2001年12月15日@神奈川・川崎市体育館 クラッシュJr.デビュー戦 永島千佳世 vs 桜井亜矢
2000年から、プロレスから離れた僕にとって、こんな試合があったんて全く知らなかったし、櫻井亜矢なんて選手がいたことすら全く知らなかった。
今みて、いや~~~驚きました。
こんな選手がいたんだね。
今見ると、完全に異種格闘技戦の趣。
そして、永島がいいんだよね~~、最高のマッチメークだね。
完全に最初見下している構えている永島に、一番いいなって思ったのは、四の字固めの攻防。これは超見ごたえあったね。
で、あの見下していた先輩永島が、あわや負けるのでは・・・という展開も見事!
いや~~~、素晴らしい試合でした。正直褒めたいのは、桜井ではなく永島なんだけど、そこは置いておいて、
この桜井って選手、初めて見たけど、その後どうなったのかな???
全くわからないが、この試合を見る限りで想像するに、格闘技ではそれなりに自信があったんだろうね。
で、プロレスの世界で、プライドがズタズタにされて、プロレスでは、全くの素人だよっていう気持ちになれなかったのかもしれない。
・・・うーん、よくわからないけど、僕は、デビュー戦は、もっともっとズタズタに、プライドを一回叩き壊す試合にしてあげたらよかったのになとは思う。
谷津が、デビューで、ブッチャーに叩き壊されたように。
良く知らない、よくわからないけど、もし、桜井がプロレスラーとして大成しなかった理由は、・・・一番は、プロレス愛の欠如だと感じます。
彼女の試合、この試合を見る限り、凄い運動能力、センス、ピカイチなんだけど、ファン目線から見て、一番足りないなって感じるのは、プロレス愛。 格闘技愛ではないよ、それとは全く違うプロレス愛。
多分長与さんも、そこまでは叩き込めなかったのかな??それは仕方ないかもしれない。
どんなに格闘技のセンス、実績があっても、僕はプロレス愛のない選手、プロレス尊敬心のない選手は、プロレスでは大成出来ないと思っている。
そりゃそうだよね。アイドルなんてなりたくないって女の子が、アイドルで大成するなんて出来ないよ。
このデビュー戦のあとの、桜井亜矢の経緯は全く知らないけど、ダメになってしまったとしたら、うーん、もったいないことをしたなとは思います。
人を育てるって難しいね。
まー、外野のファンとしては、凄く面白い興味深い試合でした。
それと、新人の女子プロレスラーを育てるって、どうしたらいいのかを考えさせてくれる試合でした。
その意味では、長与さん、これは失敗だったかもね???