福島県郡山市 労務リスク予防が専門の社労士が綴る【お役立ち労務ブログ】

福島県郡山市 労務リスク予防が専門の社労士が綴る【お役立ち労務ブログ】

福島県郡山市に≪エフォート南東北社労士オフィス≫を開業している社会保険労務士です。
「労働トラブルの無い社会の実現」を目的に、労務リスク予防アドバイザーとして日々奮闘中です。

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こんばんは。


厚生労働省系の助成金を申請するにあたり、細かい受給要件以外で注意すべきこととしてお伝えしたいのは次の2点です。



①申請期限は必ず厳守する。

各助成金ごとに、申請すべき期限は異なります。申請期限を1日でも過ぎると受理されませんのでご注意下さい。



②受給要件や様式の改正に注意する。

受給要件や申請書類(又は添付書類)等の様式は、結構変わる場合が多くあります。知らぬ間に受給要件が変わっていて受給出来なかったり、申請書の様式が改正されていて、旧式の書類のまま申請したら補正を要求されたりなど、不都合を回避する為にもコマメな情報収集は欠かせません。






おはようございます。


昨日滞在した東京からの更新です。今日は快晴です。


事務仕事は普段事務所で(当たり前ですが)、気分転換を図りたいときなどはカフェでも行っていますが、もう一箇所自分にとって仕事がはかどる場所があります。


それは、出張先・勉強会参加時に宿泊するビジネスホテルです。


誰にも邪魔されずに、好きな時間に仕事に取り掛かることが出来ますし、朝食付きで朝から全力投球が出来ます。


文筆家のような心境なのでしょうか。


こんばんは。


今年の3月より、東京で行われている助成金コンサルタント養成塾に通っています。


社労士が専門に取り扱うのは、厚生労働省系の助成金。労働保険料を財源としていますので、従業員を雇用し適切に雇用保険料を納めている事業主は申請する権利があります。


中でも今年度も目玉なのはキャリアアップ助成金。契約社員やパート・アルバイト従業員を正規雇用へ転換することを主に意図している助成金です。


申請できるコースは複数ありますが、"王道コース"は次の通りです。


【人材育成コース+正規雇用転換コース】


・新規雇用(※既に勤務中でも可)した有期契約労働者へ、上限6ヶ月間の教育訓練(※OJTとOFF-JTを組み合わせた訓練)を実施。

・訓練終了後、正規雇用へ転換。



以上の段取りです。


気になる助成金額は、次の通りです。


【人材育成コース分】

訓練期間中のOJT・OFF-JT実施時間×800円。


【正規雇用転換コース分】

正規雇用へ転換後、6ヶ月経過後に50万円(※東京都では現在上乗せあり)



助成金の要件等は、結構改正が行なわれますので、コマメな情報収集が欠かせません。


養成塾には、同じ志を持った社労士の先生方が全国から集まっていますので、とても良い刺激も頂いています。
こんにちは。


社労士実務でも重要な給与計算業務


毎月必ず発生する業務であり、ミスが許されない業務です。それゆえに大きなプレッシャーもあると思います。


幣事務所でも、多様な業種のお客様から給与計算業務のご依頼を頂いております。


給与〆日から支給日までがほんの数日しかない、銀行振り込みのため給与データのお渡しが3営業日前厳守など、スケジュール的に非常にタイトな業務ですが事業所内の労務管理状況を把握する「宝の山業務」だと思い取り組んでいます。自分自身でも好きな業務の一つでもありますしね。


労務管理、労働・社会保険の専門家である社労士が、その専門力を発揮できる大切な給与計算業務。今後も積極的に取り組んでいきたい業務です。

こんばんは。

4月26日(日)から始まった、TBSドラマ『天皇の料理番』




何をやっても長続きしなかった男が、西洋料理に魅了され、厳しい修行時代を経て料理人として最高峰の地位である「天皇の料理番」にまで昇りつめるサクセスストーリー。


第1話を何気に観ましたが、面白くてはまってしまいました(^.^) こういう努力で昇りつめるサクセスストーリーは好きですね。時代背景も日本人に夢があった時代で良いです。


第3話も楽しみです!







こんばんは。久しぶりの更新です。


全くの未経験から社労士事務所を開業し、3年1ヶ月が経過しました。
開業してから今まで、次のような仕事を経験してきました。



1.お客様と顧問契約を結び、社内の労務管理体制構築のお手伝い

2.社会保険・労働保険の各種手続き

3.労務リスク予防の『就業規則』作成、現状の規則の改定

4.給与計算手続き

5.厚生労働省系の助成金申請手続き

6.個別労務相談

7.労務関係セミナー講師、派遣元責任者講習会の講師




今後マイナンバー制度が発足し手続き業務の減少が見込まれる中、学び・経験を通じて付加価値を付け自分自身の”売りポイント”をもっと明確にすることが必要だと考えています。


コンサルティングをする上で実務の基本を押さえることは必須ですが、それだけに埋没してしまわないように注意が必要です。

2015年(平成27年)1月1日。
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します(^^)


2010年1月1日より始めたブログも、気付けば今年で5年目。今後も徒然なるままに更新していきますので、ご愛顧頂ければと思います。


昨年は自分にとって飛躍の年となりました。これも一重に、周囲の方々の理解・協力のお蔭だと考えております。


年末の29日には、停車中に後部よりノーブレーキで追突されるという事故も経験しましたが、これも天からの何かしらの啓示だと妻共々前向きに捉えており、今後も前向きに対処していく所存です(笑)


今年の社労士としての目標は、「顧問先を30社に増やすこと」「従業員の方の雇用」、「セミナー講師としての実績の蓄積(毎月1回担当)・実力の向上」です。


安岡正篤先生の説かれていた【成徳達材】を目指す為にも、今年も地道に努力を重ねていきます。
こんばんは。


”労務リスク予防アドバイザー”福島県郡山市の社労士・渡部です。


久し振りの更新です。(半年振りでしょうか・・・)


2014年(平成26年)も残りあと5日ですね。


社労士として独立開業し早2年8ケ月。今年は特に、「独立して良かった!」と思えるような年となりました。


開業前には「このご時世に独立開業するなんて、2か月後には生活保護ほぼ確定だな」、何て事も言われたりしましたが、幸いな事に未だ生活保護を受けずに過ごせています(笑)


独立開業から今までを振り返ってみますと、一重に周囲の方たちの理解・協力のおかげだと素直に思えます。


自分が努力することは当たり前。「私の力の賜物だ!」、何て事を言うつもりは毛頭ありませんし考えてもいません。


”見えない法的サービス”を提供する職業に就いている者として、自己練磨・自己啓発は必要不可欠な先行投資です。先生稼業で傲慢になったり、自己投資を怠る怠惰な姿勢は「廃業街道」への道しるべです。


来年も”感謝の気持ち”を常に持ち続けて、日々地道に一歩一歩進んで行きたいと思います(^^)


こんばんは。


”労務リスク予防アドバイザー”福島県郡山市の社労士・渡部です。


労働相談を受ける際に特に必要なのは、『傾聴』『共感』。先ずは受け手の主観を排して聴くことが求められます。


人それぞれに価値観が異なります。育った環境などが違うからです。


生きる上での指針となる【原理・原則】は確かに存在しますが、価値観は多種多様です。その事を理解せずに、主観という自分にとっての”絶対的なフィルター”を通して相談を受けてしまうと相手が主張する相容れない価値観に対して否定的な感情が沸き起こってきてしまいます。


そうなってしまうと、「相手の話を聴かない」「話を被せて会話を遮る」などの行為に出がちです。「専門用語のオンパレードでたたみ掛ける」などもあるかもしれません。


相談者が求めているのは、正論である法律の解釈ではなく自分の問題の解決策。


専門家としてその解決策を導き出す為には、傾聴・共感を通じて相手の価値観との擦り合わせを行うことが何よりも必要となります。


そして、価値観の擦り合わせを通じて、相手の内面から答えを引き出していきます。







こんばんは。


”労務リスク予防アドバイザー”福島県郡山市の社労士・渡部です。


私傷病により、日常的に服薬している従業員に関する相談。運転業務に従事している関係上、服薬の影響が懸念される。自身は体調不良を理由に、勤務条件の緩和を要求してくる。


会社としては、従業員の健康面に関する現状を把握する必要があります。


従業員の健康状態につき会社が配慮せずに、今までと同じ勤務形態を続けた結果症状が悪化してしまった場合などには、労働契約法第5条の安全配慮義務違反を根拠として、民事上の損害賠償請求をされる危険性があります。



この事業主の【安全配慮義務】は、従業員との間で労働契約が成立することにより当然に負う義務であり、心身の健康を含みます。



私傷病が原因で、雇用契約上の従業員としての義務(適切な労務提供義務)を果たせない場合には、現状把握の為会社に医師の健康診断書を提出してもらい就業規則に定める休職規定の適用を検討する必要があります。



休職・復職に関する規定を就業規則に新設したい、既存の規定内容を社内の現状に合う形に改訂したい場合などには、労働法務の専門家である社会保険労務士にご相談下さい。