【レゾン】最高峰のスケートを目指す気概【FaOI完全放送】/報知が凄い! | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)


昨日7/30のFaOI静岡【完全版】を観た感想です。


☆1日目の『レゾン』演技後のコメントは未出でしたね。


「気持ちを込めて滑らせていただきました。

もっとスムーズな世界観を見せたいなと思っていたのですが、

これはこれで一種の異質さみたいなものがジャンプの中から出たかもと思っています。

正直、真っ直ぐジャンプも乗り切れなくて、あれーと…」


(ここで「ちょっと待ってね」と中断して、宮川くんとハイタッチ)


『レゾン』というプログラム、僕自身の思いを込めて、解釈も、振付の一つ一つ、ジャンプまで全部はまっている中で、今回はちょっと滞りがあって気の尽きる部分があり、でも、それはそれで、それも演技の一部になるのかなと、全部滑って思いました。

今は今でしかできない『レゾン』が出来たのかなと思います。


フィギュアスケートをずっと見て下さる方も、もちろん、そんなに見てない方も、初めて見に来られた方もいて、そんな中でも新しい動きだなとか新鮮さをこのプログラムの中では感じて頂きたいなと思いながら振り付けを考えたり、自分も一緒になって作り上げたプログラムです。

色々なパーツがぼんやりとでも良いから、皆さんの記憶に残って欲しいです。」


☆2日目はコメント部分のみ既出です。↓

(その後の宮川くんとのワチャワチャが愉快でした笑い泣き)

「今日は今日で、また自分の思いを込めながら滑れたと思いますし、あとは一日一日、ほんと一秒一秒大切に。そして宮川くんの気持ちと、声と、一言一句逃さないように、一生懸命滑らせていただいています。」


「もちろん、ダンスももっともっと勉強したいですし、ほんとに基礎的な練習を始めてまだ2ヶ月くらいしか経っていないので、ほんと独学で色々頑張っているところなんですけど、まぁとにかく、色々な身体の部位を独立して、まずは動かせるみようにしたいですし、せっかく僕は柔軟性がある人間なんで、それをどうやって生かしていくかってこともまた、スケートならではの表現として生かせるように、色々勉強していきたいなと思っています」

☆『レゾン』演技動画(歌詞付き)

↓動画主さま、感謝してお借りします🙇‍♀️



私にとっては、あの7/19の「決意の記者会見」後、初めて観る『レゾン』。

私は、静岡公演は2日目と最終日を現地へ観に行きましたし、帰宅後、生中継の録画映像も何回も観ています。でも、羽生くんの決意表明を聞いた後の心境で観ると、また新たな感慨や気づきがありました。


演技そのものはとにかく、圧巻でした。

何度観ても、観るたびに胸を鷲掴みにされるような心地になります。

白い衣装でリンクを泳ぐ羽生くんは、この世で一番綺麗なお魚のよう。

または「liquid gold」流体金属のよう!

ゆらめきながら輝き、スルスルとリンクを滑っていく羽生くんに惹き込まれ、気づけばあっという間の3分半でした。ラブラブラブ


ご自身が仰るように、ジャンプ着氷時に崩したバランスを戻すために大きくフリーレッグを振る「ウィンドミル」がありました。でも「滞り」どころか、実に滑らかに、むしろそのまま演技の流れの中で実施されたように思えてしまうのです。

しかも、モーションの一つ一つが一音一音にピタリとハマって、耳にも目にも、ものすごいご馳走様感❣️

全く『レゾン』とは、どこまでも人を惹きつけて止まないプログラムだと、つくづく感じます。

↓Kaeru  Kaeru様、感謝してお借りします🙇‍♀️



私が『レゾン』を通して感じるのは、羽生くんが目指しているのは「スケーターとしての最高峰」なのだなと。


スケート選手として、およそ考えられる限りの成功を収めている羽生くん。

五輪連覇、世界選手権2回優勝、GPファイナル4連覇etc.…まさに、レジェンド!

文句なしにフィギュアスケート競技選手としての最高峰です。


でも、羽生くんの理想は「技術と芸術(音楽)が融合するフィギュアスケート」であって、

その「理想」は、現在のジャンプ偏重のISUルールの中では重視されなくなってしまった。

しかも1プログラム中のジャンプは何回、うちコンビネーションは何回、スピンは、ステップは、etc.…ルールでガチガチに固められた中では、「音楽を表現し切る」という理想は追求し難いそう羽生くんが考えるに至ったとしても不思議はないです。


競技としての手狭さを感じていた羽生くんにとって、ショーは自由に表現できる場。

羽生くんが自ら選んだ演目が"現実の顔"と"存在意義"というのも、なんとも暗示的です。 FaOIの『リアル フェイス』と『レゾン』は、思い切り理想を追求し、スケーティングの難度を上げられる、いわば"オアシス"のような存在だったのではと、推察します。

羽生くんのチャレンジ魂はメラメラに燃え盛ったことでしょう。だからこそ、その"炎"は観る者全員を炙り、魅了し尽くしました。


放心、陶酔、歓喜、熱狂、あの『レゾン』そしてアンコールの『ノートルダム・ド・パリ』。これらを目撃したときの熱情は、いまもって正確に言い表すことは難しいほどです。照れ


羽生くんの演技は「パーツ」どころか「丸ごと」、こんなにも忘れられない記憶を私の中に焼き付けてくれてます。


公演での演技前の選手紹介アナウンスに思いを馳せてみましょう。

「オリンピック2連覇してもなお、フィギュアスケートの真髄を追い求め、更なる高みを目指して今、大きく羽を広げる羽生結弦選手」

なるほど、この時すでに羽生くんの「決意表明」の伏線はあったではありませんか。ただ、周囲がそれと気付けなかっただけで。


でも、観察眼の鋭い方々には自明の理だったようです。


文筆家である太田龍子さまはFaOI最終日のアンコールを観た後、仰っていました。

「 …羽生結弦はメダルや記録だけでは満足できず、これまでにない驚き、発見、感動を創りだしたいという欲求に突き動かされているようだ。しかし、あのようにジャンプ、スピン、スケーティング、ダンス、体のライン、衣装、立ち居振る舞い、すべてにおいて完璧を追及しほぼ成功してしまったら、その先に何を求めるのか。そのひとつのトライアルが2022626日の『ノートルダム・ド・パリ』にあったのかもしれない。どこまでがジャンプでどこからがステップなのかおよそ見分けがつかないほど複雑な『レゾン』の直後、消耗しきった己を追い込むように挑戦を重ねることで、技術や作為的な表現を超えた"何か"を呼び込もうとしたのではないか。」


太田さまのエッセイ全文はこちらです↓


↓BBI☆蒼さま、感謝してお借りします🙇‍♀️




ここで素敵な「レゾン評」をご紹介させていただきます。

Twitterで「あっちゃん」様がその存在を教えてくださいました。

なお、コメント主のEriko Sono様は女優であり、演技のプロでいらっしゃいます。

↓あっちゃん様、感謝してお借りします🙇‍♀️

「羽生選手の演技の真価は、スケート関係者であるジャッジ達よりは、芸術関係者の方がよほど深く理解し、正当に評価しうるような気がしてならない。」

「真価を理解して感動してくれる観客がいる限り、彼の精進と努力は無駄ではないのだろう」


ファンの応援(理解と感動)が羽生くんの力になるということですね。本当に嬉しいお言葉です。

羽生結弦の演技の芸術性と真価は点数で測れるものではないということも、全く同感です。 

Eriko Sonoさま、ありがとうございます。🙏




羽生くんは、アマチュアとかプロとか関わらず、純粋にスケーターとして出来得る「最高の演技」を追求して行かれるのでしょう。

そこには技術的最高峰の「4回転アクセル」を跳ぶ世界も広がっているのかもしれません。 

羽生くんの「ジャンプくん達」のお仲間に「4Aくん」が加わる日が待ち遠しいです。チュー


これから先は、

野村萬斎さんが仰った通り、まさに「職業 羽生結弦」

「羽生結弦」というアートを極めるのみです。照れ








スポーツ報知の羽生愛が止まりません❣️


今日のスポーツ報知。

「羽生結弦ヒストリー紙面編」


昨日の紙面も素晴らしかった❣️

「羽生結弦ヒストリー」


更に、明日からは連載12日分のセット販売まで受け付けてくださるそうです。爆笑

販売は、8/1(月)12時から❣️

スポーツ報知さん、ありがとうございます🙏



今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


羽生くんが痛みなく滑れていますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏



画像やTwitterや記事や動画は感謝してお借りしました。


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