50歳になって初めて判ったことは、バイクのエンジンを組み上げるより、ゼロから設計して靴下を作る方が、1000倍以上面倒くさいってこと。
夏季休暇の3日間は、フレームを溶接しながら
配線のように絡まった思考を整理していました。
例えば、手術以外に治す方法がない脊柱狭窄症の歩行。
ランニングなら、着地のとき、上半身がつま先より、こんなに前に出ていたら、
だいたいアキレス腱炎とか、肉離れとか起こしますが、
高齢者の歩行では、上手く歩くことができません。理論上無理です。
それなら、上半身が、つま先より前に出なければ、理論上歩けると思うわけです。
一定の重量物でも、前後バランスを整えることで、重くなったり、軽くなったり、速く走れたり、遅くなったり・・・そんなモーターサイクルでは当たり前の理屈が、
なんで医療はわからないのだろう?
だいたい、立ってるときに、つま先より胸が前に出ていれば、理論上、腰は反るしかないので、脊柱管狭窄(腰痛)は起きるとおもうのですが、
それなら、前後バランスを正常値に入れてしまえば、理論上、反り腰、猫背は解消し、ディメンション(動きの自由度)は高まるのですが・・・
そんなことを研究してもなぁ。。
薬器通すには2000万えん以上かかるし・・・薬機法通さないと販売できないし。
いっそのこと、「履いただけでお腹が凹んだように見える靴下」として販売したほうが、
耐久性とか、蒸れとか、締め付けとか悩まなくていいから、ラクなんじゃないかと。
テスターで測らないとわからないような違いは・・・
研究しても、無駄なんだろうなと・・・
そんなことを、考えてたワケですが、
解ってくれる方もいるじゃないですか!(涙)
解ってくれる人が、一人でもいれば、人は前に進む事ができるものだと思います。
単車も組み上がったことですし、
面倒くさいこと、嫌いじゃないので、
研究を続けます。