接地と着地の違い
よく、ランニングで
「踵から着地するとブレーキになる」そんな言い伝えを耳にする事があります。
推測ですが、接地と着地を勘違いしているのだと思います。
地面に足が着くのを接地、体重を支えるところが着地です。
ヒールコンタクト(踵接地)をしてもブレーキが発生することはありません。
ただし、ヒールストライクはブレーキを発生させます。(後で書きます)
ヒールストライク走法と、ヒールストライクは別のものです
「踵から足を着くと衝撃が体に入る」そんな言い伝えを耳にします。
推測ですが、ヒールストライク走法と、ヒールストライクを混同しているのだと思います。
ヒールストライク走法
ヒールストライク走法は、足を胸より前に出すことが前提です。
足を胸より前に出さなければヒールロッカーは発生しないので、ヒールストライク走法はできません。
踵の外側を地面に当て(接地)、
足の裏の外側を使って着地し、
拇指球で抜けていきます。
踵の外側を地面に当てるとブレーキは発生しません。
ヒールストライク
ヒール・ストライクとは、異常歩行を表す用語のひとつです。
heel=踵(かかと) strike=攻撃・打ちつける
踵の骨は、外側から着くように作られていますが、踵の中心を地面に着くと、足は壊れます。
踵の中心を着いてしまう原因
踵の真ん中から着く原因は、地面に足がつく前の体の傾きが原因です。
反対の足に問題があります。
やっとここで本題なんですが
ロッカー構造のシューズは、運動軸をシューズの外を使うので、シューズの変形、グラつきが、かなり致命傷になります。
致命傷と言っても、一発で壊すスパイクと違い、そのダメージは遅れてきます。
グラつきながら、ゆっくり長く走るシューズはダメージが蓄積するので注意が必要です。
広告には「気楽に走れるシューズ」のような事が書いてありますが、
難しいシューズだと思います。