神アウグストゥスの業績
TABVLA Ⅳ
【ⅩⅩⅢ】
TER・MVNVS・GLADITORIVM・DEDI・MEO・NOMINE・ET・QVINQVIENS・FILIOROVM・MEORVM・AVT・NEPOTVM・NOMINE・QVIBVS・MVNERIBVS・DEPVGNAERVNT・HOMINVM・CIRITER・DECEM・MILLIA・BIS・ATHLETARVM・VNDIQVE・ACCITORVM・SPECTACVLVM・POPVLO・PRAEBVI・MEO・NOMINE・ET・TERTIVM・NEPOTIS・MEI・MOMINE・LVDOS・FECI・MEO・NOMINE・QVATER・ALIORVM・AVTEM・MAGISTRATVVM・VICEM・TER・ET・VICIENS・PRO・CONLEGIO ⅩⅤ・VIRORVM・MAGISTER・CONLEGII・COLLEGA・M・AGRIPPA・LVDOS・SAECLARES・C・FVRNIO・C・SILANO・COS・FECI・CONSVL ⅩⅢ・ILDOS・MARTIALES・PRIMVS・DEINCEPS・INSEQVENTIBVS・ANNIS・S・C・ET・LEGE・FECERVNT・CONSVLES・VENATIONES・BESTIARVM・AFRICANRVM・MEO・NOMINE・AVT・FILIORVM・MEORVM・ET・NEPOTVM・IN・CIPCO・AVT・IN・FORO・AVT・IN・AMPHITHEATRIS・POPVLO・DEDI・SEXIENS・ET・VICIENS・QVIBVS・CONFECTA・SVNT・BESTIARVM・CIRCITER・TRIA・MILLIA・ET・QVINGENTAE

ディーオ様おねがいします。

【23】
「『ボクの名において、剣闘士競技を三度開催した。
また、息子または孫たちの名において、五度開催した。
これらの競技では、およそ一万人の人々が戦った。
また、世界各地から集めた競技者による運動競技を、
ボク自身の名において二度、
ボクの孫の名において一度、
ローマ市民に見せた。
ボクは、自分の名において四度、競技を開催した。
さらに、他の行政官たちの代理として、二十三度、競技を開催した。
そして、十五人神官団の団長として、
マルクス・アグリッパを同僚とし、
ガイウス・フルニウスとガイウス・シラヌスが執政官であった年に、
百年祭競技を開催した。
……実に、いろいろなことをしたものだね。
第十三回目の執政官職のときには、
初めてマルス競技を開催した。
その後、元老院の決議によって、
執政官たちは私とともに、
毎年この競技を開催することになった。
毎年、だ。
そしてさらに――
ボク自身の名、またはボクの息子や孫たちの名において、
二十六回、
競技場(サーカス)、広場(フォルム)、そして円形闘技場で、
アフリカ産の野獣による狩猟競技を
ローマ市民に提供した。
その際に殺された野獣は、
およそ三千五百頭。』
……三千五百頭、か。
こうして並べてみると、
なかなか立派な記録じゃないか。
三度。
五度。
二度。
一度。
四度。
二十三度。
そして二十六度。
数というものは実に正直だ。
誰が何をしたのか、
何回行ったのか、
どれほどの人間が戦い、
どれほどの獣が死んだのか。
全部、きちんと残っている。
だからこそ――
こういう記録を読むのは楽しいんだよ。
人間というものが、
自分の偉大さを証明するために、
どれほどたくさんの数字を必要とするのかが、
よく分かるからね。」



