なるべく空気を読むように努力しています僕ですが、ついついその空気をぶち壊したくなる衝動に駆られるときがあります。
そうしないように仕事中はもちろんそうしないようにしていますが、友達関係だと・・・ね。
いきなり暴露したりして、みんなの
え?
みたいな表情を見ると、ツボってしまいます。
性格悪い(ご存知の通り)のかもしれません。
先日、親戚や親戚もどき(親戚くらい仲良くお付き合いしている方々)と一緒にお酒を飲む機会がありました。
みんな70歳オーバーの気のいいおじさんです。
そして、ほぼみんなゴルフをしています(笑)
中には79歳で、ハーレーにも乗って、飛距離を伸ばしたいとジムやフィットネスに通い始めたかっこいいおじさんも居ます。
そんな方々が口を揃えて言うのが
ラインが読めん!
と。
スライス、フックが全く分からん!というのです。
確かに視力が落ちたりして、目で見ていると分からなくなるのかもしれません。
そして、その皆さんが僕に
「どうやって、ラインを
読むんだ?」
と聞いてこられました。
僕は昔あるゴルフ場でキャディをしたことがありますが、そのときは
18ホールすべてのグリーンで
水平器を持って傾斜を測定
↓
頭の中で3Dのデータを
作成する
↓
見なくてもラインが
わかる
という状態でしたが、それでも微妙なラインはありました。
そういうことをしていると、色々とグリーンの形状について気がつくことがあります。
それをいくつか順番に皆様にご提供致します。
まずは初級編。
Lesson 1
ほとんど受けグリーンです。
これはみなさん、ご存知とは思います。
グリーンは色々なタイプに分けられます。
(このタイプについても記事にしようかなぁ…)
その中でも、主な傾斜が
フェアウェイに接している
ところが低く、奥が高い
グリーンのことを「受けグリーン」と言います。
手前が低く、奥が高いグリーンということです。
この形状が基本です。
ゴルフでよく言う「ゴルフは手前から」という言葉。
これはグリーンが受けグリーンだからこそ、ピンの手前にボールを置くと上りが残りパッティングが楽になる、という意味です。
だからこそ、ゴルフは手前から、と言います。
その逆に奥が低くなっているグリーンを「送りグリーン」と言います。
この受けグリーンですが、僕の体感で言うと、グリーンの9割が受けグリーンと思っていいと思います。
ティーイングエリア側からプレーヤーはボールを打ってグリーンを狙います。
そして、受けグリーンの場合は奥が高いので、ボールがグリーン上で止まりやすいのも特徴です。
ということもあり、受けグリーンの方が送りグリーンより簡単です。
こういうグリーンのことを受けグリーンと言い、ほとんどすべてが受けグリーンと思っていいくらいです。
それでは、それを踏まえた上で次に行きます。
Lesson 2
フェアウェイから見て
ピンの右にボールがある
→フック(右利き)
ピンの左にボールがある
→スライス(右利き)
が基本です。
受けグリーンをご理解いただけたと思うので、ご説明します。
みなさん、お手元にある携帯を、奥の方を高くして持ってください。
そして、携帯の中心にピンがあったとしてください。
ピンの右側にボールがあったら、フック
ピンの左側にボールがあったら、スライス
になりませんか?
上り下りがあろうとも、これが基本です。
この考え方が基本で、そこから微妙な傾斜や「ピンの右側だからフックなのに、スライスしそうだぞ」と見えたときだけ注意すればいいと思います。
この考え方はあくまでもベースであり、そんな単純ではないのがグリーンです。
でも、この基本だけでも覚えておくと、グリーンに乗ったとき、
ピンの右側にあるからフックだな…
と思って、実際にラインを見て
「やっぱりフックだ」
と思い、自信を持って打てるようになるだけでも、安心して打てるようになるかもしれません。
あと、次回はグリーンのラインを見るコツをご説明しますね!