☆1日目の『レゾン』演技後のコメントは未出でしたね。
「気持ちを込めて滑らせていただきました。
もっとスムーズな世界観を見せたいなと思っていたのですが、
これはこれで一種の異質さみたいなものがジャンプの中から出たかもと思っています。
正直、真っ直ぐジャンプも乗り切れなくて、あれーと…」
(ここで「ちょっと待ってね」と中断して、宮川くんとハイタッチ)
『レゾン』というプログラム、僕自身の思いを込めて、解釈も、振付の一つ一つ、ジャンプまで全部はまっている中で、今回はちょっと滞りがあって…気の尽きる部分があり、でも、それはそれで、それも演技の一部になるのかなと、全部滑って思いました。
今は今でしかできない『レゾン』が出来たのかなと思います。
フィギュアスケートをずっと見て下さる方も、もちろん、そんなに見てない方も、初めて見に来られた方もいて、そんな中でも新しい動きだなとか新鮮さをこのプログラムの中では感じて頂きたいなと思いながら振り付けを考えたり、自分も一緒になって作り上げたプログラムです。
色々なパーツがぼんやりとでも良いから、皆さんの記憶に残って欲しいです。」
☆2日目はコメント部分のみ既出です。↓
(その後の宮川くんとのワチャワチャが愉快でした)
「今日は今日で、また自分の思いを込めながら滑れたと思いますし、あとは一日一日、ほんと一秒一秒大切に。そして宮川くんの気持ちと、声と、一言一句逃さないように、一生懸命滑らせていただいています。」
「もちろん、ダンスももっともっと勉強したいですし、ほんとに基礎的な練習を始めてまだ2ヶ月くらいしか経っていないので、ほんと独学で色々頑張っているところなんですけど、まぁとにかく、色々な身体の部位を独立して、まずは動かせるみようにしたいですし、せっかく僕は柔軟性がある人間なんで、それをどうやって生かしていくかってこともまた、スケートならではの表現として生かせるように、色々勉強していきたいなと思っています」
☆『レゾン』演技動画(歌詞付き)
↓動画主さま、感謝してお借りします🙇♀️
私にとっては、あの7/19の「決意の記者会見」後、初めて観る『レゾン』。
私は、静岡公演は2日目と最終日を現地へ観に行きましたし、帰宅後、生中継の録画映像も何回も観ています。でも、羽生くんの決意表明を聞いた後の心境で観ると、また新たな感慨や気づきがありました。
演技そのものはとにかく、圧巻でした。
何度観ても、観るたびに胸を鷲掴みにされるような心地になります。
白い衣装でリンクを泳ぐ羽生くんは、この世で一番綺麗なお魚のよう。
または「liquid gold」流体金属のよう!
ゆらめきながら輝き、スルスルとリンクを滑っていく羽生くんに惹き込まれ、気づけばあっという間の3分半でした。
ご自身が仰るように、ジャンプ着氷時に崩したバランスを戻すために大きくフリーレッグを振る「ウィンドミル」がありました。でも「滞り」どころか、実に滑らかに、むしろそのまま演技の流れの中で実施されたように思えてしまうのです。
しかも、モーションの一つ一つが一音一音にピタリとハマって、耳にも目にも、ものすごいご馳走様感❣️
全く『レゾン』とは、どこまでも人を惹きつけて止まないプログラムだと、つくづく感じます。
↓Kaeru Kaeru様、感謝してお借りします🙇♀️
Kaeru Kaeru@KaeruKaeru2020レゾンお気に入り振付①「レゾンレゾン恋のつもり」ハミルトン・ステップ心臓の前で合わせた純白の右手と孤独の左手を、頭に沿わせて両腕・肩・頭を回していく両足でツイズルしてるみたいにスムースなハミルトン(?)にのせたとっても印象… https://t.co/lz0W0KwOz2
2022年07月02日 09:52
Kaeru Kaeru@KaeruKaeru2020②「さよならと指切りの関係」スピン前からめちゃくちゃいい✨・合わせた両手を両足ジャンプと同時に頭後ろに回し放す所・両手両足が全面に大きく綺麗に展開するバタフライ・「ブラックアウト」での両手の羽ばたきとフリーレッグの美しさ… https://t.co/jE5tIptdQP
2022年07月03日 09:36
Kaeru Kaeru@KaeruKaeru2020見事な身体コントロールによる姿勢変化のスムースさ強弱で、全ての音の表現を畳み掛けてくるのには、圧倒されるんだな(動画について:前4つのポイントは、静岡右画面のタイミングに合わせて一時停止を入れて美ライン確認🥰)
2022年07月03日 09:36
私が『レゾン』を通して感じるのは、羽生くんが目指しているのは「スケーターとしての最高峰」なのだなと。
スケート選手として、およそ考えられる限りの成功を収めている羽生くん。
五輪連覇、世界選手権2回優勝、GPファイナル4連覇etc.…まさに、レジェンド!
文句なしにフィギュアスケート競技選手としての最高峰です。
でも、羽生くんの理想は「技術と芸術(音楽)が融合するフィギュアスケート」であって、
その「理想」は、現在のジャンプ偏重のISUルールの中では重視されなくなってしまった。
しかも1プログラム中のジャンプは何回、うちコンビネーションは何回、スピンは、ステップは、etc.…ルールでガチガチに固められた中では、「音楽を表現し切る」という理想は追求し難い…そう羽生くんが考えるに至ったとしても不思議はないです。
競技としての手狭さを感じていた羽生くんにとって、ショーは自由に表現できる場。
羽生くんが自ら選んだ演目が"現実の顔"と"存在意義"というのも、なんとも暗示的です。 FaOIの『リアル フェイス』と『レゾン』は、思い切り理想を追求し、スケーティングの難度を上げられる、いわば"オアシス"のような存在だったのではと、推察します。
羽生くんのチャレンジ魂はメラメラに燃え盛ったことでしょう。だからこそ、その"炎"は観る者全員を炙り、魅了し尽くしました。
放心、陶酔、歓喜、熱狂、…あの『レゾン』そしてアンコールの『ノートルダム・ド・パリ』。これらを目撃したときの熱情は、いまもって正確に言い表すことは難しいほどです。
羽生くんの演技は「パーツ」どころか「丸ごと」、こんなにも忘れられない記憶を私の中に焼き付けてくれてます。
公演での演技前の選手紹介アナウンスに思いを馳せてみましょう。
「オリンピック2連覇してもなお、フィギュアスケートの真髄を追い求め、更なる高みを目指して今、大きく羽を広げる羽生結弦選手」
なるほど、この時すでに羽生くんの「決意表明」の伏線はあったではありませんか。ただ、周囲がそれと気付けなかっただけで。
でも、観察眼の鋭い方々には自明の理だったようです。
文筆家である太田龍子さまはFaOI最終日のアンコールを観た後、仰っていました。
太田さまのエッセイ全文はこちらです↓
↓BBI☆蒼さま、感謝してお借りします🙇♀️
BBI✰︎蒼⛸4A@aoyuzu205😭愛の光が注がれてる… https://t.co/EF1BbSxYQB
2022年07月09日 20:54
ここで素敵な「レゾン評」をご紹介させていただきます。
Twitterで「あっちゃん」様がその存在を教えてくださいました。
なお、コメント主のEriko Sono様は女優であり、演技のプロでいらっしゃいます。
↓あっちゃん様、感謝してお借りします🙇♀️
あっちゃん@ayadayo0114羽生くんのレゾンのYoutubeにErika sonoさんのコメントがありました(長いので略します)『あれは2015年、いや、2016年だっただろうか? 3月の世界選手権前に羽生選手の練習を情熱大陸が密着取材したことがあった。… https://t.co/z7OZtzletp
2022年07月15日 22:35
あっちゃん@ayadayo0114世界選手権では金メダルをフェルナンデス選手に譲る形となり、決して万全を期した演技ではなかった。けれども、そんな風に怪我と休養を繰り返しながらも、ソチ・オリンピック後の羽生選手は、シーズンごとに確実に演技表現を深めていった。そのひたすら自分と向き合う孤高の歩みは→
2022年07月15日 22:38
あっちゃん@ayadayo0114孤独な心を映し出す。ー中略ー羽生選手は、そんな風に一人で空回りしているような孤独な魂の歩みを、プログラム全体にモザイクのように埋め込まれた細かなステップで綴っていく。特筆すべきなのは、今回は足元のスケートの技術だけではなく、ダンス修行の成果なのか→
2022年07月15日 22:43
あっちゃん@ayadayo0114それでも、足元のスケート技術としての繋ぎの要素が正当に評価されるかどうかも疑わしいのに、《レゾン》で見せたような羽生選手の上半身の繊細な演技が、プレゼンテーションなどという曖昧な項目で評価されうるものなのだろうか?何より、ここまでくると羽生選手の演技の真価は→
2022年07月15日 22:45
あっちゃん@ayadayo0114上半身も含めて完全に体全体で音楽を一つの作品として表現する中で跳ぶ。そのことの真価を理解して感動してくれる観客がいる限り、彼の精進と努力は無駄ではないのだろう。』
2022年07月15日 22:46
「羽生選手の演技の真価は、スケート関係者であるジャッジ達よりは、芸術関係者の方がよほど深く理解し、正当に評価しうるような気がしてならない。」
「真価を理解して感動してくれる観客がいる限り、彼の精進と努力は無駄ではないのだろう」
ファンの応援(理解と感動)が羽生くんの力になるということですね。本当に嬉しいお言葉です。
羽生結弦の演技の芸術性と真価は点数で測れるものではないということも、全く同感です。
Eriko Sonoさま、ありがとうございます。🙏
羽生くんは、アマチュアとかプロとか関わらず、純粋にスケーターとして出来得る「最高の演技」を追求して行かれるのでしょう。
そこには技術的最高峰の「4回転アクセル」を跳ぶ世界も広がっているのかもしれません。
羽生くんの「ジャンプくん達」のお仲間に「4Aくん」が加わる日が待ち遠しいです。
これから先は、
野村萬斎さんが仰った通り、まさに「職業 羽生結弦」
「羽生結弦」というアートを極めるのみです。
今日のスポーツ報知。
「羽生結弦ヒストリー紙面編」
スポーツ報知 大阪販売局@hochi_osaka#羽生結弦 ヒストリー 紙面編初めて #スポーツ報知 に掲載されたわずか数行の記事から北京五輪まで、数々の偉業がズラリと並んだ圧巻の紙面です✨ https://t.co/4ist1EBiMl
2022年07月31日 07:27
昨日の紙面も素晴らしかった❣️
「羽生結弦ヒストリー」
更に、明日からは連載12日分のセット販売まで受け付けてくださるそうです。
販売は、8/1(月)12時から❣️
スポーツ報知東京販売局@hochi_hanbai31日 #スポーツ報知 1面にこんなお知らせが…なんと! #羽生結弦 連載完全セットを8/1(月)正午から発売します!!セット内容は7/20〜31日までの全12日間分の本紙東京最終版。あす以降「ショップ報知」で検索!… https://t.co/yCid6dNxLZ
2022年07月31日 09:14
スポーツ報知さん、ありがとうございます🙏
羽生くんが痛みなく滑れていますように!
羽生くんが笑ってくださっていますように!
羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏
画像やTwitterや記事や動画は感謝してお借りしました。