僕は大学生のとき、仕送りを5日でほぼ使い切ったことがあります。
来月の仕送りまで残金60円…
毎日
マヨネーズ醤油ご飯
でした。
今でもマヨネーズ醤油は食べたくありません
流石にそんな生活をしていると、栄養が偏ってしまったのか、遊んでいるときに目がチカチカしてきたので、慌てて野菜を食べないと!と思い、近くの八百屋さんでキャベツを半玉売ってもらいました。
そして、残りの30円でイワシを買って食べました。
今でもイワシは僕の大好物です。
特に脂が滴る塩焼き。
もうよだれが出てしまいます。
お金のマネジメントは全くできない僕が、今日はゴルフのマネジメントについてご説明します。
ある週末のあるゴルフ場。
あなたが380ヤードのミドルホールをプレーしているとします。
天気もすごく良くて、絶好のゴルフ日和です。
しかし!
そのミドルホールで、トップしてしまいました。
ボールは地を這うような弾道で、飛んでいきました。
みんなティーショット終わったあと、カートに乗って、ボールを探しながら進んで行くと、ボールを見つけました。
ピンまで残り230ヤード(泣)
グリーンの手前にはお決まりのガードバンカーが左右にあります。
その間に花道。
3Wで狙えなくはありません。
それまでいつも通りのスコアで来ています。
さて、あなたならどうしますか?
1,3Wで狙う
2,UTなどのそこそこ飛ぶクラブでバンカーに届かないように打つ
3,7番アイアンなどでレイアップを狙って打つ
考えました?
直ドラとかは選択肢にありませんからね(汗)
先にお伝えしておきますが、絶対に正解!というものではありません。
ただ、一般的なマネジメントの話です。
では、一般的なマネジメントの正解の選択肢は
1位 7番アイアン
2位 UTなどのクラブ
不正解 3W
です。
では、なぜそうなるのかご説明いたします。
まず、大前提として、
ティーショットでトップした
↓
なにかが悪い
ということがあります。
もちろんこの「なにか」が大問題なのですが…
プレーヤー本人ももちろん納得いっていません。
(当たり前です)
とすると、次打つときに、プレーヤーの心理はどうなっているかというと
力みます。
パワー!w
そりゃー、そうですよね。
ミスショットを挽回しようと力むのは非常に当たり前の話です。
ここまでがミスショットをした、プレーヤーの一般的な心理です。
その状態のまま次打に向かいます。
その状態で、
3Wは
自殺行為
です。
もちろん、上手くいくこともあります。
確率的にはどうでしょう・・・10%あるかないかと思います。
左右に曲げてOBだったり、隣ホールに行ったり、またチョロをしたり…
崖を転がり落ちるように、怪我の連鎖が始まってしまうことが多いと思います。
(僕もたくさん経験済み)
それでもパーチャンスにつけたい!と思うのでしたら、UTでいいと思います。
グリーン手前にある、あの忌々しいガードバンカーに入らないくらいの距離で打ってみてはどうでしょう。
ちなみに、ガードバンカーに入らないようにするためには、
エッジまでの距離-30yd
を計算すると、普通のガードバンカーには入りません。
いやらしい太いガードバンカーや、アメーバみたいな形をしたガードバンカーは例外です。
バンカーの手前で一旦止めて、そこからアプローチでパーを狙うことは十分できます。
そして、マネジメント的に最も正解な7番アイアンを使うこと。
これはなぜ正解なのか、というと、理由はたくさんあります。
まずはメンタル面。
当初に説明したとおり、力みがある中でのショットということが考えられます。
UTだとワンチャン届くかも、という気持ちが拭い去れません。
しかし、7番アイアンだと、絶対に届きません。
そうなると、変な欲がなくなり気楽にショットすることができます。
だって、7番アイアンで150yds打てば、残り80になりますもの。
UTを使っても、7番アイアンを使っても、このティーショットをトップして230yds残った時点で3打で乗せるプランになることは変わりないので。
それだったら、ちょっとでもリスクを減らしつつ、気楽に打てるような選択にしたほうが良くないですか?
さらにこのマネジメントの意味は続きます。
ここで考えてほしいのが、
あなたの後ろの組
です。
3Wを持って、グリーンを狙っているということは、あなたの前の組がグリーン終わるまで打てませんよね?
すると、あなたは230ヤードのところで待つことになります。
待っていると、当然後ろの組の方々が来ます。
あなたがそこで待っているので、あなたの後ろの組はティーショットを打つことができません。
もし、僕が後ろの組に居たら…色々と茶化してしまいそうです(性格悪いのでw)
その結果、進行が悪くなります。
ゴルフ場は車の渋滞と一緒でこういうちょっとしたことが詰まる原因になったりします。
ましてや3Wでミスショットしたら進行を悪くするリスクをさらに伴ってしまいます。
怪我をしまくるし、進行を悪くするし…と良いことがない方が確率が高いです。
(なんか若いときの自分を説教しているような気分です)
以上の理由から、ミスショットのあとの7番アイアンは最も的確で最もリスクが低い選択、ということになります。
これは、ドッグレッグのホールでも同様です。
ある程度飛距離のあるプレーヤーの場合、ドッグレッグのホールでショートカットを狙いたくなりますよね?
でも、よ~く考えてください。
ショートカットをしても、安全策を取ったとしても、結局
2オン
ですよね?
ショートカットにはOBのリスクがあると考えると、ショートカットを狙う意味、あります?
例えば、70ヤード以内に入れば絶対にベタピンができる、とかなら話は別ですが・・・
ゴルフというのは、選択を間違えないこと、セルフマネジメント(自己抑制)が求められます。
練習はそんなにしていなくても、頭の中の思考回路をちょっと変えるだけでスコアを良くすることができるという、めちゃくちゃ変なスポーツの一面もあります。
ちょっとしたことですが、あなたのゴルフのお役に立てたら幸いです。
※全て僕のミスを元にご説明しておりますことをご了承くださいw