(旧称:仲町ボランティア活動センター)
◆1年半
3.11東日本大震災から、1年半たちました。地震で自宅が倒壊し、津波で人間も家も流されて、
原発が爆発したので、立ち入り禁止になった・・・・。
避難所から、仮設住宅へ移り住み、今は、旧警戒区域の自宅に、時々帰って、片づけをされています。
節目の日に、過去の辛い体験を振り返って、これからの、未来に向かって、どのように復興していくか、
考えるきっかけにしたいと思います。
南相馬市では新聞もテレビも、今でも震災関係の事であふれています。避難生活の話題、放射能線量の話題、
が多いです。全国では、報道がかなり減って、震災の記憶が風化しているようです。
被災地と、他の地域との震災に対する感覚の格差がどんどん広がっているような気がします。
小高区では立入禁止が解除されて5か月です。メインの道路、国道6号は、補修工事が進んで、
かなり走りやすくなりました。復旧工事の関係の方が毎日たくさんいらして、あちらこちらで、
工事されているのが見られます。立て直された家もあって、再開したお店もあって、
少しづつ確実に復興が進んでいるように思います。
でもまだまだ、3.11の日のままの状態のところが多いです。特に、海沿いのエリアです。
津波の海水が、長期間ひかなかったので、土壌が農業できない状態になっていて、本当に悲惨です。
南相馬市全体でみれば、確かに、1年半たって、放射能の測定値は、かなり下がりました。
1年半たってもまだ、自宅に住めないなんていう状況は、ちょっと、復興の速度が遅いと思います。
もっと早く復興が進んで欲しい。そのためには何をしたらいいのでしょうかと、考えながら、
ボランティアはこれからも頑張ります。
◆静岡県 トン袋
静岡県から、南相馬へ、トン袋を運搬しようというプロジェクトが進んでいます。
ある企業さんが、中古の使用済みのトン袋を、無償で提供して下さいました。
【企業】
ADEKA富士工場 様
ユニックス本社工場 様
本当にありがとうございます。m(_ _)m
いただいたトン袋は、支援者の方が準備して、運搬ボランティアさんが運んで下さっています。
◆写真
撮影日2012年9月8日ごろ。支援者様がトン袋を乾燥して発送準備をしている様子

◆暑気払い
暑気払いのために、バーベキューのコンロを持参してくださると、お申し出してくださった
ボランティアさんがいらっしゃいました(^_^)/
ありがとうございます!9月15日が楽しみです。
◆宿泊に関する「よくある質問」
Q:宿泊は無料ですか?
A:無料です。
それとは別に、センターの運営費として、任意の金額を寄付して頂けたら大変嬉しいです。
Q:宿泊の予約は必要ですか?
A:電話またはファックスで事前に申し込んで下さい。
お名前、性別、宿泊期間、携帯番号、交通手段を伝えて下さい。
先着順で受け付けます。週末のように参加者が多い日は、満員によりお断りすることもあります。
早目の申し込みをお勧めします。
Q:部屋は男女別ですか?
A:男女それぞれの部屋に割り当てられます。
Q:個室はありますか?
A:個室はありません。すべて大部屋です。女子用のみ、いくつか小部屋があります。
Q:何人まで宿泊できますか?
A:約50人です。50人に近いような大人数の団体さんは、事前の相談となります。
Q:寝具はありますか?
A:ふとん、ブランケットなどがあります。ただし数に限りがあり、そして、女性の利用を
優先します。寝袋などを持参されることを(男性には)お勧めします。冷暖房の設備は
現状はほとんどありません。女性用の部屋にめったに使わないけれどエアコンが1台
あります。朝は冷えることがあります。ご自身により、衣類などで調整下さい。
Q:自炊はできますか?
A:原則できません。ライフライン(ガス、水道、電気)は全くありません。
ご自身で用意された、コンロと水で、お湯を沸かし、カップ麺程度の食事なら可能です。
ゴミ収集の公共サービスがありません。生ゴミの処分が出来ないことを承知下さい。
Q:駐車場はありますか?
A:あります。無料で利用できます。
グリーンパーク内にある宿舎は、大変申し訳ありませんが、街中にあるビジネスホテル
あるいは旅館のような快適さを提供できません。いうなれば、シャワーの無い、「海の家」
に近い感じとイメージ下さい。
◆◆2012年9月11日(火)の活動報告◆◆
◆ボランティア参加人数 総数 66名
◆団体参加者 【福島県】 曹洞宗福島県青年会 様 28名
◆件数 5件
◆内容 小高区 旧・警戒区域にて 草刈り 5件
◆天気 晴れ、最高気温29.8℃(11:50)、日の出5:16、日の入17:52
30℃を超えた時間帯→なし ※「熱中症の対策」
◆◆ボランティア募集◆◆
◆活動内容
東日本大震災による、地震、津波、東北地方の被災地である、南相馬市は、
福島第1原発から10km~20kmにあり、旧・警戒区域です。ここで、瓦礫撤去(ガレキ)、
側溝泥出し、草刈りなどの、ガテン系力仕事を行う災害復興支援です。
◆日時
毎日(雨天決行)
~8:30 受付
8:30 マッチング開始(集合→説明会→マッチング→現場へ移動)
9:00~16:00 ボランティア活動
16:00~ センターに戻る→道具返却→報告書→解散
◆活動 無料。予約不要。 →詳細はこちら
◆宿泊 無料。予約必要。 →詳細はこちら
◆高速道路無料券 事前にFAX要 →詳細はこちら
◆受付
「南相馬市ボランティア活動センター」
福島県南相馬市小高区本町2-89 小高区社協会館
電話0244-26-8934 FAX0244-26-8935 不在時携帯090-6046-5976
◆◆電話の受付時間◆◆
・被災者 お仕事の依頼受付・・・10:00~18:30
・ボランティア 問合せ/申込・・・10:00~18:30
→活動現場を優先し、不在の場合があります。FAXは24時間受付。
→電話が混雑しにくい、めやすの時間は下記です。
・13:00~15:30 混雑しにくい
・17:30~18:30 混雑しにくい
◆◆ご支援お願いします(募集中)◆◆
現在は下記を募集中です。南相馬市へ、あたたかいご支援お願いいたします。
@ボランティア・・・力仕事ボランティア、内勤事務ボランティア、送迎運転手ボランティア、
後方支援ボランティア、運搬ボランティア
@支援物資・・・飲料水、草刈り機、草刈り機の替刃、チェーンソー、チェーンソー替刃、
トン袋、蜂退治スプレー、蜂よけネット付麦わら帽子、ノートパソコン含エクセル、
◆◆ニーズ情報◆◆
被災者の方からニーズが殺到して、ボランティア不足です。
必要人員1920名(8/21時点)
◆◆熱中症◆◆
熱中症の、応急手当と、予防方法は、こちらのページにまとめました。
→リンク「熱中症」
【涼しい場所に運んで、衣服をゆるめ、体を冷やし、水分と塩分を補給し、病院へ】
◆◆草刈り◆◆
草刈りのニーズが非常に多いです。草刈りできる人、草刈り機、募集
→「7月9日(月)の活動報告/草刈り機の説明」