腎臓機能は一度悪くなると、その機能は元に戻らない、と言われています。
そのため、腎臓機能があまり悪くならないうちからの予防が大切です。
慢性腎臓病を予防するには?↓
ブロッコリースプラウト、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどのアブラナ科植物には、
スルフォラファン、と呼ばれるファイトケミカルが多く含まれています。
これらの野菜の中で、ブロッコリーは一番多くスルフォラファンを含みますが、
ブロッコリースプラウトはブロッコリーよりもはるかに多くスルフォラファンを含んでいます。
スルフォラファン含有量
ブロッコリースプラウト 1153㎎/100g乾燥重量
ブロッコリー 44~171㎎/100g乾燥重量
スルフォラファンは、
抗酸化作用や抗炎症作用があり、加齢による病気には効果がある、と考えられています。
そのため、スルフォラファンは、多くの動物実験により、
慢性腎臓病に関連した
腎臓の構造的な損傷
クレアチニン・尿素
炎症を緩和して、たんぱく尿などの腎機能障害
を減少させる、
といった効果が確認されています。
ブロッコリースプラウトの抗酸化力を最大限に得るにはどうしたら?↓
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参考文献
アブラナ科の野菜:スルフォラファンに富む食品の慢性腎臓病患者における潜在的有益性を調査する上での論理的根拠
栄養学レビュー 日本語版 2022 Summer No.117 p267-292
Cruciferous vegetables: rationale for exploring potentinal salutary effects of sulforaphane-rich foods in patients with chronic kidney disease. Nutrition Reviews 2021 p1204-1224