2016年10月8日の噴火
( 共同通信 )
【速報】 阿蘇山 噴火が発生
日本テレビ系(NNN) 2021年10月20日(水)
11時47分配信
Nippon News Network(NNN)
気象庁は熊本県の阿蘇山で20日午前11時43分頃、噴火が発生したと発表。登山や観光などで山に入っている場合は、身の安全をはかり今後の情報に十分注意を。
【速報】 阿蘇山で噴火が発生、
噴火警戒レベル3 「 入山規制 」 に引き上げ
TBS系(JNN) 2021年10月20日(水)
11時49分配信
気象庁 火口からおおむね2キロ以内では警戒を呼びかけ
阿蘇山の様子
熊本県の活火山・阿蘇山が噴火し、火砕流が火口から1キロ以上のところに達したとして、気象庁は先ほど、阿蘇山の噴火警戒レベルを山への立ち入り規制が必要な 「 3 」 に引き上げました。
阿蘇山が噴火
気象庁によりますと、阿蘇山では、きょう ( 20日 ) 午前11時43分に噴火が発生し、この噴火に伴い、火砕流が火口から1キロ以上のところまで達したということです。
このため気象庁は、先ほど午前11時48分、阿蘇山の噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入り規制が必要な 「 火口周辺規制 」 の2から、山への立ち入り規制が必要な 「 入山規制 」 の3に引き上げました。
気象庁は、火口からおおむね2キロ以内では、噴火に伴い大きな噴石が飛んできたり、火砕流が流れたりするおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
阿蘇山では今月13日、火山活動が高まっているとして、気象庁が噴火警戒レベルを、危険度が最も低い1から2に引き上げていました。
降灰予想 降灰は宮崎県日向市まで
気象庁は午前11時43分に噴火した阿蘇山の降灰予報を発表しました。
噴煙は3500メートル上空まで達し、火口から南東方向に火山灰が流され、20日 午後6時までに阿蘇市、高森町、南阿蘇村ではやや多量の降灰があると予報しています。降灰は宮崎県日向市まで達する予報となっています。
やや多量の降灰が予想される地域では傘やマスクなどで防灰対策をして、車を運転する際には徐行運転を心がけるなど呼びかけています。
政府情報連絡室設置 岸田首相が警戒呼びかけ
熊本県の阿蘇山が噴火したことを受け、政府は午前11時44分に官邸危機管理センターに情報連絡室を設置しました。
磯崎官房副長官は午前に開かれた会見で “ 情報収集を進め対応についてはこれから検討する ” とした上で危機管理には万全を期しているなどと述べています。
また、兵庫県などで総選挙の遊説を行っている岸田総理は、自らのツイッターで周辺地域の住民に対して 「 最新情報に注意し、警戒をお願いします 」 と呼びかけました。
いまのところ、岸田総理の遊説日程は変更しない予定です。
規制範囲内に4人の登山客 全員の無事確認
阿蘇市によりますと、噴火当時、この規制範囲内に4人の登山客がいたという情報が寄せられましたが、さきほど全員の無事が確認されました。
この噴火で火山灰が南東方向に流されたとみられ周辺の市町村では多量の降灰が予想されています。
阿蘇山が中規模噴火
1キロ超の火砕流 警戒レベル3に・気象庁
時事通信 2021年10月20日(水)
11時54分配信
噴火した熊本県の阿蘇山=20日午前11時43分(気象庁のライブカメラ映像より)
20日 午前11時43分ごろ、熊本県の阿蘇山の中岳第1火口が噴火した。
火砕流が火口の西約1300メートルまで到達。噴煙が高さ約3500メートルまで立ち上り、周辺で火山灰が降った。
気象庁によると、大きな噴石が南方に約900メートル飛散。火山灰は南東方向に流れる見込みだ。同庁は警戒レベルを 2 ( 火口周辺規制 ) から 3 ( 入山規制 ) に引き上げ、火口から約2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。
記者会見した尾崎友亮火山監視課長は、地殻変動の状況から、大量のマグマ上昇はなく中規模の噴火と指摘。一方で、「 1、2週間で ( 警戒レベルを ) 下げられるようなスケールではない 」 との見方を示した。
阿蘇山では2016年10月8日にも爆発的噴火が発生。気象庁は警戒レベルを 3 に上げたが、約2カ月後に引き下げた。県警や阿蘇市によると、人的被害などは確認されていない。
【速報】 規制範囲内に登山客4人
全員無事確認 阿蘇山噴火
TBS系(JNN) 2021年10月20日(水)
13時31分配信
阿蘇山
きょう午前11時43分に噴火した阿蘇山で、噴火当時、立ち入り規制範囲の中に4人の登山客がいたことがわかりました。阿蘇市によりますと、4人全員の無事が確認されたということです。
阿蘇山は午前11時43分の噴火のおよそ1時間後の午後0時44分にも噴火が発生して、現在も火山活動が高まった状態が続いています。
この噴火で火山灰が南東方向に流されたとみられ、周辺の市町村では多量の降灰が予想されています。
阿蘇山から4人の下山確認
共同通信 2021年10月20日(水)
13時32分配信
熊本県阿蘇市などによると、阿蘇山の中岳第1火口周辺で登山していた4人の下山が確認された。他に登山者がいないか調べている。
気象庁 “さらに大きな噴火、考えにくい”
日本テレビ系(NNN) 2021年10月20日(水)
13時35分配信
Nippon News Network(NNN)
気象庁は噴火警戒レベルを 「 3 」 に引き上げ、火口から2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。周辺の住民が避難する必要はないということです。
気象庁によりますと、今回の噴火では、大きな噴石が火口から900メートルまで飛んだほか、高温のガスなどを含む火砕流が火口から1キロ以上のエリアまで到達したということです。
気象庁は、噴火警戒レベルを入山規制を示す 「 3 」 に引き上げ、火口から2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。
また、2キロ以上離れていても、風に流されて降る小さな噴石や火山ガスに注意が必要なほか、火山灰が阿蘇山の東から南東の地域を中心に降る見込みだということです。
気象庁は、さらに大きな噴火が起こる可能性について、「マグマの上昇を示す明瞭な地殻変動はなく、現時点では考えにくい 」 とした上で、阿蘇山では、火口から4キロ以内に住居はなく、「 避難までは必要ない 」 と説明しています。