昨日のぼやきから、一転。今日は浮かれてます。


今日の海は面ツルで、サイズは胸前後、形良く割れる波。
練習するには最高のコンディション。


なのにビジターさんがとっても少なく、ローカルの皆さんも
あんまりいなくて、練習し放題でした。


どうしたんでしょ?どうしたんでしょ?この現象!?


連日2m以上あった波高が、今日は1.5~1.7mぐらい。
ここ3週間ほど、ずぅーっと波が続いたから、
今日は小さいと見越してあんまり来なかったのかしら??


昨日までの波は、サイズはあるものの風とうねりがあってなくて
ショルダーの短い、ボヨボヨなまとまりのない波だった上、
人だらけでうんざりだったけど、諦めずに通い続ければ、
こんな素敵なコンディションにもあたるのねー。


正直、連日の朝一で肩がパンパン&寝不足で
早起き結構きついのだけど、早起きは三文の徳とは、
良くぞ言いました!昔の人ー!


久々にいい波に乗れました。わぁーい。


今日は、形の良いトロ速なブレイクだったから、

相変わらずテイクオフの練習と、パワーゾーンをキープすること意識。
失速しないように早めのカットバックを心がけました。


上手くいくと、高い位置から余裕をもってライディングでき、
アクションつなげられたし、苦手なファーストターンがゆるーく
なってしまっても速めのカットバックで何とか失速しないように、
乗りつないでいけました。波が良かったからかも?(笑)


今日は、伊良湖からRちゃんが、一人でサーフィンに来たので
一緒に入りました。


一人でトリップに来るガッツのある女の子は大好きなので、
地元のお友達みんなでウェルカムモード。


お互い褒めあったりして、めっちゃ刺激になった。
頑張ってる子たちと一緒だと、成長し合える気がする!


人がぁ・・・って、ぼやいてばかりいないで、頑張りマス。

最近、海が激混みです。休日はもちろん平日も。
岐阜、滋賀、愛知、大阪、三重ナンバーだらけ。


どうして、混雑している海に集団で入ってくるんでしょ?

入ってきてもこの人数です。マックス人数を遥かに超えてるんだから
当然ほとんどの人が乗れないわけで、海の中はイライラ指数120%
前乗り、スネーキングあたり前。一気に5人ぐらいがパドルし
3人ぐらいテイクオフ。サーフィンになりません。


だいたい、上記のナンバーの皆さんは普段、各々のホームポイントで
入ってるわけでしょ?コレが1つの場所に集中するんだから、
混まないわけがない。

私のホームポイント周辺で今時期サーフィン出来る場所は
4カ所ほど。決して広くはないので、4カ所ともパンパン。


高速道路を走らせてくるなら、もう少しだけ北に走らせれば、
もっと空いていて波のいいポイントもあるだろうに、
そのちょっとがめんどくさいのでしょうか?


太平洋側に波がなくて、飢えているのは分かる。私も夏そうだし。

でも、混雑って波情報にも出ているわけだから、
そういう時は、もう少し走ってお隣の県に行くだとか、少し考えてほしい。


私も夏は、伊良湖は混むだろうと見越して、静岡まで行きます。

近くて、波があるからココ!じゃなくて、少し走っても、
波が良くて空いているポイントを探す努力をしてほしい。
走っても30分ぐらいだよ。


そのほうが、楽しいじゃない?
混んでるポイントでいがみ合いながらサーフィンするより。
せっかくガソリン代と高速代だして、サーフィンしにくるわけだから。


いい加減この状態にうんざりなので、わたしが、お隣の県まで行こうかと

思うぐらい。そのほうが絶対たのしくサーフィンできることは分かってても、
地元の私が移動しなきゃいけないなんてやっぱりおかしくない?

納得できない。


せっかく波があがってきたのに、ちっとも、練習になりません・・・。
雪でも降れば、少しは落ち着くのかなぁ。


あと、ビジターさん曰く「ローカルは下手くそだから、楽勝」だそう。
集団でやってきて、海が混雑する上、こんな事言われてるもんだから

ローカルの皆は意固地になってるし、ビジターの人は

みんな嫌な人達みたいに感じる。


同じサーファーなのに悲しい限り。

FMラジオ局に勤務している私。


私の担当している番組は、最新の音楽チャートを

カウントダウンする音楽番組。


3時間の生放送で40曲カウントダウンしていくわけですが、

一曲一曲フルONAIRする時間はないので、

ランキング上位の曲や、ニューエントリーの曲以外は、
大体、サビに乗せてDJが曲情報入れつつ30~40秒ほどON AIR。



というわけで、下準備としてナンバーコール(順位の) を付けて、

サビから1分半ほどの素材を地道に40曲分作るのであります。


地方局に勤めている私は、キー局のように、

素材作り専門の人がいたり、構成作家がいたりするわけじゃないので、
みんながいろんな仕事を兼ねている。


私の仕事は、主に、番組制作、番組ホームページ制作、

毎月発刊されるタイムテーブル制作など・・・。

時にラジオドラマの原稿を読むこともある。

役者が足りないので。高飛車な女役担当ですが、何か?(笑)


私の担当している音楽番組も、DJを含め4人で作っているので、
原稿書きから音作りまでスタッフの私が兼ねているわけである。


音素材は波形編集しながらサビ出し、SEをつけるんだけど、
「初めて聴く曲のサビなんて知るか!?」ってところもあって、
どこだどこだ?って曲を聴きつつサビを探す。





もともと、技術の子は波形を見ただけで大体サビが分かるんだとか。

どんな目してんねん!


線がジャジャーってなってるだけでしょうが。

しかも、0.0何秒のことに違和感を感じたりこだわったりしている。


どんな耳してんねん!


なんでもウチのDはなんだか音がらみで世界2位になったらしい。
アバウトすぎてスンマセン。


こんな何でも屋の私は、もともと音専門の技術畑の人間ではないので、
0.0何秒の音なんか聞き分け割れるわけもなく波形を

拡大しつつ地道に作っていますとも。


毎週毎週こんな作業をしているわけですから、

私、今、誰よりサビトロクイズに強いはず!


・・・勝てます。


そんなクイズ番組ないかね?ハワイ旅行とか当たんないかね?


サーフィンでもそんなこと言ってみたいな。

いよいよ私のヒートスタート。


セットが入ってきました。胸ぐらいかなー?
キレイなグフィー。行くか行かぬか?迷いながらパドル。
速っ!乗れません。他の選手がひょいっと乗っていった。


試合前の友達の言葉を思い出す・・・


「意外とイケル」


意外とイケル・イケル・イケル・・・頭の中で連呼。


そして・・・入ってきました、特大のセット。

行くしかないでしょ?試合ですもん。
思いっきりパドルして、迷いを振り払うように
一気にテイクオフ。「意外とイケル」


デカーーーー!エグーーーー!


板が直角気味に滑り降り、ボトムへ。


ギャーーーー!


はじき飛ばされそうになる中、コケてなるものか!
とレールを入れるも、波がメッチャ速い。
リップが私に降り注ぎ、バランスを崩し尻餅美味に。

でも意地で転びませんでした。何とかプルアウト・・・。


後でジャッジ表を見てみると、このライディング、
技も何も出来なかったのに4.5ポイント付いてました。

サイズのあるデカイ波を攻めたからでしょうか?


チューブ狙いか!?って友達は思ったらしい(笑)

このライディングでONになった私は、とにかく乗りまくりました。
なかなかリズムを掴めないながらも攻めました。
ほとんど覚えていませんが。



そんなこんなで1raund目通過。


続いて2raund目。


依然スイッチはON。合言葉は「意外とイケル」

狙いを定めLOCK ON!
切れた波だけを狙ってがむしゃらに乗りまくりました。
速い波にタイミングが合わせられないながらも、ロングライドで来たかな?
ホレホレのバックサイドもケツリップしつつ攻めました。



2raund目も何とか通過。わぁーい!


いよいよセミファイナルです。コレに勝てばファイナル。
どうしても行きたいファイナル!


波は朝に比べて、ちょっとまとまったような・・・更にパワフルな感じ。

真ん中はいい波が入るけど速いし捕まりそうだったから、
右よりの小さめの切れた波を狙うことに。


テイクオフするもボヨボヨして続かず。深追いして乗れず。
思ったよりもインサイドに行ってしまいゲットしていると・・・


アウトから特大セットがやってくるではないか!?

ちょうどリップに直撃される場所にる自分。


ヤバ過ぎるませんかー!?


近くに他の選手いないし、板捨ててもぐるか?
いや、リーシュが切れたら困るので、一か八かのドルフィンを選択。

思いっきり板を沈める。


ドーーーーーーーーーーン!!!!


すごいパワーで板が私の手から離れ、
波と共に巻き上げられ、海底に引きづりこまれる。


勢いでゼッケンが脱げる。


何回転しただろう?苦しい。
海面を思いっきり蹴り浮上しながら

勢いで脱げてしまったゼッケンを必至に掴む。


なんとか水面に出ると、2波、3波が。
死ぬかも知れない。海面がわかんない。苦しい。


セットが落ち着くと板を手繰り寄せ、
ゼッケンを口にくわえ、必至にアウトにパドル。

ようやくヤバイ地帯をぬけ、波待ちしながら、
何とかゼッケンを再び着ました。・・・吐きそう。やばかった。


ONしていたスイッチがあまりの苦しさで黄色点滅状態。


そんな中、私のところにワイド気味のセットが。
デカイけどセットにハマって殆ど乗ってない私はここで乗らなきゃ負ける。


合言葉は「意外とイケル」


息も切れ切れ必至にパドルするも、ドピークから見度とに振りました。
又も、海底を引きづられる。死ぬ・・・死ぬ・・・。今度こそ死ぬ。


「いっ、意外とイケマセヌ・・・」


私の中のスイッチ完全にオフ。

その後、ふらふらになり二度とゲットできず、むなしく、終了のホーンが。



志田下の波と共に打ち死にさせていただきました。


敗因を分析すると、最初に安心したいがために
せこいチョロ波を狙いセットに捕まったこと。
完全にペースを乱してしまいました。

余裕があるうちにセットの切れた波を乗っておくべきだったかも。


試合中にゼッケンが脱げるという失態は初めての体験。


またも、私、伝説を作りました・・・・。


こんな感じで、私はセミファイナル敗退に終わったわけですが
私のサーフボードは、やってくれました。


「キュート賞指輪なるものを頂きまして。120分の1。すごい!


サーフボードを持ってうろうろ会場をふらつくたびに
MCの方にかわいい板ですねーといじられ、うれしはずかしな感じ。


恥ずかしい話メッチャ派手なんです、私の

7色の虹ならぬ、8色の1人8レンジャーであります。

ボトムだけ、「Cher Shore」のサーフボードのデザイン
かるくパクらせて頂いてます。

デッキは白ですが、ボトムはホントこんな感じ。

賞品はティファニーのリングでした。
サーフィンの大会の賞品にティファニーとは!?


執念の千葉入り、航空費ぶんは稼ぎましたとさっ。


って喜んでる場合じゃなくて、今回の大会は、

スペシャルクラスと、オープンクラスの差を感じまくりの、

自分の至らなさを感じまくりで・・・。


この冬、もっともっとステップアップしなければと

心に誓ったのでありましたー。日々反省、日々精進。



10月19日開催予定だった「はれのち晴れGIRLS CUP」が
コンディション不良の為1週延びたので、キャンセルがでたらしく
急遽参加してきました!


既に週末予定を入れていたけど、どうしても大会に出たーい!
と言うことで、ウルトラCの裏技を使いました。
土曜日の最終便の飛行機にて羽田に飛び、リムジンバスで23時頃茂原駅着。



当日、エキシビジョンで大会に参加してくれる、Pちゃんプロ宅へ

転がり込みました。新婚宅へ(笑)図々しくってすいませーん。
プロサファーの妻に理解がある包容力がたっぷりの旦那さんで、

すごく素敵な夫婦でした。ホントに、仲がいいの。とーっても、うらやまし!


こんな感じで、移動にさして疲れることもなく、お布団で寝ることもできて
体調的にもベストで大会当日を迎えることが出来ました。


6時のエントリーに間に合うように、Pちゃんプロと会場の志田下へ。


既に、到着している静岡の友達&地元の友達と合流。
今大会は総勢5人で戦います!
内2人がスペシャルクラス、私を含む3人がオープンクラスにエントリー。


遠方の大会はいつもひとりでポツンと心細さと戦ってきたので、
今回はメンタル的にも余裕ができました。


海の中では結局一人なんだけど、応援してくれる人がいるって心強い。
しかも私より沢山の試合経験を持ち、上位クラスにエントリーしている
子達の的確なアドバイスが力になったりもする。


波は、肩-頭のパワフルで掘れた早い波、しかもワイド気味。
相当手強そうです、「サーフィン道場」(笑)




オープンクラスからスタートとのこと。自分のヒートまで40分程。
波の感覚を掴まねばと大慌ててお隣太東Pの左で、
静岡勢3人組と一緒に練習開始。


テイクオーフ!・・・できませーん!めっちゃ速いよー・・・
ビビッていると、彼女達はヒョイヒョイって乗って行く。


どーいう事?


それはワイドではないのか?


ダンパーというのではないのか?


でもちゃんと乗って抜けていく。


ここにきて私のテイクオフの遅さを改めて思い知る。
特訓成果も千葉では通用せず?・・・シュン。


同じオープンクラスにエントリーしている静岡の友達が
私の真横でシャッとテイクオフし、一発パーン!と当ててあがっていった。
彼女のヒートは私の次である。


おぉ、浮かんでる場合じゃない。ビビッている場合じゃない。
大会です。後、数十分で私のヒート。乗らなきゃ話にならない。

勇気を振り絞ってテイクオーフ!


よろめきながらも立ち上がりアップスし何とか抜け、
尻餅をつきながらも1発。波の感覚を記憶し海からあがると、

もう2ヒート目がスタート。


私のヒートは4ヒート目だったのでもう直ぐです。
どこの波を狙うかガン見しながら、自分の出番を待つ。

スペシャルクラスにエントリーしている二人組みも
私たちを応援するため、いったん海からあがり、
一緒に出番を待ってくれました。


私「波チョーはやいね、パワフルだし・・・」


友達「思い切ってテイクオフしたら意外とイケる!大丈夫。頑張れ!」


私「そうだね、さっき思い切ってテイクオフしたら、なんかイケた!」


友達「そう、意外とイケるよ!」


こんな会話が私の緊張を少しづつ癒してくれるのです。


今季、この規模のガールズカップに全て1コケしている私。
今回だけは、ぜったいにそれは避けたい。めざせファイナル!


いよいよ1raund目スタート!


長くなってしまったので、また次回。


<はれのち晴れGIRLS CUP:part2へつづく>


azuさんは波情報の仕事があるという事で、私たちがまた夢の中で
気持ちよーくなっているうちに仕事に出掛けていきました。


突然やって来た田舎娘達のお世話係をazuさんの命により、

無理やり押し付けられちゃった被害者は、azuさんがプロライダー契約

しているサーフボードブランドショップの店長、ミスターさん。


彼は、冬、azuさんと一緒に、我がサーフショップに営業に来てくれるので
飲み会の席でよくご一緒してる。話が面白いお兄さんキャラの彼とは、

もっぱら飲みの席での付き合いなので、サーフィンを共にするのは初めて。


この日は朝7時にショップ集合。

辻堂Pまで徒歩5分。素敵な立地条件ですねー。
田舎ものにとって、湘南サーファーってなんだかちょっオサレなイメージ(笑)


湘南の徒歩圏内サーファーですよ!
なんだか私、ちょっと「fine」な感じじゃなーい!?


すいません、つい興奮してしまいました。

これも田舎者の条件反射です。お気になさらず。


だって、私のホームP付近の漁師町的な町並みとは180度違いますもん。
普段は大漁旗はためかしてますけど、何か?(笑)


海はと言うと、早めの波が形良く割れていました。セット腹-胸。


ミスターと波を見ながらストレッチしていると、ライディングポーズ
ベストな重心の置き方、板の踏み方などをレクチャーしてくれました。


いざ海へ。「○ちゃん、ゴーゴー!」

なんとミスターは、混雑気味の湘南で、
自分に入ったセットを何本か私や、一緒に行った友達に譲ってくれました。

そしてダメな癖とかをちゃんと指摘してくれる。


オモロー兄さんだと思っていたミスターはホントに紳士。


湘南は混んでるイメージであんまり乗れないかなーと

思っていたんだけど、波数もあって楽しかったです。


一緒に行った友達は

「湘南=小さい波+激混み」だったようだけど
この旅で、そのマイナスイメージを払拭してました。


私自信もそんなイメージがあったんだけど、夏に大会で訪れたとき
azさんに紹介してもらった杉山知世プロに、


「湘南がこんな波だと思わないでね、すっごくいい波立つんだよ!」

って湘南の素敵なところを教えてくれました。


今回の台風スウェルを体験して、納得。

うねりがしっかり入って形が超きれいな波でした。すっごい練習になりました。


その時杉山さんは、ヒザ波だったのにも関わらず一緒に海も入ってくれて、
波もそうだけど、湘南はみんないい人ばっかりで大好きになったのです。
今回のミスターもそう。azuさんの周りは素敵な人がいっぱい。


午後からは、波情報の仕事を追えて飛んできたazuさんと一緒に
日没までサーフィンを楽しみました。


私、海では相当しつこいことで有名。

1度入ったらなかなか出てこない為、友達に嫌がられるの。

「おなかすいたのに、アイツあがってきやしないっ」って。


そんなしつこい私を差し置いて、あずさんは波が見えなくなるまで
入り続けてました。しつこい私をもってしても、敵いません(笑)


今朝は私達ちよりもだいぶ早起きだったのに・・・

年齢的にもだいぶ年上なのに・・・

必要以上のテンションで生きているのに・・・


ホントに・・・完敗であります!!!!


あ、今回は「波編」だったのに、結局「azu編」になってしまいました。


ミスターから頂いた名言


辻堂Pから見える3大名所!

「江ノ島、富士山、そして・・・azuプロ」


だそうで。


湘南=彼女ってことで。解決!

千葉を出発し、湘南に向けて走ります。


ナビどおり走っていると、首都高にいざなわれ・・・
東京タワー発見!写メっとかねば。カシャ!



田舎者の条件反射です。お気になさらず(笑)


するとazuさんから、電話が・・・


az:「今どこー?」


私:「渋谷すぎました!」


az:「は?なんでー?そんなトコ走ってるの?」


私:「ナビどおり、東名通るルートです」←自信満々。


az:「遠回りだよー!今すぐ降りろー!」


お腹をすかせて待っているazuさんに怒られ、彼女に言われるがままの
ルートを意地で暗記。記憶力テストかって程、脳をフル活用しましたよ。


「用賀」、だの、駅伝で有名なところ・・・えっと、「戸塚」?だの。


知らない土地で、知らない道路名を連呼され、パニクル田舎者3名。

交通量の少ないのどかな町並みを走り慣れている私たちには、
ある意味、サイズのあるダンパーを攻めるよりハードでした。


要は、環八から、第三京浜、横浜新道に入れとの指令。


しかも、azuさん、話があっちこっちいって要点が分かりにくいんです(笑)
いろいろ言いながらも、結局、藤沢を目指せと連呼。

「で、最終目的地は藤沢の何処なわけ?」って突っ込みを入れたくなるぐらい。


波通のサーフィン用語集 に、「あずる」という用語があるのをご存知ですか?


あずる→

「何かに夢中になって、回りの状況が見えなくなる様子。しかし人間性が

それをカバーする。みんなも『あずちゃった』と言って使ってみよう!」


との解説が。この言葉、彼女からきてるんですねー。

発見したときは爆笑しました!そんな素敵な人柄なんです。

私はそんな彼女が大好きになって、勝手に懐いている犬ですわんわん


azuさんの説明に右往左往しながら、何とか湘南到着・・・。


貧乏旅行の私たちはアクアラインを避ける検索した為、
大回りになったと、そういうことらしい。


夕飯は辻堂Pの近く「トザワ」って焼肉屋に連れて行ってもらいました。



昔バイトしてたんですって。彼女は私たちに一切肉を触らせず、
焼肉奉行に徹してくれました。話しに花を咲かせているとポンポン

お肉がお皿に盛られていきます。


で、彼女自慢のオリジナルメニュー「azu巻き」を手際よく披露。


サンチュにそぼろとご飯、韓国のり、お肉を巻き巻きするんだけど、
コレがめっちゃうまでした。


いろんな人に絶賛されているらしく、コレだけはゼッタイ失敗できない
自慢の一品と言わんばかりに、サーフィンのときと同じぐらい真剣な眼差し。

話の内容も頭に入っていかないらしく、トンチンカンな返事が返ってきます。


肉奉行っぷりでもプロ並テクをみせてくれたおかげで、息つく暇がないほどに
おいしいやら、慌しいやら、贅沢な悲鳴!最高のディナーになりました。


その後、azuさん宅でまったりしながら、

今まで私が撮りためた自分達のライディングビデオ観賞タイム。


azuさんは、ビデオに向かって「遅い!」って本気で突っ込んだり、
「もう!何がしたいかわかんない」などなど、熱く指導してくれました。


叱られたり、褒められたり、語ったり、・・・次の瞬間には、寝息が。

のび太くんより早し。そんな健全な、湘南ナイツが深けっていきました。


サーフィンバカな私にとっては素敵な時間でした。


ついつい、私の中のスーパースターazuさんネタを

書きすぎてしまったので、肝心の湘南サーフィンの話は、また次回。


<「湘南、満喫の旅:サーフィン編」へつづく>

友人がエントリーしている「はれのち晴れGIRLSCUP2008」の

応援を兼ねて千葉にサーフトリップ行ってきました。


今回の大会会場は「志田下」。「サーフィン道場」って言われているそうな。

敷居が高いといわれているこのポイントを、「ヒート中4人で貸切サーフィン」

なんて、贅沢すぎるんですって。


是非行って来いとハワイのアネゴからの命を受け大会に出ることに。
のはずが、のんびり屋の私は定員オーバーでエントリー出来ないという
凡ミスを犯し、出られないけど会場で練習できればラッキーだなって

とこで遥々応援&トリップに行くことになりました。


しっかし、地元から千葉は遠かった。車で9時間ぐらいかかりました。


首都高の渋滞が予想外のタイムロス。田舎にいる私にとって

あんな渋滞ありえないもんね。都会の人は気が長いなーと関心しちゃいます。

毎日それを見越して通勤してるのかな?海に行く度に渋滞してたらイラついて

「早くぅ!風入るやん!高速がスースー動かないなんて高速じゃね!」
って叫んでしまいそう。あ、イカンイカン。私、今、そよ風キャンペーン中でした。

すべてに、やさしくね(笑)


金曜日の深夜1時半に出発し、土曜日の10半時に「志田下」到着。


波のサイズは肩前後、オンショアビュンビュンでまとまりがなく
底ボレしたダンパー気味のワイドなブレイク。インサイドは真っ白。

言ってみれば、超ハードってこと。


風はさらに吹き続く予報。このハードコンディションの中
運転で疲れた体をひきずり慌ててサーフィンする気にもならず、昼食タイム。


千葉で風をかわす場所・・・全くわかんない・・・。


千葉の知り合いといえば、Pプロ。そこまで親しいわけじゃないけど
交流がないわけでもないので、思い切って電話してみることに。


「○ですけど、お久しぶりです。今、千葉にいますかー??」


すると、Pプロは


「今、宮崎だよー!」


そうでした。只今、JPSA最終戦、宮崎で開催最中。


「千葉来たんだねー、風向きは?」


とかいろいろ教えてもらいましたが、ビーチコーミングで

ポイントの向きを確認しつつ、オンショアだから北東?・・・違うか??と
考えながら話してたので、ちんぷんかんぷん。下調べ不足。


Pプロもこれから試合だし、これ以上、手を煩わせるのは申し訳ないので、
お礼を言って電話を切りました。


頼みの綱を失ってしまったので、自分の目と波情報を信じるしかなく・・・


お隣の「太東」ではいることに。

っていうかチェックするほどポイントをしらない(笑)


風は入ってるけど、志田下ほどサイズもないし掘れてもなく、
この程度なら楽しくはないだろうけど、出来ないこともないってことで。


入ってみると、更にサイズが上がりだし、今までダラダラと割れてた波に
ぐちゃ気味ではあるけど、ショルダーなんぞも出てきました。


切れ目からアクション入れなんとかライド可能。


せっかく遥々来たし3時間ほど粘って入ったかな?

波数も多く疲れ果て海からあがると、御前崎のお友達から、メールが。


「大会延期になっちゃったね、ハードでも開催してほしかったな。」


・・・絶句。


まぁ、今日の太東でさえこんなにハード。

※私があがった後の太東。堤防にうねりがぶつかって「東映」さながら(笑)

明日はもっと風が強まるらしく、志田下が大会どころではないのも納得。


10時間もかけて初千葉に来てみたものの風をかわす場所も全く分からず、

大会が延期になった今、ハードな千葉にいても仕方がない。
今回は、ビギナーの友達もつれていたので尚更。


外房の千葉がこんなにジャンクってことは
湘南あたりはいい感じでサーフィン出来るんじゃないかなと判断。

迷わず、いつもお世話になってる湘南のazuプロに電話。


「今から湘南行ってもいいですかー?女子3名です!」


さすが、熱い女azuさんは、驚きながらも快く

突然の珍客を受け入れてくれてました。

「狭くてよかったら泊まっていきなー。

宿代浮かした分、みんなで美味しい晩御飯、食べ行こうー。」


ですって、泣けてきます。ありがとう、azuさーん!


今度来るときは、千葉の波を楽しめますようにお祈りしながら・・・

次なる地、湘南へ向けて早々に千葉をあとしたのでした。


<「湘南、満喫の旅」につづく・・・>

先日参加した大会で、全日本に一緒に行ったみんなと再会しました。


私は支部が違うため、ホームポイントも遠いし普段のサーフィンで
一緒になることはないので、約1ヶ月ちょいぶり。


福島では約1週間テント生活を共にし、人見知りの私でも自然と
みんなと仲良くなれ、会わなかった1ヶ月も連絡取りあったり繋がってました。


だからこの再会は本当に嬉しかった。
まして、今回は私の地元の友達や、その子たちが普段一緒に
サーフィンしているお友達も一緒でさらに楽しい感じ。


当然みんな大会にも参加していたし、同じヒートで戦ったりもしましたが、
試合が終われば、各々のホームポイントの話などで盛り上がり
初対面の子ともすぐに仲良くなれました。


私の地元には真剣に波乗りしている女の子がほとんどいないので、
女の子がこんなに集まって、海についてあーでもないこーでもない
言ってるのが新鮮で楽しくて、私も一緒に参加した地元の友達も興奮しまくり。


隣の県がホームPの子、そのまた隣の県の子、遠くは太平洋の子、
サーフィンの輪はどんどん広がってゆく。


せっかくなので、大会後みんなでランチ&サーフィン。
その後、冷えた体をを温めに温泉まで。

いつのまにか、「泊まってけば?」って盛り上がるほど。


サーファーにとって、サーフィンっていう共通点はかなり強し。


多分、自分の中の、そして相手の中でのサーフィンが占めてる
部分って大きいんだと思う。大会に出てくる子は特に。


アタシ達はお泊りは出来なかったけど、泊まった子達は

お酒の力も手伝って恋愛ネタで盛り上がったんだとか。


冬がメインシーズンのこっちでも、私のホームPは

冬型が決まりすぎればクローズし、なす術がなくなってしまう。


でも、こうやって広がっていく輪を伝っていけば
うまくかわすポイントも結構あるのです。


もちろん私の地元が一番いい時は来てほしい。

頑張ってる子達と一緒にいい波を共有したいナ。


今年の冬は「クローズだぁ・・・」ってしょげてないで、動くぞ。
お友達がいると思うと、より北の極寒ポイントでも勇気が出るでしょ?


お気に入りの景色。


これ、私の勤務するFM局の前なんです。


秋の高ぁーい空に、

水仙をイメージした高ぁーい街灯がマッチしてる。


身近な景色って見落としがちだけど、ちゃんと

目を向けると案外素敵なことに気が付きます。


灯台下暗し?ちょっと意味が違うか・・・。


ともかく身近なものに目を向けてみよう。


HAPPYが見つかるかも。