LDL-コレステロールを下げなきゃ、というので
コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控えよう…
血圧を下げなきゃ、というので、
塩分を控えよう…
と思うのですが、
そんな時に、役立つのが
食品を買う時、パッケージの裏にある
栄養成分表示です。
栄養成分表示を見たことがあるでしょうか?
こちらに、1食分(40g)あたり、あるいは100gあたりの
栄養成分量が記載されています。
残念ながら、コレステロールや飽和脂肪酸は、
表示が義務付けられている栄養成分でないので、記載がない場合が多いですが、
コレステロールや飽和脂肪酸が多い食品で、記載がある場合は、
「従来より低くなっている!」
などといった強調表示がされていることが多いです。
ダイエット中の時は、栄養成分表示のエネルギーが低い物を選ぶようにすれば良いのです。
こちらの表示、1食分(40g)あたりか、100gあたりかで、
エネルギー量は2倍以上変わってきますので、
何gあたりか、といった点も注意して見る必要があります。
欧米18か国の成人3680人の研究より、
この栄養成分表示を利用する人は、良い食品を選ぶように改善が見られたことが、
報告されています。
何か物を買う時は、商品パッケージの裏にある、
栄養成分表示
を利用しましょう
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参考文献
The Ability of Nutrition Warning Labels to Improve Understanding and Choice Outcomes Among Consumers Demonstrating Preferences for Unhealthy Foods
J Acad Nutr Diet. 2024;124(1):58-64.
研究課題 警告表示は消費者の客観的理解と食品選択の結果を改善できるか
不健康な食品への嗜好を示す消費者の客観的理解と食品選択の結果を改善できるか?
主な結果 主に欧米の18カ国の成人3,680人からのオンライン調査データの事後分析により、当初は最適とはいえない栄養品質評価と食品選択の決定を下していた消費者の一部が、警告ラベルが表示された製品選択肢に接すると、その結果を改善できることが示された。
しかしながら、警告ラベルの有意性は低く(46%)、色や全体的な指標の追加などのデザインの改善により、気づきやすさと解釈しやすさを向上させることが可能であった。