リメイク前との変更点

1.目次を付けました。

2.全体的に行の間隔を開けました。

3.用語と数学者で分けました(次のブログ「【リメイク】算数・数学(数学者中心)」で数学者を載せる予定です)。

4.分量を増やしました。

 

 

素数

素数

(2、3、5、7など、1とその数以外に約数を持たない自然数。「『ジョジョの奇妙な冒険』のエンリコ・プッチ神父は「これ」を数えて落ち着く」というフリがありそう。)

 

AKS素数判定法

(素数の判定法。インド工科大学のマニンドラ・アグラワル、ニラジュ・カヤル、ナイティン・サクセナの3人の名前から名付けられた。)

 

スーパー素数

(3、5、11、17、31など、素数を小さい順に並べたときに素数番目にあたる数。)

 

エマープ

(13と31、17と71など、逆から数字を読んでも素数になる組。素数(prime)の逆さ綴りに由来。)

 

ソフィー・ジェルマン素数と安全素数

(pと2p+1がともに素数のとき、pをソフィー・ジェルマン素数、2p+1を安全素数という。「安全素数」の由来は、素因数分解を用いた暗号で解読されにくいことに由来。)

 

素因数分解

(自然数を素数の掛け算で表すこと。素因数分解約数の個数を数える時やRSA暗号に使われる。)

 

ウラムの螺旋

(自然数を四角い渦巻き状に順番に書き並べて素数だけを塗りつぶすと現れる特徴的な模様。)

 

双子素数

(3と5、5と7、11と13など、差が2になる素数の組。ヴィーゴ・ブルンによって、その逆数和が収束することが証明されている。)

 

いとこ素数

(3と7、7と11、13と17など、差が4になる素数の組。)

 

セクシー素数

(5と11、7と13、11と17など、差が6になる素数の組。)

 

メルセンヌ素数

(2^n-1(nは自然数)の形で表される素数。現在は51個発見されている。)

 

グロタンディーク素数

(57のこと。アレクサンドル・グロタンディークが講義で素数の例として57を挙げたことに由来。トランプゲーム「素数大富豪」では、57を単体で出すことができ、出した者が次の親になる(これを「グロタンカット」という。)

 

次の素数年は「2027年」。

100以下の素数の個数は「25」。

2桁最大の素数は「97」。

3桁最小の素数は「101」。

3桁最大の素数は「997」。

4桁最小の素数は「1009」。

4桁最大の素数は「9973」。

整数

レピュニット(repeated unit の略)

(全ての桁数が1である自然数。アルバート・ベイラーが命名。)

 

友愛数

(別名「双子数」「親和数」。220と280など、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような2つの自然数の組。ニコロ・パガニーニ(音楽家とは同姓同名の別人)は1184と1210の組を発見した。)

 

社交数

(友愛数の3つ以上の自然数の組のパターン。)

 

婚約数

(別名「準友愛数」。これまでに発見されたものはすべて偶数と奇数の組。140と195、48と75など、1と自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような2つの自然数の組。)

 

ナルシシスト数

(n桁の自然数の各桁のn乗の和が元の数と等しい数。全部で88個存在し、153、370などが当てはまる。)

 

完全数

(8128、496、28、6など、約数の総和が元の数に等しい数。1の位の数は6か8である。)

 

過剰数

(12、18、20、24など、約数の総和が元の数より大きい数。)

 

不足数

(約数の総和が元の数より小さい)

 

倍積完全数

(1、6、28、120など、約数の総和が元の数のn倍の数。)

 

ルース=アーロン・ペア

(15と16、77と78、125と126、714と715などのように、2 つの連続した自然数のそれぞれの素因数の和が互いに等しくなる組。当時の2人の野球選手(ベーブ・ルースとハンク・アーロン)の本塁打数に由来。)

 

ハッピー数

(7、10、13、19など、各桁の数字の二乗和を取り、新しくできた数でもそれを繰り返すと最後に1になる数。)

 

ハーディー・ラマヌジャン数

(1729のこと。2つの立方数の和として2通りに表せる最小の数である。ちなみに「1グレートグロス」は「1728」。)

 

アキレス数

(多冪数(たべきすう)のうち、累乗数ではない自然数。)

 

エラトステネスのふるい

(自然数を書き並べ、素数でない2の倍数、3の倍数、5の倍数…を消していく素数の判定法。)

 

ハーシャッド数

(別名「ニーベン数」。各位の数字和が元の数の約数に含まれている自然数。)

 

ズッカーマン数

(各位の数字の総乗が元の数の約数であるような自然数。)

 

サブライム数

(「約数の個数」と「約数の総和」がともに完全数になる数。12がその代表。)

 

メルセンヌ数

(2^n-1(nは自然数)の形で表される自然数。「コール賞」に名を残すフランク・ネルソン・コールは、n=67のときに合成数であることを発見した。)

 

半素数

(4、6、9、10など、2つの素数の積で表される数。)

 

楔数(くさびすう)

(30、42、66、70など、相異なる3つの素数の積で表される自然数。英語では「sphenic number」。)

 

ファクトリオン

(1、2、145、40585のみが該当する、各桁の数字の階乗の和がその数自身となる自然数。)

 

ユークリッドの互除法(ごじょほう)

(2つの数の最大公約数を求める方法。「世界最古の明文化されたアルゴリズム」とも呼ばれる。)

 

フィボナッチ数列

(0,1,1,2,3,5…と続く、前2項の数の和が次の数字になっている数列。連続した2項の比の極限は黄金比に収束する。)

 

トリボナッチ数列

(0,0,1,1,2,4…と続く、前3項の数の和が次の数字になっている数列。)

 

リュカ数

(2,1,3,4,7…と続く、初項を2、次項を1とし、前2項の数の和が次の数字になっている数列。)

 

シルベスター数列

(2,3,7,43…と続く、(前の全ての項の積)+1が次の数字になっている数列。)

 

調和数列

(12,6,4,3…などのように、第n項が初項のn分の1倍になる数列。)

 

最小の合成数は「4」。

約数の数は32個と、3桁の自然数で最も約数の多い数は「840」。

自然数を大きく3つに分けると、素数、合成数と「1」。

有理数・分数

有理数

(実数の中でも、整数同士の分数で表すことのできないもの。)

 

通分

(分母の異なる2つ以上の分数を、共通の分母をもつような分数にすること。)

 

割線(かっせん)

(分数を書き記す際に、分母と分子を分ける線。)

 

帯分数

(整数部分と分数部分とでできている数。掛け算と混同するので使われることは少ない。)

 

単位分数

(分母が自然数で、分子が1である分数。)

 

繁分数(はんぶんすう)

(分数(分母・分子どっちでも)の中に更に分数が含まれる分数。)

 

連分数(れんぶんすう)

(分母の中に更に分数が含まれる分数。)

無理数

無理数

(実数の中でも、整数同士の分数で表すことのできないもの。ルート2、円周率π、などが該当。ヨハン・ハインリヒ・ランベルトはπが無理数であることを初めて証明した。)

 

ヒッパソス

(√2が無理数であることを証明した為にピタゴラス教団から殺されてしまったと言われている人物。)

 

円周率

(円周に対する直径の比。別名「ルドルフ数」。これの暗記は原口證(はらぐち・あきら)などが知られる。)

 

円周率で0が初めて出てくるのは小数点第「32」桁目。

 

ファインマン・ポイント

(円周率の小数点以下762桁目から始まる6個の「9」の並び。)

 

ビュフォンの針

(等間隔で引かれた平行線へ針を落とす時に針が平行線と交わる確率を求める、モンテカルロ法の一種。これにより円周率の値を実験的に求められる。)

 

超越数

(ネイピア数eや円周率πなど、無理数の中でも、有理係数の代数方程式にならない数。シャルル・エルミートはネイピア数が超越数であることを、フェルディナント・フォン・リンデマンは円周率が超越数であることを証明した。)

 

リウヴィル数

(超越数であることが初めて証明された数。)

 

コープランド・エルデシュ定数

(0.235711…と続く、0と小数点のあとに素数を小さい方から順に並べた定数。)

 

チャンパーノウン定数

(0.12345…と続く、0と小数点のあとに自然数を小さい方から順に並べた定数。)

 

デデキント切断

(リヒャルト・デデキントが考案した数学の概念。「数直線を分割する」みたいな話。これにより実数(無理数)を定義することができる。)

定数の語呂合わせ

「一夜一夜に人見頃」→√2

「人並みに奢れや」→√3

「富士山麓オウム鳴く」→√5

「菜に虫いない」→√7

「鮒一発二発一発二発」→ネイピア数

「産医師異国に向こう」→円周率

行列

正方行列

(行列の中でも、行要素の数と列要素の数が等しいもの。)

 

転置行列

(行列の中でも、もとの⾏列の⾏と列の要素を入れ替えてできるもの。)

 

単位行列

(正方行列の中でも、対角成分(左上から右下にかけての数字)に 1 が並び、他は全て 0 となるもの。「E」や「I」を使って表記されることが多い。)

 

ユニタリ行列

(正方行列の中でも、自身とその随伴行列をかけたものが単位行列になるもの。)

 

随伴行列

(⾏列の中でも、もとの行列の各要素の転置および複素共役をとって得られるもの。)

 

エルミート行列

(ある行列の随伴行列がもとの行列に等しいもの。別名を「自己随伴行列」という。)

 

正則(せいそく)

(ある正方行列が逆行列を持つこと。)

黄金数

(1:(1+√5)/2の比。別名「中末比」「外中比」。命名者のマルティン・オームは、「オームの法則」に名を残すゲオルク・オームの弟。)

 

白銀比

(貴金属比の場合は1:1+√2、紙の場合は1:√2。別名「大和比」。)

 

青銅比

(1:(3+√13)/2の比。)

対数

底(てい)

(log ₂ 3だったら「2」の部分。)

 

真数

(log ₂ 3だったら「3」の部分。)

 

自然対数

(ネイピア数「e」を底とする対数。)

 

常用対数

(10を底とする対数。別名「ブリッグスの対数」。)

方程式

カルダノ

(3次方程式の一般解の公式に名を残す数学者。)

 

フェラーリ

(4次方程式の一般解を発見した数学者。)

 

アーベル-ルフィニの定理

(「5次以上の方程式には一般解が存在しない」という定理。)

三角比

単位円

(半径が 1 の円。「三角比を求めるために用いる」という前フリをよく見る。)

 

サインの逆数は「コセカント」。

コサインの逆数は「セカント」。

タンジェントの逆数は「コタンジェント」

 

「正弦(せいげん)」の別名があるのは「サイン(sin)」

「余弦(よげん)」の別名があるのは「コサイン(cos)」

「正接(せいせつ)」の別名があるのは「タンジェント(tan)」

「余割(よかつ)」の別名があるのは「コセカント(csc)」

「正割(せいかつ)」の別名があるのは「セカント(sec)」

「余接(よせつ)」の別名があるのは「コタンジェント(cot)」

 

sin0°、cos0°、tan0°のうち、最も値が大きいのは「cos0°」。

(これは一例で、「1°」「90°」などに置き換わる場合もある。)

 

サイン、コサイン、タンジェントのうち、取り得る値に限りがないのは「タンジェント」。

三角形

ピタゴラスの定理

(三角形の斜辺の長さを、他二辺の長さから求める公式。(第二)余弦定理の特別な場合である。別名を「鉤股弦(こうこげん)の定理」「三平方の定理」という定理。「三平方の定理」という和名は、塩野直道(しおの・なおみち)の依頼で末綱如一(すえつな・じょいち)が造語した。)

 

ヘロンの公式

(三角形の三辺の長さから面積を求める公式。)

 

中線定理

(三角形の中線の長さと辺の長さの関係を表す定理。別名「パップスの定理」というが、実際はアポロニウスが発見。)

 

外心

(三角形の各辺の垂直二等分線の交点。)

 

内心

(三角形の各頂点の二等分線の交点。)

 

重心

(三角形の3本の中線の交点。)

 

傍心

(三角形の五心のうち、唯一複数存在する。)

 

垂心

(三角形の各頂点から向かい合う辺におろした垂線の交点)

 

オイラー線

(三角形の外心・重心・垂心を通る直線。二等辺三角形では頂点の垂線と一致する)

 

ナーゲル点

(三角形 ABC の傍接円が辺 BC、AC、AB と接する点をそれぞれ X、Y、Z としたとき、AX、BY、CZ という 3 つの線の交点。)

 

ジェルゴンヌ点

(三角形 ABC の内接円が辺 BC、AC、AB と接する点をそれぞれ X、Y、Z としたとき、AX、BY、CZ という 3 つの線の交点。)

 

ド・ロンシャン点

(三角形の外心に対して、垂心と対称な点。)

 

ルーローの三角形

(正三角形の各辺を扇形状に膨らませた図形。)

 

同じ位置にあるものを区別しない場合、正三角形の五心の数は「4」。

多角形の対角線

n角形の対角線の数はn(n-3)/2本。

 

6角形→9本

7角形→14本

8角形→20本

9角形→27本

10角形→35本

100角形→4850本

 

暗記するよりは公式を覚えたほうが良いと思う。

多面体

オイラーの多面体定理

(多面体において、(面の数)-(辺の数)+(頂点の数)=2が成り立つ、という定理。)

 

サッカーボール型の多面体では正六角形の面は「20」、正五角形の面は「12」ある。

 

正多面体は、正4,6,8,12,20面体の5種類。

 

正多面体のうち、唯一面と頂点の数が同じなのは「正4面体」。

正多面体のうち、唯一面の形が正方形なのは「正6面体」。

正多面体のうち、唯一面の形が正五角形なのは「正12面体」。

正多面体のうち、頂点の数が最多なのは「正12面体」。

 

正6面体と正8面体に共通する辺の数は「12」。

正12面体と正20面体に共通する辺の数は「30」。

 

双対(そうつい)

(正多面体において、面の重心を頂点とし新たな正多面体を作ると互いになるような関係。「正6面体」に対する「正8面体」、「正12面体」に対する「正20面体」がこれの関係にある。これを覚えておけば、「正12面体の頂点の数は20個」「正20面体の頂点の数は12個」などを暗記しなくて済む。)

曲線

円錐曲線

(円錐を平面で切断したときに断面に現れる円、楕円、放物線、双曲線のこと。)

 

放物線

(二次関数のグラフとして知られる曲線。英語では「パラボラ」という曲線。「ある定点とそれを通らない直線からの距離が等しい点の集合」と定義される。)

 

準線

(円錐曲線において、曲線上の点から焦点に至る距離との比が一定であるような定直線。y=x^2 + 1/4のグラフではx軸と一致する。)

 

楕円

(2定点からの和が一定の軌跡。)

 

双曲線

(2定点からの差が一定の軌跡。英語で「ハイパーボラ」。反比例のグラフにみられる。)

 

カッシーニの卵形線

(2定点からの積が一定の軌跡。レムニスケートはこれの一部。)

 

アポロニウスの円

(2定点からの比が一定の軌跡。)

 

サイクロイド

(直線に沿って円が滑らずに回転するときの円周上の定点の軌跡。別名を「擺線(はいせん)」「等時曲線」「最速降下曲線」という。)

 

トロコイド

(曲線に沿って円が滑らずに回転するときの円の内外の定点の軌跡。サイクロイドもこれに含まれる。)

 

カテナリー

(ひもを垂らしたときにできる曲線。別名を「懸垂線(けんすいせん)」という。)

 

クロソイド曲線

(ハンドルを切った車が描く軌跡。別名を「オイラー螺旋」「コルニュ螺旋」という。)

 

リサジュー曲線(リサージュ曲線)

(互いに直交する二つの単振動を合わせた点が描く軌跡。別名を「バウディッチ曲線」という。電気通信大学の校章にデザインさせている。)

 

インボリュート曲線

(歯車の歯の形や糸を緩まないように解いていくときに見られる曲線。別名を「反クロソイド」「円の伸開線」という。)

 

平方完成

(二次式を変形して一次の項を見かけ上なくすこと。「二次関数のグラフを書く前に行う」「二次方程式の解の公式を導出するときに行う」「チルンハウス変換の2次の場合に相当する」などの前フリがありそう。)

作図

正17角形

(ガウスがコンパスと定規で作図できることを発見。)

 

正65537角形

(作図可能な正素数角形のうち辺の個数が最大のものとされている。65537=2^16+1。)

 

ギリシア三大作図問題

(「円積問題」「立方体倍積問題」「角の三等分問題」という3つの難問。)

 

円積問題

(「ある円と同じ面積の正方形を、定規とコンパスのみを用いて作図できるか」という問題。フェルディナント・フォン・リンデマンが円周率πが超越数であることを証明したことにより不可能と判明した。)

 

立方体倍積問題

(「ある立方体の2倍の面積の立方体を、定規とコンパスのみを用いて作図できるか」という問題。メナイクモスは円錐曲線を用いて機械的に解いた。)

 

ピエール・ヴァンツェル

(「立方体倍積問題」「角の三等分問題」を厳密に証明した。)

 

モール・マスケローニの定理

(「定規とコンパスを用いて作図可能な図形はコンパスのみでの作図も可能である」。という定理。)

面積の公式

ブラーマグプタの公式

(円に内接する四角形の面積を四辺の長さから求める公式。)

 

ブレートシュナイダーの公式

(ブラーマグプタの公式の一般化したものである、四角形の辺の長さと1組の対角から面積を求める公式。)

 

カヴァリエリの原理

(「2つの平面図形を、平行な直線で切った時の切り口の長さがいつも等しければ、2つの図形の面積は等しい」という原理。)

 

パップス=ギュルダンの定理

(「回転体の体積は、回転する図形の面積とその重心の移動距離との積に等しい」という定理。)

 

バウムクーヘン積分

(回転体の体積を計算する際に用いられる積分。形をバウムクーヘンに見立ててその名がつけられた。)

 

区分求積法

(定積分で求める面積をn個の長方形で近似する手法。)

フラクタル

フラクタル

(全体とその一部とが自己相似になっている図形。ブノワ・マンデルブロが導入した。身近な例では「海岸線」「雲の形」「体内の血管の分布」「ロマネスコのつぼみ」などが当てはまる。数学図形では「ジュリア集合」「メンガーのスポンジ」「シェルピンスキーのギャスケット」などが代表例。)

 

シェルピンスキーのギャスケット

(正三角形の中に逆正三角形が無限にあるフラクタル図形。)

 

メンガーのスポンジ

(立方体に無数の穴を開けたフラクタル図形。1つ1つの面はシェルピンスキーのカーペットでできている。)

 

ジュリア集合

(「複素平面上のある近傍で反復関数が非正規族となる点の集合」として表されるフラクタル図形。)

 

コッホ曲線

(「線分を3等分し、分割した2点を頂点とする正三角形の二辺を作図する」という操作を無限回繰り返して得られるフラクタル図形。)

 

カントール集合

(「線分を3等分して真ん中を取り除く」という操作を無限回繰り返して得られるフラクタル図形。)

大きな数

(10の16乗。理化学研究所のスパコンの名前にもなっていた(2019年8月30日にシャットダウン)。)

 

極(ごく)

(10の44乗、漢字1文字では最大。)

 

恒河沙(ごうがしゃ)

(10の52乗。「ガンジス川の砂」の意味。)

 

グーゴル

(10の100乗。数学者エドワード・カスナーの甥ミルトン・シロッタによる造語。グーグルの由来。)

 

グラハム数

(ラムゼー理論において使われた、証明に使われた中で最大の数。「G64」とも表記する。)

 

クヌースの矢印表記

(「aのb乗」を「a↑b」と表記するような巨大数の表記方法。エポニムに名を残すのは、「TEX」の発明者ことドナルド・クヌース。)

英語→日本語

マジックスクエア→魔法陣

コンプレックスナンバー→複素数

コンポジットナンバー→合成数

スクエアルート→平方根

キュービックルート→立方根

インターセプト→切片

コンバース→逆

インバース→裏

コントラポジション→対偶

トラペゾイド→台形

パラレログラム→平行四辺形

レクタングル→長方形

スクエア→正方形

ランバス→ひし形

ファクトライゼーション→因数分解

エリプス→楕円

ハイパボラ→双曲線

ダイアゴナルライン→対角線

differential→微分

constant term→定数項

coordinates→座標

tangent→接線

fraction→分数

denominator→分母

numerator→分子

reciprocal→逆数

decimal→小数

divisor→約数

acute angle→鋭角

obtuse angle→鈍角

integer→整数

イーブンナンバー→偶数

オッドナンバー→奇数

プライムナンバー→素数

rational number→有理数

irrational number→無理数

absolute values→絶対値

バーチカル→垂直

パラレル→平行

スキュー→ねじれの位置

スフィア→球

ヘミスフィア→半球

略語

関数y=f(x)の「f」は「ファンクション(function)」。

 

組み合わせを表す「C」は「コンビネーション(Combination)」。

 

順列を表す「P」は「パーミュテーション(Permutation)」。

 

対数の「log」は「ロガリズム(logarithm)」。

 

積分定数の「C」は「コンスタント(Constant)」。

 

指数関数の「exp」は「エクスポネンシャル(exponential)」。

 

判別式の「D」は「ディスクリミナント(discriminant)」。

 

座標で原点を表す「O」は「オリジン(origin)」

 

整数の剰余に関する合同関係を表す時に使われる「mod」は「モジュロ(modulo)」

関数

関数y=f(x)において、xを「独立変数」、yを「従属変数」という。

 

関数y=f(x)において、xの変域を「定義域」、yの変域を「値域」という

 

ある関数を、微分したものを「導関数」、積分したものを「原始関数」という。

 

yがxの「指数関数」のとき、xはyの「対数関数」。

 

逆関数

(もとの関数y=f(x)に対して、x=f(y)を満たす関数y=g(x)のこと。もとの関数とy=xで線対称になる。)

アナログ時計

秒針が1秒に動く角度は「6度」。

長針が1秒に動く角度は「0.5度」。

短針が1時間に動く角度は「30度」。

長針の動く速さは、短針の動く速さの「12倍」。

秒換算

1時間は「3600秒」。

1日は「86400秒」。

曜日

ツェラーの公式

(西暦の年・月・日から、その日が何曜日であるかを算出する公式。フェアフィールドの公式の変形で得られる。)

 

西暦2000年1月1日は「土曜日」。

東京五輪(1964年10月10日)は「土曜日」。

東京五輪(2020年7月24日)は「金曜日」。

平成最後の日である平成31年4月30日は「火曜日」。

うるう年は、400年に「97」回ある。

1年が365日のとき、ちょうど真ん中にあたるのが「7月2日」。

数学の賞

国際数学者会議

(その中でチャーン賞、ガウス賞、ネヴァンリンナ賞、フィールズ賞が授与される。1897年の第1回はチューリッヒで開催された。)

 

フィールズ賞

(40歳以下に4年に1度授与される、「数学のノーベル賞」と呼ばれる賞。カナダ・ハミルトン出身の数学者がついた。フィールズ賞のメダルに描かれているのはアルキメデス。第1回はジェフ・ダグラス、アールフォルスが受賞。日本人では小平邦彦(こだいら・くにひこ)、広中平祐(ひろなか・へいすけ)、森重文(もり・しげふみ)が受賞している。女性初の受賞者はマリアム・ミルザハニ。)

 

アーベル賞

(数学全般に貢献した数学者が対象。ノルウェーの数学者の名前がついた。第1回はジャン=ピエール・セールが受賞。)

 

ネヴァンリンナ賞

(計算機科学に貢献した人物が対象。「応用数学のノーベル賞」ともいわれる。フィンランドの数学者の名前がついた。第1回はロバート・タージャンが受賞。2022年から「IMUアバカス・メダル」に改称される。)

 

ガウス賞

(社会の技術的発展と日常生活に対して貢献した人物が対象。第1回は伊藤清(いとう・きよし)(確率微分方程式における「補題」に名を残す)が受賞。)

 

チャーン賞

(第1回はルイス・ニーレンバーグ(第1回クラフォード賞受賞者でもある)が、日本人初は2018年に柏原正樹(かしわら・まさき)が受賞。)

 

ラマヌジャン賞

(発展途上国出身の45歳以下の数学者が対象。第1回はマルセロ・ビアナが受賞。)

未解決問題・難問

ミレニアム懸賞問題

(クレイ数学研究所が2000年に発表した7つの問題。「P≠NP予想」「ホッジ予想」「リーマン予想」「ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題」「ナビエ–ストークス方程式の解の存在と滑らかさ」「バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想」「ポアンカレ予想」からなる。)

 

ポアンカレ予想

(「単連結な三次元多様体は三次元球面と同相である」という数学上の定理。ミレミアム懸賞問題では唯一解決されている。証明者のグレゴリー・ペレルマンは唯一フィールズ賞を辞退している。)

 

幾何化予想

(ウィリアム・サーストンによって提起された問題。ペレルマンはこれを証明する形でポアンカレ予想を解決。)

 

フェルマーの最終定理

(3 以上の自然数 n について、x^n + y^n = z^n となる自然数の組(x, y, z) は存在しないという定理。フェルマーがディオファントスの『算術』を読みながらこの命題を書き写し、「この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」という言葉を書き残した。アンドリュー・ワイルズが解決し、1998年にフィールズ賞の特別賞を受賞した。)

 

谷山-志村予想

(「全ての楕円曲線はモジュラーである」という定理。谷山豊(-・とよ/ゆたか)と志村五郎が提唱。ワイルズがこれ証明することでフェルマーの最終定理を証明した。)

 

ゴールドバッハ予想

「4以上の全ての偶数は、二つの素数の和で表すことができる」

 

弱いゴールドバッハ予想

「7 より大きい奇数は 3 個の素数の和で表せる」

 

コラッツの予想

「任意の正の整数に対し、偶数なら2で割り、奇数なら3を掛けて1足すという操作を繰り返せば、最後には必ず1になる」

 

ルジャンドル予想

「任意の自然数 n について、n^2 と (n + 1)^2 の間には必ず素数が存在する」

 

ABC予想

(京都大学の望月新一が宇宙際タイヒミュラー理論を用いて証明。ジョセフ・オステルレとデイビッド・マッサーが提起したことから別名「オステルレーマッサー予想」という。)

 

四色定理

(「隣り合うエリアが同じ色にならないよう図形を塗り分けるに最大4色が必要」という定理。ケネス・アッペルとヴォルフガング・ハーケンによるコンピュータを用いた力業の証明は「エレガントな証明」にちなんで「エレファントな証明」と呼ばれる。)

 

ヒルベルトの23の問題

(1900年の第2回国際数学者会議で提唱された。第1問題「連続体仮説」、第12問題「クロネッカーの青春の夢」が有名。)

その他・未分類

偏微分

(多変数関数において、一つの変数のみに注目し微分すること。∂(ラウンドディー)という記号を使う。)

 

大数の法則

(ある事象の起こる確率は試行回数を重ねるほどある一定の値に近づくという、確率論における基本法則。スイスの数学者ヤコブ・ベルヌーイが確立。)

 

逆数

(ある数に、掛け合わせると1になる数。「1と-1は元の数と等しくなる」という前フリがある。)

 

ガウス整数

(実部と虚部がともに整数である複素数。)

 

コーシー・シュワルツの不等式

(内積空間における2つのベクトルの内積をノルムで評価する不等式。)

 

鳩の巣原理

((n+1)人をn個の部屋に入れようとすれば、ひとつの部屋には2人以上入らなければならない」という原理。ディリクレが発見。別名「部屋割り論法」。)

 

バーゼル問題

(平方数の逆数の総和はいくつか、という問題。提唱者はピエトロ・メンゴリ。オイラーによって総和は(π^2)/6に収束することが解かれた。)

 

ハノイの塔

(3本の柱と穴が開いた円盤から成るパズル。「Li-sou-stian大学勤務のシャム出身のN.クロー教授が発見した」という形をとってエドゥアール・リュカが発表した。別名「バラモンの塔」「ルーカスタワー」。64段のものを完成させると世界は滅亡するといわれる。「ハノイ」はベトナム第二の都市。)

 

ニム

(2人のプレイヤーがいくつかのコインの山から順々にコインを取っていき最後の1個を取ったほうを勝ちとする、古典的な数学ゲーム。1901年にアメリカの数学者チャールズ・ブートンによって名付けられた。)

 

テンソル

(ベクトルや行列の概念を一般化した、多次元の配列のこと。スカラーは「階数0のこれ」、ベクトルは「階数1のこれ」、行列は「階数2のこれ」といわれる。)

 

ノルム

(ベクトルの「長さ」の概念を多次元で一般化したもの。)

 

ソディの六球連鎖

(「大きな1つの球と、これに内接し互いに接する2つの球の全てに接する球の連鎖の数は常に6で一定となる」という定理。フレデリック・ソディによる発見の前に、神奈川県寒川神社の算額にこの問題が奉納されている。)

 

接吻数

(各次元において単位球の周囲に接するように並べられる同半径の球の数の最大値。1次元では2、2次元では6、3次元では12である。)

 

メビウスの輪

(長方形を半回転ねじってその両端を繋げてできる、裏表の区別がない輪っか。ドイツの数学者の名前がついた。)

 

クラインの壺

(内部をたどると外部に行き着く、3次元空間では実現できない閉曲面。ドイツの数学者の名前がついた。)

 

数学的帰納法

(ある命題が全ての自然数nに対して成り立つことを示すための方法。しばしばドミノ倒しに例えられる。)

 

背理法

(ある命題の結論が間違っていると仮定し、その矛盾を示すことによってその命題を証明する方法。ルート2が無理数であることを証明する際などに用いられる。)

 

無限降下法

(1つの解からより小さい解が構成できることを示すことにより最小解が存在しないことを示し、矛盾を導く、数学における背理法の一種。)

 

代数学の基本定理

(「複素数を係数とする任意の1変数方程式には複素数の解が存在する」という定理。ガウスによって初めて証明された。)

 

格子点

(xy平面において、x座標もy 座標も整数である点。)

 

デカルト座標

(直線直交座標系のこと。)

 

Q.E.D

(「証明終了」を意味するアルファベット3文字。「クォド・エラト・デーモンストランドウム(Quod erat demonstrandum.)」を略したもの。)

 

ナブラ(∇)

(ベクトル解析で勾配、発散、回転、ラプラシアンを表すのに使われる、逆三角形のような形の形の演算子。デルタの逆さ綴りから別名「アトレッド」という。)

 

留数

(複素解析において、孤立特異点を囲む閉路に沿って解析関数を複素線積分した値。関数のローラン展開の係数として求めることができる。)

 

多様体

(局所的にユークリッド空間と見なすことができ、どの点でも局所座標系を描くことができる図形や空間のこと。)

 

単連結

(位相幾何学において、ある領域内の任意の閉じた曲線がその領域の中で連続的に1点に縮められること。)

 

箱ひげ図

(データのバラツキを比較するために最大値、最小値、四分位数を用いて作る統計図。ジョン・テューキーが提唱した。)

 

単射

(定義域内で相異なる元を取れば必ずその像も相異なる元になるような写像。別名を「一対一写像」という。)

 

全射

(値域に属するすべての元がその写像の像として得られるような写像。別名を「上への写像」という。)

 

n人でトーナメントをするとき、必要な試合回数は「n-1」回。

 

n人で総当たり戦をするとき、必要な試合回数は「n(n-1)/2」回。

 

一般的な6面体のサイコロを1つ振ったとき、出る目の期待値は「3.5」。

 

一般的な6面体のサイコロを2つ振ったとき、最も高い確率で出る「出目の合計」は「7」。

 

6面体のサイコロの目を全て足すと21、全てかけると「720」になる。

 

3人でじゃんけんを1回するとき、ただ1人の勝者が決まる確率は「1/3」。

 

立方体の展開図は「11種類」。

 

アルファベット3文字で「L.C.M.」と略されるのは「最小公倍数」。

 

アルファベット3文字で「G.C.D.」と略されるのは「最大公約数」。

声に出して読みたいクイズ用語を260個以上集めてみました。 

※マイナー用語・学生系単語多め。

※下ネタ有り。

 

①長い単語

『咲かぬ咲かんの桜吹雪は咲き行くほどに咲き立ちて明け暮れないの物語』

(野田秀樹が手掛けた、「夢の遊眠社」の旗揚げ作品。)

 

『セビリアの色事師と石の招客』(セビリアのいろごとしといしのしょうきゃく)

(スペインの劇作家ティルソ・デ・モリーナの戯曲。ドン・フアンをモチーフにした最初期の作品。)

 

『ピカロ:グスマン・デ・アルファラーチェの生涯』

(ピカレスク小説の名前の由来になった、マテオ・アレマンの小説。)

 

『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』

(最初のピカレスク小説とされる。作者不詳。)

 

『神よ、この死に至る愛の中で我を生き延びさせ給え』

(ベルリンの壁に描かれた、ドミトリー・ヴルーベリによる絵画。別名を「兄弟のキス」というように、男性同士で抱擁と接吻をしているブレジネフとホーネッカーを描いている。)

 

『一体何が今日の家庭をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか』

(世界初のポップアートとされる、画家リチャード・ハミルトンの作品。)

 

『(1)落ちる水、(2)照明用ガス、が与えられたとせよ』

(マルセル・デュシャンの遺作。)

 

『彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも』

(通称を「大ガラス」という、マルセル・デュシャンの作品。)

 

『世界の中心で愛を叫んだけもの』

(ハーラン・エリスンの小説。『世界の中心で、愛をさけぶ』とのパラレルをよく見る。)

 

『「悔い改めよ、ハーレクイン!」とチクタクマンはいった』

(第1回ネビュラ賞短編部門を受賞した、ハーラン・エリスンの小説。)

 

『廿世紀之怪物帝国主義』(にじっせいきのかいぶつていこくしゅぎ)

(「大逆事件」で知られる幸徳秋水の処女出版。)

 

『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』

(ロバート・フルガムの著書。)

 

『上宮聖徳法王帝説』(じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)

(聖徳太子の著書。『元興寺縁起』(がんごうじえんぎ)とともに仏教が伝来が538年である「戊午説」の根拠になっている。ちなみに対立する説は552年の「壬申説」。)

 

『(ナンタケット島出身の)アーサー・ゴードン・ピムの物語』

(エドガー・アラン・ポー唯一の長編小説。)

 

『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』 

(ハンク・モーガンがアーサー王時代にタイムスリップして内政を行うという内容の、マーク・トウェインの小説。「ニューディール政策」の名前の由来となる政策が登場することで知られる。俗に「元祖・異世界転生もの」とか呼ばれている。)

 

『インディアスの破壊についての簡潔な報告』

(バルトロメ・デ・ラス・カサスの著書。)

 

『マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺』

(長過ぎる戯曲。作者のペーター・ヴァイスの方が多分クイズに出る。)

 

『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』

(ビートルズのアルバム。世界の著名人の人形が並んでいるジャケットで知られる。ジャケット写真の撮影はマイケル・クーパーが、バックの人物写真のコラージュはピーター・ブレイクと彼の妻ジャン・ハワースが手掛けた。)

 

『七つの楽器のための室内協奏曲』

(入野義朗(いりの・よしろう)作曲の、日本初の十二音技法による作品。)

 

『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』

(B'z最大のヒットシングル。)

 

『凸坊新畫帖 芋助猪狩の巻』(でこぼうしんがちょう いもすけいのししがりのまき)

(1917年1月に公開された、下川凹天(しもかわ・へこてん/おうてん)による日本初のアニメ映画。)

 

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』(-バトル オブ グレイト デュエリスト)

(wikiによると「世界初の3バージョン同時発売」を達成したとされるゲームボーイカラー用ゲームソフト。クソゲー『クロスハンター』が発売延期をしなければこれが世界初になったそう。)

 

『ナガサキ・シッピング・リスト・アンド・アドバタイザー』

(アルバート・ハンサードが創刊した日本初の英字新聞。創刊号では日本初のボウリング場「インターナショナル・ボウリング・サロン」が開設したことの広告が掲載された。)

 

ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件

(1942年7月16日~17日に起こった、フランス警察が約1 万3000人ものユダャ人を検挙した事件。)

 

百花斉放百家争鳴(ひゃっかせいほうひゃっかそうめい)

(1956~57年に中国で起こった政治運動。国民に言論の自由を与えた。陸定一(りく・ていいち)の公演名に由来。)

 

百万町歩開墾計画(ひゃくまんちょうぶかいこんけいかく)

(722年の日本の法律。)

 

禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと)

(1615年の日本の法律。同年には他にも一国一城令、武家諸法度、大坂夏の陣とかいろんな出来事がある。)

 

サン=クレール=シュール=エプト条約

(911年、西フランク王シャルル3世とノルマン人を指揮したロロとの間で結ばれた条約。)

 

トリブヌス・ミリトゥム・コンスラリ・ポテスタテ

(共和制ローマの役職。パトリキ(貴族)とプレブス(平民)の対立を抑制するために作られた。前367年のリキニウス・セクスティウス法でコンスルの復活によって廃止された。日本語では「執政武官」などという。)

 

セナトゥス・コンスルトゥム・ウルティムム

(共和政ローマにおいて、共和制を脅かす者に対して元老院が発令する最後通告。)

 

スランヴァイルプールグウィンギルゴゲリッヒルンドロブールスランティシリオゴゴゴッホ

(クソ長い地名。これがあるイギリス・アングルシー島の方が多分クイズに出る。)

 

紺糸裾素懸威胴丸(こんいとすそすがけおどしどうまる)

(鶴姫が着用したといわれる、日本に唯一現存する女性用鎧。)

 

蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだ(の)いしかわまろ)

(大化の改新の後、右大臣に就任した人物。)

 

ミツクリエナガチョウチンアンコウ

(魚類の中で最も長い和名を持つアンコウ。「ミツクリザメ」「ミツクリエビ」などとともに箕作佳吉(みつくり・かきち)の名前がついた。)

 

アッペンツェル・インナーローデン準州

(グラールス州とともにランツゲマインデが見られるスイスの準州。)

 

ラガッツィ・ディ・ヴィア・パニスペルナ

(エンリコ・フェルミが率いた若い科学者グループ。ポンテコルボ、マヨラナ、セグレなどのメンバーが居た。日本語で「パニスペルナ通りの少年達」という意味。)

 

『コウモリであるとはどのようなことか』

(アメリカの哲学者トマス・ネーゲルの著書。)

 

『フィロソフィカル・トランザクションズ』

(イギリスの王立協会が刊行する現存世界最古の科学論文誌。初代編集長はヘンリー・オルデンバーグ。)

 

『トリストラム・シャンディ(の生活と意見)』

(ローレンス・スターンの未完の長編。スターンの作品は『センチメンタル・ジャーニー』も出る。)

 

『そしてカバたちはタンクで茹で死に』

(ビート・ジェネレーション作家 ジャック・ケルアックとウィリアム・バロウズが作家デビュー以前に書いた共同作品。ルシアン・カー(Lucien Carr)とデヴィッド・カマラー(David Kammerer)の事件が元。)

 

『戦争が終り、世界の終りが始まった』

(SF作家フィリップ・K・ディックの、生前に出版された唯一の純文学作品。)

 

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会

(ローマの9月20日通りに面した教会。ここのコルナロ礼拝堂に彫刻家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの傑作『聖テレジアの法悦』があることで知られる。)

②短い単語

キニチ・ヤシュ・クック・モ

(コパン(マヤ文明の都市)最初の王。)

 

レ・ドゥク・ト

(1973 年のノーベル平和賞をヘンリー・キッシンジャーとともに受賞したが、これを辞退した人物。本名「ファン・ディン・カイ」。)

 

ジョルディ・サバテール・ピ

(スペイン出身の霊長類学者。)

 

『蚊』

(PS2のゲーム。日本で一番短いゲームタイトルとして知られる。)

 

『ヴュ』

(リュシアン・ヴォーゲルが1928年に創業したフランスの雑誌。キャパの『崩れ落ちる兵士』がはじめて掲載された。)

 

ノ湖

(白ナイルの水源とされるアフリカの湖。ちなみに青ナイル川の水源はタナ湖(こっちの方が有名)。)

 

(フランスの香水業界で、「一流の調香師」を称した呼び名。「鼻」という意味がある。)

 

ろ座、ほ座、や座

(和名がよみがな1文字の星座。)

 

(日本競馬において史上唯一1文字の競走馬。現在は2~9文字という決まりがある。)

③下ネタっぽい単語

イーゴリ・シコルスキー

(ロシアの航空機設計者。世界初の4発爆撃機「イリヤー・ムーロメツ」を制作した。亡命先のアメリカでヘリコプター製造会社を立ち上げるにあたってピアニストのセルゲイ・ラフマニノフに資金援助されている。)

 

ジョルジュ・ビュルー

(モロッコに「パルク診療所」を開業した医師。モロッコが性転換で有名になるきっかけを作った。)

 

クリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラント

(著書に『医学全書』があり、これは緒方洪庵が翻訳して『扶氏経験遺訓』として出版された。「マクロビオティック」という言葉を「長寿法」という意味で造語した(現在の意味は「食事法」で、その創始者は桜沢如一)。)

 

虎関師錬(こかん・しれん)

(臨済宗の僧。日本初の仏教通史『元亨釈書(げんこうしゃくしょ)』を著した。)

 

堀内雲鼓(ほりうち・うんこ)

(京都における代表的な雑俳点者。5・7・5の17文字の文学「冠句」を提唱。雑俳様式の一つ「笠付」も確立。)

 

ヌプツェ

(チベット語で「西の峰」を意味する、標高7861mの山。「スイスマシーン」ことウーリー・ステックがここで亡くなった。)

 

万元戸(まんげんこ)

(1980年代半ばの中国に現れた、年間収入が一万元以上になった家族。現在は死語になっている。)

 

インムニテート

(中世封建社会で荘園領主に認められていた特権。日本語では「不輸不入権」と訳される。)

 

フェラ・クティ

(ナイジェリアのミュージシャン。「黒い大統領」と呼ばれた。「アフロビート」という音楽ジャンルの創始者。)

 

シモネッタ(・ヴェスプッチ)

(フィレンツェで最高の美女として称えられた女性。『ヴィーナスの誕生』など画家ボッティチェリの絵のモデルを務めた。)

 

洞庭湖(どうていこ)

(鄱陽湖(はようこ)に次いで中国で2番目に大きい淡水湖。南岸には景勝地の瀟湘八景(しょうしょうはっけい)が位置している。「湖南省」「湖北省」の「湖」が表すことで知られる。)

 

雲岡石窟(うんこうせっくつ)

(中国・山西省の石窟寺院。莫高窟、龍門石窟とともに「中国三大石窟」に数えられる。発見者は伊東忠太。)

 

フラチオカルブ

(分子式C18H26N2O5Sで表される農薬。多分クイズに出ない。)

 

賃粉切り(ちんこきり)

(賃金を取って葉たばこを刻む、江戸時代の職業。)

 

キュニョーの砲車

(1769年にフランスで作られた、世界最古の蒸気自動車。)

 

マッパ・ムンディ

(中世ヨーロッパで盛んに作られた地図の総称。ヘレフォード大聖堂に収蔵されているものが現存最大。「フラ・マウロの世界地図」は日本が初めて登場したヨーロッパの地図として知られる。)

 

ブレンド・オブ・ビン・ビン(Brent of Bin Bin)

(オーストラリアの作家マイルズ・フランクリン(Miles Franklin)が短編小説を書く際に用いた名義。)

④日本語に聞こえる単語

アズレン

(7員環と5員環をもつ化学式C10H8の炭化水素。ゲーム『アズールレーン』とは関係ない。)

 

ソデフリン

(アカハライモリのオスが出す性フェロモン。名前は『万葉集』に収められた額田王の和歌に由来する。ちなみにメスが出す性フェロモンはアイモリンという。)

 

ガチュピン

(ラテンアメリカのスペイン植民地における,本国(スペイン)生まれの白人に対する呼称。別名「ペニンスラール」の方が聞く。ガチャピンみたい。)

 

馬家軍(ばかぐん、マーチャージン)

(馬俊仁(ば・しゅんにん)が率いた、中国の陸上競技チーム。日本語では馬軍団(マーぐんだん)と表記される。曲雲霞(きょく・うんか)、王軍霞(おう・ぐんか)などが活躍した。)

 

コロス

(古代ギリシャの合唱隊。「コーラス」の語源になったといわれる。)

 

ボンビコール

(世界で初めて化学構造が決定されたフェロモン。カイコが出す性フェロモン。ボンビーガールみたい。)

 

シクロアワオドリン

(環状オリゴ糖の一種。1991 年に徳島文理大学の西沢麦夫(にしざわ・むぎお)らによって初めて報告・合成された。)

 

『コザルチャンカ』

(「コザラから来た少女」とも。ユーゴスラビアの写真家ジョルジュ・スクリギンによって撮影された、ミリヤ・マリンという少女が写った写真。)

 

ゴメン・ワット

(ほうれん草とポテトで作る料理。ワットの一種。「ワット」はアムハラ語で「惣菜」を意味し、エチオピアでは代表的な主食であるインジェラとともに食される。)

 

タナカ

(ミャンマーで使用されている化粧品。)

 

ガンバレル型

(原爆の構造のひとつ。日本語では「砲身型」。広島に落とされたリトルボーイが該当する。原爆の構造はガンバレル型とインプロージョン型に大別される。ちなみに長崎に落とされたファットマンはインプロージョン型。)

 

スジャトモコ

(インドネシアの政治家。国連大学の第2代学長。)

 

ワジム・ヴィクトロヴィチ・バカーチン

(ソ連の政治家。最後のKGB議長。)

 

コンスタンティン・カラテオドリ

(ギリシャの数学者。「小林距離」の双対とみなすことができる「カラテオドリ距離」や、「任意の熱平衡状態の近傍には、断熱変化では到達不可能な状態が存在する」という「カラテオドリの原理」に名を残す。)

 

ヤリ・クリ

(2001年にフィンランド人として初の殿堂入りを果たしたアイスホッケー選手。背番号17はエドモントン・オイラーズの永久欠番になっている。)

 

ヤンネ・アホネン

(フィンランドのスキージャンパー。スキージャンプ週間において史上最多の5度の総合優勝を果たしている。)

 

ジュード・ワニスキー

(アメリカのジャーナリスト・政治経済学者。「ラッファー曲線」の命名者。)

 

フランス・ギャル

(フランスの歌手。代表曲にセルジュ・ゲンスブール作詞・作曲の『夢見るシャンソン人形』がある。)

 

アチラノ・リベラ

(「アデラーノ・リベラ」表記も。NPB初のフィリピン人プレイヤー。巨人で初めて満塁ホームランを打った。)

 

カーチ・キライ

(バレーボールとビーチバレー両方でオリンピックの金メダルを獲得した唯一の選手。)

 

ポンペ

(オランダの医師。来日し、日本で初めて基礎的な科目から医学を教えた。彼が医学伝習を開始した1857年11月12日は長崎大学医学部の創立記念日となっている。)

 

アルバル・ヌニェス・カベサ・デ・バカ

(スペインのコンキスタドール。ヨーロッパ人として初めてイグアスの滝を発見した。)

 

フランソワ・マンゴー

(ティップ(ビリヤードのキュー先端につけるもの)を開発した人物。)

 

タロー兄弟(Tharaud)

(兄ジェローム、弟ジャンからなる作家兄弟。『高名な作家ディングリー』で1906年の第4回ゴンクール賞を受賞。)

 

キエル兄弟

(兄ラース、弟スリグからなるヨット選手兄弟。1964年東京五輪セーリング競技フライングダッチマン級で溺れていた選手を救出した、いわゆる「人類愛の金メダル」の美談で知られる(実際には11位)。)

 

ククルイニクスイ

(クプリヤノフ、クルイロフ、ソコロフの3人により結成されたロシアの風刺作家集団。処女作は『若い詩人や作家の友情的漫画』。ゴーリキーの『母』などの挿絵を手掛けた。)

 

コクシエラ菌

(「Q熱」の原因となる菌。)

 

ウルシオール

(ウルシに含まれる有機化合物。真島利行(まじま・りこう)が発見し、三山喜三郎(みやま・きさぶろう)が命名した。)

 

ヒノキチオール

(シダーやヒバに含まれる化合物。野副鉄男(のぞえ・てつお)がタイワンヒノキから発見した。初めて発見された7員環化合物。)

 

ナットウキナーゼ

(納豆に含まれる酵素タンパク質の一種。倉敷芸術科学大学の須見洋行(すみ・ひろゆき)が発見した。)

 

マツタケオール

(マツタケの香りの成分。岩出亥之助(いわで・いのすけ)が命名した。)

 

玉陵(たまうどぅん)

(琉球王国の陵墓。尚真王(しょうしんおう)が築いたものが始まりで、以後歴代第二尚氏王統の墓となった。)

 

ウッチャリ条約

(1889年、エチオピア皇帝メネリク2世がイタリアと結んだ条約。相撲の決まり手の名前に「うっちゃり」がある。)

 

赤犬子(あかいんこ)

(琉球の伝説上の人物。「三線」を考案したとされる。)

 

今北乙吉(いまきた・おつきち)

(建築家。甲南高等女学校、摩耶観光ホテルなどを手掛けた。)

 

アナタハンの女王事件

(1945年から1950年にかけてアナタハン島で起こった、32人の男性たちが比嘉和子(ひか・かずこ)という女性を巡って殺し合った事件。)

 

荻外荘(てきがいそう)

(近衛文麿の旧別荘。元々は入沢達吉(いりさわ・たつきち)の邸宅であった。)

 

満佐喜(まさき)

(石田吉蔵(いしだ・きちぞう)が阿部定(あべ・さだ)によって局部を切り取りされ殺害された「阿部定事件」が起こった場所。)

⑤変わった響きの単語

ポイヤ・ウンペ

(「ポンヤ・ウンペ」とも。アイヌの叙事詩『ユーカラ』の主要な登場人物。クトネシリカという刀を持つ。)

 

クンタ・キンテ

(アレックス・ヘイリーの小説『ルーツ』の主人公。旧名を「ジェームズ島」といった、ガンビアのガンビア川に浮かぶ島の名前にもなっている。)

 

ワイナミョイネン

(フィンランドの医師エリアス・リョンロートの叙事詩『カレワラ』の主要な登場人物。)

 

ピチチ(Pichichi)

(スペインのサッカー選手。第 1 回をパコ・ビエンソバスが受賞した、スポーツ新聞『マルカ』が主宰するリーガ・エスパニョーラの得点王に与えられる賞に名を残す。本名をラファエル・モレノ・アラサンディ(Rafael Moreno Aranzadi)。)

 

臥雲辰致(がうん・たっち)

(ガラ紡を発明し、第1回内国勧業博覧会の最高賞を受賞した人物。幼名「横山栄弥」。孤峰院の住職を務めていたときにここの山号「臥雲山」にちなんで改名した。)

 

田辺寿利(たなべ・じゅり)

(下の名前は「すけとし」とも。男。社会学者。日本社会学会の初代理事。弟に「元祖煙突男」こと田辺潔(⑧参照)がいる。)

 

高田早苗(たかた・さなえ)

(早稲田大学の初代学長。男。)

 

ウッカリカサゴ

(安倍宗明(あべ・ときはる)がカサゴと混同しやすいことから命名した海水魚。)

 

アアソウカイ

(マダガスカル原産のキョウチクトウ科の植物。作家の龍胆寺雄(りゅうたんじ・ゆう)が命名。)

 

腰輿(およよ)

(京都三大祭りの1つ・葵祭において斎王代(さいおうだい)が乗る乗り物。)

 

ぼっち盛り

(日本三大そばの1つ・戸隠そばの盛り付け方。)

 

あめゆじゅとてちてけんじゃ

(宮沢賢治の詩『永訣の朝』に登場する言葉。「雨雪をとってきてほしい」という岩手県の方言。)

 

ウサノビッチの定義

(酸・塩基の定義のひとつ。電子を与えるものを酸、電子を受容するものと塩基とする。ウサビッチみたい。)

 

ローソン条件

(核融合が起こるのに必要な、温度、原子密度、閉じ込め時間に関する条件。ジョン・D・ローソンにちなむ。)

 

ブドウパンモデル

(物理学者ジョセフ・ジョン・トムソンが提唱した原子模型。別名「プラムプディングモデル」。長岡半太郎が提唱した土星型原子模型と対立した。)

 

セカンドインパクト症候群

(脳震盪が完全に治る前に2回目の脳震盪を起こすと、脳が腫れて致死的な状態になること。エヴァみたい。)

 

フムフムヌクヌクアプアア

(ハワイの州の魚。)

 

オニョンニョンウイルス

(ナイル語で「関節を弱らせるもの」という意味があるウイルス。ハマダラカにより感染する。)

 

パホイホイ溶岩

(粘性の小さい玄武岩質の溶岩。これより温度が低くて粘性の高いものは「アア溶岩」という。)

 

もやもや病

(脳の血管に生じる病気。別名「ウィリス動脈輪閉塞症」はトーマス・ウィリスにちなむ。命名者は鈴木二郎(すずき・じろう)。)

 

むずむず脚症候群

(主に下肢に不快な症状を感じる病気。最初に記載したのはトーマス・ウィリス。)

 

ナブラ

(大型魚に追われて海面近くの魚が群れをなすこと。その様子を「ナブラが立つ」ともいう。数学用語みたい。)

 

ワハーン回廊

(中国とアフガニスタンのわずか76kmの国境を成す回廊。西の入リロにはアフガニスタンの最高峰ノシャックがそびえる。)

 

タンジェントポリ

(イタリアの政官業の癒着を表現した言葉。イタリア語で「汚職の町」。三角比の「正接」みたい。)

 

キチガイナスビ

(チョウセンアサガオの異名の一つ。「ダチュラ」「マンダラケ」などの別名もある。)

 

死に体(しにたい)

(相撲で、姿勢のバランスが崩れた状態。)

 

ドドド

(オートレースで、走行中に突然激しい上下振動が起こり操縦困難になること。)

 

びびり振動

(切削中に工具または被削材が振動を起こす現象。これにより仕上げ面の悪化や工具の損傷が起こる。)

 

チューブラリン

(細胞内の微小管を構成するタンパク質の名前の候補。毛利秀雄がチューブリンにすべきかチューブラリンにすべきか迷ったが、団ジーンがチューブリンにするように言ったとされる。)

 

吠える40度、狂う50度、絶叫する60度

(南半球の海域の俗称。緯度によって呼び名が変わる。)

 

⑥7・5調など、区切りのいい単語

『一歩前進、二歩後退』

(レーニンの著書。副題「わが党内の危機」。)

 

『戦争は女の顔をしていない』

(2015年のノーベル文学賞受賞者スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチの小説。)

 

『復讐するは我にあり』

(殺人鬼・西口彰(あきら)を題材にした、佐木隆三(さき・りゅうぞう)の直木賞受賞作。)

 

『私を抱いてそしてキスして』

(第22回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した、家田荘子(いえだ・しょうこ)の作品。副題「エイズ患者と過ごした一年の壮絶記録」。)

⑦「ん」から始まる言葉

ンドランゲタ

(コーサ・ノストラ、カモッラ、サクラ・コローナ・ウニータとともにイタリア4大マフィアに数えられる犯罪組織。)

 

シプリアン・ンタリャミラ

(ブルンジの政治家。1994年、ジュベナール・ハビャリマナとともに乗っていた飛行機が撃墜されて死亡。これがルワンダ虐殺の発端となった。)

 

キンジキティレ・ングワレ

(タンザニアの霊媒師。1905年の「マジ・マジの反乱」の主導者。)

 

ンジャージャイ・ンジャイ(Ndiadiane Ndiaye)

(ウォロフ人の始祖。)

 

ユッスー・ンドゥール

(セネガルの歌手。「ンバラ」という音楽ジャンルを確立。)

 

ンジャジジャ島

(コモロの首都モロニが位置する同国最大の島。別名「グランドコモロ島」。)

 

ンゴボコ

(『東京フレンドパーク』のアトラクションの一つ。古代の言葉で「重い石のお金を持って遠くまでお買い物に行くのは大変ね」という意味があるという。)

 

ギフト・ンゴエペ

(2017年にピッツバーグ・パイレーツに入団し、史上初のアフリカ大陸出身のメジャーリーガーになった人物。)

⑧同姓同名の別人

【同姓同名の別人】

ジョン・レノン

(1996年、同じくグラスゴーカレドニアン大学の教授であったマルコム・フォーリーとともにダークツーリズムを提唱。ダークツーリズムとは、被災地や戦争跡地など、人類の死や悲しみを対象にした観光のこと。ビートルズとは別人。)

 

ニコロ・パガニーニ

(友愛数(1184, 1210)を発見した少年。音楽家とは別人。)

 

水谷豊(みずたに・ゆたか)

(医師。日本初のコンタクトレンズを作った。俳優とは別人。)

 

二木謙三(読み方不明)

(第1回箱根駅伝で慶応5区を走った人物。駒込ピペットの発明者「ふたき・けんぞう」と同じ漢字。)

 

柴田勝家(しばた・かついえ)

(デビュー作『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテストを受賞した作家。本名「綿谷翔太(わたたに・しょうた)」。戦国武将をペンネームにしている。)

 

山田昇(やまだ・のぼる)

(「史上最強の登山家」と呼ばれた人物。8000メートル峰14座を名塚秀二、田辺治、近藤和美と並ぶ日本2番目の9座に登頂した。)

 

山田昇(やまだ・のぼる)

(ヤマダ電機の創業者。)

 

 

【同姓同名じゃないけど似てる人物】

藤原釜足(ふじわら・かまたり)

(黒澤明の映画『隠し砦の三悪人』の又七役を演じ、太平役を演じた千秋実(ちあき・みのる)とともに『スター・ウォーズ』のC-3POとR2-D2のモデルになった。歴史上の人物は藤原鎌足。)

 

田辺清(たなべ・きよし)

(1960年のローマ五輪でボクシング日本人初のメダルを獲得した人物。)

 

田辺潔(たなべ・きよし)

(1930年、神奈川県川崎市の工場の労働争議の際に煙突によじ登り「元祖煙突男」と呼ばれた人物。)

 

山下敬二郎(やました・けいじろう)

(平尾昌晃(ひらお・まさあき)、ミッキー・カーチスとともに「ロカビリー三人男」と呼ばれた歌手。)

 

山下啓次郎(やました・けいじろう)

(千葉・長崎・金沢・鹿児島・奈良のいわゆる「明治の五大監獄」を設計した建築家。孫のジャズピアニスト 山下洋輔は小説『ドバラダ門』で彼を題材にしている。)

 

河東純一(かとう・じゅんいち)

(小渕恵三が新元号を発表するときに掲げた「平成」を揮毫した書家。)

 

加藤純一(かとう・じゅんいち)

(ゲーム実況者。「うんこちゃん」と呼ばれる。)

⑨その他の単語

【同じ文字・単語の連続】

シャルル・ルルー

(現在も陸上自衛隊・警察などで使用されている『陸軍分列行進曲』の作曲者。)

 

モブツセセセコ湖

(コンゴ民主共和国とウガンダの国境にある湖。ザイール(現コンゴ民主共和国)の第2代大統領モブツ・セセ・セコに由来。別名「アルバート湖」。)

 

アツィナナナの雨林群

(マダガスカルにある世界自然遺産。ラノマファナ国立公園など全部で6つの国立公園にまたがる。地理的隔離によって生まれた独自の生態系を持ちキツネザルなどの固有種が多数生息する。)

 

TTT図

(鋼の組織の変化を示した図。縦軸に温度(線形目盛)を、横軸に時間(対数目盛)をとる。別名「S曲線」「恒温変態曲線」。)

 

PPP

(アニメ『けものフレンズ』に出演する声優による5人組アイドルユニット。グスタフ・カッセルの提唱した「汚染者負担原則」の略称。1972年5月26日に採択された「汚染者負担原則」の略称(これがクイズでは一番有名か)。)

 

ローレンツ・ローレンツの式

(気体の屈折率と、その気体の分子の分極率に関係を表す式。ルードヴィヒとヘンドリックという2人の人物にちなむ。屈折率を誘電率に置き換えると「クラウジウス・モソッティの関係」になる。)

 

ショウ賞

(香港の映画会社「ショウ・ブラザース」の名を冠した賞。唐奨(とうしょう)などとともに「東洋のノーベル賞」と呼ばれる。日本人では山中伸弥と森和俊が受賞。)

 

サントーリオ・サントーリオ

(イタリアの医師。体温計の発明者。)

 

ハンバート・ハンバート

(ウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ』で、少女ドロレス・ヘイズに心惹かれた主人公の名前。佐藤良成(さとう・りょうせい)と佐野遊穂(さの・ゆうほ)からなる男女デュオの名前にもなっている。)

 

スザンヌ・ランラン

(1920年代に活躍したフランスの女子テニス選手。母国では「テニスの女神」と呼ばれる。全仏オープン会場「スタッド・ローラン・ギャロス」のAコートにその名が冠されている。ちなみにBコートに名を残すのはシモーヌ・マチュー、センターコートに名を残すのはフィリップ・シャトリエ。)

 

フランソワ・ポンポン

(代表作にオルセー美術館の『白熊』があるフランスの彫刻家。群馬県立館林美術館が彼の作品を収集し、死後鋳造問題になった。)

 

モコモコ

(ハワイの格闘技カプ・クイアルアにおける戦闘法のこと。)

 

『パタ・パタ』

(南アフリカの歌手ミリアム・マケバの代表曲。)

 

溶溶漾漾(ようようようよう)

(四字熟語で、水が静かにゆっくりと流れる様子。)

 

 

【〇〇・〇〇・〇〇】

『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』

(ジョン・ル・カレの小説。「ハニートラップ」という言葉の初出とされる。)

 

『ゲーデル、エッシャー、バッハ』

(ダグラス・ホフスタッターの科学書。副題「あるいは不思議の環」)

 

『グラモフォン・フィルム・タイプライター』

(ドイツのメディア評論家フリードリヒ・キットラーの著書。)

 

『銃・病原菌・鉄』

(ジャレド・ダイアモンドの著書。副題「1万3000年にわたる人類史の謎」。ミレーの絵画『ペルーのインカを征服するピサロ』が表紙を飾った。)

 

『宇宙・肉体・悪魔』

(イギリスの生物物理学者ジョン・デズモンド・バナールの著書。その中で初めてスペースコロニーやサイボーグが登場した。)

 

『豪奢、静寂、逸楽』(ごうしゃ、せいじゃく、いつらく)

(アンリ・マティスの絵画。wikiでは「マティスの全作品の基礎であり芸術史の中でも中心的な作品。フォービズムの出発点となった作品と考えられている」とまで称されている。)

 

『時間・空間・物質』

(数学者ヘルマン・ワイルの著書。相対性理論についての本。)

 

『自己・あいだ・時間』

(医学者 木村敏(きむら・びん)の著書。副題は「現象学的精神病理学」。)

 

『動くな!死ね!甦れ!』

(少年ワレルカと少女ガリーヤを主人公とする、ヴィターリー・カネフスキー監督・脚本の映画。)

 

「ダンテ・・・ブルーノ・ヴィーコ・・ジョイス」

(不条理演劇作家サミュエル・ベケットの処女作である評論文。「・」1つは100年を意味する。)

 

 

【その他】

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

(「劇団、本谷有希子(もとや・ゆきこ)」の旗揚げ作品。)

 

『頭痛肩こり樋口一葉』

(「こまつ座」の旗揚げ作品。こまつ座は井上ひさしの作品を上映することで知られる。)

 

『DANCE桃杏マシン(ダンスあんずマシン)』

(「大駱駝艦(だいらくだかん)」の旗揚げ作品。大駱駝艦は麿赤兒(まろ・あかじ)が主宰している。)

 

『そこにシワがあるから』

(エクストリームアイロニングの日本人第一人者・松澤等(まつざわ・ひとし)の著書。)

 

『うちの女房にゃ髭がある』

(和田邦坊(わだ・くにぼう)の小説。和田の作品は実在の成金 山本唯三郎(やまもと・たださぶろう)をモデルに「どうだ明るくなつたろう」と言う成金を描いた風刺画『成金栄華時代』の方がクイズに出る。)

 

『ジョン・レノン対火星人』

(『すばらしい日本の戦争』を少し書きかえて発表された高橋源一郎(たかはし・げんいちろう)の小説。高橋源一郎はデビュー作の『さようなら、ギャングたち』や第1回三島由紀夫賞受賞作の『優雅で感傷的な日本野球』の方がクイズに出る。)

 

『希望の国のエクソダス』『愛と幻想のファシズム』『限りなく透明に近いブルー』

(村上龍の小説。)

 

『ブラーマ・スプタ・シッダーンタ』

(数学者ブラーマグプタの628年の著書。「0」の概念について記した書物としては、3~4世紀に記された「バクシャーリー写本」に次いで古いとされる。)

 

『野獣死すべし』

(大藪春彦(おおやぶ・はるひこ)のデビュー作、およびセシル・デイ=ルイスが「ニコラス・ブレイク」名義で書いた推理小説。ちなみにセシル・デイ=ルイスの息子は『マイ・レフトフット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『リンカーン』で最多の3回アカデミー主演男優賞を受賞したダニエル・デイ=ルイス。)

 

『ら抜きの殺意』

(永井愛(ながい・あい)の戯曲。1998年の第1回鶴屋南北戯曲賞を受賞。)

 

『悩みはイバラのようにふりそそぐ』

(山田かまちの死後発見された詩画集。)

 

『ウは宇宙船のウ』

(レイ・ブラッドベリのSF小説。原題の「R is for Rocket」を大西尹明(おおにし・ただあき)が訳した。)

 

『誰だ?花園を荒らす者は!』

(中村武羅夫(なかむら・むらお)の評論。純文学を荒らすプロレタリア文学などを批判した。)

 

『ヘッテルとフエーテル』

(2009年の第1回日本タイトルだけ大賞を受賞した、マネー・ヘッタ・チャンの著書。副題「本当に残酷なマネー版グリム童話」。)

 

『菊とポケモン』

(アン・アリスンの著書。日本文化がグローバルに受容されている理由とプロセスを解明していくという内容。副題を「グローバル化する日本の文化力」という。)

 

『ヘリコプター弦楽四重奏曲』

(カールハインツ・シュトックハウゼン作曲のオペラ『光(リヒト)』中の「水曜日」の第3場面の曲。ヘリコプターの中で演奏する。)

 

『九成宮醴泉銘』(きゅうせいきゅうれいせん(の)めい)

(楷書の理想形される碑文。欧陽詢(おうようじゅん)によって書かれた。唐の太宗が離宮に避暑に訪れた際に泉が湧き出たことを記念して作らせたとされる。)

 

(ラス・)ナバス・デ・トロサの戦い

(1212年、キリスト教勢力がムワッヒド朝を撃破した戦い。これによりレコンキスタが大きく進展した。)

 

島原大変肥後迷惑(しまばらたいへんひごめいわく)

(1792年5月21日に島原・肥後で発生した地震・津波。九十九島(つくもじま)や白土湖(しらちこ)はこのときに生まれた。)

 

カニの横ばい拒否事件

(松本治一郎(まつもと・じいちろう)が国会開会式に来場した昭和天皇への拝謁を拒否した事件。)

 

コラプテッド・ブラッド事件

(オンラインゲーム『ワールドオブウォークラフト』で発生した「パンデミック」。)

 

張作霖爆殺事件(ちょうさくりん-)

(首謀者は河本大作(こうもと・だいさく)。別名の「満州某重大事件」もパワーワード。)

 

オー・ミステイク事件

(アプレゲール犯罪の一つ「日大ギャング事件」の別名。主犯の山際啓之(やまぎわ・ひろゆき)の発言にちなむ。)

 

フベルトゥスブルク条約

(1763年、七年戦争の講和条約として、プロイセン王国とオーストリアの間で締結された講和条約。)

 

キュチュク・カイナルジ条約

(1774年に締結された、第1次露土戦争の講和条約。)

 

ウンキャル・スケレッシ条約

(1833年に締結された、第1次エジプト=トルコ戦争の講和条約。)

 

プラグマティッシェ=ザンクティオン

(1713年、神聖ローマ帝国皇帝カール6世が定めたハプスブルク家の勅令。日本語では「国事詔書」と訳される。)

 

ダムナティオ・メモリアエ

(古代ローマにおいて、死に加え存在そのものの痕跡を抹消される刑罰。)

 

パクタ・スント・セルウァンダ

(国際法において「契約は守られなくてはならない」と日本語訳される原則。)

 

後戻りのための黄金の橋

(犯罪の実行に着手しながら、自己の意思により犯罪を中止する「中止未遂」を行った人に刑を減免すること。ドイツの刑法学者フランツ・フォン・リストが初めて用いた。)

 

ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ

(篠原有司男(しのはら・うしお)、赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)、荒川修作(あらかわ・しゅうさく)らが1960年に結成した芸術グループ。)

 

ノイエ・ザッハリヒカイト

(日本語では「新即物主義」という芸術運動。命名者はマンハイム美術館の館長G・F・ハートラプ。)

 

優美な屍骸

(「甘美な屍骸」とも。シュルレアリスムの技法の一つ。共同作業において、複数の人間が互いに他の人間が何を制作しているかを知ることなしに自分のパートだけを制作するというもの。)

 

ぴんとこな

(歌舞伎の二枚目役のうち、多少きりりとした性格をもつもの。『伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)』の福岡貢(ふくおかみつぎ)などが代表例。嶋木あこの漫画のタイトルにもなっている。)

 

中里村雪国はつらつ条例

(新潟県中魚沼郡中里村(現・新潟県十日町市)の条例。「雪国はつらいよ条例」という誤植で有名になった。)

 

国際2匹目のどじょう賞

(国際人記者クラブが授与する、イグノーベル賞の日本版を目指した賞。略称「CSNP」。)

 

ゴッドウィン・オースティン

(世界第二の高峰・K2の別名。)

 

パンケーキ

(バレーボールで、ボールがコートに落ちる直前に片手を差し出し、手の甲で受けるレシーブの俗称。)

 

パンケーキクラッシュ

(地震などで建物のある層や階が平たく押しつぶされる現象。和製英語。)

 

モモルディシン、チャランチン、コロソリン酸

(ゴーヤに含まれる苦味成分。)

 

オリンピアダン

(5つの大きな環が組み合わさってできた有機化合物。化学式C228H236F72N12O30P12。)

 

オリンピセン

(5つの環からなる炭化水素。化学式C19H12。)

 

ヘキサフルオロ白金酸キセノン

(世界初の希ガス化合物。1962年にカナダのネイル・バートレットとD.H.ローマンによって発見された。)

 

ストラトフォード・アポン・エイヴォン

(イングランドの都市。シェイクスピアの故郷。エイヴォン川に面していることから名がついた。)

 

ガルミッシュ・パルテンキルヘン

(1936年の冬季五輪が開催されたドイツの都市。「スキージャンプ週間」では初戦のオーベルストドルフに次ぐ第2戦が行われる場所。ミヒャエル・エンデの出身地でもある。)

 

(サン・カルロス・デ・)バリローチェ

(アルゼンチン・リオネグロ州の都市。「南米のスイス」と呼ばれる。)

 

セルギエフ・ポサード

(ロシア・モスクワ州の都市。旧称「ザゴルスク」。民芸品「マトリョーシカ」の発祥の地として知られる。)

 

サン=ルイ=デュ=ア!・ア!

(「行き詰まりの聖ルイ」という意味のカナダの都市。世界で唯一地名に「!」を二個含む町。)

 

アランチェーリ

(イタリアの都市イヴレアで開催される祭り「オレンジ合戦」の参加者のこと。アラン・チューリングみたい。)

 

スコーグスシュルコゴーデン

(スウェーデンの建築家グンナール・アスプルンドらが設計した墓地。日本語では「森の墓地」。Avicii(アヴィーチー)やグレタ・ガルボが眠る。20世紀以降の建築作品で最初に世界遺産になった。)

 

サンジェルマン・ロクセロワ教会

(ルーブル美術館の東側に建つ教会。ここの鐘がサン・バルテルミの虐殺の始まる合図となった。バスケットボール選手のトニー・パーカーと女優のエヴァ・ロンゴリアが結婚式を挙げている。)

 

セント・メアリー・ル・ボウ教会

(イギリスの教会。コックニーのもともとの意味が「ここの鐘の音が聞こえる範囲で生まれた人」だったことで知られる。セント・ポール大聖堂設計で知られるクリストファー・レンが設計。童謡『オレンジとレモン』の一般的なものでは6つの教会のうち最後に登場する。)

 

ビービー・カー・マクバラー

(タージ・マハルとの類似のため「貧乏人のタージ」と呼ばれる、ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの妃ディルラース・バーヌー・ベーグムの廟墓。)

 

イスタナ・ヌルル・イマン

(ブルネイ国王ハサナル・ボルキアの宮殿。ブルネイの政府所在地になっている。設計者はフィリピンの建築家レアンドロ・V・ロクシン。)

 

グレート・オーモンド・ストリート病院

(イギリス最古の小児病院。ピーターパンの作者バリーがここに著作権を寄付したことで知られる。)

 

ヤースナヤ・ポリャーナ

(作家レフ・トルストイが生涯を過した居宅。)

 

パパハナウモクアケア

(アメリカ唯一の世界複合遺産。)

 

ピマチオウィン・アキ

(カナダ唯一の世界複合遺産。)

 

ビャウォヴィエジャの森

(ポーランドとベラルーシに跨る世界自然遺産。ヨーロッパバイソンが生息しヨーロッパ最後の原生林とも言われる。別名「ベロヴェーシの森」。)

 

ヴァルトシュレスヒェン橋

(ドイツ・エルベ川にかかる橋。橋の建設工事によって世界遺産「ドレスデン・エルベ渓谷」の登録が抹消された。)

 

ヲンネモトチャシ

(「根室半島チャシ跡群」に含まれる、日本最東端及び最北端の城。)

 

トリスタン・ダ・クーニャ島

(もっとも近い有人島から2000㎞以上離れている「世界一孤立した有人島」。エディンバラ・オブ・ザ・セブン・シーズが唯一の集落。ちなみに「世界一孤立した無人島」はブーベ島。)

 

ギンヌンガガプ

(北欧神話に登場する巨大な裂け目。炎の世界ムスペルヘイムと氷の世界ニブルヘイムを隔てているとされる。)

 

アストロラビウム・ガリレオガリレイ、プラネタリウム・コペルニクス、テリリウム・ヨハネスケプラー

(スイスの高級時計メーカー「ユリス・ナルダン」の「天文三部作」。ルートヴィヒ・エクスリン(Ludwig Oechslin)が手掛けた。)

 

ウィドマンシュテッテン構造

(鉄隕石内のニッケル結晶によって生じる構造。今のところ人工的に作ることができないため本物の隕石であることの証明に用いられる。ウィリアム・トムソンが発見し、シュライバースがベッカー=ウィドマンシュテッテンにちなんで命名した。クラスノヤルスク隕石で初めて確認された。)

 

アンフィンセンのドグマ

(「タンパク質は自発的に、エネルギーが最小になる立体構造をとる」という原理。提唱者のクリスチャン・アンフィンセンは1972年のノーベル化学賞受賞者でもある。)

 

デーモン・コア

(アメリカのロスアラモス研究所で実験に使われたプルトニウムの塊の通称。ハリー・ダリアンとルイス・スローティンの命を奪ったことから名前がついた。事故前は「ルーファス」という名前だった。からめるのアニメ『輝け!デーモンコアくん』で知名度が上がったように感じる。)

 

オーマイゴッド粒子

(1991年10月15日にダグウェイ試験場で観測された、ほぼ光速で運動した宇宙線。)

 

魔法数

(2,8,20のように、原子核が特に安定となる陽子と中性子の個数。1949年にマリア・ゲッパート=メイヤーとヨハネス・ハンス・イェンゼンが理論的説明を行いノーベル賞授与対象となった。)

 

アンダーソン局在

(物質中のポテンシャルが無秩序な場合に、電子の波動関数が空間的に局在する現象。提唱者のフィリップ・アンダーソンは1977年にネヴィル・モット、ヴァン・ヴレックとともにノーベル物理学賞を受賞している。)

 

帆立貝定理

(「低レイノルズ数においてニュートン流体中を遊泳するものは、時間反転しても非対称になるように変形しなければ推進できない」という定理。提唱者のエドワード・ミルズ・パーセルは1952年にフェリックス・ブロッホとともにノーベル物理学賞を受賞している。)

 

宇宙の距離梯子

(天体の距離測定において、異なる手法を次々につないで距離を測る様子が、「はしご」をつないで高いところまで届く様子からつけられた呼び名。天体の位置を知る方法には「ハッブルの法則」「タリー・フィッシャー関係」などがある。)

 

デデキント切断

(リヒャルト・デデキントが考案した数学の概念。「数直線を分割する」みたいな話。これにより実数(無理数)を定義することができる。)

 

はさみうちの原理

(極限値を持つ2つの関数に挟まれた第3の関数も同じ極限値を持つ、という原理。高校数学で使われるが、証明には大学で習う「ε-δ論法」が必要。)

 

宇宙際タイヒミュラー理論

(望月新一が「ABC予想」解決のために開発した理論。)

 

ナルシシスト数

(n桁の自然数の各桁のn乗の和が元の数と等しい数。全部で88個存在し、153、370などが当てはまる。)

 

接吻数

(各次元において単位球の周囲に接するように並べられる同半径の球の数の最大値。1次元では2、2次元では6、3次元では12である。)

 

中国人郵便配達問題

(図上のすべての道を一度以上経由して始点に戻る時、最も移動距離が少なくなる経路を求める問題。中国人の管梅谷(Mei-Gu Kwan)にちなむ。)

 

ケーニヒスベルクの橋の問題

(「プレーゲル川にかかる7つの橋を1回ずつ渡れるか」という一筆書きの問題。プレーゲル川がある都市「ケーニヒスベルク」はドイツ語で「王の山」という意味で、現在はカリーニングラードと呼ばれている。プレーゲル川の川中島にはクナイプホフ島がある。クナイプホフ島にはカントの霊廟がある。)

 

驚異の定理

(曲面の曲率に関する定理。証明者のガウスが驚いたことに由来する。中国語では「絕妙定理」という。)

 

硬い方程式

(微分方程式の数値解法において、刻み幅を極めて小さくしないと​数値的不安定になる方程式。)

 

弱いゴールドバッハ予想

(「7より大きい奇数は3 個の素数の和で表せる」という数学の予想。ハラルド・ヘルフゴットが証明したとされる。これが証明できても「ゴールドバッハ予想」が証明できないことから名前がついた。「7より大/」や「9以上/」くらいで確定しそう。)

 

日本空間

(位相空間論において、閉包を保つような局所近傍系を持つ空間のこと。)

 

日本の定理

(円に内接する任意の多角形において、1頂点を通る弦で分けられるすべての三角形の内接円の半径の和は、どの頂点に関しても等しく一定である、という定理。)

 

アニェージの魔女

(「アーネシの魔女」「アグネシの魔女」とも。y=c^3/(x ^2+c^2)で表される曲線。誤訳によって「曲線」が「魔女」と呼ばれるようになった。ちなみにマリア・ガエターナ・アニェージはヨーロッパでラウラ・バッシに次いで女性として2番目に大学教授になっている。)

 

テニスラケットの定理

(3つの異なった主慣性モーメントを持つ剛体を回転させると奇妙な動きをする、という定理。ウラジーミル・ジャニベコフにちなんで「ジャニベコフ効果」とも呼ばれる。)

 

ハムサンドイッチの定理

(n 次元空間内に与えられた n 個の可測な「物体」に対して、それぞれの量を一度に等分することが出来るような (n − 1) 次元超平面が存在する、という定理。n=3にしてみると分かりやすい。別名「ストーン・テューキーの定理」)。

 

すだれコリメータ

(天文学者 小田稔(おだ・みのる)が生み出したX線天体観測機。彼の師匠ブルーノ・ロッシが命名した。)

 

コットレル雰囲気

(固溶体(2種類以上の元素が溶けている金属)において、固溶元素の原子半径が母材原子よりも大幅に小さい場合、刃状転位(結晶のひずみ)の部分に集まりやすくなること。イギリスの冶金学者アラン・コットレルにちなむ。)

 

ハインリッヒの法則

(労働災害において、「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故と300の異常が存在する」という法則。バードの法則(1:10:30:600)、タイ-ピアソンの法則(1:3:50:80:400)という似たような法則がある。)

 

チョクラルスキー法

(種結晶を坩堝内で溶融状態のシリコンに接触させてゆっくりと回転させながら引き上げていく、超高純度の単結晶を育成する方法。略称「CZ法」。)

 

板野サーカス

(「高速で動く物体とそれを追う高速で動く物体を、高速で動くカメラが捕らえる」というアニメ技法。板野一郎(いたの・いちろう)によって確立され、メカニックデザイナーの宮武一貴(みやたけ・かづたか)が「源田サーカス」にちなんで命名した。ちなみに源田サーカスの由来はブルーインパルス提唱者こと源田実(げんだ・みのる)。)

 

「テクマクマヤコン テクマクマヤコン ○○になれ〜」「ラミパス ラミパス ルルルルル~」

(『ひみつのアッコちゃん』に登場する呪文。前者が変身するとき、後者が元に戻るときに使う。考案者は雪室俊一(ゆきむろ・しゅんいち)とされる。)

 

暗黒通信団

(日本の同人サークル。数字が延々と並んでいるだけの奇書『円周率1000000桁表』『月刊円周率』で知られる。)

 

ラジカル・ガジベリビンバ・システム

(シティボーイズ、竹中直人、いとうせいこう、中村有志らが結成した「ドラマンス」を前身とする演劇ユニット。フーゴ・バルの詩『Gadji beri bimba』に由来。)

 

プラエネステのフィーブラ

(紀元前600年頃のものと言われる、世界最古のラテン語文章が書かれたフィーブラ(留め具)。ドイツの考古学者のヴォルフガング・ヘルビヒ(Wolfgang Helbig)によって発表された。)

 

ヤンソンの誘惑

(玉ねぎ、アンチョビ、じゃがいもなどを使ったスウェーデンのグラタン料理。「菜食主義エリク・ヤンソンがあまりにもおいしそうな見た目と匂いに勝てずついに口にしてしまった」ことに由来していると紹介されることが多いが嘘らしい。)

 

ラムセウム・テンティリス

(ゲーム『どうぶつタワーバトル』で、シロクマの上に逆さにしたシロクマを重ねて置く技の俗称。)

 

神の十戒復古運動

(ウガンダで誕生した新興宗教。2000年に大量殺人事件を起こし、カルト宗教では人民寺院を凌ぐ史上最大の死者が出たという。)

 

首相官邸ネズミ捕獲長

(イギリス首相官邸の飼い猫に与えられた役職。最も長く就任した「ウィルバーフォース」が「イギリス最高」といわれる。)

 

エガオヲミセテ

(名前に初めて「ヲ」が用いられた競走馬。命名者は小田切有一(おだぎり・ゆういち)。)

 

ナンジャモンジャゴケ

(発見当時コケ植物かどうか分類がはっきりしなかったことからその名がついたコケ。発見者は高木典雄(たかぎ・のりお)。命名者は服部新佐(はっとり・しんすけ)。)

 

セント・ジョーンズ・ワート

(植物。和名「セイヨウオトギリソウ」。ヒペリシンという物質に抗うつ作用がある。)

 

ミッキーマウスノキ

(ミッキーマウスに見える植物。学名「オクナ・セルラタ」。)

 

ユビレーア・スィムボーロ

(世界エスペラント協会がエスペラント語100周年を記念して決定したシンボルマーク。「記念シンボル」という意味。その見た目から「ラグビーボール」「メロン」とも呼ばれる。)

 

ポリカオス・ドゥビウム

(最大のゲノムをもつ生物。)

 

パパニコロウ染色法

(ヘマトキリシンによる核の染色法。ギリシャ人医師の名前がついた。)

 

「標高2716メートル」

(アルピコ交通の乗鞍岳線にある、日本一標高の高いバス停。)

 

555-95472

(漫画『ピーナッツ』に登場するファイブの本名。)

 

インスティトゥティオネス方式

(ナポレオン法典のように、民法典を「人」「物」「行為」に分ける形式。対義語は「パンデクテン方式」や「ユスティニアヌス方式」。)

 

マチャプチャレ

(「ネパールのマッターホルン」と呼ばれる、標高6,993mの6000m級最高峰。1957年にイギリスのJ・ロバーツ隊が山頂付近に到達して以来、登山は許可されていない。)

 

園田天光光(そのだ・てんこうこう)

(政治家。日本初の女性代議士の一人。ブルガリアヨーグルトを日本で広めたことなどから日本の国民栄誉賞に相当するブルガリアのスタラ・プラニナ勲章を2009年に受賞。)

 

高山たつ

(1832年に女人禁制とされていた富士山に男装して登り、初の女性の登頂者となった。)

 

武谷ピニロピ

(医師。夫に理論物理学者の武谷三男(たけたに・みつお)がいる。)

 

クーデンホーフ光子(-みつこ)

(いとこに青山二郎、息子にEUの礎を築いたリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーをもつ。)

 

砂澤ビッキ

(アイヌ民族旗を考案した彫刻家。)

 

バチェラー八重子

(歌集『若きウタリに』などで知られるアイヌの詩人。違星北斗、森竹竹市とともに「アイヌ三大歌人」に数えられる。)

 

ガントレット恒子

(林歌子(はやし・うたこ)に次いで日本キリスト教婦人矯風会(-ふじんきょうふうかい)第6代会頭を務めた。夫に秋芳洞を世界に紹介したエドワード・ガントレット、弟に山田耕筰がいる。)

 

妹尾河童(せのお・かっぱ)

(自伝的小説『少年H』で知られる人物。音楽番組『ミュージックフェア』のセット美術で第1回伊藤熹朔(いとう・きさく)賞テレビ部門を受賞。)

 

画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)

(葛飾北斎の晩年のペンネーム。墓石にも書かれている。)

 

乙骨太郎乙(おつこつ/おっこつ・たろうおつ)

(明治時代の英文学者。『君が代』の歌詞の原型を作った人物の1人とされる。甥に『海潮音』の作者 上田敏(うえだ・びん)、孫に「三宅線」の命名者 江崎悌三(えさき・ていぞう)を持つ。妻の「つぎ」は杉田成卿(-せいけい)の子、杉田玄白のひ孫にあたる。)

 

宮武外骨(みやたけ・がいこつ)

(『スコブル』『滑稽新聞』を創刊した。本名「亀四郎(かめしろう)」。)

 

長谷川如是閑(はせがわ・にょぜかん)

(日本のジャージャリスト、文学者。夏の甲子園の創設者。大山郁夫(おおやま・いくお)らとともに評論雑誌『我等(われら)』を創刊。)

 

角田浩々歌客(かくだ・こうこうかきゃく)

(『カレワラ』などの北欧文学を日本に紹介した人物。)

 

忽滑谷快天(ぬかりや・かいてん)

(駒沢大学の初代学長。)

 

田舎老人多田爺(いなかろうじんただのじじい)

(江戸中期の戯作者。のちの洒落本の定型となった『遊子方言(ゆうしほうげん)』の作者。)

 

節松嫁々(ふしまつ・かか)

(狂歌師。朱楽菅江(あけら・かんこう)の妻。智恵内子(ちえの・ないし)と並んで称された。)

 

「狂歌四天王」の人たち

(宿屋飯盛(やどやのめしもり)、鹿都部真顔(しかつべのまがお)、頭光(つむりのひかる)、銭屋金埒(ぜにやのきんらち)。)

 

横山エンタツ・花菱アチャコ

(本名はそれぞれ石田正見(いしだ・まさみ)と藤木徳郎(ふじき・とくろう)。それまでの「萬歳」に代わって「しゃべくり漫才」という分野を確立した。「早慶戦」などのネタがある。)

 

山根青鬼・山根赤鬼

(漫画家兄弟。永田竹丸(ながた・たけまる)とともに、田河水泡から『のらくろ』の執筆権が譲られた「のらくろトリオ」を構成する。)

 

ミハイル・ドリヴォ=ドブロヴォルスキー

(ロシアの電気技術者。「三相交流」の発明・命名者。)

 

ウィラポン・ナコンルアンプロモーション

(本名「ティーラポン・サーラーングラーン」。カオサイ・ギャラクシーと並ぶタイの国民的ボクサー。)

 

ヴィグディス・フィンボガドゥティル

(アイスランド第4代大統領。世界初の民選の女性国家元首。)

 

ポール・ファイヤアーベント

(著書に『自由人のための知』『理性よ、さらば』『方法への挑戦』があるオーストリアの哲学者。)

 

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ

(ソ連のチェリスト。「栄光」を意味する「スラヴァ」の愛称で呼ばれた。妻に声楽家のガリーナ・ヴィシネフスカヤがいる。)

 

クリストス・パパキリアコプロス

(ギリシャの数学者。ラルフ・フォックスに送った「デーンの補題」の証明により第1回オズワルド・ヴェブレン幾何学賞を受賞。「デーンの補題」は本間龍雄(ほんま・たつお)も独立に証明している。)

 

ヤロスワフ・イヴァシュキェヴィッチ

(ポーランドの作家。代表作にイェジー・カヴァレロヴィチによって映画化された『尼僧ヨアンナ』がある。若手の詩人グループ「スカマンデル」も結成している。)

 

アクイリーノ・コサーニ

(バランスボールの開発者。)

 

クレルヴォーのベルナルドゥス

(12世紀のフランス出身の神学者。いとこにテンプル騎士団の創設者ユーグ・ド・パイヤンがいる。ダンテの『神曲』ではヴェルギリウス、ベアトリーチェに続いて冥界の案内役として登場する。)

 

恐れ知らずのジェラルド(Gerald the Fearless)

(「豪胆ジェラルド」「大胆不敵なジェラルド」とも。ポルトガルの軍人。ポルトガル南部の都市エヴォラを奪還した。英雄エル・シッドにちなんで「ポルトガルのシッド」と呼ばれる。)

前作ったブログ「前フリ④(愛称、兄弟、学名)」の「兄弟」部分のリメイクです。

難易度を「易」「中」「難」に分けています。

現在69項目。

 

 

【難易度・易】

兄ウィルバー、弟オーヴィル→ライト兄弟

(自転車屋をしていた兄弟。1903年に世界初の有人動力飛行に成功。)

 

兄ジョゼフ=ミシェル、弟ジャック=エティエンヌ→モンゴルフィエ兄弟

(世界初の気球飛行。)

 

兄ノリス、弟ロス→マクワーター兄弟

(アイルランドのビール会社からの依頼を受けてギネスブックを出版。)

 

兄オットー、弟グスタフ→リリエンタール兄弟

(グライダーの飛行実験に成功。)

 

兄ティベリウス、弟ガイウス→グラックス兄弟

(古代ローマの政治家。)

 

兄モーリス、弟リチャード→マクドナルド兄弟

(マクドナルドの創業者。ちなみにマクドナルドを世界的に大きくしたのはレイ・クロック。)

 

兄ヤコブ、弟ヴィルヘルム→グリム兄弟

(グリム童話を編纂。出身地のハーナウもクイズ頻出。)

 

兄・南波六太(なんばむった)、弟・南波日々人(なんばひびと)→宇宙兄弟

(小山宙哉(こやま・ちゅうや)の漫画『宇宙兄弟』。)

 

兄エドワード、弟アルフォンス→エルリック兄弟

(荒川弘(あらかわ・ひろむ)の漫画『鋼の錬金術師』。)

 

長男のドミトリイ、次男のイヴァンと、三男アレクセイ→カラマーゾフの兄弟

(ドストエフスキーの小説『カラマーゾフの兄弟』。)

 

兄ベン、弟マイク→シャープ兄弟

(力道山・木村政彦と日本初のプロレスの国際試合をした。)

 

兄ウィル、弟ジョン→ケロッグ兄弟

(コーンフレーク開発。)

 

兄ルドルフ、弟アドルフ→ダスラー兄弟

(兄がプーマ、弟がアディダスを創業。ドイツのヘルツォーゲンアウラハに生まれ、プーマとアディダスの本社もここにある。)

 

兄ヴィルヘルム、弟アレクサンダー→フンボルト兄弟

(兄は言語学者・政治家。弟は著書『コスモス』がある探検家で、「海流」「ペンギン」などに名を残す。)

 

兄アンドレ、弟エドゥアール→ミシュラン兄弟

(タイヤメーカーに名を残す。)

 

兄エドモン、弟ジュール→ゴンクール兄弟

(フランス5大文学賞のひとつ・ゴンクール賞に名を残す作家。代表作『ジェルミニー・ラセルトゥー』。)

 

兄リチャード、妹カレン→カーペンターズ

(ポップ・ミュージック・デュオ。)

 

兄オーギュスト、弟ルイ→リュミエール兄弟

(初期の映画製作者。シマネマトグラフを開発。代表作に『ラ・シオタ駅への列車の到着』(ラ・シオタはペタンク発祥の地とされる)や、世界初の実写映画『工場の出口』など。)

 

長女ウルズ、次女ヴェルザンディ、三女スクルド→ノルン三姉妹

(北欧神話に登場する運命の三姉妹。長姉のウルズが「過去」、次姉のヴェルザンディが「現在」、末妹のスクルドが「未来」を司るとされている。)

 

クロートー、ラケシス、アトロポス→モイラ(複数形はモイライ)

(ギリシア神話における「運命の三女神」。)

 

兄・靖史(せいじ)、弟・浩史(こうじ)→千原兄弟(ちはらきょうだい)

(漫才師。)

 

兄・祐成(すけなり)、弟・時致(ときむね)→曽我兄弟

(父・河津祐泰(かわづすけやす)の仇である工藤祐経(くどうすけつね)を討った。)

 

長女シャーロット、次女エミリー、三女アン→ブロンテ三姉妹

(イギリスの作家姉妹。代表作に、シャーロットは『ジェーン・エア』、エミリーは『嵐が丘』、アンは『ワイルドフェル屋敷の人々』『アグネス・グレイ』がある。ブランウェルという唯一の男兄弟もいた。)

 

 

【難易度・中】

兄ラザロ(ラースロー、László)、弟ゲオルグ(ジョージ、György)→ビロ兄弟(Bíró)

ハンガリーの兄弟。ボールペンを実用化した。

 

兄オーギュスト、弟アントナン→ドーム兄弟

(ガラス細工で活躍。リュミエール兄弟も兄オーギュストなので注意。)

 

兄ホドリゴ、弟ホジェリオ→ノゲイラ兄弟

(ブラジルの総合格闘技家兄弟。)

 

兄ボブ、弟カール→ブライアン兄弟

(2000年代ダブルスで活躍したテニス選手。)

 

兄モーガン、弟ポール→ハム兄弟

(アメリカの体操選手。2004年アテネ五輪でメダル。)

 

兄ペイトン、弟イーライ→マニング兄弟

(NFL選手。兄弟で2年連続スーパーボウル制覇とMVP受賞。)

 

兄フーベルト、弟ヤン→ファン・アイク兄弟(ヴァン・エイク、ファン・エイク)

(フランドル派の画家。代表作『ヘントの祭壇画』。)

 

長男ヘルマン、次男ポル、三男ヨハン→リンブルク兄弟(ランブール)

(画家。装飾写本『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』を残した。)

 

兄ノエル、弟リアム→ギャラガー兄弟

(バンド「Oasis(オアシス)」の中心メンバー。)

 

兄マルコム、弟アンガス→ヤング兄弟

(バンド「AC/DC(エーシー・ディーシー)」の中心メンバー。)

 

夫モーリス、妻カティア→クラフト夫妻

(雲仙普賢岳の火砕流で死去。)

 

兄ペドロ、弟リカルド→ロドリゲス兄弟

(F1メキシコGPが開催されるエルマノス・ロドリゲス・サーキットに名を残す。)

 

兄ファン・ホセ、弟ファウスト→エルヤル兄弟(デルイヤール、エルイヤール)

(タングステンを発見し、「ウォルフラム」と命名。)

 

兄アムジャド、弟バシト→アルビ兄弟

(パキスタンの兄弟。世界初のコンピュータウイルス「Brain」を作った。)

 

長男ヘルマン、次男アドルフ、四男ロベルト→シュラーギントワイト兄弟

(ガウリサンカールを「世界最高峰」とした。)

 

兄アンソニー、弟ジョー→ルッソ兄弟

(映画監督。代表作は『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』など。)

 

兄マックス、弟デーブ→フライシャー兄弟

(アニメ映画監督。代表作は『ポパイ』『スーパーマン』など。第1回ウィンザー・マッケイ賞を受賞した。)

 

兄ジョエル、弟イーサン→コーエン兄弟

(アメリカ合衆国の映画監督、脚本家。『ファーゴ』『ノーカントリー』でアカデミー賞受賞。)

 

 

【難易度・難】

兄アン=ジャン、弟ニコラ=ルイ→ロベール兄弟

(「シャルルの法則」のジャック・シャルルとともに世界初の「ガス気球」飛行をした。モンゴルフィエ兄弟は「熱気球」。)

 

兄ジャンバッティスタ、作曲者は弟エルネスト→クルティス兄弟

(ナポリ民謡『帰れソレントへ』を兄が作詩、弟が作曲した。)

 

兄ヴェスト、弟アール→スライファー兄弟

(天文学者。ヴェスト・スライファーはエドウィン・ハッブルに先んじて赤方偏移を発見した。)

 

兄・浜成(はまなり)、弟・竹成(たけなり)→檜前(ひのくま)兄弟

(土師真中知(はじのあたいなかとも)とともに浅草寺を建立。)

 

兄はレロン、弟はレオン→リー兄弟

(1970年代後半から1980年代前半にかけてロッテオリオンズなどで活躍した野球選手兄弟。)

 

兄トーマス、弟ジョン→ウォルシュ兄弟

(1859年、ジョージ・ホールやフランシス・ホールとともに「ウォルシュ・ホール協会」を経営し、これが日本ではじめて成功したアメリカ企業になった。)

 

マーティン(Martin)、ティグラン(Tigran)、アビエト(Aviet)、アルシャク(Arshak)→サーキーズ兄弟(Sarkies)

(アルメニア人兄弟。シンガポールに「ラッフルズホテル」を開業。)

 

ヘラルド(Herman)、ヒラル(Hillel)、ヘンリー(Henry)→ハッセンフェルド兄弟(Hassenfeld)

(ハズブロ社を創業。)

 

兄ダン、弟フランク→カーニー兄弟

(ピザハットを創業。)

 

兄アレクシス(Alexis)、弟アンリ(Henri)→ブロシュレル兄弟(Brocherel)

(トム・ロングスタッフとともにトリスルの初登頂に成功し、これが人類史上初の7000m級登頂になった。)

 

兄ヨハン(Johann)、弟ヴァンデリン(Wendelin)→スピラ兄弟(Speyer)

(印刷物に初めてノンブルを記載した。)

 

兄ジョン(John)、弟ジェイコブ(Jacob)→ブレット兄弟(Brett)

(ドーバー海峡に世界初の海底ケーブルを敷いた。)

 

兄ジム、弟ゲイロード→ペリー兄弟

(MLB選手。兄弟でサイ・ヤング賞。ゲイロード・ペリーは、始めて両リーグでサイ・ヤング賞を受賞し、スピットボールを使ったのも有名。)

 

兄ハンス、妹ゾフィー→ショル兄妹

(反ナチ運動「白バラ抵抗運動」の主要メンバー。)

 

兄セルゲイ、弟パーヴェル→トレチャコフ兄弟

(トレチャコフ美術館(ヴァシリー・ヴェレシチャーギンの『戦争の結末』、イワン・クラムスコイの『忘れえぬ女』などを収蔵)に名を残す)

 

兄ロドルフォ、弟エルネスト→アルフテル兄弟

(スペインの作曲家兄弟。「スペイン8人組」のメンバー。)

 

兄ラース、弟スリグ→キエル兄弟

(1964年東京五輪ヨット競技での「人類愛の金メダル」で知られる。)

 

兄ベト、弟ドク→グエン兄弟(ベトちゃんドクちゃん)

(ベトナムの結合双生児。日本でも注目された。)

 

兄チャン、弟エン→ブンカー兄弟

(タイの結合双生児。「シャム双生児」の由来になった。レーラ・マンとアデレードのイェーツ姉妹と結婚した。)

 

兄マックス、弟エミール→スクラダノフスキー兄弟

(初期の映画製作者。ビオスコープを開発。)

 

チコ、ゼッポ、グルーチョ、ハーポ→マルクス兄弟

(俳優兄弟。デビュー作は『ココナッツ』。その他の主演作に『我輩はカモである』など。)

 

ジョージ、ジョン、ピーター、マイケル、ニコラスの5人兄弟→ルウェリン・デイヴィス家の息子たち

(ダフネ・デュ・モーリアのいとこ。ジェームス・マシュー・バリーが彼らとケンジントン・ガーデンズで出会い『ピーターパン』の着想を得た。)

 

夫アリスティッド、妻マルグリット→ブシコー夫妻

(世界初の百貨店「ボン・マルシェ」を開店。)

 

兄ジェローム(Jerome)、弟ジャン(Jean)→タロウ兄弟(Tharaud)

(1906年の第4回ゴンクール賞を『高名な作家ディングリー』で受賞。)

 

兄ジャン、弟ピエール→トロワグロ兄弟

(料理人。ポール・ボキューズやアラン・シャペルらとともにヌーベル・キュイジーヌを推進。)

 

兄アーカディ、弟ボリス→ストルガツキー兄弟

(作家兄弟。代表作にアンドレイ・タルコフスキーの映画『ストーカー』の原作『路傍のピクニック』がある。)

 

兄ヴィットリオ、弟パオロ→タヴィアーニ兄弟

(イタリアの映画監督。代表作にD・W・グリフィス監督の『イントレランス』の撮影現場を舞台にした『グッドモーニング・バビロン』がある。)

 

兄ジャン=ピエール、弟リュック→ダルデンヌ兄弟

(ベルギーの映画監督。1999年の『ロゼッタ』と2005年の『ある子供』で2度のパルムドールを受賞。)

※iPhoneのゲーム『Quizdom』から得たことが中心です。

※結構雑です。読みにくかったらすいません。

 

 

主人公ハリー・ハラーが、少女ヘルミーネによって再び生きる希望を取り戻そうとするヘルマン・ヘッセの小説。カナダのロックバンド「ステッペンウルフ」の由来。

『荒野のおおかみ』

 

レヴィー小体型認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症とともに「3大認知症」に数えられる)を発見した、横浜市立大学の名誉教授

小阪憲司(こさか・けんじ)

 

ドイツの数学者。弟子には、ミッタク=レフラー、ソフィア・コワレフスカヤなど(両方ともノーベル数学賞がない原因として挙がる人物)。連続関数であるにもかかわらず至るところ微分不可能な「関数」に名を残す。「有界な数列は収束する部分列をもつ」という定理にベルナルト・ボルツァーノとともに名を残す。三角関数の積分をするための「置換」にも名を残す(t=tanx/2 とおくやつ)。

カール・ワイエルシュトラス

 

バーネットの『小公子』の翻訳

若松賤子(わかまつ・しずこ)

 

若松賤子の夫で、日本初の婦人雑誌『女学雑誌』

巌本善治(いわもと・よしはる)(現存する日本最古の女性誌は国木田独歩の『婦人画報』)

 

巌本善治の孫。服部豊子(はっとり・とよこ)、諏訪根自子(すわ・ねじこ)とともに「3大美人バイオリニスト」と呼ばれた

巌本真理(いわもと・まり)

 

牧師。マルクスの社会主義を日本に紹介した最初の論文といわれる「近世社会党ノ原因ヲ論ズ」を発表。1879年には霊南坂教会(山口百恵と三浦友和が結婚式を挙げた場所)を設立している。同志社大学の第2代学長を務めた。「青年」や「宗教」といった言葉を翻訳した。

小崎弘道(こざき・ひろみち)

 

ミクロコスモスのアナグラムである六隅許六(むすみころく)という変名を用いた。ラブレーの『ガルガンチュアとパンタグリュエル』を完訳。

渡辺一夫(わたなべかずお)

 

ツォンカパ(ゲルク派の開祖)の生誕地でもある寺院。寺本婉雅(てらもと・えんが)が日露戦争のころにここに滞在。

クンブム・チャンパーリン寺

 

目的地に行くために三羽のカラスを用いたことから「カラス」のあだ名を付けて呼ばれることもある、「アイスランド」の命名者

フローキ(・ビリガルズソン)

 

ナポリ国王フェルディナンド4世の侍従で、4本歯のフォークを発明した

チェーザレ・スパダッチーニ(Cesare Spadaccini)

 

アーサー・チョークという人物が飼っていたメスのホルスタイン、ピンク・フロイドのアルバム『原子心母』のジェケットに採用された

ルルベル3世

 

ドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』の題名の由来となる詩を書いた

(シャルル=マリ=ルネ・)ルコント・ド・リール

 

1979年にユネスコの危機にさらされている世界遺産リストに初めて登録された

コトル

 

アルドゥス・マヌティウスによって出版されたピエトロ・ベンボの著書『デ・エトナ(De Aetna)』が初めて使われた

セミコロン

 

亀屋清永(かめやきよなが)のみが製造、7種類のお香を練り込んだこし餡を生地に包み、蓮華にちなんで8つのひだを付け胡麻油で揚げた菓子、日本最古のお菓子とされる

清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)

 

2度の結婚で「獅子心王」リチャード1世などを産んだことから「ヨーロッパの祖母」と呼ばれた

アリエノール・ダキテーヌ

 

ぬらりひょんに「妖怪の総大将」というイメージを与えた

藤沢衛彦(ふじさわもりひこ)

 

キューブリックの遺作『アイズ・ワイド・シャット』の原作『夢小説』

アルトゥル・シュニッツラー

 

ニコニコ動画のプロトタイプを作成

戀塚昭彦(こいづかあきひこ)

 

北条時宗の正室となり、時宗死後に東慶寺を開いた

覚山尼(かくさんに)

 

世界最古のサッカークラブ

シェフィールドFC

 

中国神話の怪物。その名は「財産・食物を貪る」という意味を持つため、何でも食い尽くす魔獣として言い伝えられている。渾敦(こんとん)、窮奇(きゅうき)、檮杌(とうごつ)とともに「四凶」の一つに数えられる。

饕餮(とうてつ)

 

マクスウェルの悪魔を応用

シラードのエンジン

 

マクスウェルの悪魔はこれによって否定

ランダウアーの原理

 

日本初のアドバルーン広告

クラブコスメチックス(当初は「中山太陽堂」)

 

孔子が庭を走る息子を呼び止め詩や礼を学ぶよう諭したという故事から名がついた、玄恵(げんえ)(虎関師錬の弟とされる)が作者とされる本、寺子屋で習字や読本として使用された教科書

庭訓往来(ていきんおうらい)

 

ムソルグスキーの『禿山の一夜』の題材、「黒い神」を意味し、善神ベロボーグと対をなすスラブ神話の死神

チェルノボグ

 

鬼火を科学的に解明、「ミステリーサークル」という言葉を広めた

大槻義彦(おおつきよしひこ)

 

別名「競争排除則」という、「同一の生体的地位を占める2種類の生き物は同じ場所に共存することができない」

ガウゼの法則(ゲオルギー・ガウゼ)

 

多値論理の研究、「ポーランド記法」を発案

ヤン・ウカシェヴィチ

 

「岡田式静座法(おかだしきせいざほう)」に名を残す

岡田虎二郎(おかだとらじろう)

 

日本安楽死協会の創立者、最初期の子宮内避妊具の一種「太田リング」に名を残す

太田典礼(おおたてんれい)

 

弟子の恵善尼や禅蔵尼とともに日本初の仏教僧

善信尼(ぜんしんに)

 

アイテム課金初めてしたゲーム

『The Legend of Mir 2』

 

ゲーム雑誌『ホワイト・ドワーフ』の創刊、世界初のゲームブック『火吹山の魔法使い』刊行

スティーブ・ジャクソン、イアン・リビングストン

 

マリオシリーズのヨッシーの声優、どうぶつの森シリーズに登場するキャラクター・とたけけのモデル

戸高一生(とたか・かずみ)

 

カビゴンのモデル

西野弘二(にしの・こうじ)

 

作詞家としては井荻麟(いおぎりん)などの名義を用いた、ガンダムシリーズの監督

富野由悠季(とみのよしゆき)

 

『超電磁ロボ コン・バトラーV』『超電磁マシーン ボルテスV』『闘将ダイモス』の「長浜ロボ3部作」(『未来ロボ ダルタニアス』を含み4部作とすることも)

長浜忠夫(ながはま・ただお)

 

最期はワイアット・アープによって殺されたならず者。西部劇などで見られる「拳銃を渡すと見せかけて一回転させ、相手に銃口を向ける」というテクニックに名を残す。

カーリー・ビル

 

歯学博士の称号を持っていたため、「ドク」と呼ばれた。OK牧場の決闘でワイアット・アープに味方してクラントン一家と撃ち合った。

ドク・ホリデイ

 

リチャード・ブリンズリー・シェリダンの戯曲『恋がたき』の登場人物に由来

マラプロピズム

 

中ノ鳥島を発見

山田禎三郎(やまだていざぶろう)

 

「将棋倒し」という言葉の使用を禁止するきっかけになった事故

明石花火大会歩道橋事故(あかしはなびたいかいほどうきょうじこ)

 

『ひぐらしのなく頃に』『School Days』が一部打ち切りとなり、スラング「Nice boat.」が生まれるきっかけになった事件

京田辺警察官殺害事件(きょうたなべ-)

 

中岡艮一の大叔父、日本初の林学博士

中村弥六(なかむらやろく)

 

「あじゃぱー」が流行語になった

伴淳三郎(ばんじゅんざぶろう)

 

マゾッホの代表作

『毛皮を着たヴィーナス』

 

ハンニバルの父、「バルセロナ」の由来

ハミルカル・バルカ

 

チリ南部の島に由来、『白鯨』の執筆動機となったクジラ

モカ・ディック

 

2人の僧侶。片方が経巻を、もう片方が箒を持った姿で描かれた。

寒山拾得

 

わかさ生活の創業者、日本女子プロ野球機構の創設者

⻆谷建耀知(かくたに・けんいち)

 

1、2、145/

ファクトリオン

 

主な登場人物はクロマニョン人の少年「ゴン」、ゴンの「父ちゃん」をはじめとする彼の家族、そして相棒であるゴリラの「ドテチン」。園山俊二の漫画。「マンガ肉」が初めて登場。

『ギャートルズ』

ネットで探せば今の芸能人とかならいくらでも出てくるが、昔の人名はなかなか出てこないので作った。

 

關一(せき・はじめ)

(第7代大阪市長を務めて「大大阪時代」を実現。「大阪の父」と呼ばれた。)

 

舘糾(たち・ただす)

(第1回を多摩市立多摩第二小学校、第4回を漫才コンビ ロザンが受賞した、国際教育学会が贈る賞に名を残す。)

 

星亨(ほし・とおる)

(「大同団結」を提唱した政治家。伊庭想太郎(いば・そうたろう)に暗殺された。)

 

呉建(くれ・けん)

(日本人最多の6度ノーベル生理学・医学賞候補となった内科医学者。父に「国勢調査の生みの親」こと呉文聡(くれ・あやとし/ふみあき)、叔父に日本神経学会の共同創立者で松沢病院の初代院長である呉秀三(くれ・しゅうぞう)、弟に日本大学第4代総長の呉文炳(くれ・ふみあき)がいる。)

 

神彰(じん・あきら)

(ドン・コサック合唱団を皮切りに、ボリショイ・サーカスやボリショイ・バレエ団などを日本に招き、元祖「呼び屋」と呼ばれた。居酒屋チェーンの先駆けである「北の家族」も立ち上げている。作家の有吉佐和子(ありよし・さわこ)との結婚歴がある。)

 

今敏(こん・さとし)

(アニメ監督。代表作は『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』『妄想代理人』など。未完の遺作は『夢みる機械』。鰐淵良宏(わにぶち・よしひろ)名義も用いた。)

 

林修(はやし・おさむ)

(予備校講師。祖父の林雲鳳(はやし・うんぽう)は『海の浄土』『熊谷直実』などを残した日本画家。)

 

島朗(しま・あきら)

(将棋棋士。1988年度の第1期竜王戦で米長邦雄(よねなが・くにお)を破り、初代竜王になった。)

 

宗兄弟

(兄・宗茂(そう・しげる)、弟・宗猛(そう・たけし)からなるマラソン選手。1970~80年代に活躍した。宗茂は日本人初のサブテンを達成している。)

 

谷啓(たに・けい)

(「ガチョーン」のギャグで知られる俳優・コメディアン。本名 渡部泰雄(わたべ・やすお)。)

 

喰始(たべ・はじめ)

(WAHAHA本舗を主催している。谷啓のファンということから漢字 2 文字の芸名を用いている。本名 川田耕作(かわだ・こうさく)。)

 

星泉(ほし・いずみ)

(赤川次郎の小説『セーラー服と機関銃』の主人公。これまでに長澤まさみ、原田知世、橋本環奈、薬師丸ひろ子が演じてきた。)

 

南博(みなみ・ひろし)

(「フラストレーション」を「欲求不満」と訳した心理学者。)

 

南弘(みなみ・ひろし)

(「厚生省」の名付け親とされる政治家。)

 

乙一(おついち)

(代表作に『GOTH リストカット事件』『ZOO』がある作家。義理の父に映画監督の押井守(おしい・まもる)がいる。)

 

星一(ほし・はじめ)

(星薬科大学の創立者。息子に作家の星新一を持つ。)

 

森清(もり・きよし)

(メルヴィル・デューイの考案した十進分類法をもとに「日本十進分類法」を考案した人物。)

 

森敦(もり・あつし)

(『月山』で第70回芥川賞を受賞した作家。)

 

靉嘔(あい・おう)

(美術家。「虹の画家」「虹のアーティスト」などと呼ばれる。本名 飯島孝雄(いいじま・たかお)。)

 

靉光(あいみつ)

(代表作に『眼のある風景』がある洋画家。本名 石村日郎(いしむら・にちろう)。)

 

瑛九(えいきゅう)

(フォト・デッサン集『眠りの理由』や、絵画『田園』『つばさ』などを残した美術家。彼の作品は「フォト・デッサン」と呼ばれる。本名 杉田秀夫。)

 

セーラームーン、オージービーフ、形容動詞(けーよーどーし)などのように、全ての音の間に伸ばし棒が入る言葉を集めました。

読みが5文字以下の言葉は載せてません。

 

 

生老病死(しょうろうびょうし)

(仏教用語で「四苦」とも呼ばれる、人生で避けることのできない4つの苦しみを総称した四字熟語。)

 

風光明媚(ふうこうめいび)

(四字熟語で、自然の景色がすぐれて美しいこと。)

 

溶溶漾漾(ようようようよう)

(四字熟語で、水が静かにゆっくりと流れる様子。)

 

形容動詞

(命名者は芳賀矢一(はが・やいち)。)

 

東郷青児(とうごう・せいじ)

(日本の画家。現在は「SOMPO美術館」という、ゴッホの『ひまわり』を収蔵する「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」にその名を残していた。ジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』を翻訳。日本レコード大賞の各賞の受賞者に授与される楯をデザイン。)

 

東郷重位(とうごう・じゅうい/ちゅうい/しげかた)

(薩摩藩の剣術の流派 示現流(じげんりゅう)の創始者。)

 

厚生労働省

 

平衡定数(へいこうていすう)

(化学反応の平衡状態を、物質の存在比で表したもの。)

 

セイヨウショウロ

(トリュフの和名。)

 

サーダーバード条約(Saadabad)

(1937年7月8日にトルコ、イラン、アフガニスタン、イラクの4イスラム教国が結んだ条約。イランの首都テヘラン近郊のサーダーバード離宮で調印されたことに由来。)

 

ニーシャープール

(イランのラザヴィー・ホラーサーン州の都市。1038年にここで起きた「ニーシャープールの戦い」で、トゥグリル・ベグがガズナ朝を破ってセルジューク朝を創始した。ウマル・ハイヤームの出身地でもある。)

 

スーパーボール

(玩具。発明者はノーマン・スティンレー。)

 

スーパーボウル

(NFLの優勝決定戦。命名者は実業家のラマー・ハント。)

 

レーザー・レーサー

(SPEEDO社が開発した競技用水着。これを着用した選手が次々と世界記録を連発したため使用禁止になった。)

 

ウーバーイーツ

(アメリカのオンラインフード注文・配達プラットフォーム。)

 

コーレーグースー

(島とうがらしを泡盛に漬け込んだ、沖縄の調味料。)

 

オーキードーキー

(「OK」の砕けた言い方。)

 

ネーピードー

(ミャンマーの首都。)

 

カーヌーニー

(オスマン帝国全盛期のスルタン スレイマン1世の異名。日本語では「立法者」と表記する。)

 

アーサー・ウェイリー

(イギリスの東洋学者。『源氏物語』の英訳で知られる。本名 アーサー・デイヴィッド・シュロス。)

 

シーザー・トーバー

(バート・キャンパネリスに次ぐ2人目の「1試合で全ポジション守備」をしたメジャーリーガー。その時最初に対戦した打者はキャンパネリス。)

 

アーサー・ショーロー

(アメリカの物理学者。1981年ノーベル物理学賞をニコラス・ブルームバーゲン、カイ・シーグバーンとともに受賞。)

 

ピーター・シェーファー

(イギリスの劇作家。代表作にサリエリとモーツァルトの確執を描いた戯曲『アマデウス』がある。双子の兄 アンソニーも劇作家。)

 

ピーター・フォーク

(テレビドラマ『刑事コロンボ』の主演で知られる俳優。)

 

アーチー・ムーア

(49戦49勝で引退したボクサー ロッキー・マルシアーノの最後の対戦相手。本名はアーチボルド・リー・ライト。)

 

ピーター・パーカー

(スパイダーマンの本名。)

 

レーザービーム

(イチローの送球。命名者はリック・リズ。)

 

コーナーアーク

(サッカーコートで、コーナーポストを中心とした半径1mの扇形を作るように描かれている曲線。四隅それぞれに描かれ、コーナーキックの際にボールを置ける範囲を示している。)

 

デーメーテール

(ギリシア神話の穀物の女神。ゼウスとの間に娘コレー(後の冥府の王妃ペルセポネー)をもうけた。)

 

スーパーエース

(バレーボールで、オポジットの中でも極めて攻撃力の高い選手。松平康隆(まつだいら・やすたか)(1972年のミュンヘン五輪で日本男子を金メダルに導いた指導者)が名付け親とされる。)

 

ハーラーダービー

(プロ野球のリーグ戦で、シーズン中の投手の最多勝争いのこと。)

 

『東方紅(とうほうこう)』

(陝西省(せんせいしょう)の民謡を編曲した楽曲。文化革命期の中国では『義勇軍行進曲』の代わりに事実上の国歌であった。中国初の人工衛星「東方紅1号」にも名前を残す。)

 

『ヒービー・ジービーズ』

(ルイ・アームストロングの楽曲。歌詞をど忘れした彼がスキャットを生み出すきっかけとなった。)

 

『ナーリーナート(นารีนาถ)』

(徳富蘆花(とくとみ・ろか)の『不如帰(ほととぎす)』が『ジャム・パラーク(จำพราก)』の題で掲載され、これがタイに初めて紹介された日本の小説となった雑誌。)

 

『東京喰種トーキョーグール』

(石田スイのデビュー作である漫画。)

 

『東方妖々夢(とうほうようようむ)』

(東方Project第7弾にあたるゲーム。自分の趣味で、多分クイズに出ない。)

 

『東方虹龍洞(とうほうこうりゅうどう)』

(東方Projectの第18弾。自分の趣味で、多分クイズに出ない。)

 

フールームー

(『ドラクエモンスターズ』シリーズに登場する、敵1体の賢さを下げることができるアイテム。自分の趣味で、多分クイズに出ない。)

 

覚えてもあまり意味がないのは薄い文字にしてあります。

ちなみに管理人の好きな数字は1477、嫌いな数字は4767です。

 

 

27→27歳で亡くなったアーティスト「27クラブ」(ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリスン、カート・コバーン、エイミー・ワインハウスなど)

 

54→ピア・ニールソンが提唱したゴルフの理論「ビジョン54」

 

69→双葉山の連勝数(瓊ノ浦(たまのうら)が1戦目、駒ノ里が69戦目で、安藝ノ海が連勝を止めた。)

 

82→グランマ号に乗った人数(もともとは8人乗り)

 

95→ラース・フォン・トリアーらが提唱したデンマークの映画運動「ドグマ95」

 

137→物理定数のひとつ「微細構造定数」の逆数のおおよその値

 

144→1グロス

 

152→マルセル・デュシャンの作品『ローズ・セラヴィよ、なぜくしゃみをしない』にある大理石の数

 

302→廃藩置県後の県の数

 

1440→ダーツのカウントアップの最高得点

 

1728→1グレートグロス

 

1729→ハーディ・ラマヌジャン数

 

2716→アルピコ交通の乗鞍岳行きのバス路線にある、日本一標高の高いところにあるバス停「標高2716m」

 

3999→ローマ数字で表せる最大の数

 

4711→オーデコロンの元祖

 

8128→4番目に小さい完全数

 

555 95472→漫画『ピーナッツ』の登場人物 ファイブの本名

 

 

【関連サイト】

 

名字由来ネット(https://myoji-yurai.net/)の順位が10000位より下の人物を書いています。

 

藻谷浩介(もたに・こうすけ)

(『デフレの正体』などの著書で知られる経済学者。)

 

都並敏史(つなみ・さとし)

(サッカー選手。Jリーグのイエローカード第1号。第1回小学館ノンフィクション大賞を受賞した一志治夫(いっし・はるお)のノンフィクション『狂気の左サイドバック』にその姿が描かれている。)

 

左近允孝之進(さこんじょう・こうのしん)

(日本初の点字新聞『あけぼの』の創刊、日本初の点字プリンターの開発などを手がけた。)

 

久夛良木健(くたらぎ・けん)

(実業家。PlayStationの生みの親。)

 

忽滑谷快天(ぬかりや・かいてん)

(駒沢大学の初代学長。)

 

沼波弄山(ぬなみ・ろうざん)

(三重県四日市市で作られる陶器「万古焼(ばんこやき)」の祖。)

最近クイズメモを作ってなくて駄目なので、簡単なものを作りました。

 

※自身のクイズメモ「人名前フリ①」「人名前フリ②」「人名前フリ③」と結構被っています。

※ほぼ学生系。

 

Dinosaur→リチャード・オーウェン

恐竜→横山又次郎(よこやま・またじろう)

 

Catalyst→イェンス・ベルセリウス

触媒→松原行一(まつばら・こういち)

 

Isotope→フレデリック・ソディ

同位体→飯盛里安(いいもり・さとやす)

 

Déconstruction→ジャック・デリダ

脱構築→由良君美(ゆら・きみよし)

 

掌編小説→中河与一(なかがわ・よいち)

 

新戯作派(無頼派)→林房雄(はやし・ふさお)

 

新感覚派→千葉亀雄

 

トップ屋→扇谷正造(おうぎや・しょうぞう)

 

内向の世代→小田切秀雄(おだぎり・ひでお)

 

裕次郎雨、ハンマー投げ効果、洗濯指数→森田正光(もりた・まさみつ)

 

木枯らし1号→大野義輝(おおの・よしてる)

 

シベリア気団、小笠原気団→荒川秀俊(あらかわ・ひでとし)

 

マル金、マルビ(第1回新語・流行語大賞)→渡辺和博 (わたなべ・かずひろ)

 

伊達マスク、さとり世代、マイルドヤンキー→原田曜平(はらだ・ようへい)

 

ほうれんそう→山崎富治(やまざき・とみじ)

 

マイカー→浜口治男(はまぐち・はるお)(広めたのは星野芳郎(ほしの・よしろう))

 

美魔女→山本由樹

 

科学する(動詞)→橋田邦彦(はしだ・くにひこ)

 

おたく→中森明夫

 

キャラクターボイス→井上伸一郎

 

パラサイト・シングル、婚活→山田昌弘(やまだ・まさひろ)

 

一億総白痴化、駅弁大学、口コミ、恐妻→大谷壮一(おおや・そういち)

 

学級崩壊、モンスターペアレント→向山洋一(むこうやま・よういち)

 

茶髪、シロガネーゼ、公園デビュー→相沢正人(あいざわ・まさと)

 

ゆるキャラ、クソゲー、マイブーム、DT→みうらじゅん

 

艶男、艶女、ちょいワルオヤジ→岸田一郎(きしだ・いちろう)

 

陸水→川村多実二(かわむら・たみじ)

 

ゼロゼロ物件→水島宏明(みずしま・ひろあき)

 

イクメン→渥美由喜(あつみ・なおき)

 

Uターン→黒田俊夫

 

I ターン→小山峰男(こやま・みねお)

 

社畜→安土敏(あづち・さとし)

 

日本列島改造論→早坂茂三(はやさか・しげぞう)

 

博覧会→栗本鋤雲 (くりもと・じょうん)

 

博物館→市川清流(いちかわ・せいりゅう)(用語を広めたのは「田中ビワ」に名を残す田中芳男(たなか・よしお)と、東京国立博物館の初代館長こと町田久成(まちだ・ひさなり)。)

 

栄養→須藤憲三(すとう・けんぞう)または佐伯矩(さえき/さいき・ただす)

 

UMA→南山宏(みなみやま・ひろし)または實吉達郎(さねよし・たつお)

 

摩天楼→原田棟一郎(はらだ・とういちろう)

 

石油→石坂周造(いしざか・しゅうぞう)

 

雑誌→柳川春三(やながわ・しゅんさん)

 

衛生→長与専斎(ながよ・せんさい)

 

秘境駅→牛山隆信(うしやま・たかのぶ)

 

近江商人→​小倉榮一郎(おぐら・えいいちろう)

 

かいわれ族→村崎芙蓉子(むらさき・ふよこ)

 

草食男子、肉食女子→深澤真紀(ふかさわ・まき)

 

数独→鍜治真起(かじ・まき)

 

地方の時代→長州一二(ながす・かずじ)

 

モボ・モガ→新居格(にい・いたる)

 

森林浴→秋山智英(あきやま・ともひで)

 

聞きなし→川口孫治郎(かわぐち・まごじろう)

 

電波系、ゴミ屋敷→根本敬(ねもと・たかし)(用語を定着させたのは村崎百郎(むらさき・ひゃくろう))

 

源泉掛け流し→野口悦男(のぐち・えつお)

 

秘湯→岩木一二三

 

VISTA→門倉貴史(かどくら・たかし)

 

一球入魂→飛田穂洲(とびた・すいしゅう)

 

三平方の定理→末綱恕一(すえつな・じょいち)(造語を依頼したのは塩野直道(しおの・なおみち))

 

サイバニクス→山海嘉之(さんかい・よしゆき)

 

メカトロニクス→森徹郎(もり・てつろう)

 

善玉菌、悪玉菌→光岡知足(みつおか・ともたり)(黄表紙『心学早染草(しんがくはやぞめぐさ)』に由来)

 

自慰→小倉清三郎(おぐら・せいざぶろう)と山本宣治(やまもと・せんじ)

 

冊封体制→西嶋定生(にしじま・さだお)

 

渡来人→上田正昭(うえだ・まさあき)

 

大正デモクラシー→信夫清三郎(しのぶ・せいざぶろう)

 

大航海時代→増田義郎(ますだ・よしお)

 

天下の台所→幸田成友(こうだ・しげとも)(幸田露伴の弟)

 

ルネサンス→ジュール・ミシュレ(広めたのはヤーコプ・ブルクハルト)

 

ヒッタイト→アーチボルド・セイス

 

肥沃な三日月地帯→ジェームズ・ブレステッド

 

海の民→ガストン・マスペロ

 

導体、絶縁体→ジョン・デサグリエ(コプリ・メダル唯一3回受賞)

 

サディズム、マゾヒズム→リヒャルト・フォン・クラフト=エビング

 

エクメーネ、アネクメーネ→フリードリヒ・ラッツェル

 

ウエルネス→ハーバート・ダン

 

ゴンドワナ大陸、テチス海→エドワルド・ジュース

 

BRICs→ジム・オニール

 

冷戦→バーナード・バルーク(広めたのはウォルター・リップマン)

 

オーパーツ、ファフロッキーズ、グロブスター→アイバン・サンダーソン

 

アンビバレンス→オイゲン・ブロイラー

 

アナフィラキシー、エクトプラズム→シャルル・ロベール・リシェ

 

ユニコーン企業→アイリーン・リー

 

バーチャル・リアリティ→アントナン・アルトー

 

オートファジー→クリスチャン・ド・デューブ

 

マクロビオティック→クリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラント(桜沢如一ではない)

 

小胞、小嚢→ネヘミア・グルー

 

行列、判別式→ジェームス・ジョセフ・シルベスター

 

エスノメソドロジー→ハロルド・ガーフィンケル

 

テレフォン→ヨハン・フィリップ・ライス

 

酸性雨→ロバート・アンガス・スミス

 

キメラ、ゲノム→ハンス・ヴィンクラー

 

コスモス、ダリア→アントニオ・カヴァニレス

 

ガーベラ、リンネソウ→ヤン・フレデリック・グロノヴィウス

 

太陽風→ユージン・ニューマン・パーカー

 

サイバーパンク→ガードナー・ドゾワ

 

スリップストリーム→ブルース・スターリング

 

ハイ・ファンタジー→ロイド・アリグザンダー

 

ケトン、エステル→レオポルト・グメリン

 

光合成→チャールズ・バーネス

 

染色体→ヴィルヘルム・フォン・ヴァルデヤー【ワルダイヤー、ワルダイエルとも】

 

夏の大三角→オズヴァルド・トーマス(広めたのはパトリック・ムーアとH・A・レイ)

 

特徴的な死因を集めました。

 

 

香月弘美(かつき・ひろみ)

(宝塚歌劇団の女優。『春のおどり、花の中の子供たち』公演中、舞台装置のセリに衣装のドレスが巻き込まれて事故死。)

 

久保田万太郎(くぼた・まんたろう)

(作家。梅原龍三郎邸で赤貝をノドに詰まらせて死去。)

 

源光(みなもと・の・ひかる)

(藤原時平らとともに「昌泰の変」の計画者の一人。鷹狩りの最中に底なし沼にハマって溺死したとされる。)

 

濱尾新(はまお・あらた)

(第3,8代東京大学総長。たきびの穴に落ちて焼死。)

 

ズビグニェフ・ツィブルスキー

(映画『灰とダイヤモンド』の主人公・マーチェク役で知られる俳優。ポーランドのヴロツワフ駅で電車に飛び乗ろうとして事故死。)