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ホーンの取り付け不良

三菱 パジェロ

H9年 KD-V46W 4M40 169828Km


症状 : ホーンが鳴らない


点検 : 社外品のホーン  カー用品店にて取り付け品


なんと、取り付け方がめちゃくちゃ


ホーンリレーのカプラ側が上になっているため、

画像のようにリレーが腐食


信号線とホーンハーネスの接続がワンタッチカプラ


カプラを外すと、ここも腐食


カー用品店の付け方はいつもワンタッチカプラを使う

そのため、ハーネスが切れてしまったり、接触不良を起こす


特に、車速パルスの配線は細いのでトラブルが多い

エンジンルーム等に使う時は防水性が無いので、不可!


って言うか、プロには使ってもらいたくない

ただし、純正オプション品は大丈夫です(当方は使いませんが・・・)


手間でも、ギボシかハンダ付けにすれば

トラブルは激減するのだが、工賃を安くするためには

仕方が無い問題なのか?


そもそも、リレーのカプラ側を上にして取り付ける神経が理解できない

水が絶対に入らないと思ったのだろうか?


アクセルワイヤー切れ

スバル サンバートラック

H4年 V-KV4 EN07 197562Km

 

症状 : 走行中エンジン吹けなくなった アイドリングは正常

   

点検 : アクセルの反応なし アクセルワイヤー切れ


スロットルBODY側でワイヤーが切れてしまっていた

 


グリスに砂が付いて、ふさがってしまっている状態


埃だらけのエンジンルーム 

これじゃぁ、油分の所に砂も付きますね


それにしても、こんな束の中から1本出すのは大変


外したワイヤーは3m40cm!


ワイヤーが切れる前に、ひっかかりや重み、

戻り不良があるのだが、

お客様は「言われてみれば・・・」と回答

あまり気にしながら乗らないもんね!



新しい車でも・・・

ホンダ エアウエイヴ

H19年 DBA-GJ2 L15A 19218Km


症状 : ハンドルが取られる感じ、修正しないないと真っ直ぐ走らない

     コーナーではクイックに曲がる


点検 : ロードテスト、 サイドスリップ 目視


サイドスリップテスタでは、基準値内

とにかく真っ直ぐ走らすには修正ばかり必要

その割りに、少しハンドルを切ってもレスポンス良く曲がる感じ


原因はタイロッドエンドとナックルの取り付け部分が緩んでいた

割りピンはちゃんと入っているのに・・・


画像ではわかりにくいが、タイロッドに割りピン用の穴が開いているだけ

ナットが緩んでも落ちることは無いが・・・

 


他社の場合は、ナットにも割りピンが引っ掛かる構造になるのだが、

コストダウンか?

通常のナットでロック剤も無し、手で1周、工具で2周は回ったぞ!


セルモーター不良

ミツビシ ミニキャブトラック

H13年 GD-U62T  3G83 101932Km


症状 : 始動後、異音(キュイ~ン) 時々、回転しない

点検 : 始動テスト  異音は常時確認  飛び込みはするが、回転しない


セルモーター本体の不良なので、車から取り外し

MT車なので、クラッチのカスがセルモーターに入り込んでいる


外したセルモーター


分解してみるとこんな構成


正常部分のマグネットスイッチ

セルが「カチン!」というのはこの部品


やはり、モーターのブラシ接触部分が真っ黒


洗浄終了


各部グリスUPをして、取り付け前に動作確認


勢い良く回り、異音も消えて車両に取り付けて完了

パワーウインドの故障

トヨタ カルディナ

H5年 E-ST195G 3S 140256Km


症状 : パワーウインドが下がったまま上がらない

点検 : モーター作動音 内部確認


通常、パワーウインドの故障で、モーター作動音がすれば

レギュレーター故障となるのだが、

モーター内部のダンパー破損のため動作不良となっていた


壊れたモーター


真ん中の軸とギア部分の間にゴムが使われている


分裂したダンパー 

パワーウインドというものは、とても便利なシステムだが、

全開、全閉になった瞬間に止まる訳でなく、力がかかったままになっている

そのため、弱くなった部分が壊れてしまう

通常、レギュレーターが壊れるのだが・・・

サーモ不良

三菱 ミニカ

H7年 E-H31A 3G83 70542Km


症状 : ヒーター効かない、 水温計が上がりが悪い

点検 : 水温計が少し上がった所で、ヒーターを使い

      水温の下がり方を見る


どこのメーカーでも、こんな症状はサーモスタットの不良である


サーモスタットはエンジン部とラジエータ部の水をコントロールしていて

エンジンが熱くなれば開いて、ラジエーターで冷やす

閉じたままだとオーバーヒート!

開いたままならオーバークール

オーバーヒートはエンジンが壊れるが、オーバークールなら

ファーストアイドルが下がらなかったり、ひヒーターが効かない程度

最近の新車にはヒートメーターが付いていないので、結構不便


それにしても、ミニカはサーモが弱い!

一度交換すると壊れなくなるので、対策品に変わっているのかな?


右が新品


バルブが開いたまま


一番嫌な作業はパッキン剥がし


日産車はシールパッキン、トヨタは楽なゴムパッキン

この紙パッキンが剥がれないのだ~


余談だが、サーモの付いている丸いボールみたいなものは

エアー抜き用で、横向きに取り付ける場合は

ボールが上にくるように設置する

ヘッドライト不良

ホンダ バモス

H12年 GF-HM1 E07Z 78124Km


症状 : ときどきヘッドライトが点灯しない

      パッシング、HiビームはOK

      Loビームも点灯するが暗い、しばらくすると消灯する時を確認


点検 : 左右両方が同時に不良のため、電球はOK

      ヒューズやカプラの接触もOK

      ライトのレバーSWを点検

 


このスイッチの内部にリレーが入っている

いつもの事だが、接点の焦げが原因


接点を磨いて再度組み付けてOK!

スプリング折れ

トヨタ ハリア

H18年 CBA-ACU35W 2AZ 18456Km


症状 : スプリング折れ


点検 : 目視、 サビと思われる

  

社外品のダウンサスを新車時に装着

今回、リアのスプリングが折れた


塩カルによる腐食と思われる

当方としては、製作時に巣が入っていて、

そこからサビが侵食したのでは?と思ってしまう


対応として、お客様はクレーム扱い


部品は、仕入れ先の営業マンから代理店に無理を言ってもらい

メーカークレームになった

担当者様様である


現在、工賃も見てもらいたいので交渉して頂いてる状態だ



何となくセルが重い

ミツビシ ミニキャブトラック

H12年 GD-U62T  3G83 51235Km


症状 : ときどきセルモーターの回りが重くエンジン始動困難


点検 : バッテリー点検、アース回路点検

      バッテリー、エンジン間の電流測定


電流計のプラス側をエンジン側、マイナスをバッテリーのマイナス側に

セルモーター始動中の数値を見ると

これは、プラスから出た電気が、アース線を通ってバッテリに戻りきれない

電気の量を測っている


なんと、40A!

新車で5A、中古車で10Aにもなれば酷いのに・・・


バッテリのマイナス端子はバッテリーケースのサイドに止まっているだけ

 
これではボルト部の接触不良やケース部の溶接部腐食で抵抗が入ってしまう


各部の接触部分の掃除と

バッテリよりセルモーターやフレームにアース線を強化


これを最近流行のアーシングと言う

電流系も2Aまで落ちた


余談だが、この測定方法で10Aにを超えるならアース強化をするべき

セルの回り方が全く違うし、燃費向上の可能性もある

ときどきキーレスが一箇所動かない

マツダ デミオ

H9年 E-DW3W  B3 48789Km


症状: キーレスエントリーで運転席ドアだけ、ときどき動かない


点検: 作動部の給油、モーター単体点検


3回続けて操作するとだんだん動きが悪くなった


ドアロックユニットASYYを脱着

分解すると


更にモーターのみ分解すると



ブラシ部の黒ずんでいる所を磨いて、ブラシもペーパーで汚れ取りをして

再度組み上げると力強くロックするようになった