こんばんは、今週も無事に一週間を終え、金曜日の晩を堪能しています。
今週は雨が降るようなことを言っていましたが、大したこともなく、むしろ『6月をすっ飛ばしたのでは?』と思ってしまうほど、気温が上がり、昨日、今日と7月の夏日なみの気温でした。
我が家では慌てて扇風機を出し、私の部屋では祖母の形見である「東京芝浦電器」謹製の扇風機にご登場いただき、今も背中から爽やかな涼風を送っていただいていますw。(詳しくはコチラ)
さて、本日は・・・・
先週末に我が家に一気に5箱も届いた通販品で先週はKATOの117系京都地域色(抹茶色)をご紹介しました。(詳しくはコチラ)
箱でいうと一番下の大きな箱ですが、こちらにはもう一つ同時期に発売された商品が同梱発送されており、今日はこちらを見ていきたいと思いますw
タイトルにあげているので、もうお分かりですが、改めて・・・・
マイクロエース製のキハ47 瀬戸内マリンビュー(改良品)です。こちらがついに再版され、昨年6月下旬に注文し、発売が遅れに遅れて、ようやく発売となりました。
こちらは大好物のキハ40系であり、またオシャレな車体で、マイクロエースから発売されていたこと知ったときは本当に欲しかったのですが、ヤフオクではかなりのプレ値になってしまい、全く手が出ませんでした。(いや・・買えないことはないのですが、2万とか3万でかうとほんとうに負けた感を強く感じるので、買いませんでした・・・が正しいですねw)
それが、昨年初夏に突然、再版が発表され、予約開始と同時に発注していました。以降はヤフオクでも旧製品の値段が崩れましたが、『改良品』ということもあり、待ち続けていましたw
パッケージは最近の2両用ケースでマリンビューにふさわしい、青系のケースで裏はいつもドキドキの説明文ですが、今回は見た感じ、誤字や間違いはありませんでした(笑)。(詳しくはコチラ)
早速、車両を見ていきたいと思いますが、この瀬戸内マリンビューは平成17年の「ええじゃん広島県デスティネーションキャンペーン」に合わせて改造された観光列車で、呉線を走行していました。瀬戸内の船をイメージしたデザインで、写真1枚目は走行時に瀬戸内海を向くため、窓が大きく作り直されています。(2枚目は山側ですw)
そして船らしさを醸し出すために丸窓や木造船をイメージさせる茶色をうまく使い、見事に「海辺のキハ47」へと変身を遂げています。
前面は船のオールや救命道具の浮き輪が取り付けられており、ヘッドマークは直に貫通扉に印刷されています。(実車も同じように貫通扉に直接書かれていました。)
また今回は「改良品」ということで、先頭部のスカートがジャンパ線表現もディテールアップされ、ボディにはジャンパ線が垂れ下がっているパーツも追加されています。
妻面は連結部扉が茶色に塗り分けられていました。
実際に入線させてみましょうw
海側と山側でイメージが大きく変わりますが、白と青のツートン、茶色のエンブレムと列車名が鮮やかにプリントされており、マイクロエースの塗装のすばらしさにはいつも感心させられてしまいます。
走行はマイクロエースのフライホイールなので少し電力を上げないと走り始めませんが、走行し始めると定速で安定してくれます。
長年、欲しかった「瀬戸内マリンビュー」でついに入手できたのは大変な喜びで、思わずお座敷レイアウトの横に寝そべり、30分近く、眺めて楽しみましたw(いつもは5~10分程度なのですがw)
そしていつもの「パカリスト」(久しぶりに解説しておきます・・・ 「パカリスト」とは用も無いのにボディをパカッと開ける人。そして初級パカリストはときどきそれで塗装面やパーツを傷つけたりします・・orz)
今回もみすゞ潮彩と同じように、指定席側の車両がT車になっており、しっかりと座席レイアウトが造形されていました。(1枚目)
赤丸は私が家族と妹の4人で昨年8月に広島旅行をした際に実際に乗車した位置ですw(詳しくはコチラ)
そして青丸はみえにくいのですが、実車の同じところに航海道具の羅針盤や地図などがディスプレイされていた場所で、模型もモールドで羅針盤の円形が再現されており、見えないところも時々、作り込んでくれるマイクロエースに今回も感謝、感謝w
パカリストがリスクを冒して開けたときに最もその苦労が労われる瞬間でありますw
2枚目は自由席の車両ですが、M車となるので、モールドは浅く、なんとヘッドレストが微妙に再現され、トイレの仕切りがわかる程度でした。
同じ頃の平成19年に山口県で「山口県デスティネーションキャンペーン」に合わせて登場したみすゞ潮彩も出してみました。
こちらは赤系ケースですが、実車は屋根が赤かったので、このケースも実車の特徴を掴んでいますw
こちらは本当に待たされましたw 予約してから2年以上経過してようやく発売され、一時はこのまま立ち消えするのではと危ぶんでいましたw
簡単ですが、車体を見ると1枚目は進行方向に対して日本海側になりますが、上の指定席車両は大窓化され、窓も丸や三角、階段形状と改造されているものの、下の自由席は全く改造されていません。
塗装はアールデコ調のちょっとサイケな感じがするデザインですが、瀬戸内マリンビューに比べると、ちょっと予算が削られてしまったのかなといった感じはします。
しかし瀬戸内マリンビュー以上に奇抜な塗装デザインが車体改造を少し手抜きした感を吹き飛ばせるほど、存在感を与えていたのではと思っていますw
前面もアールデコ調となっています。(大正時代にアメリカやヨーロッパで流行した幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持つ、新装飾芸術)
こちらは発売されてから瞬殺ではなかったのですが、そこそこ早い段階で市場から消えました。しかしヤフオクではたまに出品されるものの、値段は定価程度で、瀬戸内マリンビューのようにプレ値になることはないようです。やはりこのサイケ・・・奇抜なデザインが受け入れにくいのかもしれませんw
レイアウトに並べてみましたが、「どっちが欲しい?」と聞かれたら、おそらく10人中9人は瀬戸内マリンビューの方を選ぶかもしれません(笑)
「どうせ、キハすきすきは「おいらはハーフ山口人だからもちろんみすゞ潮彩!」と答えるんだろう?」
とご指摘を受けそうですが、確かにハーフ山口人なので、迷うのですが、どっちが欲しいと言われたら・・・
すみません・・・瀬戸内マリンビューの方を選んでしまいますw(スマン!みすゞ潮彩よ・・・)
でも、どっちも手に入れているので、こういった質問は愚問ですね・・・
今回は前回の117系抹茶色と同じく、そして最後に再紹介したみすゞ潮彩もですが、「実際に乗車したことがある」車両であり、こうして模型で入手できるのは喜ばしい限りです。
この瀬戸内マリンビューは気動車やキハ40系ファンであれば必携の商品と思いますので、まだネットではちらほらと見かけますので、ぜひお手元に置いていただければと思います!(すみません、マイクロエースの回し者ではないのですが、これだけは強くお勧めしたいとおもいますw)
でわでわ
こちらはだいぶ以前に駅でもらった観光列車のPRパンフですが、こちらに瀬戸内マリンビューとみすゞ潮彩が掲載されています。
しかしどちらもすでに運航は終了しており、瀬戸内マリンビューは今年年末頃に「etSETOra(エトセトラ) 」としてデビュー予定で、みすゞ潮彩はすでに「〇〇のはなし」としてリニューアルデビューしています。
個人的には瀬戸内と潮彩のままでよかったと思うのですが、一般の方にすればリニューアルした方が目新しいので、より集客が期待できると思うとやむを得ないのかもしれません。
他にも「天空の城竹田城跡号」も「うみやまむすび」にリニューアルされています。そうなると「べるもんた」や「花嫁のれん」もそのうち、リニューアルされてしまうのでしょうか・・・と思うと、早い目に「花嫁のれん」には乗っておかないと・・・
それとマイクロエース様!お願いです!「○○のはなし」や「花嫁のれん」、その他のキハ40系観光列車を出して頂ければ嬉しいです!全力で買いますのでw
でわでわ