アルツハイマー型認知症のリスクを下げる とあるDHAとは? | 最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

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病院で健康相談を担当するベジタリアン栄養学博士が科学的根拠を基に栄養学と医学的トピックをお知らせします。
みなさまの健康への一歩を応援します。

認知症の中でも多いアルツハイマー型認知症予防は、超高齢化が進んでいる日本では大きな関心事です。

 

 

 

アルツハイマー型認知症の患者さんの中でも

 

アポリポタンパク質(APOE)遺伝子ε4を持つ人は、DHAのサプリは効果が無い、と言われています。

 

  *APOE遺伝子ε4は、アルツハイマー病の最も強い遺伝的なリスク因子

 

 

 

ですが、DHAサプリメントの中でも、

 

 

DHAを含有したリゾフォスファチジルコリンを

アルツハイマー病が発症する前に摂ると効果が高い、というのです。

 

 

 

また、ケトン食療法を継続すると良い、ということです。

 

研究では、実施期間は10日~4カ月間でしたので、少なくとも4カ月くらいすれば効果が見え始める、ということですね。

 

 

 

ケトン食についての詳細はこちらをご覧ください↓

 
 
 
 
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参考文献

プレシジョン栄養学における遺伝子型にもとづく栄養補給 栄養学レビュー 日本語版 2022 SUMMER p293-305

(Genotype-guided dietary supplementation in precision nutrition. Nutrition Reviews 2021 p1225-1235)

 

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7666893/pdf/nmaa073.pdf