「月間600kmから700kmかなぁ。・・・もしくはそれ以上かも。」
そんなペースで、3カ月使用したナイキ・ズーム・フライを見せていただきました。
新しいシューズが出ると、「このシューズは良い」、そんな記事が出回りますが、良いと思うシューズでも、
実際に使いこんでみると欠陥が見えたり、解らなかった良い所が発掘されたりするものです。
この冬から頭を悩ませてくれたZOOM フライ。
新しいシューズだけに、使い込んだデータが解らない靴でした。
さて、どうでしょう?
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(右のシューズです)
カップが内側に傾いているようにも見えましたが、
カタログを見ると、もともと傾いていた気もしますね。
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随分ミッドソールにシワがよってますね。これはどのシューズもそうですが、距離の割に、
つぶされて薄くなっていないのは驚きますね。
シューズの交換時期については、今まで何度も書いてきましたが、
素材は日進月歩で進化していますね。認識が少し変わりました。
参考記事:ジョギングシューズの交換時期について
わずか、7年前のシューズでは、ミッドソールが潰れるシューズも多くありました。
今度のナイキZOOMのミッドソウルは、見た目は柔なわりにタフですね。
シワはよるけど、硬化するようなことはありませんでした。
それどころか、ずいぶん柔らかく感じます。外側のミッドソールを
指で挟んで握るだけでこんな動きをしました。
柔らかければブレたり、踵の骨を底着きしたりといろいろあるのですが、
さすがに厚底です。踵の骨を突き上げる心配はなさそうです。
手元に走行100km未満と思われるこちらのモデルがありましたので、
同じように硬さを比べてみます。
モデルが違うので比較対象にはなりませんが、参考程度に。
仮説なんですが、ZOOM系のアウトソール、どうも 外側の高さが気になっています。
もしも、走行すると柔らかさが増すような素材なら、シューズの底が厚いだけに、
“慣らし”をいれたら、案外いいシューズになるのかもしれません。
新しいシューズを買ってすぐに使う人がほとんどですが、慣らしは厚底シューズに限らず、どのシューズでも行うべきです。
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ただ、個人的には・・・やっぱり一本目の紐の位置が気になりますね。
指が上がるのを押さえるのが気になるのではなく、
親指側の横を押してしまうので、走っているうちに足を小指側に押し出してしまわないか?
そんな事が気になります。 憶測ですけどね。
足の小指がインソールからはみ出すのも、シンスプリントや膝の痛みに繋がるからです。
参考記事:アッパーの重要性
アッパーの素材も、インナーの素材も摩耗は全く感じないですね。
インナーのシェルが良すぎるだけに、足の周径にフィットしますね。
足の甲の形は人それぞれです。フィットするのは良いのですが、インナーが甲にフィットする事で
シューズのアウトソールが正しい位置からズレてしまわないか?そんな事も心配になりました。
なんか、シューズのレビューみたいになってしまいましたが、
なんで、この倒れ込む足を、治した後の足に、
治療前 治療後
シューズを履くと倒れ込むのか??
原因とそれを防ぐ方法を探っています。
つづく 関連記事: おーい!ナイキ!オレの話をきけ。
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