祝! TOMIX キハ58 土佐・四国色 発売! | キハでGo!

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こんばんは、今日は昨日のブログどおり、外出は嫁の送り迎えのみで、お店には一切、近づかずに家で片付けと読書に勤しんでおりました(笑)
片付けは年明けから本日までに買った鉄模の台帳登録と収納ですが・・・機関車が4両、気動車が8両、貨車が13両・・・わずか1ヶ月ちょっとで散財し過ぎていることを目の当たりにし、凹んでいると・・・
「ぴんぽーん!ゆうパックです!着払いでw」
「はい、はーいw」とお金を握り締めて玄関へ・・・・またお金が飛んでいったorz

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ブックケース一つに80サイズの箱を使用する駿〇屋・・最近、この箱が異様に貯まっており、廃品回収でゴミ袋に変換しています。
あけてみると・・・
タイトル通りですが、TOMIX謹製の「キハ58系 土佐・四国色(限定品)」です。同時発売で「四国色」と「よしの川・四国色」も出ていましたが、旧製品のよしの川を持っているので、買いませんでした。パッケージは土佐色はこの前の氷見線と同じ、ちょっと風景を描いたパッケージで今回は月の名所として有名な高知県の桂浜が描かれているようです。横に並んでいるのは昨年にも紹介した旧製品のよしの川ですが、この手書き風のキハ58系も個人的には気に入っています。

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パカッと開けてみました。今回はまず、新製品と旧製品の色合いを見て、もし差が大きいようであれば、別売りの「四国色」と「よしの川・四国色」を手配する予定でしたが、アイボリーも水色も全く同じ濃度で並べても差は感じられず、今回はこの土佐色(限定品)のみで打ち止めにしますw
別売りは旧製品を2つに分けているだけで、車種は全く同じ、キハ58が2両、キハ28,65が1両ずつとなっており、それぞれで1万数百円ずつという、旧製品の18000円を超えています。(と言っても2千円程度なので、マイクロと比べるとカワイイもんですw」

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では、旧製品と比較しながら、見ていきます。まずはキハ65ですが、上が新、下が旧です。共に同じ形で、床下を見ると同じ番号なので、差異は見られませんが、良く見ると塗装は凹凸部分もキレイに塗られており、新製品の方が質が高いように感じました。(給油口を見ていただければ分かりやすいと思いますw)

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お次はキハ57とキハ58です。上が新のキハ57、下が旧のキハ58です。以前のキハ58みえと違って、このキハ57は台車は空気台車になっており、そして一番の特徴であるドア下も穴が開いていません。キハ58はドア下に明かり取り用の丸小窓があり、再現されていますが、キハ57には無かったので、ちゃんと再現されているようです。以前に紹介した急行色のキハ57(詳しくはコチラ)は小窓があり、タイプ仕様でした。ただこのときはキハ57の存在を良く知らなかったという醜態も晒していますw
四国に譲渡されたキハ57はエアコン改造を受けて急行「土佐」に使用されていた車両とのことでした。

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最後はキハ28ですが、キハ28は運転台のあるキハ28ではなくキロ28が格下げ改造されてキハ28となったややこしい車両で、今回はキロ28(急行色)と比較しました。パッと見は色しか違いが分かり難いのですが、窓を見ると「ユニットサッシ化」されており、二段窓になっています。そして何の違いか分かりませんが、屋根もキハ28の方はエアコン周りに小さな突起があり、何か屋根上機器が撤去されたあとでも再現しているのでしょうか・・・わかりませんw

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さぁ、比較は終わったので、走らせましょう!新製品はフライホイールで静かにスローも効きます。旧製品もメンテをしっかりしているので、スローは結構効きますが、やはり油切れなのか、「キューキュキュー」と悲鳴を上げるので、さっそく分解整備し、4両編成でも少し音は大きいですが、スムースに走行するようになりましたw
左の写真はキハ65の電灯比較ですが、右の新製品はヘッドが白く、行き先はまだ組んでいないので、分かりにくいですが、白色です。旧製品は共にオレンジですが、個人的にはヘッドは旧製品、行き先は新製品が良いように思われ、新製品はヘッドライトのプリズムに薄くオレンジを塗装しようかと思います。(そのうちにw)

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新製品の説明書には急行土佐の増結編成も説明されており、「よしの川」セット(キハ58+65)を説明していますが、今回は旧製品からキハ58と65を借りて再現しました。キハ65は2両被っていますが、後はキハ57、キハ28、キハ58と多様な車種になっており、走行を眺めているとその差が分かりやすく楽しめました。

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・・・なんかキハ65の座席が・・・窓辺りにテーブルがついてる??と感じ、もしかして新製品は窓下の簡易テーブルまで再現しているのか!と思い、パカリストが参上!
あけると確かに座席間の窓側にテーブルが!
「すげー!こんなところまで再現か!」
と興奮して、比較写真を撮るために旧製品をあけると・・・・・旧製品もついてました(笑)
無駄にパカリストしてしまいましたが、写真の通り、床下は同じパーツです。車体もほぼ同じなので、旧製品のよしの川をお持ちの方は、土佐セットのみを買われると色んな四国キハ58の急行編成を楽しむことができますので、お薦めです。
また旧製品をお持ちでない方もフル購入まではお薦めしませんが、土佐セットと普通の四国色セットを買われると片運転台のキハ28が付いてくるので、全ての四国の58系車両が揃いますw
こんな感じで、今日こそは1円足りも使わないつもりでしたが、代引き注文で持ってこられると、どうしようもなく、財布を緩めてしまう私でしたw
でわでわ

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最後に山口の祖母宅には祖父が国鉄で働いていたときの色んな物が残っており、その中でも気になったのが、この1冊。広島鉄道管理局が何を思ったのか、管内244駅の駅長さん150人に自分が駅長をしている駅の駅名由来を調査させ、まとめ綴ったものを書籍化しています。昭和39年の新幹線営業開始から赤字に転落し、このときには赤字累積が目立ち始めた時期にも関わらずこのような本を出版している・・・と考えるとこの1冊はどうかと思うのですが・・内容は非常に興味深く、写真も歴史的価値の高いものが含まれており、後世に残る一冊と考えると、出版してよかったのではとも思い、複雑ですw
ただこの本は非売品のようであり、どのように配布されたかは不明ですが、この一冊は昭和52年10月に祖父が効績章(国鉄の勤続25年賞)を受賞した際の記念品として贈られた一冊のようです。
まだ読み終えていませんが、通しで読むのではなく、今後も山口県内で通った駅を後からこの本で調べたり、行く前の予行演習でも良いのかなと思っていますw
そして昭和52年だけに一部廃線になった可部線や、今年3月で廃線になる三江線、そして昔に第三セクター化した岩日線の各駅も掲載されています。
これからもちょくちょくと田舎にある鉄道関連品をできる範囲でご紹介したいと思いますw。でわでわ