こんばんは!
今日は一日、直射日光が強く、31度まで気温が上がり、夏日となりました。まだ30度前半なのでマシと言えばマシなのですが・・・
今のうちに猛暑に備えて、体を暑さに慣れさせておかないとw
日曜恒例の「スポーツ御意見番」はプロ野球は交流戦が終り、後半戦に入っていますが、特に気になる話題はなく、他のスポーツで色々とにぎわっていました。
特に陸上ではスイスで開催されているダイヤモンドリーグで日本人初のハードル競争で泉谷選手が優勝をしました。また他にも女子やり投げや走り幅跳びでもメダルを獲得しており、8月の世界陸上に向けて盛り上がりつつあります。
「今週のイッキ見」では「終了間際」が目に付きました。
女子レスリングの世界選手権出場を掛けたプレーオフが開催されましたが、2ポイントリードで追いかけていた櫻井選手が最後に返し技を決めましたが、相手選手に勝利宣言がでました。しかし櫻井選手がチャレンジ申告し、ビデオ判定したところ、返し技が有効となり、同点に追いついたことで逆転勝利と正解選手権代表が内定しました。
まさに「最後の一瞬まであきらめない」を実践し勝ち取った勝利と代表であり、世界選手権でも活躍して欲しいと思います。
そしてここしばらくは最後のメジャーリーグの話題が盛り上がる傾向にあり、今週も大谷選手の話題が中心となりました。
六月は日本人の月間ホームラン記録を元巨人でメジャーリーガーの松井さんが持っていた13本を超える15本のホームランを打ち、さらに本塁打も30本を記録しています。三冠王も夢ではないペースで安打とホームランを重ねており、ますます期待が掛かります。
そして好調の要因は打撃フォームらしく、2枚目の比較映像が流れましたが、ちょっと頭の位置が上がっただけのような感じですが、ゲスト解説の元中日の福留さんやご意見番の上原さんによると、ここまでくると後は感覚の領域になるので、見た目はあまり変わらなくても「重要な要素」とのことであり、素人には理解が難しいところですが、好調が続くのはファンとしてはうれしい限りです。
ただ、本日の試合は9試合ぶりの無安打だったようで、打率が.306に下がったようですが、たまにはこういう日もあっても仕方ないと思います。
この後は図書室へ行き、後はおとなしく家で過ごしましたw
昼からは金曜日に届いていたお届けもを開封し、中身はKATOのキハ58系 急行「土佐」です。
開けてみますと車両はブックケースの下の方に収納されていました。
大半は上から入っていることが多いのですが・・・これはどのように決めているのでしょうか・・・気になりますw
説明書はキハ58系の急行「土佐」ですが、セットの目玉である郵便・荷物車のキユニ28の写真が使われていました。
付属品は車両の側面サボ・号車番号シールとリニューアルされたKATOのキハ58系もTOMIXの様に後付けパーツが増えてしまい、2枚目の通り、ジャンパ栓(クリーム色のランナー)や胴受け(黒色のランナー)が入っており、さらにヘッドマーク(「土佐」「あしずり」「いよ」「うわじま」「阿波」「むろと」「よしの川」・無地)が2枚ずつ収録されていました。
シールやヘッドマークの種類が多いのはうれしい限りです。
車両を見ていきたいと思います。まずはケースの一番下ですが、本セットの目玉である郵便・荷物車のキユニ28です。
こちらは余剰となったキロ28から改造されており、新造された運転台はキハ58系ではなく、キハ40系に近い形状で改造されています。なので1枚目の正面だけ見ると首都圏色のキハ40系に見えてしまいます。
しかし側面を見ると郵便・荷物車らしい両開きの搬入ドアや郵便車特有の仕分け室部分にある明かり取りの小窓が装備されています。
車輛運転台側から前半分は郵便車で後ろ半分は荷物車となっており、それぞれの搬入扉がありますが、大きさも作り分けられています。そして写真では分かりにくいのですが、扉は車体内側に凹んで設置されており、荷物車特有の形状が模型でもしっかりと再現されています。
1枚目は郵便車部分のアップですが、搬入ドアは中側に凹んで設置されており、窓も破損防止の縦柵が内側と首都圏色の保護棒が外側に実車同様、再現されています。
気になる車内はパカリストに「パカカッ」と開けてもらいましたが、2枚目の通り、特に郵便仕分け台などが再現されているわけでもなく、フラットな状態でした。しかし妻面側に気持ち程度ですが職員用の座席がモールドで表現されていましたw
お次はキハ57です。
正面から見ると普通のキハ58なんですが・・・側面もこの距離になると・・・わからないですねw
ということでキハ58との違いを確認するために1枚目をパチリ。
台車が金属バネのDT22ではなく、空気バネのDT31となっています。なので模型でもちゃんと台車の形状が作り分けられています。このキハ57は元々、信越本線の横川ー軽井沢間にあったアプト区間を通過するために作られた車両でした。金属バネのDT22ではブレーキてこがアプト区間のアプト式金属レールに支障するため、ディスクブレーキのDT31に変更したキハ57を特殊仕様車として登場させていました。ただせっかくキハ58系の特殊仕様であるキハ57を用意しましたが、2年で上記の通り、電化とアプト式を廃止して電気機関車の補助により粘着式へ移行したため、活躍した期間は短い特殊仕様車でしたw
そのキハ57が信越本線の電化で余剰となり、気動車王国であった四国に9両転属し、その一つがこのキハ57です。
そして2枚目はKATOのキハ58系もリニューアルによってトイレタンクなどの妻面や運転台側の床下が再現されるようになっており、写真の通り、乗務員用のステップに合わせてトイレタンクと抜き取り口も再現されています。
お次はキハ65です。
こちらは正面から見る限り、パノラミック窓のキハ58系と同じですが、側面を見ると乗客扉が2枚折り戸式となっています。またエンジンもDML30HSDのパワフルな500馬力エンジンを1基搭載し、エアコン用の発電セット(エンジンと発電機)を床下に搭載しています。
ほぼ特急仕様に近い急行用のキハ65ですが、キハ58と違ってトイレが無いので、キハ58かキロ28と組まないと乗客がエライことになってしまうのが欠点ですw
1枚目は見えにくいのですが台車をパチリ。台車はキハ57のDT31ではなく、DT39となっています。ここも模型では作り分けられていました。
そして今回のキハ65で目新しかったのが屋根上のエアコン機器です。今まではキハ58などと同じAU13(メッシュ型)でしたが、今回はスロ43などで使われた登場時のAU13(角形)でした。
なので四国でも見られた角形AU13が今回の商品で初めて採用されており、いつものエアコンよりもやや大きく、角ばったエアコンが装着されています。TOMIXでも再現されていないと思うので、なかなかレアな車両ではないかと思います。
お次はキハ28ですが、こちらは運転台付きのキハ28ではなく、余剰となったキロ28をロ(グリーン)からハ(普通)に格下げした「元キロ28」です。元々のキハ28と混同しやすいのですが、番台を5200番台にすることで運転台付きのキハ28と区別しています。
普通に見るとグリーン車の特徴である緑のストライプと側面の妻面側に貼られていたグリーン車マークが除去されているのみです。
中のシートも座面を生地からビニールに変更したのみでシートピッチなどはそのままだったようです。なので少し広々でしょうかw
最後はキハ58ですが、こちらは平窓の0番台です。
本来はスカートは付いていないのですが、九州や四国地域では一部、スカートが動物衝突時の保護などを目的として独自に装着されていました。
なので今回のキハ58は平窓でスカートが付いた四国仕様がセットに収録されていました。これもなかなかレアな車両ではないでしょうかw
1枚目はキハ58のDT22台車とDMH17Hエンジンをパチリ。こちらはT車なのでエンジン回りの再現も細かくされています。
そして平窓にスカートが付いているのを確認できるように斜め前からパチリ。そして0番台の特徴である客扉の下には明かり取りの丸い小窓がないことも確認できます。
同じキハ58系でも細かい差が番台や地域で見られており、気動車好きには細かい再現はうれしいのですが、その分、揃えるのが大変で、知らない人からすれば
「同じ車両ばっかり買って・・・」
と指摘されますw
一通り、国鉄色の急行「土佐」を確認していて気になったのが四国色でした。
以前にTOMIXから発売された急行「土佐」(詳しくはコチラ)と急行「うわじま」(詳しくはコチラ)を購入しており、写真で見る限りでは全く同じように見えますが、実はどちらもマニアックな商品で・・・
ケースにあるキハ58のイラストもよく見ると左の「土佐」はキハ57で「うわじま」はキハ58の0番台で且つスカート装着車となっています!
収録車両も「土佐」の方はキハ57-キハ28-5200-キハ65ですが、「うわじま」の方はキハ58-0(スカート付)-キハ28-5200-キハ65となっており、一見、キハ57とキハ58以外は同じかと思われますが、キハ28は「土佐」がユニットサッシ窓と「うわじま」は改造前となっています。
となるとキハ好きとしては最初に「土佐」が発売され購入していますが、半年後にうわじま」が発表された際もキハ58-0とキハ28の非ユニットサッシ窓の違いがあることから、見た目はほぼ同じですが、購入しています・・・
TOMIXもなかなか商売が上手いw(でもまとめて6両セットにしてくれても良かったのでは・・・・?)
なので各社車両をKATOとTOMIXのメーカーの違いはありますが、並べてみました。
キハ57です。
キハ65です。
こちらは屋根上のエアコンが先ほどの通り、KATOの方はAU13の登場時である角型、TOMIXの方は同じAU13ですが、メッシュ型になっています。順次、更新されていったと思われ、JR四国時代にはメッシュ型になっていたと思われます。(ネットでは交換中なのか国鉄色のキハ65のエアコン7台の内、6台がメッシュ、1台が角型というマニアックなものも・・・Assyパーツなどで再現できそうですねw)
格下げ車のキハ28-5200です。
こちらは「うわじま」の方を出せば、国鉄時代と同じ下段下降の非ユニットサッシ車ですが、せっかくなので「土佐」のユニットサッシ車両を出してみました。
ユニットサッシ窓は車体の老朽化から下段窓より雨水が侵入し、腐食などを起こしたため、改造された窓であり、全てが改造された訳ではないので、キロ8や格下げキハ28も色んなバリエーション展開があり、コレクター泣かせとなっていますw
最後はキハ58の0番台です。
基本的には色の塗り替えのみの差ですが、がらりと印象が変わります。
後はいつものお座敷レイアウトに入線させました。
郵便・荷物車は1986年(国鉄解体の前年)に鉄道による郵便・荷物輸送業務が終了、変更されたため、翌年までに全車が廃車となり、JRには一両も継承されませんでした。なので四国色の急行「土佐」にはキユニは連結されません。
なのでキユニ288はキロ28から改造され、北海道以外の各地に配置されましたが、改造から10年も満たない状態で廃車となってしまい、改造費などの元は取れたのでしょうかw
編成を見ますとJR四国色は色が統一されていますが、国鉄色は首都圏色のキユニ28が連結されていることで、キハすきすきが大好物の凸凹編成が楽しめました。
どちらも走行はスムースであり、特にTOMIXの方は商品構成の都合上4両で2Mと過剰動力となっているにも関わらず、解結せずに走行してくれました。
国鉄時代の急行「土佐」は先頭のキユニ28の内側に凹んだ荷物扉、郵便室の明かり取り窓などのアクセントから見た目も面白く、寝そべって眺めていても飽きのこない編成でした。
しばしの走行を楽しみ、先ほどのキハ65のエアコンをパチリとしてから片付けようかと思ったのですが・・・
説明書を見ると色んな編成例がのっていたので、思わずKATOのリニューアル・キハ58系(詳しくはコチラ)を棚から引っ張り出していましたw
KATOのリニューアル・キハ58もつい最近買ったと思っていましたが、早くも5年も経過していたのですね・・・時の流れは早いですね・・・
こちらも同じ国鉄色ですが、左と上が急行「土佐」で、右と下が通常品です。
まずはキハ65ですが、前面は通常品は胴受けとジャンパ栓を装着しているので、ゴチャゴチャ感によるリアリティは高いです。「土佐」の方もパーツが入っているので同様にできます。
それと屋根上のエアコンですが、いつの時代のキハ65にするかで変わるのでどちらも正しいようです。個人的には今回のゴツゴツ感のある角型が好みですねw
キハ58です。こちらは「土佐」の方は0番台で、通常品は400番台となるので、違いは多いです。
しかし基本的な形は同じなので、パッと見は分かりにくいですが、0番台は地域仕様のスカート付となっているので、前面の印象がかなり違います。ただ個人的にはキハ58は右のスカート無しがしっくりと来るように感じます。
最後は格下げ車のキハ28-5200と元のキロ28です。(何度も格下げ、格下げというとキハ28もちょっとかわいそうか・・・w)
パッと見た感じでは先ほどの通り、緑ストライプとグリーン車マークの有無しか違いがありませんw
そして車内はシート素材が変更されていますが、模型なので・・・同じですw
こうして一通り、眺めた後に急行「土佐」の編成例で一番、長かった7両編成(本当は8両でしたが、増結用のキハ65が1両足りなかったw)にキユニを追加した計8両でお座敷レイアウト走行を楽しみました。
先ほどのJR四国色では長くても5両ほどだったので、国鉄時代の様に10両近い気動車の編成は楽しむことができません。
最後にキユニ28ですが、デフォルトでは2枚目左の様に前面種別幕は「急行」(赤字)が入っていますが、キユニ28の幕はほとんどが白幕で運用されていたことが多かったとのことで、付属していた無地の方向幕に付け替えました。とても小さなパーツで手こずりましたがw
今回はキユニ28が出るとのことで単品かセットで買うか悩み、何とかキハ57が付いているということで予約しました。(詳しくはコチラ)そして予約から数か月が経って、発売された際、鉄模愛好会のBさんとの話の中で、このセットにはキハ58のスカート付が入ることやTOMIXでは当たり前の格下げ車がKATOでは初めて収録されることを聞き、さらにキハ65もAU13の角型エアコンとなっている・・・全部、マニアックな車両であることに会話から気が付き、当初は2両のみの目当てで、ちょっともったいない感を感じていましたが、一気にお得感を感じるようになりました。実際に開封して眺めていると今回も買ってよかったとなりましたw
元々、TOMIXのキハ58を大量に所有しているので、KATOのリニューアル品は少しだけ比較用に購入するとしていたのですが、気が付くと写真の様に非冷房車の「いいで・ざおう」をフルセット(詳しくはコチラ)で購入し、さらに写真には写っていませんが、鉄コン限定の「訓練車(キヤ28)」(詳しくはコチラ)まで買っていました・・・・
おっと・・・「あそ1962」(詳しくはコチラ)もか・・・・
やばいな・・・キハ58におけるKATO比率がじわじわと・・・これでキハ40もリニューアルされたら、エライことになるぞ・・・w(といってもうれしいんですけどね・・・ただ置き場所が・・・orz)
でわでわ
急行「土佐」はまだネットでも在庫は残っていそうですが、単品のキユニは少なくなっているようです。どちらも気になる方はお早い目にw