プーチンの日記 -3ページ目

ウクライナとイスラエル



ウクライナがだいぶ落ち着きつつあります。
私もさんざんウクライナむかつく、と書いてまいりましたが
安易な政治介入はできないので、難航しておりました。

結果的に言うと、「オレンジ革命」とやらで大統領に就任した
ユーシェンコに対し、対立候補のヤヌコビッチが首相になり、
さらに与野党大連立政権になることで、あのインチキ革命に
終止符を打てそうだということです。

個人的な印象で言えば、ユーシェンコはただの馬鹿、
ヤヌコビッチは普通の人です。ただの馬鹿の恐ろしい点は、
アメリカ(というよりむしろユダヤ人)の盛った毒を
そのまま飲んで、ロシアの仕業としたことです。

ユダヤ陰謀論を安易に唱えるのも愚なのですが、ユダヤ人の
金持ちの一部はやはり妙な世界観を持っており、それとともに
少ない金で最大の効果を上げられるところに投資するテクニックを
駆使することがあるということです。

もちろん、ユダヤ人が全世界を動かせるわけではありませんが、
ウクライナやイスラエルレベルであれば、十分にコントロール
可能なのです。彼らの一部はウクライナにNGOを組織し、
オレンジ革命というコピーを付与して、民主化という名の
衆愚化を進め、さらにそれを全世界に喧伝して何かを
陥れようとします。

私もこの件に関しては表立って強弁することはできません。
ある面、彼らのテクニックを利用しなければならないことも
あるからです。

まあしかし、むかつくんですがね…

RBCのニュースキャスター



私はTVを多くは見ませんが、よく見るチャンネルがいくつか
あります。国内では、RBC(РБК)です。今日書きたいのは、
RBCのニュースキャスターの話です。

RBC(RosBusinessConsulting)は、ロシアで一番の情報調査企業で
もちろんクレムリンとも密接な関係があります。RBCは、アメリカで
言えばCNBC、日本ならばNIKKEIに相当する、ビジネスニュース
チャンネルを持っています。

今日の話は、そのような前提とはあまり関係ありません。
私はいつも気になるのです。何がというのは、ニュースの演出です。
もちろん、ニュースは特別凝っていませんし、キャスターも普通です。

しかし、ニュースの始まりと終わりがどうも気になってしまうのです。
ニュースの開始は、キャスターが駆け込んでテーブルに着席します。
ニュースの終了は、キャスターが駆け足で去って行きます。
そしてカメラは、それらのシーンを映しています。

必然私は、キャスターが入ってくるところと出ていくところに
目が行ってしまうのです。TVは流し見るのが普通ですが、
どうも気がつくと、キャスターの出入りだけ見てしまって
いるような感じなのです。

他国のニュースチャンネルでは、様々なカメラワークによる
演出は多く見かけますが、この類は記憶にありません。
ニュースらしい慌ただしさを強調する演出なのかと思いますが、
なにかスタンドアップコメディのように感じてしまうのです。

RBCのサイトを紹介しておきます。

http://www.rbc.ru/ ロシア語
http://www.rbcnews.com/ 英語

写真は本文とは関係ありません…

にらめっこ最強顔の研究



とある大統領閣下から、都道府県占いをいただきました。

http://u-maker.com/150337.html

さっそく、占ってみました。結果は以下です。

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プーチンさんは岩手県人です!!

●岩手県人さんは、感受性が鋭く、子供のように素直で純真な人で
す。人を疑うことをしないため、時には騙されて傷つくこともある
のですが、そんな経験があなたをより強く優しい人間にしていきま
す。また、子供のような心を持っているということは、既成概念に
とらわれない、自由で自然体な生きかたができるということでもあ
ります。どんな場所でも素直に周囲の意見を受け入れるので、無理
なくその場に溶け込んでいけるでしょう。ただし、自然体という気
質が悪い方向に出てしまうと、ワガママで気まぐれだというレッテ
ルを貼られてしまうかも。自分勝手な部分を慎むことが、開運の大
きな鍵になりそうです。恋愛面では、あなたの素直さを大事にして
みて。

●プーチンさんの今日の課題は、にらめっこ最強顔の研究です!
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岩手県はよく知りませんが、多くの面で当たりのように感じます。
そうですね、「無理なくその場に溶け込んでいける」というのは
スパイの重要な資質ですね。

「ワガママで気まぐれだというレッテルを貼られてしまうかも」
も当たっていますね。無意味に独裁者と呼ばれます。

「自分勝手な部分を慎むことが、開運の大きな鍵になりそうです」
もその通りですね。無私の奉仕を貫くことで、運が開けました。
己を無にした方が、己のなすべき道が見えるような気がします。

今日の課題「にらめっこ最強顔の研究」にも取り組んでみました…

露鵬を応援してあげてください



露鵬はロシア連邦の北オセチア・アラニヤ共和国出身の
相撲レスラーです。私は露鵬がロシアの戦略拠点、ウラジカフカス
出身ということもあり、日本で活躍する彼を応援しています。

ただ露鵬はちょっと気が荒く、7月にはガラスを割った上で
カメラマンに暴行を働き、3日間の出場停止処分を受けました。

それでも彼はシーズン8勝を挙げたものですから、大したものです。
私は相撲には詳しくありませんが、来シーズンは日本式の礼儀作法を
身につけ、20勝を目指して欲しいと願っています。

露鵬に一つ心配な点があります。相撲レスラーはチョンマゲヘアーが
できなくなると引退と聞きましたが、彼の髪は薄くなりつつあります。
彼はまだ26歳なのですが、大変心配しております。

また、露鵬には弟がいて、同様に白露山という名前で相撲レスラーを
やっています。白露山にも心配な点があります。それは、彼の髪が
露鵬よりもさらに薄いことです。まだ24歳です。

前シーズン、露鵬はトップリーグのランキング3位、白露山は2位
だと聞きました。チャンピオンを目指してほしいと思っています。

そこで、mixiの露鵬応援コミュニティに参加しました。
現在の参加者は私を含め、わずか2名です。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1152234

誰か露鵬を応援してあげてください…

マトリョーシカ方式



さて、ソビエト社会主義「共和国連邦」と、
ロシア「連邦共和国」の違いについて述べましょう。

「共和国連邦」は、元首を抱く共和国の集まりです。
ソ連は、ソビエトという思想システムを核として、等質な共和国が
集うという方式でした。ソ連拡大のためには、思想の統制が必要
でした。ですから、思想システムが現実的に崩壊したときには
ひとたまりもなかったのです。

一方、「連邦共和国」は、国を集めて一つの共和国とみなし、
国家元首が統治するというシステムです。実際のロシアは、
「共和国連邦共和国」で、ロシア連邦内の一国にはさらに
小さな国や王様が含まれていることがよくあります。

これを私は「マトリョーシカ連邦方式」と呼んでおります。
すなわち、国の中に国が含まれ、そして全てをカバーするのは
ロシアであるという考え方です。

この方法では、連邦各国に対する思想統制の必要はありません。
非等質な構成国が多様な思想・文化のもとに、より大きな国に
内包され、そして一つにまとまっていくのです。

あなたはこれを決して独裁と言わないでください。このシステムが
アプローチするのは、権力集中または求心力を高めるとともに、
みんな仲良くおともだちの世界を実現することなのです。

ロシアはしばしば民主化後退だと批判されますが、それを代議制
システムを使った間接民主制の国に言われたくはありませんね。
仮に民主主義を厳密に実践するならば、今の人類では直接民主制
以外の方法は採用できません。そして、直接民主制を厳密に
実践できている国は、現在の地球上にはありません。

この間接民主制と、名ばかりの自由主義社会を進めていくと、
行き着く先は衆愚民主制、大衆迎合主義(ポピュラリズム)に
なります。俳優出身のレーガンがアメリカ大統領になった時点で
私は警戒し、「ピープルパワー」でフィリピンにエストラーダ政権が
誕生した時に確信し、ブッシュや盧武鉉が大統領・小泉が首相・
シュワルツェネガーが知事になったときには、「歴史とは恐ろしい
ものだ」ということを痛感いたしました。

仮にロシアがその方式を採用していれば、大統領はジリノフスキー
になっていた可能性もあります。いや、間違いないでしょう。

私もまだまだ至らない点はありますが、どうかこの
「マトリョーシカ連邦制」をご理解いただき、日本がロシア連邦に
参加していただくことを願ってやみません。

いや、いずれそうなるんですがね…