明日はいいよ仕事始め。

勝負の一年がいよいよ始動する。

恐ろしくもあり、ワクワクもする。


グッド!


組織も計画も、環境変化と自身の進化に合せて修正し、さらなる発展に備えなければならない。

ベンチャーゆえに、前年比で、いづれも考えられない、更からの構築ゆえに難しい。さらに、計画立案に数ヶ月も掛けている余裕も無く、また計画責任を分担する人材も合せて育成しないといけないから、まさに至難の業だ。

公開準備も粛々と進めないといけないし、その傍らで内部統制についても当社なりのものを作らないといけない。

ビジネスモデルの進化に応じて、必要なISO等の認定も取っていかないといけない。

そして何と言っても営業を拡大し、ビジネスモデルを確立し、市場の中で有意な/絶対的なポジションを確立しないといけない。


・・・あれこれ考えると気が重くなるが、チームを信頼し、着実に一つ一つ前に進む他は無い。

「医龍」ではないが、当社には素晴らしいチームが、人材が、揃っている。十分に戦える。

必要なのは、自分をはじめみんながプロフェッショナルの自覚を持って、一丸となって、当社の未来のため、当社がチャレンジする目標に向けて、一緒に燃えること、燃える集団とすること。


メラメラ




元旦の日経新聞のトップ記事は、ロシアの日本料理屋で、日本人客が多いと、ロシア人店員がため息をつくと言うものだった。最初、意味がわからなかったが、要はロシア人の方が大食いでかつ気前が良くて、それに対して日本人ビジネスマンはケチだと言うもの。


そして今日の日経一面には「元経済圏の足音」として、東京で6百万円の腕時計をカードで買う中国人がいると言う記事。1$90円を切るころに在米したころ、大学の寮の空き地を中国人留学生とその家族が耕して「中国農園」と言われてた時代とは一変した。


年末には一人当たり国民所得で日本が先進国最低になったと言うショッキングな記事もあったが、まさに日本の地盤沈下が甚だしく、嘆かわしい。将来に希望でなく、不安を抱くのも当然である。


こんな日本に誰がした!ドンッ

勿論、今を生きる僕をはじめとする日本人みんながそうした!


嘆いていても仕方ない。

できることから少しずつでもするしかない。

自分が置かれているところから、自分が得意なことから。


・・・という訳で(かなり飛躍があるが)、自分の今年のキーワードは、

  「 夢 

とした。

夢に向かって、一歩一歩の歩みを日々怠らずしようとの思いから。


ところで、社員受けしそうな話。

今年の初夢!(元旦の夜は見なかったので、昨晩のもの)zzz


なんと、契約書に捺印をするシーン。

大勢連名の契約書で、自分には中間くらいで回ってきたんだけど、

めくら印を押そうとしたら、誤字に気づいて、「まあ、意味は通るし、もう何人も捺印済みだし、まあいいか・・・」と思いつつも、「誤字もあるし、念のため・・・」と読み返すと、意味がわからない条文がある。

「これもまあ、解釈できなくもないから・・・」と読み進むと、今度は一見、当社に不利な条項がある。

「これは拙いが、立場もあるかどうするか・・・」とかなり本気で対応を悩みつつ、さらに読み進むと、決定的にあるべき条項が欠如していて、差し戻しを指示するところまで。


実際に「ある」話で、相手が大企業でその法務チェックを済ませたモノでも結構ある。

こう言う場合、差し戻しをすると相手も再度法務チェックをするから、下手をすると数ヶ月かかって、その間、業務がストップしかねない。「契約は後回しで、進めましょう!」とはならない/できないところもあって、ベンチャーには死活問題だ。

昔は「経営者」と言うと、技術畑か、経済畑または「経理畑」と言うイメージがあったけど、「法務に強い経営者」と言うのも、昨今ではポイント高いかも。


しかし、スケールの小さい初「夢」だった。。。




謹賀新年 門松


今年の正月 at 東京は澄み切った青空で、ウチのベランダから富士山が見えた。

今年はこの澄んだ青空のような突き抜ける爽快な年にしたい!


H20元旦

今年は会社が大きな目標に向かって本当の勝負の年となる。

恐れつつも、ワクワクしながら立ち向かいたい。

きっとクリアできるし、その先にはさらに大きな希望が見えてくう。

その分、自己研鑽としては、逆にコツコツとできることをしていく。


2008年、「八」というのは、田舎の名古屋では末広がりで縁起のよい年とされる。

まさにそうなるよう頑張ろう!



おまけ。


この冬はお台場で毎週末に花火が打ち上げられてますね。

この前、見てきたら、レインボーブリッジが「レインボー」になっていた。


お台場の冬花火


冬の花火もいいですね。

ちょっと寒かったけど。さすがに。。。



いよいよ2007年も大晦日。

この年末休みに河口湖へ行って富士山を観ながら、一年回顧&反省と、新年設計。

残念ながら、天気が今ひとつで、部屋から絶景のはずの富士山からは雲が取れずじまいだったが、それでもテラスの風呂で、酒飲みながらの思索の時間は、なかなかの幸福の時間だった。

・・・結局、何度も入って、最後に入ったのは、朝3時。結局、大風呂と合わせて1泊で6回風呂に浸かった。


今年一年、「経営」の方では、100点とは到底言えないが、合格点くらいの質量ともに充実だったのではないか。

特に人-お客様と社員に恵まれ充実した年だった。

惜しむべくは、自社商品が本当の意味でまだまだであることと、これは計画済みとは言え、投資もあって利益体質になっていない、その結果、皆が楽しみにしていた社員旅行はできず、また冬の賞与も十分に出せなかった。

新年はまさに最初の「勝負」の年になる。春に本格的なCellハードが発売され、産業界での実運用が始まる。その中で当社が単なる「システム開発受託」会社で終わるのか、ハードの選定から納入、ミドルウェアからサポートまでの一貫した「トータルソリューションカンパニー」としての位置を確保できるのか、そのチャレンジの年だ。


「投資」の方では、今年は見るべきものが乏しい。結局、新規に自分が担当する案件は出来なかった。何社か「これは!」という会社もあったが、パートナー全員の同意を得るまでには至らなかった。

こちらについては、新年も大きな期待は抱けない。

30日の日経の投資教室に出ていたが、市場で分散投資をすると表面利回りが6%くらいだそうだ。10年で平均して1.9倍になると言う。そうするとハイリスクハイリターンのVCファンドは、せめて2倍にはしないといけない。案件ごとで言えばイチロー並の打率とすると平均で6倍が求められる。

とここからは単純な試算で、投資会社が5年で2億円の利益で、昨今の証券市場平均PERが15~16だから、まあ20倍とすると、IPO時価総額で40億円。そのうちダイリューション後のシェアで5%として、2億円。投資時シェアはその倍の10%とすると、投資時のバリューは3~4億円、投資金額は3.5千万円が上限となる。これだと「賢いアントレプレナー」ならNOだ。やはりここからは「More than Money」のバリューをいかに発揮するか、ダイリューションを止めるか、IPO時の利益を積みますか、PERを上げるかの勝負か。いづれも市況も環境も逆風であり、困難が予想される。


anyway!明日から始まる新年に多きな希望と期待を!




河口湖から富士山

手前は河口湖。右にうっすらと見えるのが冠雪した富士山

翌日、スバルラインで4合目まで登ったら、雲海の上でこれもまた絶景だった。

外国人観光客が観光バスで大勢着て、雪を掴んではしゃいでいた。



日本の国民一人当たりGDPが先進国で18位になって、3万4,252ドルになったそうだ。

それよりも驚愕は、昨年比で▲4.1%。所得が4%も減っているんだ!

しかも、全体では、4兆3,755億ドルで2位をキープした!と言うと実感がないやら、まだまだ大丈夫と安堵したりもするが、1994年には世界全体のGDPの17.9%を占めていたのが、今やついに10%シェアを割り込んで、.9.1%だという。


これはすごい!もっと政治家をはじめとして危機感を持たないと。

目先の不祥事に(不祥事を許す訳でないが)大騒ぎしていたり、変質者の殺人事件(殺人を許すわけでも、被害者の悲しみを踏みにじるわけでないが)に固執している、そんな暇はわが国にはない。


諸方面に戦略的に対応しないと手遅れだが、それは政治家もみんな口にするが、実行策がない。


経営のセオリーでは、V字回復をするためには、まず高い目標。

ビジョナリー・カンパニーで言う「大胆な目標」を掲げた後は、リーダーの問題だ。目標があって、それが達成されない場合、1)リーダーの立てた目標が恣意的に過剰、2)現実と目標を埋める戦略がない/戦略を作ろうとしない、3)戦略を実行する能力がないのいずれかだ。


「美しい国へ」と抽象的すぎる目標を掲げた某首相は、誰の理解も得られず退陣。

「5000万件すべての照合」とこれまた選挙に勝つだけの過剰な目標も、国民も社保庁もシラケタだけで頓挫。

こんな愚かなことを繰り返している暇は今の日本にはないのに。

ただ、無責任国家日本では、お上は責任を取らなく良いから、まだ無様な会見して退職させられる「商」の民間トップの方が確かにまだマシだ。中小企業の経営者はもっとタイヘンだ。ベンチャーなんてなおさらだ。


せっかくの優秀な方が政治をしたり、官僚となるのに、どうしてもっとマシなことが、誰でもわかるようなことができないのか、不思議。それに官僚はほとんどが税金でMBAなどに留学して、経営セオリーを徹底的に学んでいるはず。どうしてそれを発揮できないのか、不思議でもあり、税金の無駄遣いの謗りは免れがたいのでは?


自分も大学院まで国立だから税金の無駄遣いの一員ではあるが。

でも、ちゃんと納税しているから、大分と国としてのバランスシートは良いはずだが。

それはともかくとして、自社もちゃんとした経営をして、遊びにうつつを抜かしていたら毎年5%ダウンなんてことにならないように気を引き締めないといけない。




続けて書くのは初めて?


X'masの特集TVとかで、桑田さんのライブに続いて、TMネットワークの復活ライブを観た。

小室さんが歌詞を見ながら楽曲にしていく様は、なんだか錬金術を見るようですごかった。

勿論、すべて契約で決まっている範疇だろうが、もし、これを取りに行くプロデューサだったら

いくらでオファーするか・・・?

芸術の価値、それも最初の価格はエンジェルプライスでしかないんだろう。


経営の世界でも「ブルーオーシャン戦略」が唱えられる。

大企業ではブルーオーシャンも良いが、ベンチャーでは難題だ、と言うのが僕の最近の論。

同戦略の作者も別にベンチャーを意図して書いている訳でないので、むしろその解説本等がそれを読者数の多い中小・ベンチャー企業向けに書いている/講演ネタにしているのが問題だろうか。


ベンチャーが自分でブルーオーシャン作って頑張っても、その価値を認めてくれる人が居なければ成立しない。

シルクドソレイユ(ブルーオーシャン戦略の中で成功例として必ず登場するサーカス団)も、サーカスプライスが世間に認知されてなければ、値段もつかない、ひょっとすると無料サービス券を配りまくらないと観客が集まらなくて、悪循環。。。ということも十分あり得ただろう。

要はブルーオーシャンと言いつつ、あくまで既存の競争・市場の中での話だ。

ベンチャーが新たなオーシャンを築くには、その名称程度は使えても、本当にブルーオーシャンを作って勝負しようと言うのは、ドンキホーテでしかないと思う。

ビジネスでは、オンリーワンの価格は難しく、その適正価格を図りかねているうちに商機を逸しかねない。

ブルーオーシャンでなければ、価格は自ずと自他共に定まるのだが。


ブルーオーシャン論forベンチャーへのちょっとした批判と、

プライシングの難しさでした。

ベンチャーにとって、根付けは社長がする最大のことだと何かの本に書いてあった。

マケでは4Pの一つに過ぎないが、一番重要なことだと思うし、セオリーでは決められない。そもそも顧客バリューがわかれば、皆やっている=レッドオーシャン。


来年、「プライシングは簡単!」と書いていたら、『勝ち組』!





最近、記事を書こうとしてアクセスしたり、絵文字を使おう等すると反応が鈍いなあ。

きっとアメブロ技術陣が改善してくれるでしょうが。


今日、横浜駅東口に行った。

すごい人出でビックリした。なかでもグッチの店の前に椅子が並べられていて、何かと思ったら商品受け取りの人が待つための席だそうだ。X'masのプレゼントを買いに来る人がそれだけ多いということらしい。


日経新聞の一面では、サブプライム問題の損失で、「世界の損失すでに10兆円」がトップ見出しだが、最近思う。日本経済が世界の中で立ち遅れて少なくとも意識的に「不況」なのは、日経新聞を始めとするマスコミの報道のせいだと。

日経新聞の見出しでも、計画の上方修正よりも、下方修正の方が大きな記事になる。

対予算で、売上50%増で、利益10%減だと見出しは「予算下方修正」となろう。

勿論、利益が計画未達を誇れるわけでないが、会社の成長ステージを鑑み、売上増が止まるのと、利益増が止まるのと、当然どちらが重要か、経営論の最初に出てくるBCGマトリックスを学んだだけでもわかる話。

百歩譲って、両論併記で公平なスタンスで臨むべきだろう。


話がそれたが、

今の日本は格差社会かも知れないが、少なくとも都市部では好景気だろう。

いつの世にも、恵まれない人は居てしまう。

現代社会において、また人として、それを見て見ぬふりもできないが、少なくとも今日、横浜で浮かれてグッチの列に並んでいた人(グッチh単なる例えですが)は、海外ブランド品を買う余裕があるなら、その分を寄付すればいいのでは?

日本では寄付という概念が希薄だが、税金を徴収して配分して公益向上するのでなく、もっと個人の意思で直接的にそれをすべきだと思う。


税金を払うのは国民の義務であり、日本国を支える上で必要なことだと思う。

少なくとも日本国で生活し、日本国民である以上、それを全うすることは必要不可欠であり、会社でも、個人でもそうしているつもりだ。

しかし、支払った税金の使途に納税者の意図が反映されない中では、残念ながら義務以上の意識が持てないのも事実。まあ、税金支払って「ありがとう」と言われたこともないが。。。 これも税務署等、ちょっと感覚がズレていると思うが。だから社会保険庁の問題も出てくるんだろう。


話がそれ×2。

要は日本の景気は少なくとも都心ではそんなに悪くない。

ゆえに売上を伸ばしていても別にそれがすごいことでないと、褌を締めなおすべきだと。

逆にその中で売上が伸ばせない会社は、ビジネスモデルを考え直すべきだと思う。








工科大で教えた学生が、「ベンチャーキャピタルに就職したい」と言うので会って話をした。

昔、自分が大学を出るときには、「ベンチャー」すら知らなかったのが、今や「ベンチャーキャピタル」を就職先に考えるような時代になったのか、と時代の変遷を感じる。


ただ、ベンチャーキャピタルが新卒学生の就職先として相応しいかはわからない。

管理業務については勿論、一般的な会社同様、ひょっとすれば金融業の端くれとして、また投資先等への説明責任もあることもあり、むしろ多くの人手が必要で、そこには新卒も含めニーズはある。

しかし、キャピタリストとなると新卒で勤まるかというのは正直疑問、勤まるとしたらグローバルで日本だけかも知れない。

キャピタリストに必要なのは、有望投資先を発掘し選定する『目利き』と、それを育成する『メンター』だと思う。

その能力を新卒学生に求めるのは無理だ。

ただ、ニッチな特殊なビジネスとして定着している欧米と異なり、VCが株式公開しちゃうような日本では最早一つの「産業」であるから、新卒からVCとして経験を積んで立派なキャピタリストとなるというキャリアパスもあるのかも知れない。


・・・といっぱしのことを言っているが、投資先(マイナーシェアだが)のジャパンティッシュが今日、IPO。

しかし、初値が公募割れの96,000円でその後も冴えない。

苦労して漸く公開まで辿り着いたのにこれは酷い。

ただ市場の評価だということは厳粛に受け止めなければならないが。

X'masプレゼントは無かったようだ。


momi2*

プラチナストリートが銀杏の落ち葉で黄金色になっていた。

東京には銀杏並木が多いが、プラチナストリートもそうだったと改めて発見!

子供のころ、小学校への通学路途中に銀杏の大木があって、その異臭がたまらなかたし、その中で銀杏拾いする人がいることが不思議だった。(ウチは銀杏は食べなかった)

銀杏がなるのは雌株のはずだから、プラチナストリートの銀杏は雄ばかりということなんだろう。


黄金色のプラチナSt



プラチナストリートと言えば、ベンチャーバブルのころ、バブルに踊ったIT長者(まがい)が、VCから資金調達をうると祝杯をあげたところらしい。 写真の右のブルーポイントなんかもその一つの場だったのかも知れないが。

今は結婚式披露宴なんかはまだしているようだけど、よっぽど八芳宴からの行きかえりの人の方が多そうだし。

あまり派手な感じはなくて、落ち着いたとおりになりつつあるような。

・・・というか、何ゆえIT長者がこの通りが好きだったのかがわからない?