驚いたことだが、ケーブルテレビだと未だにアナログ放送は観れる。配信をしているのなら、お年寄りのために流し続けてくれたらいいのに、やはり建前が優先なのだろう

何をいまさらと言われるかもしれないが、被災地の子どもたちについて心配していることが一つある

被災地にずいぶん芸能人が慰問にいったが、われわれ三流文化人と比べてずいぶん歓迎されたようだ

おそらくは東大卒の三流文化人より、芸能人に憧れた子どもはさらに増えたことだろう

そうでなくても、東大や医学部の進学者数の少ない東北地方の子どもたちが芸能人に憧れ、ろくに勉強しなくなることが本当に心配だ

しかし、マスコミ、とくにテレビマスコミは芸能人が慰問にいくとヒーローのように報じ、精神科医のボランティアは片隅扱いしかしない

これでは、日本が韓国や中国に学力で勝てない状態が続き、20年後には属国になることだろう

尖閣問題より日本中の企業が韓国や中国に買われるほうが私には怖い

そうなった日には、韓国人や中国人の上司が喜ばないのに祭日に日の丸を揚げる家はどのくらいいるのだろうか?

本日は、たまたま男の子の育て方の本の打ち合わせがあった

一つ言えることは、子どもの学習動機で、できる体験、勝つ体験が意外に大きな部分を占めるし、逆に負ける体験がやる気を奪う

いまだに東大合格者のかなりの割合が4月5月生まれだという

要するにこのような月に生まれた子は、小学校に入った途端にほかの子に勉強でも体育でも勝つので、自信のある子になるし、勉強が好きになる

ここできちんとフォローしてもらっていない1,2,3月生まれの子が沈没していく

それを考えると、小学生くらいの間は、男の子は勉強や体の大きさで女の子に負けてしまう

ここで親がちゃんとフォローしないと、自分は女の子よりバカと思ってしまう。男のほうが賢いと聞かされていると、よけいに落ち込むことになる

そういう理由で、人間というのは放っておくと女の子が勝ってしまうので、先人の知恵として、女は勉強しなくていいとか、男が高い地位を得るように、社会を作っていったのだろう

大人になると、少なくとも力づくのケンカは男のほうが強い

農耕社会なら女性が牛耳っていてもいいが、戦争をやる国、肉食の国はそうはいかない

もちろん、男の子に自信を復活させるために男尊女卑に戻せなどとアナクロなことは言えない

だったら男の子をもつ親は、今はたまたま女の子に負けているだけで、成長曲線が違うのだということを教えてやらないといけない

そういう話を含めて、男の子に自信と負けん気を復活させるノウハウをみっちり書きこんだ本を作りたいと思っている