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前回の続編になります。

鳥がテーマのクラシック曲を

鑑賞していますセキセイインコ黃


ラヴェルセキセイインコ青泣
組曲『鏡』より「悲しい鳥たち」



組曲「鏡」鏡は1904年に

ラヴェルが30歳の時に作曲されました。

以下、5曲からなる組曲です。


第1曲「蛾」

第2曲「悲しい鳥」

第3曲「海原の小舟」

第4曲「道化師の朝の歌」

第5曲「鐘の谷」


今回紹介するのは第2曲目です。

この曲…とにかく切ない赤ちゃん泣き

一体、何がそんなに

悲しいのか気になりますね。

ラヴェルいわく

夏の暑さで暗い森霧魂のなかに

迷い込んでしまった鳥が

迷子になったままひっそりと

息絶える様子を表しているんだとか絶望



そう言われてみると

鳥の鳴き声を思わせる

力尽きそうな弱々しい

メロディーが繰り返されていますセキセイインコ青泣

助けを求めて

鳴いているようにも聴こえますね。

なんとも切ない…。



全体を通して

か細いながら美しく

寂しく不安な鳥の心情が

不協和音から伝わってくるので

いたたまれないセキセイインコ青泣

じっくり聴けば聴くほど

涙がポロッと出そうになります。

それでも怖い森魂を抜けようと

必死で生きようと

飛び回って出口を探す

様子が伝わってきますスター

このように厳しい自然で暮らす

鳥たちはたくさんいるだなぁと。

なかなかのバッドエンド曲ですが

必死で生きようとする小動物の心情を

深堀りした隠れ名曲かと。

鳥=人間

と見立てて

森=◯◯←各々の心の闇霧

として孤独を描いているようにも。



自然を示したのか?オカメインコ

人間の心情なのか?真顔

その2つは鏡鏡のようにイコールだ

という意味で

「鏡」鏡と名付けたと思われます。

まだ全ては解釈できませんが

曖昧に見せておきながら

明け透けなテーマが存在する…

尊さの詰まったラヴェルらしい

「鏡」鏡が好きです。



ラヴェルオカメインコふんわりウイング
3つの歌 第2番 「天国の美しい3羽の鳥」

金管七重奏編ということで

金管楽器の多彩な

響きが堪能できます🎺ルンルン

神々しい音色でまさに天国を

表現している曲だなと天使キラキラ

穏やかながらも

威厳に満ちていて

神様が何か伝えたいことがあり

人間にお説教している

ありがたいお言葉のようにも

聞こえますね昇天



この曲はまさに

第一次世界大戦中に作曲されたと

いうことです。

「命」がテーマの曲かな🕊

どこか悲しげですもんね。

天国に旅立たれた方の冥福を祈る

意味合いもあると思います。

平和な世の中になりますようにベル

祈りのようなものも伝わってきて

実はメッセージ性の

強い曲なんじゃないかな。



「命」や「平和」の象徴を

鳥で表現することが多いですよね🕊

神話にも鳥は特別なかたちで

登場していますよね

それだけ、聖なる存在として

古くから崇められていたんでしょう🙏

その延長線上でクラシック音楽にも

たくさん鳥が登場するのかもしれません。

様々な思いが「鳥」に

込められているんですね。



作曲家ラヴェルについては

こちらのブログでも紹介しています。

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鳥をモチーフにしたクラシックセキセイインコ青地球

鳥の鳴き声、動きを

楽器の特性を生かして

見事に表現されていて

面白かったです。

鳥は神秘的な生き物なので

人間に向けた

メッセージ性の強い曲も多かった

印象で教えを受けましたオカメインコベル

鳥の曲というのは

山程作曲されていて

まだまだ隠れた名曲があるので

機会があればまた!!

最後まで読んでいただき

ありがとうございましたセキセイインコ黃グリーンハーツ

名曲♪鑑賞日記家