「継続は力」

 
土木施工管理技士2級 過去問 令和元年度(前期)
 
 
問題A)  コンクリートの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
 
①コンクリートを打ち込む際は、打ち上がり面が水平になるように打ち込み、1層当たりの打込み高さを90〜100cm以下とする。
 
②コンクリートを打ち重ねる場合には、上層と下層が一体となるように、棒状バイブレータで締固めを行う際は、下層のコンクリート中に10cm程度挿入する。
 
③コンクリートの練混ぜから打ち終わるまでの時間は、外気温が25℃を超えるときは1.5時間以内とする。
 
④コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合は、外気温が25℃を超えるときの許容重ね時間間隔は2時間以内とする。
 
 
問題B)  各種コンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
 
①日平均気温が4℃以下となると想定されるときは、寒中コンクリートとして施工する。
 
②寒中コンクリートで保温養生を終了する場合は、コンクリート温度を急速に低下させる。
 
③日平均気温が25℃を超えると想定される場合は、暑中コンクリートとして施工する。
 
④暑中コンクリートの打込みを終了したときは、速やかに養生を開始する。
 
 
 
 
 
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[解答]
 
問題A
①1層当たりの打込み高さは、90〜100cmではなく、40〜50cm以下とします。
 
②正しい内容の肢です。
 
③正しい内容の肢です。
 
④正しい内容の肢です。
 
 
問題B
①正しい内容の肢です。
 
②寒中コンクリートの保温養生の終了後に、急冷すると、コンクリートの表面にひび割れが生じるおそれがあるため、適当な方法で保護し表面の急冷を防止します。
 
③正しい内容の肢です。
 
④正しい内容の肢です。