同時に妻と3人の子供がいる状態で突然リストラされた元アパレル営業マンで自分言語化コンサルタント。

主語を「わたし」にするところから人生が変わる