こんばんは、本日は少し車に乗っただけで汗ばむ気温となり、久しぶりに車のエアコンを使用しました。
なんと20度超えの5月並みの気温だったようです。
夕方になって少し気温が下がっていますが、セーター・靴下なしで快適に過ごせています。
寒暖差の激しさにちょっと戸惑う一日でした。
こちらは先週末の図書館で鉄道系の雑誌を見ている時に発見した広告です。
なんとお香ですが、香りが「SL石炭」の香りですw
鉄道模型みたいに「スターターセット」となっていますが、内容はお香を焚く「香炉缶」(缶ですwしかも消火用に蓋も付いています。)それに「国内SL標準炭」が10本入っているようです。
「国内SL標準炭」は現在、国内で走行している数少ない蒸気機関車に使われている黒煙の少ない炭のようです。
これを加工してお香にして、焚くことで石炭の香りが楽しめるようです。
お値段は送料込みの2800円!
ちょっと気になります。ちなみに販売サイトではリフィルお香も用意されており、国内標準以外に北海道の石狩炭田産、九州の筑豊炭田産もライナップ!リフィルは各10本入りで国内標準は2000円、それ以外は2500円とのことです。
買ってみようか迷っています。
なんとなくSLやまぐち号や京都鉄道博物館のSLスチーム号を思い起こさせてくれるような気がして・・w
決していい匂いではないとは思うのですがw
先週に届いたヤフオクの落札品です。
送料込みとのことでしたが、ヤマトのネコポスで届きました。中は車両をプチプチで一巻きして紙封筒に入れた状態で・・・・よく無事で到着したもんです・・・・・
これならもう数百円払ってもいいのでケースありにして欲しかった・・・
中身はKATOの20系寝台客車の「カニ22-2」で、20系寝台客車「さくら」(10-367)のバラシ出品品です。
以前から欲しかった電源車でヤフオクで「カニ22」と「20系 さくら」でアラートを掛けていました。
しかし「カニ22」の単品は5000円超え、「さくら」は1万円ちかくになるので、なかなか古い製品にしてはプレ値化していたので手に入れられませんでした。(そりゃ買おうと思えばいくらでも買えるのですが・・・基本、ケチなんで、プレ値では買いたくないw)
今回は送料込みで4600円なので厳密に言えばプレ値ですが、落札平均から見ると平均以下での入手となりました。
このカニ22はご覧の通り、車体の前後にパンタグラフが付いており、東海道本線など電化しているところでは従来のディーゼルエンジンによる発電以外に電線から電力を取り、中に設置されたモーターを回して発電することが可能になっています。
つい最近まで疑問に思っていたのが、電線から電気を取るならモーターを回さんでもそのまま使えばよいのでは?と気になっていました。それを前回の鉄模愛好会の遠足でポロっと漏らした際、
Bさん:「架線は電圧などの問題があって、そのままでは使えないので中のモーターを回して車内設備で使えるように変換しているのさ」
と私の疑問にさらりとお答えいただきました。
なのでこのカニ22には従来の軽油で動くディーゼルエンジン発電機と電気で動くモーター発電機の2種類が入ったいわゆる「ハイブリッド電源車」ということです。
全面や側面のパッと見はカニ21ですが前後の屋根を少し下げてパンタグラフを装着しています。
そして中にはディーゼルエンジンとモーターが入っているので、ディーゼルエンジンは従来通り2台と荷物室を少し削ってモーターが1台(動力と発電のセット)が設置されています。
このハイブリッド電源車は一見、素晴らしいアイデアに思われましたが、自重が増え、従来のカニ21は40tに対して59tもあり、ディーゼルエンジンの燃料や荷物を載せると最大64tとなってしまいました。
東海道本線ならともかく九州の熊本以南などでは使えず、「さくら」などの限定使用されたり、荷物も少し少なめに載せて対応していたようです。
その結果、登場から数年でパンタグラフとモーター発電機は撤去され、パンタなしのカニ22がカニ21と同じようにディーゼル発電のみで運用されることになりました。
アイデアは良かったんですがね・・・
そんなマニアックなカニ22ですが、元々は20系「さくら」編成のバラシ品であり、編成例が気になっていたところ、ご都合主義的にヤフオクで説明書のみ50円即決で出品されており、買ってしまいました。
この説明書を参考にして・・・
まずは従来の20系寝台客車の収納を変更しました。今までは①10-366の基本セット7両を基本として②ナロネ、ナロのグリーン車、③ナハネ、ナハネフの一般寝台車、④ナハフやナシ、ワサフ(詳しくはコチラ)などのその他に分けていましたが、カニ22を使用した「さくら」編成も簡単に再現できるように以前い購入したさくら佐世保ケースに説明書を参照にして「さくら」の基本セットを組成しました。ただナハフやナロなどもヤフオクの寄せ集めなので厳密には車番などは合っていませんw
しかしちゃんと2枚目のように遠目にはダブルパンタ時代の特急「さくら」が1枚目の4ケースから組成できました!
先頭は説明書ではEF60になっていましたが、個人的にはEF58の特急色(詳しくはコチラ)を使いたかったので、写真のように「さくら」のヘッドマークを付けて、入線!
そして2枚目は特急色ゴハチの後ろにダブルパンタのカニ22がいるので、20系客車の4パンタが楽しめます。ゴハチのパンタは牽引用、カニ22のパンタは室内設備の電力発電用と同じパンタですが、用途は全く違います。
ちなみにカニ22のパンタは同乗の技術員によって上げ下げができ、さらにカニ22を牽引する機関車にはカニパン・スイッチなるものが増備され、機関車の運転士でもカニ22のパンタを操作できたそうです。(将来のカニ22の無人化を見据えた改造でしたが、無人化よりもカニ22のパンタ撤去の方が速かったようですw)
さくら編成の特徴をパチリ。
まずはグリーン寝台のナロネ22です。従来のナロネ21は後方に編成されていますが、前方には個室と解放式寝台が半々となったナロネ22が編成にアクセントを加えています。
そして2枚目はグリーン座席車のナロ20です。20系寝台特急は登場時は一部が座席車となっており、座席車も丁寧に普通車とグリーン車があり、「さくら」でもグリーン座席車が編成されていました。
その流れで普通車の座席車ですが、「さくら」の普通座席車では1枚目の中間緩急車となるナハフ21形と2枚目の最後尾緩急車となるナハフ20が編成されていました。
ただ座席車は次第に編成から外れ、最終的には全て寝台車となってしまい、この普通座席車はナハネフに改造されました。ちなみに先ほどのグリーン座席車のナロもナロネに改造される話があったそうですが、実現せずに廃車となったようです。(ただナロは普通座席車が昭和40年代に寝台車へ改造された後も「あさかぜ」で昭和50年頃まで使用されていたようです。)
今まで「あさかぜや「出雲」など色んな20系寝台特急の走行動画をアップしているので、なんとなく同じように感じられるかもしれませんが、今回は機関車の次位にカニ22を組成しているので、名物の「4連続パンタ」が楽しめます。
走行にもいつもと違った味わいがw
あとはキハすきすき線区に所属する20系寝台客車の電源車を一緒にパチリ!
今までは基本セットのカニ21、2本線化したカートレイン九州(詳しくはコチラ)のカヤ21、色違いホリデーパル色(詳しくはコチラ)のカヤ21しかなかったのですが、1枚目の通り、20系寝台客車登場時のマニ20(詳しくはコチラ)が入線し、3本線の電源車はいつの間にか3両にw
正面からみると左のマニ20と真ん中のカニ21は同じように見えますが、2枚目の側面を見ると長さが違います。
そしてカニ22は正面も側面もパンタと屋根の形状が強烈にインパクトを与えており、同じ電源車ですが、3つの種類は十分に編成にアクセントを加えてくれます。
基本はカニ21がメインなんですが、カニ21に食傷気味になったときはマニ20で「あさかぜ」やカニ22で「さくら」「みずほ」「はやぶさ」などが楽しめるようになりました。
そして20系の終焉を象徴するカヤ21です。
こちらは20系寝台客車が特急運用を外れた際、急行運用で機関車とカニ21の間に一般荷物車や郵便車が間に入ることが想定され、その際ブレーキなどに必要な圧縮空気は機関車から空気管を使って送られていました。
しかし機関車と電源車の間に荷物車が入ると荷物車には空気管が無かったため、20系客車に必要な圧縮空気が贈ることができず、また急行運用で牽引する機関車がP型でないと機関車からも圧縮空気が提供できない事象が発生しました。
そこでカニ21の荷物室に廃車から流用した圧縮空気装置を搭載する改造が行われ、荷物室の廃止と荷物室の巻き上げシャッター扉も荷物の積み下ろしが無くなったことで埋められてハッチ化されました。
形式もカニ(荷物電源車)からカヤ(事業電源車)へと変更になりました。
写真は左と上から「さよなら20系」(詳しくはコチラ)、「カートレイン九州」、「ホリデーパル」の順になっています。
ただ「さよなら」と「ホリパル」はカニ21の金型をそのまま使っているので、タイプとなっていますw
なので1枚目はカヤの違いを確認するために上からカニ21、カヤ21(さよなら)、カヤ21(カートレイン)の順で荷物室付近を取りましたが、真ん中の「さよなら」は荷物室の扉が巻き上げシャッター扉のままです。(ホリデーパルもw)
しかし近年発売の「カートレイン」では金型が新規作成されてハッチ化されています。なので今後、もしKATOから「さよなら20系」や晩年の急行仕様が発売されてカヤ21が収録される際はハッチ化された扉で作成されると思います。ただリニューアル再販や新規編成が発売されるかは微妙ですがw
そして2枚目はカニ22とカニ21では発電モーターの有無や荷物室の広さに違いがあるのですが、模型ではどうかと御思ってパカリストしましたが・・・
同じでしたw
さすがに中までは再現されないかw
ということで、やっとこさ手に入れたカニ22をご紹介しましたが、今回の落札したカニ22のテールサインは白の「さくら」だったので、登場時に用意されたピンクの「さくら」テールマークは以前に「カートレイン九州」用に購入したペンギンワークのテールマークシール(詳しくはコチラ)を使って作成したいと思います。
ただ余っているテールマークの枠が無いので、20系用のバックサインパーツを近日中に購入したいと思います。
それとカニ22もテールサイン電球をLED化しないといけませんが、また後日にw
これでキハすきすき線区の20系寝台客車はまた電源車ですが1両増えました。旧製品や旧製品の30周年版(詳しくはコチラ)を除いても、8両ケースが5つに7両ケースが1つ・・そして「カートレイン」で4両なので、気が付くと20系寝台客車は50両を超えています・・・
もうこれ以上は増えないとは思うですがw
でも以前も希望としては「さくら」の長崎編成と佐世保編成の再販は熱望しており、リニューアル再販で少し高くなっても恐らく買ってしまいそうですw(特にマヤ20が欲しいので)
でわでわ
最近は以前に購入したダイソーの撮影ボックス(詳しくはコチラ)ですが、単に中に線路を置いて撮影していたのですが、本日はテールサインなどを点灯させた状態での撮影をしたくなり、1枚目のように先日の京都鉄道博物館の後に寄った四条のぽちで手に入れたフィーダー線とフィーダー線路を活用しました。(詳しくはコチラ)
複線になっているのでどちらにも電力を供給でき、パワーパックもSXを入手(詳しくはコチラ)したことでたとえ動力車でも常点灯停車状態で撮影ができるようになりました!
2枚目の通り、やはりテールサインやヘッド・テールライトが点灯している方が見栄えもいいですw
今後もセッティングが面倒ですが、活用したいと思います。
でわでわ
とんでもない値段ですorz