千葉を出発し、湘南に向けて走ります。


ナビどおり走っていると、首都高にいざなわれ・・・
東京タワー発見!写メっとかねば。カシャ!



田舎者の条件反射です。お気になさらず(笑)


するとazuさんから、電話が・・・


az:「今どこー?」


私:「渋谷すぎました!」


az:「は?なんでー?そんなトコ走ってるの?」


私:「ナビどおり、東名通るルートです」←自信満々。


az:「遠回りだよー!今すぐ降りろー!」


お腹をすかせて待っているazuさんに怒られ、彼女に言われるがままの
ルートを意地で暗記。記憶力テストかって程、脳をフル活用しましたよ。


「用賀」、だの、駅伝で有名なところ・・・えっと、「戸塚」?だの。


知らない土地で、知らない道路名を連呼され、パニクル田舎者3名。

交通量の少ないのどかな町並みを走り慣れている私たちには、
ある意味、サイズのあるダンパーを攻めるよりハードでした。


要は、環八から、第三京浜、横浜新道に入れとの指令。


しかも、azuさん、話があっちこっちいって要点が分かりにくいんです(笑)
いろいろ言いながらも、結局、藤沢を目指せと連呼。

「で、最終目的地は藤沢の何処なわけ?」って突っ込みを入れたくなるぐらい。


波通のサーフィン用語集 に、「あずる」という用語があるのをご存知ですか?


あずる→

「何かに夢中になって、回りの状況が見えなくなる様子。しかし人間性が

それをカバーする。みんなも『あずちゃった』と言って使ってみよう!」


との解説が。この言葉、彼女からきてるんですねー。

発見したときは爆笑しました!そんな素敵な人柄なんです。

私はそんな彼女が大好きになって、勝手に懐いている犬ですわんわん


azuさんの説明に右往左往しながら、何とか湘南到着・・・。


貧乏旅行の私たちはアクアラインを避ける検索した為、
大回りになったと、そういうことらしい。


夕飯は辻堂Pの近く「トザワ」って焼肉屋に連れて行ってもらいました。



昔バイトしてたんですって。彼女は私たちに一切肉を触らせず、
焼肉奉行に徹してくれました。話しに花を咲かせているとポンポン

お肉がお皿に盛られていきます。


で、彼女自慢のオリジナルメニュー「azu巻き」を手際よく披露。


サンチュにそぼろとご飯、韓国のり、お肉を巻き巻きするんだけど、
コレがめっちゃうまでした。


いろんな人に絶賛されているらしく、コレだけはゼッタイ失敗できない
自慢の一品と言わんばかりに、サーフィンのときと同じぐらい真剣な眼差し。

話の内容も頭に入っていかないらしく、トンチンカンな返事が返ってきます。


肉奉行っぷりでもプロ並テクをみせてくれたおかげで、息つく暇がないほどに
おいしいやら、慌しいやら、贅沢な悲鳴!最高のディナーになりました。


その後、azuさん宅でまったりしながら、

今まで私が撮りためた自分達のライディングビデオ観賞タイム。


azuさんは、ビデオに向かって「遅い!」って本気で突っ込んだり、
「もう!何がしたいかわかんない」などなど、熱く指導してくれました。


叱られたり、褒められたり、語ったり、・・・次の瞬間には、寝息が。

のび太くんより早し。そんな健全な、湘南ナイツが深けっていきました。


サーフィンバカな私にとっては素敵な時間でした。


ついつい、私の中のスーパースターazuさんネタを

書きすぎてしまったので、肝心の湘南サーフィンの話は、また次回。


<「湘南、満喫の旅:サーフィン編」へつづく>