スコアの操作方法⑤ | cf. about figure skating

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フィギュアスケートについて、
気づいたことや考えたこと&調べたことあれこれを書いていきたいと思います。そして、一日も早く、公平公正なジャッジがなされるように願っております。

今日は、以前upした、

「スコアの操作方法③」(詳細は↓の記事)

http://ameblo.jp/vernalsunshine/entry-10320763911.html

「スコアの操作方法④」(詳細は↓の記事)

http://ameblo.jp/vernalsunshine/entry-10322911734.html

の具体的な方法です。


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GOEの数値(技術要素点に採用される、平均値)というのは、

小数点以下2桁の数字が実は決まっています。

(0.xx、1.xxあるいは2.xxの「.xx」の数字が決まっているのです)


2007/08シーズンのChampionshipシリーズまでは、


.0x  .01/.03/.04/.06/.07/.09
.1x  .10/.11/.13/.14/.17
.2x  .21/.23/.26/.29
.3x  .31/.36/.39
.4x  .40/.43/.47
.5x  .50/.51/.56/.57
.6x  .60/.61/.64
.7x  .71/.79
.8x  .80/.86/.89
.9x  .91/.93/.94

ジャッジ数が削減された
2008/09シーズンのChampionshipシリーズでは、

.0x  .00/.02/.04/.06/.08
.1x  .10/.12/.14/.18
.2x  .20/.24/.28
.3x  .30/.32/.36
.4x  .40/.42/.48
.5x  .50/.56
.6x  .60/.64
.7x  .70/.76
.8x  .80/.84
.9x  .90

……「.xx」には上記↑の数値が出てきます
(スコアの中で私が見落としている数値もあるかもしれませんが)。

「スコアの操作方法」の③と④の改竄は、

技術要素点総計-技術基礎点総計=GOE総計

をまず計算して、

GOE総計を上記の数値で分けるだけで、できます。

以下のように、
1あるいは0.5を作る(↓)と、計算がより簡単になります。

1.00
=0.86+0.14
=0.71+0.29
=0.50+0.21+0.29
=0.36+0.14+0.43+0.07

または、上記の数値を、上記の数値で分割する(↓)
方法もあります。

0.86
=0.50+0.36
=0.21+0.29+0.36
=1.00-0.14

0.71
=0.21+0.14+0.36
=1.00-0.29

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どんな数値が出てくるか、という法則を公式化しようとすると、
高等数学が必要なのでしょうが、
↑上記のような数表を作っておけば、
スコアの改竄は、足し算と引き算だけで出来ると思います。

09/10シーズンのGOEの数値は、
2008/09シーズンのChampionshipシリーズの数値と同じ
……かと思っていたのですが、

現在まで2戦行われた09/10のジュニアのGPシリーズでは、
2007/08シーズンのChampionshipシリーズの数値と同じ
数値でGOEが出ているようでした。

……計算方法がちょっと変わったのでしょうか……?
(ジャッジの人数からすると、08/09の数値になるかと……)

数値が複雑な方が、改竄が面倒になるので良いと思いますが。