こんばんは、昨日から大相撲三月場所の入場券の先行抽選が始まっているので、さっそく応募しました。
マス席Sを最終の3日間で入れてみましたが、果たして結果は!?
外れた場合は2月13日にネットで頑張って押さえようと思います。オンタイムですぐに売れるので大変なのですが・・・しかもコロナで席数が減っていると思われるので、ますます激しくなりそう・・・先行抽選であたらないかなぁ・・・w
さて本日は・・・・
昨日のTOMIXの南部縦貫鉄道キハ10に続いて、届いていたヤフオク落札品の開封ですw
こちらはストア出品の商品で、いつもの通りの見慣れた箱にしっかり梱包で安心です。
中身は1枚目のKATO「鉄道模型N誕生30周年記念 "あさかぜ"」です。
こちらは1965年にKATOが鉄道模型を発売してから30年となる1995年に発売された30周年記念のセットで以前に2枚目の40周年記念のセットをご紹介していますが、これの10年前の記念セットですw(詳しくはコチラ)
今回のセットはイラストでEF65がけん引する20系客車が描かれています。(40周年の方はEF58の写真です)
中のケースもいつもの緑ではなく、灰色のちょっと豪華な感じのするケースで、文字は金文字となっています。これは40周年と同じ仕様なので、恐らく記念セットのケースはこれがデフォルトかと思います。
そして中身は2枚目の通り。前回の40周年と違っていつもの緑色説明書(40周年はフルカラーでした)に車両が普通に入っており、40周年セットにあったホログラムのプレートはありませんでした。その代わりに機関車の横に「あさかぜ」のヘッドマークを模したピンバッジが付いていました。
説明書は中も緑色ですが、中は30年の歩みが紹介されていました。初めての「C50」から電車1号の「103系」、コンピューター制御でボディラインを再現した「EF58」、初のNゲージ海外輸出で成功を収めたアメリカのディーゼル機関車「PB-1,PB-2機関車」が紹介され、模型の技術ではフライホイールモーターが新技術として紹介されていました。なかなかの読み応えですw
付属品は2枚目の通り、「あさかぜ」ヘッドマークの下に「KATO N 30TH」のバナーが入ったピンバッジ、機関車のナンバーパーツとヘッドマーク、テールサインのシールが入っていました。それと今ではなくなってしまった『加藤』印の押された検査証も入っていました。(河野行革大臣による「判子レス社会の推進」によって消えたのでしょうかw)
簡単に各車両を見ていきます。
まずはEF65ですが、こちらは500番です。写真では分かりにくいのですが、記念品ということもあり、前面の帯が本来は銀色ですが、金メッキ色になっています!(サイドは普通のクリーム色)かなりのスペシャル感が感じられます。
そしてナンバープレートは「522、523、530、542」が収録されており、「530」はおそらく30周年にかかっていると思います。
また台車パーツは初代あさかぜの20系客車に合わせてグレー仕様になっています。そして連結器もこのころはKATOカプラーNが出始めたころであり、ちゃんと最初から奢られていましたw
せっかくなので新技術として紹介されていたフライホイールを確認するためにパカリストしましたw
すると今までに見たことない重りパーツを発見!天井屋根部分に差し込まれた小さな重り2つと、基盤にかぶさる様にかたどられたプレートが1枚です。ここまでする必要があったのでしょうかw(1枚目のレール2,3本目に載せている黒い物体です)
それと運転席は目立ちませんが、ちゃんとモールで機器や席は再現されていました。それとライトユニットは、この頃はまだ麦電球も多く、LEDが出始めたころにも関わらず、このEF65はLEDが使用されていました。
お次は電源車のカニ21ですが、こちらは車番が「30」となっており、EF65と同様に30周年を意識しているようです。
それと帯もクリーム色ではなく、金色です!
旧製品なのでリニューアルされた現行品と比較するのは酷ですが、それでもよくできているのではと思います。
ただリニューアル前はテールライトは光らず、テールサインも金色パーツの枠にシールを貼って、車体にはめ込むため、点灯しません。
こちらは食堂車のナシ20ですが・・・番号は同じく「30」です!!
しかしナシ20は30番は存在しません。といっても他の車両も番号があっていますが、帯が金色の時点で存在しないので、やはり、記念セットとして楽しむものであり、そう思うと車番がすべて「30」で統一されているのは気持ちがいいですw
この旧製品ですが、2枚目の窓からのぞくとちゃんと食堂テーブルとイスが再現されており、古い商品ですが、よくできています。
お次は寝台車のナロネ21(上)とナハネ20(下)です。こちらも金帯に車番は「30」です。
それと私が大好きなナロネ21の上段寝台用の明かり取り窓もちゃんと再現されています。そしてドア上にある号車、種類、行先の表示枠もモールドでちゃんと再現されています。(ただし、モールド表現のみでボディと同じ色で塗られていますがw)
最後は登場時の「あさかぜ」の最後尾に連結されていた座席緩急車であるナハフ22です。
こちらも他の車両と同じ「30」番です。そしてカニ21同様にテールライトはモールド表現のみで、テールサインはシールとなっていますので、同じく不灯ですw
lここからは現行品などと比べてみました。
キハすきすき線区に所属するEF65-500を出してきました。1枚目の左、2枚目の上から旧製品の特急色、貨物色、先代品の特急色、現行の特急色となっています。
正面の写真はあえてカーブレールに入線させていますが・・・・旧製品はスカートごと曲がっていますw 久しぶりに見るとなかなか面白いwそれと屋根上から見ると現行品以外は「意外と長いEF65」であり、ちょっと長めですw
ヘッドライトは全て点灯しますが、旧製品の2両は電球です。それとテールライト部分は左の旧製品はモールド表現ですが、残りの3両はクリアパーツが入っており、実感的です。(ただし旧製品の貨物色はちょっと大きい感じがしますw)
カニ21です。1枚目左、2枚目上から30周年記念、旧製品、現行品です。(以下の比較も同じです。)
30周年と旧製品は同じ金型のなので、ほぼ一緒ですが、模型的には30周年は台車が灰色でカプラーもKATOカプラーNが標準で装着されています。旧製品も交換可能ですが、あえてアーノルドカプラーのままにしておいた方がよさそうですw
旧製品と現行品は比べるに値しないかもしれませんが、ここまで進化したという目で見ていただければと思います。
ただ1点だけ気になったのが、旧製品と30周年の屋根上ですが、青部分が現行品と比べて後方まで伸びています。どちらが正しいのでしょうかw
ナシ20です。屋根を見ると旧製品は銀色となっています。また現行品は厨房当たりの屋根上にはダクトが表現されています。
旧製品、現行品ともに食堂のテーブル、イスが再現されているのは〇ですねw
1枚目はナロネ21、2枚目はナハネ20です。
最後はナハフ22です。旧製品の方はテールサインパーツが写真のように白パーツに印刷済であり、それを車体のくぼみにはめ込むだけとなっています。30周年の方は金色にこだわっているようで、パーツを金っぽくしていますが、直接印刷が難しかったのか、シールを張り付けるタイプとなっています。(30周年の方にも写真のテールサインパーツは使えそうです)
一通りご紹介できたので、走行させました!
一番驚いたのはすでに30年は経過していると思われる旧製品のEF65がばっちり走行していることでしたw
パッと見はどの編成もちゃんと「20系寝台車」しているので、遠目には新旧問わず「それっぽく」走行していますw
今回はヤフオクでたまたま発見してしまった「30周年記念のセット」に物欲が沸いてしまい、気が付くと落札していましたw
お値段は送料込みでクーポン使用にて5800円で入手しています。(定価はなんと激安の8000円!記念品ということで格安にしていたのでしょうかw 10年後のEF58は全てM車とはいえ、27000円ですからねw)
すでにリニューアル版のEF65、20系寝台客車を持っているので、買う必要な無いのですが、ケースのイラストや「記念品」的な響きに私が落ちてしまいましたw
しかし結果的には統一された「30」番や金帯など、普通のセットにはない特別感によって、満足したため、このセットは今後もお宝として大事にしていきたいと思います。
ちなみにノーマルの旧製品は以前に鉄模愛好会のAさん経由で引退される方のコレクション品を大量に引き取った中に入っており、今まで放置状態でしたが、今回の「30周年セット」の入線によって、スポットライトが当たりましたw
KATOの愛好家にはお勧めのセットではないでしょうかw
でわでわ
ネットでは30周年も旧製品もどえらい値段で出ていますね・・・・
ヤフオクで探せば、手ごろな値段で出ていることもあるので、そちらを探しましょうw