2016年10月8日の噴火
( 共同通信 )
阿蘇入山者の安否確認急ぐ
噴煙は3. 5km上空へ
テレビ朝日系(ANN) 2021年10月20日(水)
14時24分配信
All Nippon NewsNetwork(ANN)
20日正午前、熊本県の阿蘇山が噴火しました。気象庁は噴火警戒レベルを「 3 」 の 「 入山規制 」 に引き上げて、警戒を呼び掛けています。
気象庁によりますと、午前11時43分ごろ、阿蘇山の中岳第一火口で噴火が発生しました。
この噴火に伴い、火砕流が火口から1キロ以上に達し、噴煙が火口縁から3500メートルまで上がりました。
気象庁は噴火警戒レベルを 「 3 」 の 「 入山規制 」 に引き上げたうえで
、火口からおおむね2キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けています。
また、風下側では小さな噴石や火山灰が風に流されて降る恐れもあり、注意が必要です。
警察関係者によりますと、これまでに噴火に巻き込まれた人は確認されていないということです。
阿蘇山では、13日 午後3時半ごろから火山性微動の振幅が大きい状態が続き、噴火警戒レベルが 「 1 」 から 「 2 」 に引き上げられていました。
消防によりますと、入山届を出していた12人の安全は確認できたということです。ただ、届け出のない人がいる可能性もあり、消防と警察などが確認を急いでいます。
阿蘇中岳が噴火
警戒レベル3入山規制
KAB熊本朝日放送 2021年10月20日(水)
14時41分配信
熊本朝日放送
20日 午前11時43分に、阿蘇中岳第一火口が噴火しました。噴火警戒レベルは3の入山規制に引き上げられていて、火口から概ね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
噴火が起きたのは、阿蘇市の阿蘇中岳第一火口です。
気象庁によりますと、この噴火に伴い、火砕流が火口から1キロ以上に達しました。
阿蘇山では火山活動が高まっていることから、火口から、概ね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
また、噴火警戒レベルは3の入山規制に引き上げられています。
中岳第一火口から概ね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく、小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
また、火山ガスに注意してください。
地元自治体などの指示に従って危険な地域に立ち入らないでください。
映像は、現在の阿蘇中岳第一火口の様子です。( 午後1時50分 )
阿蘇市によりますと、噴火当時、登山道には複数の登山者がいたとみられ、現在、安否の確認が進められています。
阿蘇山上にある阿蘇火山博物館には噴火直後に建物に20~30人が避難していましたが、全員下山して、無事だということです。
阿蘇署や高森署は、警察官合わせて約30人を現地に派遣し、山頂へ向かう登山道を規制するなど対応にあたっていますが、今後、さらに増やすとしています。
熊本空港によりますと、今回の噴火による欠航や遅延は出ていないということです。
JR豊肥線や南阿蘇鉄道は通常通り運行しています。
現時点でけが人の情報はありませんが、最新の情報に十分に注意してください。
( 情報は午後1時半現在 )
噴火の阿蘇山・中岳周辺に登山者情報
消防庁、4人の下山確認
毎日新聞 2021年10月20日(水)
14時58分配信
噴火により白くなった阿蘇山の山腹 = 熊本県阿蘇市で
2021年10月20日午後1時9分、本社ヘリから
20日 正午前に発生した熊本県の阿蘇山・中岳第1火口の噴火で、地元の南阿蘇村によると中岳と隣の高岳に登山者がいたとの情報がある。村などが安否確認を急いでいる。
熊本・阿蘇山が噴火
激しく噴煙を上げる阿蘇山 = 熊本県阿蘇市で2021年10月20日 午前11時44分ごろ
激しく噴煙を上げる阿蘇山 = 熊本県阿蘇市で2021年10月20日 午前11時44分ごろ
激しく噴煙を上げる阿蘇山 = 熊本県阿蘇市で2021年10月20日 午前11時44分ごろ
噴火した阿蘇山 = 気象庁ライブカメラから ( 2021年10月20日 午前11時46分 )
噴火した阿蘇山 = 2021年10月20日 午前11時43分、気象庁のホームページから
噴煙を上げる阿蘇山 = 熊本県阿蘇市で2021年10月20日 午後1時8分、本社ヘリから
総務省消防庁は1グループ4人が自力で下山していることを確認した。けが人はいないという。
【 比嘉洋 】
自撮り中に噴火
阿蘇山(中岳)山頂にいた男性 【熊本】
RKK熊本放送 2021年10月20日(水)
18時51分配信
RKK熊本放送
この写真は、火口からおよそ1キロ離れた中岳山頂で偶然、噴火の瞬間を捉えた写真です。
「 ( 画面を ) のぞいていたら白い煙が黒くなって、3秒ぐらいしたらシュシ
ュシュと音がして。怖かったです。まさかそういうのに遭遇すると思って
いなかったので 」 ( 噴火の瞬間を目撃した男性 )
男性は噴石が、黒い雨のように落ちてきたのを目撃しました。
「 御岳山の噴火のことを思い出したので、200メートルぐらい走って、大
きい岩があったのでその影に隠れました 」
( 噴火の瞬間を目撃した男性 )
男性は数分、岩かげに身を隠し噴石が収まったところで急いで下山し、けがはなかったということです。
噴火の瞬間の轟音が ・・・
阿蘇中岳で1年4カ月ぶりに噴火発生
【熊本】
TKUテレビ熊本 2021年10月14日(木)
19時34分配信
テレビ熊本
福岡管区気象台は14日午前4時43分に、阿蘇中岳が噴火した模様と発表しました。
噴火の発生は去年6月15日以来、約1年4カ月ぶりです。
まずは噴火の瞬間をご覧ください。
【 噴火の瞬間 火口カメラ 】
この映像は噴火の瞬間の火口カメラの映像です。
まだ暗い時間で映像ではわかりませんが、噴火の瞬間の轟音がそのすごさを物語っています。
福岡管区気象台によりますと、14日午前4時43分、阿蘇中岳第一火口付近で空振をともなう大きな火山性微動を観測。
さらに火口付近に設置した赤外線カメラのデータなどから「噴火が発生した模様」と発表しました。
阿蘇中岳の噴火は去年6月15日以来、約1年4カ月ぶりとなります。
【 現場確認に同行した京都大学の大倉 敬宏教 】
「 防災協の方と入らせてもたったんですが、Bゾーンに噴石と火山灰を確
認しました。5センチとか10センチの直径ですね。
その噴石の一部が 1・2カ所ですけど柵にあたって、柵が壊れてるとい
うような小規模の噴火があった模様です 」
【 観光客 】
「 残念ですね 」
「 今日は見ることが出来ないけど、阿蘇の裾野を写真に撮って ( 大分の
) くじゅう連山を抜けて帰ろうと思っています 」
【 阿蘇山上ターミナル内の売店 スタッフ 】
「 残念て言うしかないですね 」
「 やっとお客さんが増えてきたので、仕方ないことですけどね。早く解除
になってほしいと思ってますね 」
阿蘇警察署や消防によりますと、午後5時現在、被害の情報などは入っていないということです。
福岡管区気象台は職員2人を現地に派遣し、阿蘇山周辺の火山ガスの濃度を調べています。
また13日、噴火警戒レベルが2に引き上げられたことから、午前8時頃阿蘇火山防災会議協議会のスタッフが、阿蘇山上広場にあるゲートに火口周辺1キロの入山規制を示す看板を設置しました。
阿蘇中岳 火山ガス多く 活動活発に
KAB熊本朝日放送 2021年10月19日(火)
20時10分配信
熊本朝日放送
18日から火山性微動の振幅が大きくなるなど火山活動が活発になっている阿蘇中岳。
気象庁の機動調査班による19日の現地調査の結果、火山ガスの放出量は14日の1900トンと比べ3200トンと多くなっていることが分かりました。
また、火山性微動の振幅は19日朝にかけて非常に大きな状態で変動を繰り返すなど火山活動は高まっていて、気象庁は火口から概ね1キロ以内に影響を及ぼす噴火の可能性があるとしています。