ストレス・・・
うつ病・・・。
体育の先生のブログなのに、なんのこっちゃ?と思われそうですが・・・。
私はこのフレーズにかなり敏感です。
なぜなら、、、
私は5年前の2010年6月、
疲労などが原因で『うつ病』になり、体育の専任講師として務めていた会社(幼稚園)を退職したのです。
いきなりカミングアウトします!!
当時は抗うつ剤・睡眠安定剤を服用し、週一回メンタルクリニックに通っていたので正真正銘のうつ病者だったのです。
そして1年後の2011年、
静養ののちフリーの体育の先生として少しずつ復帰させて頂きました。
おかげさまで現在はフリーランスとして『幼児・小学生向けの運動指導者』として皆様のお子様に『運動大好き!』を伝えさせて頂いております!!
※当時、すべての事情を知った上で、私に指導者として体育指導として復活させて頂いた『とあるご家族』、友人の『カリスマ野菜売り』さん、『カリスマ郵便局員』さん、さらには『今は亡き恩師』に深く感謝しております。
周りの皆様の支えで今でも体育の先生として続けていることを改めて実感します。
もちろん、ずっとそば明るく耐え続けてくれた妻、家族には多大に感謝しております。
私はご覧の通り、今はすっかり元気いっぱい。
もしかしたら、今が人生で一番元気かもしれません。
ですから、生徒さんの保護者様!!どうかご安心ください!
なぜうつ病になったのか?どう乗り越えたのか?はまた後日。
※早く知りたい方がいましたら遠慮なく聞いてください。
結構あっさり楽しくお伝えします。
さて、ここからが本題。
12月1日、
厚生労働省より、『ストレスチェック制度』が施行されました。
従業員50名以上の事業者は労働者のストレスチェックと面接指導の実施を義務付ける制度。
詳しくは『ストレスチェック制度とは』で検索ください。
要は50人以上従業員がいる会社は働く人のストレスチェックを医師、保健師、厚生労働大臣の 定める研修を受けた看護師・精神保健福祉士が実施し、うつ病などのメンタルヘルス不調を防ぎましょう!
という制度です。
さて、
このストレスチェック制度はなんのためにやるのでしょうか???
(以下、みんなのための『ストレスチェック制度』
明解ハンドブックより一部引用させて頂き、私の貴重なる経験からの意見を交えてお伝えします。)
私の意見は青文字で書かれています。
ストレスチェックの目的は大きく3つ。
1つ、高ストレス者を見つけ出す。
過剰なストレスを抱えている人を見つけ出すことで『うつ病を発症する前』にメンタルヘルスケアを受けてもらう。
私の意見!
私の場合、もっと早くメンタルクリニックに通っていれば良かったなと思います。
ただ、当時はその時間のゆとりはなく、少なくても1年以上は原因不明だと思われた倦怠感、だるさなど、その他の症状に向き合っていました。よく生きていたと思う。
まさに『なってからでは遅い!!』とはこの事、未然に防ぐには定期的なチェックが必要です。
2つ、ストレスに対する『気づき』。
自分がどのくらいストレスにさらされているのかを客観的に判断し生活習慣や仕事を見直し心のセルフケアをする。
私の意見!
ストレスが仕事にあるのか?家庭環境なのか?自分の健康問題なのか?はたまた性格?
もし、自分がストレスをため込みやすいタイプだということに気が付くことが出来れば、
自分との向き合い方、仕事に関する考え方、人との接し方を考え直すきっかけになる。
ストレスチェックをすれば、必ず何かを考えるはず。見直そうとするはず。
だから、職業・身分に限らずみんなやったほうが良いね。
ちなみに私がうつ病から脱出できたのはやはり、自分に対する『気づき』でした!
3つ、環境の改善。
パワハラや長時間の時間外労働など間違った職場のあり方をなくしストレスなく働ける職場作りに活かす。
私の意見!!
パワハラ、職場内でのいじめ・・・。
大なり小なり仕事でのストレスは必ずある。
もし職場で過剰なストレスを抱え込んでいたら・・・。
自分一人では自分を守り切れない・・・。
そんな時守ってくれるのは、やはり職場。
従業員『特に役職の上の人!』の理解なり環境つくりが大重要だと思う。
私が退職した会社、今は全く知りませんがこのストレスチェック制度についてどうお考えなのでしょうか?
私もご迷惑をおかけしたので偉そうなことは言えませんが、過去うつ病で退職した職員を思い返し、今後そのような事のない様に尽くして頂きたいです。
ここで疑問発生!!
50人以下の会社(つまり小さな会社)
私の身近な所で言えば、
幼稚園さんや保育園さんの先生や妻の働く歯医者さんの衛生士さん等、小さな会社で働く人のストレスチェックはどうするの???
小規模の事業者に関してはストレスチェックをする努力義務があるそうだ。なんだ努力義務って??義務ではないけどやった方がいいよってことか。なんかあやふやなんだけど・・・。私の意見!そもそも従業員が少ない会社ほど、人手が足りず、忙しくしてストレス溜め込んだり、小さな派閥みたいなものが出来やすく、従業員同士のいじめとかあった際、小さな組織程、逃れにくいし、少ないほどひどい上司の『教育という名のパワハラの対象』になりやすい!なんて事もある気もするんだけど。と思うのは私特有の思い込みか??私の実体験かどうかはさておき・・・・。パートやアルバイトの人は???パートやアルバイトの人も従業員に含まれますのでストレスチェックの義務があります!!
以上、詳しくは労働健康福祉機構 のHPをご覧ください。
記事の冒頭、いきなりうつ病であったことを告白してしまいましたが、うつ病は誰でもなる可能性のある身近な病気です。
私のリアル診断書 静養中に書き留めたノート。中身は誰にも見せられない・・・。
けど今見返すとなんだかウケる。
今回の『ストレスチェック制度』施行にし、以前よりも職場での『うつ』についての理解が深まると思います。しかし、うつ病という目に見えない心の病気はどうすることもできないもどかしさ、耐える辛さ、周りの目、声、焦りなどなったものしか分からない世界です。
私が味わったような辛い経験、皆さんには味わって欲しくない・・・。
今回の『ストレスチェック制度』施行に便乗した形であえて、このブログを通して公開したいと思います。
今後少しずつ、、心の健康についてもお伝えしていこうと思います。今日はここでおしまい。以上、『心の健康も考えるしょうたろう先生でした!!』