義実家の騒動について主に書いています。
~これまでの経緯~
・元気だった義母が突然倒れる<01><14>
・義実家の総預金28万円!<15><27>
・義母の死<28><45>
・義実家の売却と義父の引越<46>

 

義実家を売りに出してから、1か月経過したある日。

住友不動産販売の営業担当の方から連絡が入った。

 

義父の家の内覧を希望している人がいるとのことだった。

しかもこれまで1か月何の音沙汰もなかったというのに、2組も内覧に来るらしい。

 

もちろん、来てくださいと二つ返事をし、義父には家を綺麗にしておくように連絡をいれた。

内覧の日は旦那も休みだったので、私たちも行くことにした。

 

知らない人が来ると飼っている犬が吠えてうるさいので、義父には犬を連れて散歩に行ってもらうことにした。

1組目は住友不動産販売の営業の方のお客さんで、若い夫婦だった。

 

話は少し変わるが、私と旦那は自分たちの家を購入した後、よく「入居宅訪問」というのをお願いされやっていた。

購入した住宅メーカーで「家を買おうかなぁ・・・」と思っているお客様に実際にそのメーカーで購入した人の家を見せてあげるというものだ。

 

掃除をしないといけなくて大変だが、来てもらうだけで5000円の商品券がもらえ、その人たちが契約してくれるとさらに5000円もらえたので、こちらもめっちゃプレゼンして家の良いところを宣伝していた。

(↑もちろん、今住んでいる家に不満はないので、本心から宣伝していました。)

 

そういう経緯があり、私たちは家を売り込むことは多少慣れていたが、家の案内はすべて営業の方がやってくれた。

むしろ私たちは、邪魔にならないように、気を使わせないように、空気のように存在を消しておく必要があった。

 

2組目は別の不動産会社のお客さんで、その不動産会社の営業の方と一緒に訪れた。

「わー和室がある。床の間もあるんだー。」とプラスの感想を次々と述べてくれていた。

 

1か月以上音沙汰もなかった売り家に急に2組の内覧が来たので、サクラなのではないかと疑ったが、どうやら本当のお客さんっぽかった。

良い方向に行くことを願う。