義母の保険金も無事に入ったので、今度は義父の引越と家の売却にとりかかった。

 

義父の家は19年前に新築で購入した一戸建て住宅だ。

そもそも私は住宅ローンをいまだに支払っていることに驚いた。(⇒その時の記事はこちら

義父はもう70近くで定年をとっくに超えていたからだ。

 

住宅ローンがまだあることに驚いている私に追い打ちをかけるように、義姉はこう言った。

「ばぁば(←義母のこと)が頑張って住宅ローン払って、残り1000万位までになった」

 

えっ??まだ1000万も残っていると?

一体住宅ローンって何歳まで組めるものなの?

 

そもそも、私は「頑張って~した」という言葉があまり好きではない。

借りたお金を返すことは当たり前のことで、頑張るとか頑張らないとかの問題ではない。頑張ったことをアピールされても、「頑張って返したらえらいの?お金を返すのは当然のことでしょ。」と冷たい気持ちになってしまうのだ。

 

義父は79歳までの住宅ローンを組んでいた。

残り10年、約1000万円のローンが残っていた。

もちろん、繰り上げ返済など一度もされていなかった。

 

79歳までに義父が死ぬと思っていたのか、家を売ろうと思っていたのか、はたまた何も考えていなかったのか。。。