4/30日(火)
創作童話の会「みらくるぺん」のお仲間、
すず きみえさんの新刊です。
「みらくるぺんで初めて合評してもらった作品です」と
すずさんがおっしゃいました。
覚えています。
例会で、出版に向けての加筆や、変更した部分などを伺い、
帰路、電車の中で読みました。
絵童話なので、すべてのページに絵がついていて、
それによって登場人物像がさらにわかります。
なにより、物語が優しく、意地悪はなく、
担任の先生初めクラスの雰囲気も温かいです。
まねっていけないんじゃないの? していいの?
そんなふうに子どもは思うね、で、手に取るね、
背表紙って大事だね、
と仲間たちと話しました。
すずさん、本当におめでとうございます。
きのう読ませていただいた原稿も、温かさのある作品でした。
読後に、さわやかさ、温かさ、勇気などいただける本は、
子ども向け、大人向けに関わらず、良いものだなあ、と
年を重ねるたび思えます。
若いころは、ちょっぴり残酷な本も読めたけど、
今は目をそむけてしまいます。
あとを引いて気持ちが持って行かれるからです。