ベロニカのオススメ洋書☆ -4ページ目

ベロニカのオススメ洋書☆

洋書歴15年のベロニカが英語レベル別にお勧めの洋書を紹介します☆

英語の勉強のために洋書を読んでいるが途中で飽きてしまい最後まで読みきらない、という人がいます。原因はいろいろ考えられると思いますが、多くの場合は「自分に合った本を選んでいない」ということだと思います。


英語初級レベルの学習者向けの洋書は、やはり児童書が中心となります。ただ、児童書にも大人が楽しめる児童書と、いかにも子供向けの内容のものがあります。ハリーポッターシリーズなどは、大人も夢中になる上質のファンタジーですのでファンタジー好きにはお勧めですが(ハリーポッターの書評は数多くありますのでこのブログではあえて紹介しません)、子供だましで大人には退屈な本の方が多いのです。 私自身も、洋書というものを始めて読み始めた頃に、「The Borrowers」を買いました。ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作として最近は注目を浴びていますが、やはり典型的な児童書なので途中で飽きてしまいました。その時は、自分の英語力が足りないせいだと思いましたが、今から思い返すとそうではなく、単純に「面白くなかった」のだと思います。

洋書を読みこなすことで一番大事なのは、「次は一体どうなるんだろう」とドキドキしながらページをめくる状態になることです。 ツボにはまってしまえば、分からない単語に気を取られることなく、「読み飛ばし」(もう一つの大事なコツです)をしながらどんどん前に進めるからです。

どんな本がツボにはまるかはもちろん人によって異なりますが、つまらないなと感じたら無理してその本を読み進もうとしないで(また自信をなくしたりしないで)、他の本を探してみてください。 逆に難易度が高すぎてギブアップするものももちろんあると思います(他の記事にも書きましたが、SFやファンタジーは造語が多いので現代ものよりも難しい場合があります)。何冊か失敗しても、根気良くトライすれば、きっと自分に合ったほどよい難易度の本を見つけることができると思いますよscissors


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Harry Potter and the Philosopher’s Stone/J. K. Rowling
¥878
Amazon.co.jp

昔は日本で洋書のペーパーバックを買うとけっこう高かったので、海外に行くたびにまとめて買ってきていたものですが、最近はだいぶ原価に近い価格で手に入るようになりました。私が洋書を購入する際に一番利用するのはやはり Amazon.co.jp です。品揃えが並大抵ではないので、私が今まで欲しいと思った本(小説も専門書も含め)で売ってなかったということはまずありません。 割引価格になっている本も多いので、個人的には一番お勧めの購入方法です。購入価格が1500円以下の場合は300円の送料がかかりますので、そこだけ気をつけてくださいね。


都市部に住んでいる方は大型書店であれば洋書を扱っている店もありますね。私は東京在住なので東京の状況しか分からないのですが(スミマセン)、洋書の品揃えが多いのはやはり老舗の紀伊国屋書店や丸善だと思います。もう一軒、私が気に入っているのは池袋のジュンク堂書店です。 池袋には西武デパートにリブロという大型書店が入っていますが、ジュンク堂の方がはるかに品揃え豊富です。 数年前までは、比較的小規模の書店でも洋書のペーパーバック程度なら扱っているところも多くありましたが、なぜか最近は洋書コーナーをやめてしまう書店が増え、大変残念です。 おそらくは、Amazonなどでネット購入をする人が増えてきて採算が合わなくなったのでしょう。 洋書に限らないことですが、やっぱり手にとって好きな本を選ぶ楽しみもあるんですけどね~。


少し安く購入するには、古本という手もあります。ブックオフでも、大きな店舗のところでは洋書を扱っている店もありますので、問い合わせてみてください。ただ、品揃えは少ない場合が多いです。 最初に紹介したAmazonでも、中古を購入することはできます。 探した本に中古品があれば、中古~円より、という小さなリンクが出ています(Amazonに出店した中古書店から購入する形になります)。

ネットで購入する場合には、ハードカバーなのかペーパーバックなのかもきちんとご確認を。洋書のハードカバーはでかくて重いですから、両方出ているのであればペーパーバック版を買いたいですよね。 まだハードカバーしか出ていない本でも、大抵は数ヶ月待てばペーパーバック版が出ます。ただ、人気作家の本はけっこう待たされることもあります。


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英語の勉強が得意な人でも、洋書を楽しんで読みこなすことができるようになるまでは少し時間がかかります。 コツは何よりも、辞書をなるべく使わないこと、そして分からないところはある程度読み飛ばして進んでしまうこと、ですsmile  15年以上洋書を読み続けている私でも、分からない単語はあります。 分からない単語をいちいち調べているとそのたびに本が中断してしまい、ストーリーに入りこむことが出来ないのです。 洋書を読み慣れない人にとって意外に難しいのが、物語や各章の冒頭によくある、背景の説明です。どんな植物が生い茂っているかとか、建物の外見の説明などですが、そういう部分は植物の名前や建物の部位など聞き慣れない単語が多いのです。でもそういう説明がなくても物語は読めますよね。 洋書に慣れてきたら、どうしても気になる単語は辞書で調べても良いと思いますが、最初は特に、ストーリーを理解するために重要な単語以外は基本的に読み飛ばしましょうhappy01


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Three Cups of Tea: One Man’s Mission to Promote.../Greg Mortenson
¥1,411
Amazon.co.jp


難易度 ★★★★


全米で360万部のベストセラーになった感動の実話です。アメリカ人登山家であったGreg Mortensonは、K2(パキスタンのゴドウィン・オーステン山)登頂に失敗し、Korpheという小さな村にたどり着きます。貧しくも温かく親切な村人に心を打たれた彼は、その村に学校を作ることを約束します。そしてさまざまな苦難を乗り越え、10年の間にMortensonはパキスタンとアフガニスタンの地になんと55の学校を作ったのです。

題名の「Three Cups of Tea」は、彼の活動の原点となったKorpheの村の長老、ハジ・アリの言葉です。「ここでは、人とのやり取りには三杯のお茶を飲む。一杯目では他人だが、二杯目では友人になり、三杯目で家族となる。そして我々は家族のためには死をも顧みないのだ。」

彼が学校を建てた地域の子供たちの中には、教育の欠如や貧困から、後に過激派タリバンのメンバーとなる者も少なくはありません。また、タリバンの支配下の女性はさまざまな権利を剥奪されています。Mortensonの祖国アメリカが銃やミサイルでタリバンや女性の権利侵害を制圧しようとしていた時、彼は教育というもっと大きな「武器」で戦っていたのです。

文章は比較的難しく、日本人には馴染みのない中東の地名や人名、政治関連の単語などが多いので中上級の方にお勧めしますが、心に残る一冊となるはずですので、時間がかかってもぜひ読んでほしい本です。


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The Girl with the Dragon Tattoo (Millennium Tri.../Stieg Larsson
¥1,101
Amazon.co.jp


難易度 ★★★★


ミレニアム三部作の一作目です。作者はスウェーデン人のStieg Larssonですが、実は2004年、このシリーズの四作目を書いている途中に心臓発作が原因で亡くなっています。シリーズが世界中でベストセラーになったのは彼の死後だそうで、悲運としか言いようがありません。

「ミレニアム」という社会派の雑誌を出版するジャーナリストのMikael Blomkvistはある富豪の老人から、40年近く前に起こった姪ハリエットの失踪事件を調査してほしい、という奇妙な依頼を受けます。自分の発表した記事で訴訟を起こされ有罪になっていた彼は、ドラゴンの刺青のあるLisbethというコンピューターハッカーの助けを得て、事件を調査することを引き受けます。そこで明らかになった一族の秘密とは・・・

物語の進度が比較的速いアメリカの小説と違って、ストーリーが盛り上がるまでが少し長いですが、後半は失踪事件の謎解きやクセのあるLisbethの活躍とMikaelとの関係などに興味を引かれ、一気に読めてしまいます。この「ミレニアム」シリーズは、二作目の「The Girl Who Played with Fire」、そして三作目の「The Girl Who Kicked the Hornets` Nest」とシリーズを追うごとに面白さが増していき、特にLisbethの秘められた過去が徐々に明らかになっていくので内容的にもかなり重いのですが、中途半端でないシリアスなサスペンス小説を求めている方にはオススメです。

非常に丁寧な描写をしている分、長くてページ数も多いので、洋書を読み慣れた人でないと読破するのが難しいかもしれません。


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