認知症予防のポイントは?~久慈川教会での健康セミナー~ | 最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

病院で健康相談を担当するベジタリアン栄養学博士が科学的根拠を基に栄養学と医学的トピックをお知らせします。
みなさまの健康への一歩を応援します。

 

 

 

 

アルツハイマー型認知症予防には、

 

①食事 

②運動 

③脳トレ 

④社会的交流

 

の4つが大切と言われています。

 

 

マインド食の15項目のうち、

 

8項目以上実行した人のリスクは、

実行項目が6以下の少なかったグループに比べて

 

アルツハイマー型認知症になるリスクが半分以下だったことがわかりました。

 

 

 

 

積極的に摂ると良い食材は、

抗酸化力の豊富な食材です。

 

 

 

ベジタリアンでは、魚・鶏肉の代わりに

豆類+くるみ、亜麻仁油を摂りましょう。

 

そして、お酒(ワイン)の代わりに、ぶどうを頂きましょう。

 

 

動物性の食品、

トランス脂肪酸の多いマーガリンやショートニングを使って作った洋菓子類は

 

控えめが良いです。

 

 

日本の久山町の研究では、

乳製品を摂るベジタリアンのようなお食事で

認知症リスクが低いようです。

 

 

 

コメ類の摂取量が低い方が良い結果になりましたが、

これは、お米自身が悪い、

という事ではなく、

 

お米が少なくなった分、

他の認知症予防に良い食品の摂取量が大くなることが

認知症のリスク低下につながったのでは、

 

と考えられています。

 

 

50歳以上を対象に、

運動による認知機能の改善効果を調査したところ、

この表にあるような結果が出ました。

 

表の一番右の推定値の数値が高いほど

改善効果が高いことを示しています。

 

 

 

 

運動の種類のうち、一番効果が高いのは、

太極拳、

次に筋力トレーニング、

有酸素運動が続きます。

 

この研究結果より、

 

仲間と楽しく続けて運動することが大切で

 

運動時間は1日45分以上、

週2、3回、

強度は弱くても大丈夫なので半年間以上つづける

 

ことが大切だと言われています。

 

 

 

認知症を予防できる、と考えられる要因、

食事、運動、脳トレなどを合わせて行ったところ、

認知機能に効果が見られた研究もありました。

 

認知症に良い、と考えられるどれか1つだけ、というよりも、

 

①食事 

②運動 

③脳トレ 

④社会的交流

 

の全てを実施した方が、改善効果があることがわかりました。

 
特に認知症リスクの高い人で効果が見られたそうです。
 
 

昨日、茨城県の久慈川教会で「認知症予防のポイントは?」というテーマで

健康セミナーをさせて頂きましたが、

その内容を少しシェアさせて頂きました。

 

 
 
 

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