「報われない努力」の裏側・記者の視点/私の簡単ファイリング術 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

ずっと羽生結弦を見守り続けて下さった記者さんの良記事をご紹介させて頂きます。↓


是非、皆様に読んでいただきたく、又、私自身、記録として長く留めて置きたく思い、ここに貼らせていただきます。m(_ _)m

【​ あの足で跳んだ。冒頭のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は右足一本で氷を捉えた末の転倒。羽生結弦(27)=ANA=は立ちあがると両手を広げ、着氷のポーズを取った。「全部出し切った。あれが僕のすべて」。故障から25時間後の「天と地と」には、挑戦者「羽生結弦」の生きざまが詰まっていた。】

【 フリー前日の9日、練習中に右足首を捻挫した。8日のショートプログラム(SP)は悔しい8位。「フリーで絶対に4回転半を決めてやる」。完成に近づけるために、貴重な40分間を費やすはずだった。 

 練習開始から26分後の11時26分。5本目の4回転半のトライは空中で思い切り体を締め、回しに行った。激しい衝撃音が、何が起きたかを語った。静かに起き上がった。右足が痛いというそぶりは見せようとしない。時おりうつむき、天を見上げ、氷上をゆっくり行き来した。葛藤が見えた。跳びたい、跳べない。

 3分後。その場で試した1回転は、着氷で足首が体重を支えきれずに傾いた。羽生は右足の靴ひもをきつく結び直した。両手で足首をポンポンと2回包むようにたたいた。なんとか固定し、跳ぼうとした。何度も右足に重心をかけ、確認。3回転ループを跳んだが、オーバーターン。また靴ひもを結び直した。
「なぜ今なのか」。見ている側も、思わずにはいられなかった。

 練習後の取材エリアを
「ありがとうございます。明日頑張ります」とだけ言って足早に行った。多くを語る気はないオーラがバンバンに出ていた。気付けば通り過ぎた羽生に向かって叫んでいた。「足は大丈夫ですか?」。羽生は歩きながら左拳を突き上げた。表情はわからなかった。言葉はなかった。背中と拳。確信するには十分だった。痛かろうが、なんだろうが羽生は五輪のリンクで4回転アクセルに挑む。

 当日朝の公式練習は、曲かけを行わずに20分であがった。6分間練習の直前に、痛み止めの注射を打った。右足の感覚がない状態で跳んだアクセルが、本番の一本だった。
「けがをしていて、追い込まれていて、ショートも悔しくて。いろんな思いが渦巻いた結果としてアドレナリンがすごく出て、自分の中でも最高のアクセルができた」。サルコーの転倒はあったが、あれだけの大技に挑んだ後もほぼミスなく滑り切る強さがあった。

「正直、これ以上ないぐらい頑張った。報われない努力だったかもしれない。でも一生懸命頑張った」

 
「報われない努力」。羽生が言うから響く。
以前
「努力はうそをつく。でも無駄にはならない」という言葉を残している。努力を諦めるのとは違う。正しい努力を積み重ねてきた。昨年4月の国別対抗戦で目にした4回転半の練習に、恐怖を覚えた。体を打ちつけ、膝を腫らし、それでも跳び続けた。昨年末の全日本選手権後に言った「死ににいくようなジャンプ」。決して大げさな表現ではない。

 羽生を取材するようになって、本当の「全力」の意味を知った。平昌五輪後
「唯一のモチベーション」に掲げた大技に4年間をささげた。「4回転アクセルのために生きている」と言った羽生に、それはどんな日々かと聞いたことがある「修行僧みたいな感じ。リンク行って、練習して、帰ってきて、ご飯食べて、トレーニングして、お風呂入って、寝るみたいな」。もう何年も、スケートのために多くのことを捨ててきた。

 羽生にとっての一つの指標に「自信の塊だった」9歳の自分がいる。
「お前下手くそだな」と言われながら、歯を食いしばり夢を追った。「でも今回のアクセルは、褒めてもらえた」。共に歩んだ最強の自分からの褒め言葉が、報いになっていてほしい。大会最終日のエキシビション後の囲み取材。「また、どこかで」と両手を振り去っていった。気になる今後については明言しなかった。全身全霊をかけた闘いの直後に決断を迫るのは酷だ。「羽生結弦のスケート」を極めるフィールドはどこになるのか。それは、羽生だけが決められることだ。】(スポーツ報知:高木 恵記者)




フリー前日の公式練習中に右のスケート靴の紐を締め直す羽生くん。リンク上でのこんな姿は初めて見ました。紐を堅く締め直すことでテーピング代わりにしようとしたからだったのですね。高木さんの記事を読んで、やっと思い至りましたガーン


五輪前に吐露した羽生くんの思い悲しい

​「僕がノーミスをしたからといって

絶対に100%勝てるわけではない試合が

存在していて、

結局全力を尽くしても勝てなかった試合が

存在していて

そういう4年間をここまで過ごしてきて

凄くオリンピックが怖い

Aは自分の武器にしないといけない

勝つならやらないといけない」



↑短いながら高木さんの祈るような思いが、伝わってくるツイートでした。


(撮影:伊藤紘ニ)

矢口さん、心に沁みるエールをありがとうございました。🙏


フリーから10日後に開催されたエキシビション。

怪我をおしても羽生くんが五輪に残して行きたいと願った「最高の演技」「愛するプログラムたち」。

このエキシビションの公式練習わ通して、羽生くんがその「道のり」を演技で見せ続けてくれたこと、忘れません。本当に感謝しかありません。🙏

高木さんと矢口さんは、その練習の様子もエキシビション本番までの日々、羽生くんや他の選手達の様子を 毎日丹念に発信してくださいました。照れ






矢口さんの素晴らしい写真と相まって、いつも書き手の真情が伝わってくるような高木さんの文章に、私も癒され、元気づけられました。





(スポーツ報知の編集部にはもの申したいこともありますが)、高木恵記者、矢口亨カメラマン、ありがとうございます!

いつも、アスリート羽生結弦の心情に寄り添い続けてくださるお二人方には、感謝しかありません。🙏


こちらこそ、今後とも羽生くんを宜しくお願いします!そして、素敵な記事と写真を期待していますm(_ _)m




その他のスポーツ紙の皆様にも、深く御礼申し上げます。m(_ _)m

北京五輪の17日間、羽生結弦が1面を飾った回数、面積ともに、ダントツの一位だったそうです。


⚫︎1面が35回❗️

⚫︎ 記事面積が12万8千㎠❗️

⚫︎世界中から届いたファンレターは10,000通以上‼️


2位以下を大きく引き離し(3倍以上)、膨大な量の情報を伝えていただけたのだと、改めて嬉しく感じました。(「S-1」の画面撮りです↓)







余談ですが、

私も毎日、報知とスポニチ2紙を買っていました。今、整理に追われています。


100均で買ってきたA3クリアファイル(3枚入り100円)を上下テープで止めるとA2。ここに新聞1面を広げて入れています。

A2サイズは余白がありますが、新聞サイズは独特のようで、B4を2枚でB3では収まりません。なお、見開きの紙面はA3を4枚繋げて、A1にして収めます。

とにかく、安価で、手早く、新聞を保存したい人にはお勧めの方法です。ウインク


五輪期間中は、羽生くんの「見開き打ち抜き紙面」がとにかく多かった。スポーツ紙はまさに"羽生結弦祭り"状態でしたね爆笑ラブラブ↓(でも保存は大変あせる)












今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


羽生くんの怪我が早く良くなりますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏



画像やTwitterや記事や動画は感謝してお借りしました。


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羽生くんの北京五輪の歩みを過去記事で