短歌&野球

短歌&野球

ぼくのへたくそな短歌と、大好きなプロ野球についての感想を、日記形式でつづります。ぼくの個人的な経験も書いてしまうかもしれません。

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Does Shinya retire? I should retire  my romantic life.
わたしはスワローズファンだ。1978年、広岡スワローズ以来。

スワローズは戦力的にはいつもGに劣るとされた。
それでも90年代に4回リーグ優勝し、3回は「日本一」になった。
野村監督が若松監督に代わっても、2001シーズンは日本一になった。

中心選手がいた。90年代は古田敦也の時代だったといえる。
でも、チーム内をまとめていたのは池山隆博であったり、2000年代に入ってからは宮本慎也であっただろう。

もう12年も優勝から遠ざかっている。そのあいだ、慎也はほんとに頑張ってきた。
でも、自分の残されている「技術力の限界」を痛感しての引退表明だろう。
「まだ2,3年は守備、バント、走塁、打撃の基本を現役で教えてあげてください」というわたしの願いは、土台、ムリなことだったのだと納得する。

ありがとう、慎也。
「ノムラの野球」をわかっていると称する人はやたらと多い。
でも、いちばんわかっているのは、古田でなく・・・・・・橋上でも、小川でも、池山でさえもなく、慎也なんだと思う。

ノムさんとおなじく「解説・批評」で新地平を開いてほしい。それからユニフォームを着る。

わたしはこのブログを書けなくなったり、神宮に通うことが少なくなったりした。
超多忙もエクスキューズになりうるし、「じんぐうの恋人」を失ったこともそうだろう、何よりも「もう俺は爺だよ」という自覚もあるだろう。

でも、わかった。そんなエクスキューズ(言い訳)はウソなんだ。俺は神宮に慎也を見に行ってただけなんだ、ということがわかった。

今夜の敗戦はスワローズの弱さを浮き彫りにした。

Escaping from the bottom is very difficult.
わたしは見た。リードしてても、投手はビビっている。相手チームは必死だ。そして負ける。いいんじゃないですか?
バレンティンがホームランを打てばね。
でも、それはスワローズ野球とはカンケイない、と私は思っている。
所沢夫人の招待で西武ドームへ行った。負けた。燕は弱いね。
I went to the Seibu Dome in Tokorozawa invitation of Mrs.
Tokorozawa. Swallws lost. They were weak.

3塁側内野席のダグアウトに近いとてもいい席だった。
ぼくはライオンズファンに囲まれながら、ライトスタンドのスワローズファンとおなじ気持で応燕してました。

牧田と石川マサの投げ合いでした。牧田は完ぺきなピッチングで。マサはあまり調子よくなく、でも粘って7回をゼロに抑えました。
8回裏、石山に代わったところで浅村に先制ソロを打たれました。でも9回表2死サファテからハタケが同点タイムリー2Bを放ちました。その後ミレッジ四球の1,2塁で比屋根が中前にヒット、浅かったので
ハタケが3塁に止まったのに1走ミレッジはそれに気づかず3塁へ走り、逆転機を失いました(結局ミレッ
ジに押し出されたかたちのハタケが三本間でタッチアウト)。

9回裏、バーネットのタマは威力あったのに秋山に2B(この日3本目の2B。4打数4安打。すげえやつだ)。そして浅村がサヨナラ3ラン。結局、集中力の差が勝敗を分けた。

所沢夫人は大喜び。旦那にcallして報告してる。ウサギファンの旦那はロッテに負けたと悔しがっているそうだ。ぼくが電話を代わって所沢で慰めあおう、と。

オープン間もないBarで3人で飲んだ。女性バーテンダーが二人いた。ぼくはドームでもだいぶ飲んでるから、山崎12、真っ赤乱12、オールドパー12の3杯で切り上げて、タクシーで帰宅。














宮本、古田を抜き球団右打者最多安打! しかも大谷くんから!
プロ初登板のハムの大谷翔平くん。恵まれた素質と将来性はすごいなあと期待される。マスクも性格もよさそうだ。タマも速い。でもなぜ、弱いスワの下位打線に2点献上してしまったか。TVで素人のぼくが見ていても、打者はスピードに目がくらむてなことはなく「間」(タイミング)をつかめていた。もし5回のバレンティンの遊直併殺、あの打球がショートの頭上を超えてたらKOだった。「運」ももってる18歳かもね。

宮本は若松さんの記録に追いつこうと思っているのかな? 来季もプレーできれば夢ではない。

勝てる試合だった・・・・・・でも、負けないでよかった。そう思うことにしよう。

中田の同点2ラン。8回、ポンポンと遊ゴロ2つで2死を奪った石川マサだったが、アブレイユにヒットを打たれたとき、顔つきが不安そうになった。TVって、そのへんが見えちゃうところが球場で応援するのとは全然違う。中田への3球目、外角低めのボール球を中田が簡単に見逃して2-1となった。そのとき、石川と中田両者の表情が映し出された。
ぼくはヤバいと思った。石川は不安で弱気な顔、中田は冷静で気合の入った顔になっていた。「これは打たれる」と直感した。4球目、外せ、とぼくは思った。四球でいい、と。しかし、外角へ打ちごろのタマ。中田の打球はライトスタンドへ吸い込まれていった。ぼくはTVのスイッチを切った。ここまで絶妙のピッチングをして、大谷との「格の違い」を見せつけていた石川の顔を見るに堪えなかったのだ。

8回表のスワの攻撃。ハム中継ぎ(石井)の乱調で森岡のタイムリーで1点、リードを2点に広げた。なお1死満塁で投手鍵谷に交代。ここでビッグイニングをつくれないのが今のスワローズ。ケイゾーが浅いセンターフライで3走は還れない。ハムからやってきた当時(5年前)のケイゾーならここで1球目をレフト線を破って走者一掃なんてこともあった。
当時の「馬力」は今の彼にはない。He is not he was. 彼は昔の彼ならず。

スワローズの不調はヒロヤスの不調に象徴される。
「この選手がこのチームを牽引している」という選手がいないチームは弱い。今季のスワはヒロヤスがキャプテンとしてその役割を期待された。彼はキャプテン向きではないのかもしれない。宮本、岩村が同じ
内野手としているなかでキャプテンとして前に出るのに遠慮があったのかも。そんなことではチームを引っ張れないし、自分自身の活躍もおぼつかないのがプロの世界だ。今では森岡に出番を奪われる始末だ。
でも、ヒロヤスがこのままでは、スワローズは浮上できない。






ホームラン7発が舞い上がった花火大会。マリーンズに連勝。
Fireworks 7 shot home run soar. The winning streak Swallows!

ぼくは1死1,3塁の場面が連続するような攻撃パターンがスワらしいと考えている。なので、6安打のうち4安打がホームランで、ソロ3発に2ランてのはどうかな。まあ、昨夜のハタケの劇的サヨナラ満塁の直後だから、みんなホームランを打ちたかったんだろうね。ココの2発には驚かないけど、比屋根のプロ初ホーマーにはたまげたよ。だって、隣のオッサン(ぼくはジジイだけど)に熱燗を飲みながら「比屋根、ケイゾーの1,2番は線が細い、非力だね」と言った瞬間だよ。わかるかな? 熱燗に「冷やね」。

みんなホームランシンドロームになっちゃったらスワローズじゃないね。

2回ココが1発(初安打)決めたので、ホームラン弁当を買いに行った。それを食べ始めると悠平が1発。食べ終わる前にココが2発目。食べ終わった弁当箱を捨てに行く直前に「冷やね」の2ラン。もうホームラン弁当を買うのはやめようか? でも、幕の内弁当で神宮3敗してるしなあ。

ライアン小川は6回までよく抑えた。石山、マツケンが7,8回を抑え、零封かと期待したが、哲ちゃんがマリーンズファンへのサービスとして、早坂、ネモト、井口にソロ3発はサービス過剰だよ。ロマンの救援をあおぐかたちに。
結局、5-3の勝ちだが、両チームの全得点がホームランという珍しいゲームとなった。ライアンはひさびさの4勝目。



仕事終えてタクシー捕まえ神宮へ行った。
After work at Kobunsha in Otowa, I took a taxi and went to Jingu Stadium.
ぼくが スワローズクルーで外野自由席券を1000円で17番販売所で購入したとき、ライトスタンドから歓声が挙がった。1回裏に岩村のタイムリーヒットが出たようだ。
ぼくは喜び勇んで、でも、わりと空いてたCブロック上段の席を確保した。村チュウは前回と違って、調子わるかったみたいで、初回に1点先取されてた。それを岩村が同点打を放ったところから観戦した。

岩村が2ランを放って3-1とした。その打球はぼくに向かってくるラインドライブだった。うれしかったな。まわりの人とハイタッチして傘を振って東京音頭だ。でも、村チュウは立ち直れず、5回持たなかった。5回に3-4と逆転された。
が、6回の1死満塁、7回の無死満塁のチャンスを、外野フライさえ打てずに無得点に終わった。このへんが、今季のスワの弱さだ。負けた。期待していただけに、疲労は大きい。

でも、昨季までSapporoの売り子ちゃんしてた子と喫煙所で会ってびっくりした。「覚えていますか?」と聞いてきた。「未来ちゃんでしょ」と応えてハイタッチした。「あたしもスワローズファンですから」。私服の彼女はとてもきれいで
びっくりした。でも、ぼくはそれ以上、彼女に問うのはやめた。今は何の仕事してるの? とかはね。



武内が決めた! しかも代打満塁弾!
Takeuchi decided! It's pinch-hit grand slam!

ゴールデンウィークは今日で終わりだ。毎年、この時期は仕事を片付けねばならないのだが、今年は比較的ヒマだった。だがヨコハマや甲子園に行くほどのヒマはない程度に雑事に追われた。きょうの神宮でのドラ戦はGW最後のチャンスだったのだが、原稿書きのためガマンした。

iPadでインターネット中継をチェックしながら原稿書きを進めていた。
初回からミレッジと岩村と森岡のタイムリーで3点先取。山内をラクに攻略できた。だが、こちらの先発・松岡が立ち上がりは良かったのに、4回に乱れて、谷繁に1999本目のタイムリー2Bを打たれて3-3の同点とされ降板。そのあとをしのいだ正田樹はえらい人。5,6回をしのいだオッシーもえらい人。

昨夜のTigers戦と同じ展開だな、だから、勝ち越し点を取れば勝てると思っていた。6回、バレ、岩村、森岡の単打で1死満塁の絶好機に代打・武内。そして出た! 満塁弾! これで決まった。7,8,9回をゼロに抑えたロマン、江村、山本哲はえらい人。

オッシーが勝利投手で今季初勝利。谷繁に2000本安打を打たれたのも愛嬌。アス、あさっては谷繁は打てないからね。
でも、ここんとこ先発投手の勝ちがないよ。それでは救援陣が破たんする。明日はムラチュウだろうか。必ずおまえが勝ってほしい。

ヒロヤスは戻ってきつつある。森岡はほんとに良介で、このくるしいときにチームを助ける活躍ぶりだ。岩村も今夜は猛打賞?でしょ。
問題はハタケだよ。なんで今のあの変則的な構えとスウィングになっちゃったんだろう? コーチはどう説明できるのか。 あれでは「ヒットできるポイント」は真ん中寄りのタマだけだよね。あとはみんなボールに見えるか、見ることもできないか、だよね。

少し休ませて、奇妙な構えを、コーチ責任で改造してほしい。そうしないとハタケはスワローズの4番に復帰することは永遠に不可能になる。
ライオンズいいチームだなあ。
きのうは所沢に住む友人夫妻に招待されて、西武ドームでライオンズvs.イーグルスを観戦しました。
内野指定のすごくいい席だった。試合は楽天先発・菊池が1死もとれず5失点で降板。だが西武先発・十亀も5回に5連打されて1点差に詰められKO,でもその裏すぐに2点を追加して7-4。若い打者が多いのに打線はどこからでもよくつながっている感じだ。継投もうまくいってる。中島が抜けた後のショート金子というルーキーもなかなか魅力的だ。
結局8-4でライオンズの勝ち。今年のライオンズは大崩れすることなく秋までいきそう。

所沢で友人夫妻と飲み屋で祝杯。建前はライオンズおめでとう! ホンネはハマスタでのスワローズ6連勝万歳!
バレ3発。ミレッジとハタケにも1発が出た。先発転向の松岡、好投で1勝目。

きょうは自宅でTV観戦。あらら、負けちゃった。
でもヒロヤスが元気になってきたのがうれしい。3安打1四球。6回に2本目のタイムリーヒットを右打ちで決めて1-4と3点差をつけたときには「きょうのヒロインはヒロヤス」と確信した。ハタケもマルチヒットでバッティングに余裕がでてきたので、二人とも打率は急上昇するだろうし、打線はつながってくるだろう。

でも、きょうの試合はヨコハマが意地を見せたというか、村中がだらしなかったというか、6回裏にブランコに2ラン、中村ノリに連続ソロと2発浴びて4-4のタイスコアにされちゃった。風にうまく乗せられた2発だった。その点、バレに1っ発を許さなかったハマの投手陣の勝利でもあった。8回裏にロマンが金城にタイムリーを打たれて5-4で負けちゃった。
明日はヨコハマまで行くかな。





4.28って、沖縄の人たちにとっては「本土」とは隔離されたアメリカの植民地的支配を強要された「屈辱の日」なんですね。1969年の4.28、十代のぼくはそのことに反応してデモに参加し、警察官を殴った「公務執行妨害」で逮捕されました。若気の至るところと思いますが、そのときの気持ちは今も持ち続けています。アベ政権は沖縄の人びとの想いを切り捨てて平然と「主権回復の日」を「祝う」態度できたもんだ。それでアホな日本人は、ロシア、中東訪問の旅に出たアベに拍手喝采し、アンケートに「アベ内閣支持」と回答している。

アベノミクスといえば、プロ野球セントラルリーグは開幕1か月。某チームの捕手兼4番打者がアベである。原監督は昨シーズンあたりから「Gは攻守においてアベ中心のチーム」と言っている。それは90年代にスワローズの野村監督が「古田中心のチーム」づくりをしたこととリンクしている。このG型アベノミクスを原の懐刀として推進してきたのが橋上秀樹戦略コーチである。橋上はアベの高校(安田学園)の先輩でもある。

橋上はノムさんの「愛弟子」だが、某チームのコーチングスタッフを見てノムさんの「教え子」が6人も加わっていることにびっくりする。橋上以下、1軍バッテリーコーチに秦真司、2軍投手総合コーチに尾花高夫、2軍投手コーチに田畑一也、2軍打撃コーチに荒井幸雄、2軍バッテリーコーチに野村克則である。全コーチ27人のうちの6人にすぎないが、その「戦略的配置」には驚かされる。もともとGファンのノムさんと某チームの思惑が一致したためと
思われる。

ノムさんは「今年のセは1強5弱」とうそぶいているが、何かを忘れちゃあいませんか。スワローズは監督、コーチ全員がノムさんの「教え子」であるってことを。G型アベノミクスを「戦略的に」攻略するには、アベを調子づけなければいいのだ。そして、アベはお疲れ気味である。

ツバメらは神宮でリベンジの3タテを食らわせた!
もう独走を許さない。バレンティンが打ちまくっての3タテだ。しかしまだハタケとヒロヤス

昨夜は友人と神宮球場でカープ戦を見た。
Last night, I watched the baseball game Swallows vs Carp at the Jingu Stadium with my friend.

自宅での仕事を終えると、17:00に家を出発して神宮へ。
編集者OKが19:00ころ神宮到着というので、ぼくはライトスタンドのホームランゾーン(A,B,C…ブロック)ではなく、ファールゾーン(1塁側内野席に近い)にシートを確保した。

村中の出来はいいのか、悪いのかわからなかった。再三得点圏に走者をおきながら、なんとか7回までしのいだ。スワ打線は4回に中村、ヒロヤスのヒット、森岡の犠飛で3試合ぶりの得点。

5回のカープ攻撃中にOK氏がやってきた。スワファンよりもレフトのカープファンのほうが多いのにビックリしていた。ラッキーセブンのとき傘を渡すと東京音頭を傘振りながら歌ってくれた。8回、栗原がタイムリー2Bを打って1-1の同点。OK氏は、栗原が山形の高校からカープに入団し、ヒロシマの女性と結婚し、生まれた娘たちが被爆4世であることを公表し、反核を訴えていることをぼくの原稿で知っていたので、同点打にスワ傘を振って喜んでいた。
だがそのあと江村将也投手(広島出身)が少年時代の憧れの前田智徳に内角を攻めて死球(骨折と判明)、前田が詰め寄ってきたとき江村は怖かったろうなあ。乱闘寸前・・・
でも、ルイスを三振に仕留めて同点のママ8回裏へ。

ここで「流れ」がスワに傾くとは予想できた。そのとおり、ココの2点タイムリー2Bで試合を決めた。

試合後、タクシーで新宿2丁目へ。OK氏の行きつけの赤提灯へ。
24:00近くまで語らった。野球の話は全然。おもに「3.11以後のキリスト教のありかた」について。
調子がいいとか悪いとか言ってるうちは、おまえはプロではない。
Among you are saying that is bad or condition such as good, you are not a professional.
タイトル歌はつねづねぼくが自分の仕事について、自分に言い聞かせていること。
人の原稿をチェックする仕事においても求められるのは卓越した言語理解力と、記述のウソを見抜く力だ。そうした技能をぼくが30年以上も現役でキープし続けてこられたのは、緊張もある程度必要だが、それ以上に、ある余裕をもって(遊びごころをもって)仕事に直面してきたからだと思う。

ちょうど名手・宮本慎也が強いゴロをさばくのに、打球に最短距離で激突するような捕り方ではなく、右方向へ回り込むようにして打球の右側に自分の身体もっていって捕ったほうが送球しやすい、と言っているように。
これはクルマのハンドルの「遊び」とおなじ理屈で、ハンドルに「遊び」が全然なかったらたちまち「事故(エラー)」多発だ。スタートからいい流れを(これまで)つくれてこなかったのは、各選手が(けが人続出の結果でも原因でもあるのだが)テンパって、打撃も守備も猪突猛進スタイルになり、プレーにゆとり(遊び)がないように見えるのだ。
さあ、昨夜の連敗阻止は「いい流れ」を呼び込めるのか?
ぼくは自宅での仕事を終えると、午後5時、神宮へ向かった。空気はやや冷たくて、4月下旬とは思えなかった。