祝! KATO EF58 試験塗装機 4両セット 入線! | キハでGo!

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こんばんは、今日は月一回の墓参り(献血と同じく、毎月欠かさずに行ってますw)と実家訪問をしてきました。

実家では両親は数日前に大阪府のコロナ接種大会場まで京阪で行き、一回目を接種してきたようです。特に何もなかったようですが、2回目に副作用が出やすいと言われているので、2回目のあとは様子確認もしておこうと思いました。(当初は1回目が決まったら、心配なので、日程を教えてと言ってましたが・・・・スッキリ忘れていたようですw)

接種の枠もいよいよ高齢者から一般へ向かいつつあり、ガース首相の言う通り、7月中に接種を希望する人全員に果たして行き渡るのでしょうかw

 

さて、本日は・・・・・

いつものReRe(ヤフオクでよく出品しているリサイクル業者)からの配達がありました。

前回のキハ02と違って、大きな箱で、空けるとエアバッグプチプチがw 相変わらずの「しっかり梱包」で安心ですw

 

中身はKATOのNゲージ鉄道模型誕生40周年を記念して限定生産されたEF58の試験塗装機4両セットです。

こちらはその名の通り、EF58が4両入っており、全てM車なのでいつもの車両セットよりも「重い」ですw

そしてケースも40周年記念なので、紙スリーブはいつもの緑ではなく、灰色っぽいベースにEF58の模型の写真が!(最初はイラストかと思いましたが、よく見ると写真でしたw)

中のケースも緑ケースではなくちょっと豪華そうな感じのグレーに白っぽさをブレンドしたケースで文字は金文字になっていますw

はやる気持ちを抑えながら、ケースをオープンすると、中には上質の紙にカラー刷りされた説明書と車両部分には何やら金属版が埋め込まれ、その下にEF58が4両入っていました。

 

金属板はホログラム加工されており、角度を付けて見ると40周年記念のエンブレムとEF58の側面が浮かび上がります。このEF58ははっきりとはわかりませんが、おそらく「EF58-61」・・・そうお召仕様ではないかと思います。(違ってたらm(__)m)

説明書は開いてみると・・・・・説明書ではありませんでしたw KATOのNゲージが誕生して40周年を迎え、それまでにフライホイール動力やDCC、振り子機能などのギミックを開発し、レールはユニトラック規格で複線レールをリリースした等の功績が紹介されており、左上にはKATOはEF58のNゲージと共に歩んできたことから記念車両としてEF58を選定したと説明されており、右下には今後の展開として「レジェンドシリーズ」を出していきますとPRされていましたw(シリーズ第1弾は101系で、予告として写真も掲載されています。今でも続いているのでしょうかw)

 

EF58達を取り出してみました。4両とも昭和31年の東海道全線電化に際し、今までは蒸気機関車のよる煤煙などで車体が汚れることから黒の蒸気機関車か茶色の電気機関車のみのカラーリングでしたが、全線電化で汚れのリスクが減少することと、特急列車のイメージ刷新を目的に今までの茶色の電気機関車から新しい色への塗装変更を国鉄は考え、そのためにいくつか検証用に試験塗装を行ったのがこの4両となります。

なのでいつもの茶色や標準色を見慣れているとこのセットは非常に新鮮な感じがします。

説明書はパンフになっており、無いのかと思いきや、4ページ目が説明書となっていました。簡単な仕様、カプラー交換方法等の基本と、あとは試験塗装の説明となっていました。そして付属品は「はと」と「つばめ」のクイックヘッドマークとホイッスルのみのシンプルなセットです。

試験塗装機では先台の手すり棒や信号炎管は装着されていなかったので、このセットには不要となっています。

 

早速、各車両を簡単に見ていきますw

まずはEF58-31で、こちらは青3号に黄かん色のストライプが前面から側面の1/4まで牽かれており、さらに黄かん色はパンタ部分のベースにも採用されています。そして屋根の避雷器も淡緑色に塗装されています。

こちらは試験塗装機の第一号として登場し、東芝の車体です。

 

お次はEF58-16で、先ほどの31「号機と同じ青3号ですが、ストライプは黄1号で側面下部を一周しています。

先ほどの31号機もですが、前面の窓には水切りパーツを取り付けるための準備工事が施されており、窓枠上部にはリベットが打ち込まれています。模型でもちゃんと再現されています。

この16号機は川車・川崎重工の車体です。

 

こちらは先ほどの16号機と色は同じですが、ストライプはよく見ると少し太くなっています。そして前面の銀色帯の内側にも黄色が塗られています。(16号機は銀色帯の下部のみで上部の内側は塗られていません)

違いがこれだけならいらないのではと思われますが、試験塗装機は4両あったので、同じように見えますが、EF58ファンとしては嬉しい限りです。

それと16号機の違いはまだあり、前面の窓には水切りが装着されていることと、窓も16号機と同じ大窓ですが、本当によく見ると実車の通り、18号機の窓の下部は上部と同じようにRが切り込まれており、模型でもよく見ないと判りませんが再現されています。

こちらの18号機は三菱電機の車両となっています。なので側面のメーカープレートにも違いがあります。

 

最後の4両目はEF58-4で今までの青3号と違って、淡い緑と濃い緑のツートンに細いクリーム色ストライプが入り、なんとなく青大将色に似ています。上部は淡緑3号で下部は緑2号となっており、ストライプはクリーム2号となっています。

こちらは東芝の車両でフランス国鉄のPLM電気機関車を参照に塗装されています。俗にいう『インスパアという名の元のパクリ』ですなw

こちらは唯一の小窓仕様で先ほどの18号機と同じで水切りが装着されています。

説明するまでもありませんが、これから青大将色が誕生し、特急列車「つばめ」と「はと」の牽引機関車となったので、この試験塗装の中では一番の功労機かもしれませんね。

 

今回の4両セットはヤフオクで5,6セット位が一気に出品され、普段は大体12000円から15000円前後で推移していましたが、大量出品されたこともあり、送料込みで9000円ほどで入手できました。ちなみに定価は27000円(税別)なので、実質7割引き近い値段で入手できました。

出品時はジャンクとあったので、かなりボロいか、それか大量同時出品なので16号機と18号機が混ざって16号機か18号機が間違って2両入っているのか・・・と落札後から不安に感じていましたが・・・・

届くと紙スリーブは新品状態で傷は無く、車両も走行跡が全くない、いわゆる未使用品の状態で、パーツ袋も未開封でした。一度に数セットが出品されたので、もしかしたらどこか倒産した店のデッドストック品なのかなと思います。

それにしても、以前から気になっていたEF58の試験塗装セットが安くで手に入り、よかったw

これからも他のEF58と同様に楽しみたいと思いますw

 

ついでにキハすきすき線区に所属する他のゴハチ達も出してみました。

ケースから全部出してしまうと、お召、お召予備、青大将、特急色は元に戻せそうですが、あとの標準色(下の4両)はケース収納時に間違えてしまいそうで・・・一度に出せないかもw

こんなことをいうと愛好会のBさんに・・・

Bさん:「パッと見て前期、後期、大窓、小窓、Hゴム、上越や特定機が分からんかったら「真のEF58好き」とは言えないよ?」

と怒られてしまいそうですw

 

恐る恐るケースと並べながら出してみますw

こちらはEF58の最初となる茶色(ぶどう色2号)です。東海道本線で蒸気機関車なども活躍していた頃から活躍しており、車体の汚れが目立たないように茶色となっています。

そして窓も大窓で水切りなどは付いていない、本当の初期型です。

キハすきすき線区では特急「はと」(詳しくはコチラ)の入線時に合わせて購入しています。

 

本当であれば、恐れ多くもお召仕様であるこちらから紹介するべきなのですが・・・お次はお召仕様の61号機と予備機の60号機です。ともにぶどう2号の塗装ですが、61号機の方はのちに大宮工場で独自に調合された「ため色」に変更されています。ただ模型では私が見る限りでは先ほどの初期大窓、60号機と比べても同じような感じがするので、この61号機は登場時の色かもしれません。(ただなんとなくですが、61号機の方が深みがあるようにも感じるのですが・・・・気のせいでしょうかw、KATOのHPを見ても61、60共に「深みのある色を再現とあり・・・差別化は無いような説明で・・・よくわからんw)

こちらは「お召列車1号編成」(詳しくはコチラ)を購入する際に入手し、60号機はキハすきすき線区における初のEF58入線(詳しくはコチラ)でした。

 

お次は先ほどの試験塗装でも述べた、青大将色のEF58です。こちらは初期型の大窓で特急「つばめ」(詳しくはコチラ)の入線時に合わせて入線させました。

先ほどの試験塗装4号機の淡緑系の色ですが、青大将は淡緑5号で試験塗装よりも濃くなっており、さらにツートンではなく単色に黄色のストライプとなっています。

個人的には試験塗装の方が好きですが、もしこちらが採用されたら、スハ44系の客車もツートンにしないとマッチしないと思われて、塗装が簡単な単色にストライプになってしまったのかもしれませんね・・・・・

茶色と青のゴハチしかいなかったキハすきすき線区はこの青大将色の入線で、EF58のバリエーションが増えましたw

 

そしてこちらはEF58の特急色です。左3両は先ほどの31号機、16号機、18号機で、最後の右端が特急色です。

この特急色は20系客車(特急「さくら」や特急「あさかぜ」)を牽引するために登場した特急塗装で、この試験塗装を参考に塗装変更されています。

青2号の車体色にクリームの帯が引かれており、20両が塗装変更されています。こちらは20系客車を楽しむために入手しています。この車両にはヘッドマークが4つ付属しており、なかなかお得な車両ですw

 

色々なゴハチを見てきましたが、こちらが標準色となったゴハチで共に後期型です。左が小窓のHゴム仕様で、右が大窓です。

パッと見は前面の窓サイズ以外は違いが判りにくいのですが、同じ標準色でも窓のサイズで印象はわかるので、やはり車両の顔つきは面白い!

そして側面も大窓の方はエアフィルターは原型ですが、小窓の方は改造後のヨロイ戸仕様となっており、よく見ると細かな違いがあり、ぱっと見は同じに見えますが、つい買ってしまいます。

小窓は店頭で何気に見つけたので買ってしまい、大窓は東海道・山陽の貨物編成(詳しくはコチラ)を購入した際に購入しています。

 

ラストは北陸、上越仕様のゴハチです。左は上越型で右は特定機で長岡運転所の35号機です。

どちらも豪雪地帯用に電気暖房装備(EG)や大きな特徴である前面窓上のツララ切りなどが追加されています。また上越の方は窓にデフロスターが表現されています。

長岡の35号機はデッキのついた従来型の電気機関車として製作中に流線形仕様のEF58へと変更製作された加減から、側面の窓は他のゴハチと違って7枚になっています。

そして前面のツララ切りも同じように見えますが、よく見ると長岡の方は取り付け角度がやや左右に広がっています。

 

このように同じように見えますが、EF58は製造メーカーや時期、使用用途で幅広い改造、改良、変更、追加が行われており、それをちょこちょこと発売してくれているので、このようにキハすきすき線区における『ゴハチ・コレクション』も充実しています。

本来は電気機関車にはあまり興味はなかったのですが、平成上皇ファンでもある私はKATOからお召列車の1号編成が再版されると聞き、編成を予約した際に牽引に必要な61号機を予約しました。その直後に愛好会のお出かけ先で中古の60号機を見つけて購入し、眺めていると、その力強いデザインと時代的にはやや先を行く流線形のデザインに惚れこんでしまい、お召編成のみにとどまらず、気が付いたら今回の試験塗装機の入線で10両を超えてしまいましたw

さらに再版の宮原150号機ブルーも予約しているので・・・・今後も増えそうですねw

世間ではKATOのEF58はオーバースケールと言われ、本来のスケールでのリニューアル再版を望む声が多いようですが、私としては今のままでよいと思っています。逆にサイズが変わって出されると、今までのコレクションが・・・・となり、リニューアル品を買おうという気持ちにはならないので・・・・

皆様もぜひ『EF58』の美しさとその編成美を楽しんでいただきたいと思います(笑)

でわでわ

 

KATOではありませんが、1枚目左と2枚目下はマイクロエースのゴハチで35号機(詳しくはコチラ)、そして右と上はエンドウの124号機です。どちらもジャンク扱いで35号機はショップ、124号機はメルカリか何かで買いました。

マイクロエースの方は世間ではやや腰高と言われていますが、おそらく数ミリレベルの話なので、私には気にならず、大きなポイントは1枚目の通り、テールライトが点灯します!TOMIXやKATOの機関車は基本的には省略されているので、うれしいポイントです。単機移動の際のテールライト点灯が楽しめます。

そしてエンドウの方は「ぼてっ」とした感じですが、こちらはブラス製のボディでかなり昔の商品です。ジャンク不動品で出品されており、数百円で送料込みの爆安品でした。ギア清掃で現在は音は大きめですが走行しています。

他社のゴハチまで安かったせいもあり、手を伸ばしてしまいましたが、今後もゴハチはKATO一筋で集めて、安かったら他社製も話のネタに今後も買ってみようと思いますw

でわでわ

 

PickにもKATOのゴハチは色々ありますが・・・・一体、どれだけの種類があるのでしょうかw