アフガンに学校を建てた登山家の感動実話「Three Cups of Tea」 | ベロニカのオススメ洋書☆

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Three Cups of Tea: One Man’s Mission to Promote.../Greg Mortenson
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難易度 ★★★★


全米で360万部のベストセラーになった感動の実話です。アメリカ人登山家であったGreg Mortensonは、K2(パキスタンのゴドウィン・オーステン山)登頂に失敗し、Korpheという小さな村にたどり着きます。貧しくも温かく親切な村人に心を打たれた彼は、その村に学校を作ることを約束します。そしてさまざまな苦難を乗り越え、10年の間にMortensonはパキスタンとアフガニスタンの地になんと55の学校を作ったのです。

題名の「Three Cups of Tea」は、彼の活動の原点となったKorpheの村の長老、ハジ・アリの言葉です。「ここでは、人とのやり取りには三杯のお茶を飲む。一杯目では他人だが、二杯目では友人になり、三杯目で家族となる。そして我々は家族のためには死をも顧みないのだ。」

彼が学校を建てた地域の子供たちの中には、教育の欠如や貧困から、後に過激派タリバンのメンバーとなる者も少なくはありません。また、タリバンの支配下の女性はさまざまな権利を剥奪されています。Mortensonの祖国アメリカが銃やミサイルでタリバンや女性の権利侵害を制圧しようとしていた時、彼は教育というもっと大きな「武器」で戦っていたのです。

文章は比較的難しく、日本人には馴染みのない中東の地名や人名、政治関連の単語などが多いので中上級の方にお勧めしますが、心に残る一冊となるはずですので、時間がかかってもぜひ読んでほしい本です。


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