ムスメの実習に思う、時代の変化。 | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。

文字つづりすとの伏見美帆子です。


アラフィフオンナが、
感じるままに綴るブログです。

 



今、ムスメが幼稚園実習に行っている。


保育課なので、

4年間のうち、


保育園実習が2回、

幼稚園実習が2回、

施設実習が1回。


来年度には、

最後の保育園実習が残っている。



今回はの幼稚園実習は、

見学ではなくクラスを受け持つので

ピアノの練習や工作なども。


さらに、毎回の実習日誌も、前回と同様、

遅くまで書いている。 


ムスメが実習でお世話になっている幼稚園は


ムスコが20年前に通っていた幼稚園。


もう、

先生方はもちろん、園長先生も変わられ

随分と様子も変わってきているようである。




そんな実習の期間に、

年に一回の展覧会があり、

年少から年長までのクラスごとに

子供達が作成した様々な工作や絵を

展示する会があったらしい。


ムスコの時にもあったなぁ、

あの頃、

「将来のゆめ」という題名の絵は

年長さんの女の子たちは

ほとんどが「モーニング娘。」

だったのを思い出す。


そういえば、その中で

とある男の子が

龍の絵を描いていたのが印象的的だった。


将来の夢が「龍」だなんて

子供の感性って、ステキだなぁ

と思った覚えがある。



そして、

その中で印象的な絵があった。


ムスコが入園後、初めての展覧会。

そこには、入園後に初めて描いた

年少さんたちの、

自分たちの顔の絵が飾ってあった。


ワタシとオットはその絵を見て衝撃を受けた。




全部同じ顔。


先生が、


はい、ベージュのクレヨンを出してください。


紙の真ん中にお顔の丸を描きましょう。


その丸を塗りましょう。


黒いクレヨンを出してください。


みんなの目はどこにありますか?

いくつありますか、


お顔の中に目を描きましょう。



そんなセリフが今にも聞こえてきそうな


みんな同じ顔だった…


こんな感じね。


もちろん、

こうやって顔を描くのだと

教えることは問題はないけれども


ワタシの中では、


子供がなんとなく手に取った

緑色や、紫色など、好きな色で顔を描いちゃってもいいと思ったものだった。



まあ

その頃のムスコが通っていた幼稚園は


とてもとても厳しく


お受験のために通う子達もいたので


そういう教育が推進されていたのだろう。



そういえば、


幼稚園に入ってすぐ、ムスコが


お椅子を机の中に入れないと

お椅子を捨てられちゃうんだよ。


と言うのを聞いて

色々たまげた。


椅子に「お」を付けるのね

そして、

徹底したしつけなのね…


そこまで厳しい幼稚園だという

調査不足のワタシも悪いが


でも、幼稚園に通っていた当時のムスコは

お行儀はとても良かった。



小学校に入った途端に

タガが外れたようになったけれども。

クソガキとなったけれども。

お行儀なんてどこか行ってしまったけれども。



ムスメにその当時のことを話すと


今そんなことしたら、父兄が黙ってないわよ。

時代が違うんだから。


と、一蹴された。


変わったのは、


ムスコのお行儀だけではないらしい笑。

いや、

もう大人なのでね、今はムスコもちゃんとしてますが…