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わくわくorganize
やさしい暮らし
心と空間のお片づけサポート
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マスターライフオーガナイザー
メンタルオーガナイザー®
シニア生活環境オーガナイザー®
清水美恵子
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戦後80年が経った今、加害者側の異常性の真実が明かされるようになってきました。第2次世界大戦で起きた、人類史上最も悲惨な悲しい出来事のひとつであるホロコースト。そして原爆投下。
2024年アカデミー賞では、作品賞の「オッペンハイマー」、国際長編映画賞の本作と、加害者側に焦点が当てられていることに時代の変化を感じました。
今までホロコーストの残酷さや、絶滅収容所であるアウシュビッツの悲しみは語りつくされてきたけれど、その隣にこんな贅沢な暮らしをしていた所長一家が住んでいたことには驚きしかありません。
しかも戦時下の、ドイツ国民も不自由な生活を強いられていたはずの時に。
特権階級の下人には無関心といった、自分の豊かな暮らし以外には関心がないという姿の現れだとしても、絶滅収容所の壁ひとつ隔てた隣に暮らせていたということは、それはそれで戦時下の追い詰められた状況がここしかないと思わせていたのかもしれないし、人の無関心の残酷さの表れなのかもしれない。
映画の中での所長のヘスは、ナチス政権に従順に従う大量虐殺を任された役人で、家庭では眠れぬ子供に絵本を読み聞かせたり、庭にプールを作って子供たちを喜ばせる良き父である。
そして驚きだったのが、妻の言うことには反論せずに聞き入れる夫でもあった。
そんな姿から、自分を押し殺して人の望みを叶える人なんだろうな?!と感じました。
そんなヘスが任されている仕事が大量虐殺で、いかに効率よく多くの人を処分できるかを考えなければならない。
彼もまた、戦争の、ナチス政権の、ある意味被害者なのかもしれないと思えてきます。
常に途切れくことなく聞こえてくるアウシュビッツで日々繰り返されている音も、目に見えていなければ雑音でしかない。
戦争の恐ろしさは、想像力が欠如してしまうことなのかもしれません。
いや、鈍感に、無関心になることでしか戦争の残酷さから自分を守れないのかもしれない。
平和に暮らしている映画を観ている私たちには、その音に想像力が働きすぎて、終始恐ろしさと居心地の悪さと断末魔を感じさせられて、音だけでトラウマになりそうでした。
アカデミー賞の録音賞も納得です。
映画中私には理解が難しい部分(兄が弟を温室に閉じこめるシーンとか、暗闇のなか青く映る少女の行動とか…)があったのですが、フィルマークスのフォロワーさんのレヴューから理解することができました。
《今迄にオーガナイズサポートに伺った地域》
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◆神奈川県◆
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リノベか住み替えに迷ったらoao(オアオ)